Androidのタブレットが急にロック解除できないと焦っているのではありませんか?
ここでは電源ボタンを押し直すだけの小技からGoogleアカウントでの解除、さらに初期化せずに守れるデータの残し方まで、実体験を基に順番にご案内します。落ち着いて読み進めれば大切な写真やアプリを失わずに済む確率がぐんと上がります。
まず深呼吸をして画面の文字を確かめ、次の章で紹介するステップを試してみてください。読みながら手を動かすことで、数分後にはいつものホーム画面が開き安心できるはずです。
実体験からわかるAndroidタブレットのロック解除ステップを一緒にやってみよう

タブレットの画面ロックでつまずくと「どうしよう…」って焦りますよね。あれこれ調べて試した中から、初心者でも取り組みやすい方法を4つに絞って紹介します。
- Googleアカウントでロック解除:登録済みのアカウント情報でサインインするとパターンやPINを入力せずに解除できます。
- Find My Deviceによる遠隔リセット:別の端末からログインして画面ロックをリセット可能です。
- リカバリーモードで初期化:電源+音量キー操作で起動し工場出荷状態に戻せますが、データは消えます。
- ADBコマンドでパスワード削除:USBデバッグ有効化済みならPC接続してロックファイルを消せます。
リカバリーモードで初期化すると端末内の写真やアプリがすべて消えるので注意してください。
Googleアカウントで画面ロックを解くやり方

パスワードやパターンを忘れて何度も解除に失敗したあと、まるでスマホが手元で凍りついたように感じることがあります。そんなときに助けになるのがGoogleアカウントを使った画面ロックリセットです。
Googleの「デバイスを探す」(Find My Device)にアクセスし、端末で使っているGoogleアカウントでサインインすると、遠隔で新しいPINやパスワードを設定できます。従来のロック情報を上書きするイメージで、端末のロック画面をリセットできる方法です。
このやり方なら写真やアプリなど大切なデータを消さずにロックを解除できます。活用するには、あらかじめ端末がインターネットにつながっていることと「デバイスを探す」が有効になっている点をチェックしてください。
①ロック画面でパターンを5回間違えてリセットリンクを出す
電源ボタンを押して画面を表示します。
ロック解除パターン画面で登録したパターンを4回間違えます。
5回目に失敗すると「パターンを忘れた場合」というリンクが現れます。
このリンクをタップするとGoogleアカウントで認証でき、パターンをリセットできます。
②「パターンを忘れた場合」をタップする
画面下部に表示されている「パターンを忘れた場合」をゆっくり探してタップしてください。文字が小さめなので、見落とさないように注意しましょう。
③メールアドレスを入力して次へ進む
Googleアカウントのメールアドレスを入力します。画面上の入力欄をタップしてキーボードを呼び出し、登録済みのメールアドレスを正確に入力してください。
入力が終わったら「次へ」をタップします。反応が鈍いときは画面中央を軽く押すときちんと認識されやすいです。
④Googleパスワードを入れてサインインする
表示されたパスワード入力画面で、Googleアカウントのパスワードを正確に打ち込みます。大文字小文字や数字、記号も含めてミスタイプに気をつけてください。
文字が見にくいときは入力欄の右端にある目のアイコンをタップすると、入力中のパスワードを確認できます。
もしパスワードを思い出せない場合は、入力欄下のパスワードをお忘れですか?をタップし、画面の案内にしたがってリセットしてください。
不特定多数がいる場所でパスワードを表示しないように注意しましょう。
⑤新しいロック方法を設定して完了する
新しいロック方法の一覧から好みの方式を選ぶ。ここではパターンロックを例に挙げるけれど、PINやパスワード、生体認証(指紋・顔認証)も同じ流れで登録できる。
画面に表示されたドットを指でなぞって覚えやすい形を描き、次へ進む。シンプルすぎず複雑すぎないバランスがポイント。
確認のためにもう一度同じパターンを描いたら、登録ボタンをタップ。これで新しいロック方法が有効になる。
パターンやPINを忘れると解除が難しくなるので、設定後は安全な場所にメモを残しておくと安心です。
パソコンから「デバイスを探す」で遠隔ロック解除を試す

パソコンからGoogleアカウントでログインして「デバイスを探す(Find My Device)」を使うと、手元にタブレットがなくても遠隔からロック解除や初期化が行えます。端末がインターネットにつながっていて、Googleアカウントに紐づいていればすぐに試せる方法です。
- ネット接続が必須:Wi-Fiまたはモバイル回線に接続された状態でないと遠隔操作できません。
- 強制リセットも可能
- ロックパターンやPINを忘れて起動できないときに便利
- データを消さずに再ログインできるケースも
①ブラウザーでgoogle.com/android/findを開く
まずホーム画面からChromeなどのブラウザーアプリを探してタップします。
画面上部のアドレスバーをタップして、「google.com/android/find」を正確に入力してください。
入力が終わったらキーボードのエンターキーをタップして移動します。ページが表示されるまでしばらく待ちましょう。
ログイン画面が出た場合は、ロックを解除したい端末で使っているGoogleアカウント情報を入力して先へ進んでください。
公共のWi-Fiではなく、自宅や職場など安全なネットワークで操作することをおすすめします。
②同じGoogleアカウントでログインする
画面に現れた入力欄に、タブレット設定時と同じGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードをそっと入力します。
二段階認証を有効にしている場合は、スマホに届く認証コードも忘れずに入力してください。
アカウント情報が合っていても端末がオフラインだとログインできません。Wi-Fiやモバイルデータ通信がONかチェックしましょう。
③対象タブレットを選ぶ
Googleの「Find My Device」にログインすると、画面左上に登録済みの端末一覧が表示されます。
ロック解除したいタブレット名(モデル名やニックネーム)を探してタップしてください。
端末がオフラインなら、前回のオンライン日時が表示されます。最新の情報を表示したいときは、再度ページを読み込んでみると更新されやすいです。
④「端末をロック解除」をクリックする
画面中央あたりにある「端末をロック解除」ボタンを見つけてください。
「端末をロック解除」をクリックするとGoogleアカウントのパスワード入力画面が出ます。パスワードを入れて再度クリックしてください。
⑤新しいパスワードを入力して確定する
表示された「新しいパスワード」欄に、任意の文字・数字・記号を組み合わせた強力なパスワードを入力してください。入力時に見えにくい場合は右側のアイコンをタップすると文字が表示されます。
下の「パスワードを確認」欄に同じ文字列をもう一度入力してください。両方の入力が一致すると確認ボタンがアクティブになります。
最後に画面下の「確定」ボタンをタップして変更を反映させます。
二度入力するときはコピペせずに手入力すると間違いに気づきやすいです。
⑥タブレット側で新パスワードを入力して開く
ロック解除画面に切り替わったら、新しく設定したパスワードをタブレットの画面上でゆっくり丁寧に入力しましょう。
入力が完了したら画面下の「開く」ボタンをタップするとロックが解除されます。数字を隣のキーと押し間違えないよう、タップする際に軽く確認すると安心です。
リカバリーモードで初期化してロックを外す最終手段

端末が完全にロックしてしまった場合でも、リカバリーモードから初期化することで強制的にパスワードやパターンをリセットできます。
この方法は最終手段としておすすめします。実行すると内部ストレージのデータがすべて消えるため、事前にバックアップがないことだけは覚えておいてください。
リカバリーモードはボタン操作だけで起動できるため、画面操作に一切入れない状態でも使えます。OSや端末バージョンによって操作ボタンの組み合わせは異なりますが、基本的に音量キーと電源キーの同時長押しで呼び出せます。
開発者視点のポイントとして、バッテリー残量を50%以上にしておくと電源切れによる失敗リスクを減らせます。また、メーカー公式サイトで機種別のリカバリーモード起動手順を調べてから挑戦すると安心です。
①電源を切った状態で電源キーと音量上キーを同時長押しする
電源が完全にオフになっている状態で、電源ボタンと音量上ボタンを同時に押し続けます。
約10秒ほど待つとメーカーのロゴやAndroidリカバリーモードのメニューが表示されるので、そのタイミングで両方のボタンを離してください。
機種によっては音量上ボタンではなく音量下ボタンで起動するものもあります。お手持ち端末の公式サポート情報を確認しながら試してください。
②リカバリーモードが出たら音量キーで「Wipe data」を選ぶ
リカバリーモードの画面には英語のメニューが並んでいます。音量下キーでカーソルを下に移動し、音量上キーで戻せます。「Wipe data/factory reset」まで移動しましょう。
音量下キーを1回ずつ押して「Wipe data/factory reset」までカーソルを移動します。
カーソルが合わせられたら電源キーを押して項目を確定します。
「Wipe data」を実行すると本体のデータがすべて消えます。大切な写真や連絡先は事前にバックアップしておきましょう。
③電源キーで決定する
PINコードやパターン入力後に画面上の「OK」ボタンが見当たらない場合は、端末右側の電源キーを押してください。
押すとロック解除が確定し、ホーム画面に進めます。
もし反応が鈍いと感じたら、一度画面を消灯させてから電源キー長押しで再度点灯して試してみるとスムーズに解除できます。
④「Yes」を選んで初期化を実行する
リカバリーモードの操作完了後、Factory reset data(データの初期化)と書かれた確認画面が表示されます。音量キーでメニューを移動し、Yesにカーソルを合わせて電源キーを押すと、初期化が始まります。
ここで「No」を選ぶと、リセットがキャンセルされて元の画面に戻ります。
⑤完了後「Reboot system now」を選ぶ
リカバリーモードでの初期化が終わったら、電源ボタンを押して「Reboot system now」を選びます。これでタブレットが通常の起動モードへ戻ります。
再起動後の初回起動には数分かかる場合がありますが、あわてずに待ちましょう。
⑥起動したら初期設定ウィザードでセットアップする
電源を入れると初期設定ウィザードが表示されます。画面に表示されたリストから日本語と日本を選んでください。
近くのWi-Fiネットワーク一覧が出るので、自宅や職場のSSIDをタップし、パスワードを入力して接続してください。
既にアカウントを持っている場合はメールアドレスとパスワードを入力します。初めてならアカウントを作成してください。
過去に使っていたAndroid端末のバックアップがあれば、クラウドからデータを復元できます。必要なければスキップできます。
PINコード、パターン、指紋認証など好みのロック方法を選びます。セキュリティ強化のために必ず何か設定しましょう。
位置情報や自動バックアップ、利用統計への参加など、各種GoogleサービスのON/OFFを選べます。好みに合わせて切り替えてください。
Wi-Fi接続前は自動バックアップをOFFにするとデータ通信量を節約できます。
ロック解除をマスターしたら毎日をもっとラクにする応用ワザ

ロック解除がスムーズにできるようになると、その先に広がる便利技がたくさんあります。ここでは実際に試して「なるほど!」と感じた応用ワザを紹介します。毎日の操作がもっとラクになって、ちょっとした時間を節約できるようになります。
応用ワザ | 便利な活用シーン |
---|---|
スマートロック(信頼できる場所) | 自宅や職場でBluetoothやWi-Fiを使って自動ロック解除し、いちいちパスワードを入力せずに端末を使い始められる |
NFCタグによるワンタッチ起動 | デスクや玄関に貼ったNFCステッカーに端末をかざすだけで、特定のアプリをロック画面から直接開く |
生体認証の切り替えショートカット | 指紋が読み取りにくいときは顔認証にワンタップで切り替え、スムーズにロックが外せる |
音声コマンドでハンズフリー解除 | 手がふさがっているときにGoogleアシスタントやBixbyに話しかけてロック画面を解除し、そのまま操作を続けられる |
ロック画面ショートカット配置 | よく使うアプリや連絡先をロック画面のショートカットに並べて、解除後すぐに目的地へジャンプできる |
指紋認証に切り替えて素早く開く

タブレットのロック解除でパターンやPINの入力がもたつくときは、指紋認証に切り替えてみましょう。最新OSならセンサーの精度がすこぶる良くて、軽くタッチするだけでサクッと画面を開けます。
- 軽く触れるだけでパッと解除できる
- マスク装着中でも問題なく認証できる
- 指を複数登録できて複数人で使いやすい
- パターンやPIN入力よりも安全性が高い
設定アプリからセキュリティを開き指紋追加をタップする
設定アプリの歯車アイコンをタップしてメニューを開きます。リストからセキュリティを選んでください。その中にある指紋認証もしくは指紋管理を押し、画面下の指紋を追加をタップします。
画面の指示に従い指を数回タッチして登録する
円形のセンサーに指先をそっと置いて、ブルッと振動やビープ音が鳴ったらいったん離します。指先の位置を少しずらして再度置く操作を画面の緑色丸枠がしっかり埋まるまで繰り返しましょう。指紋の濃淡や角度をまんべんなく登録すると、認証の成功率がぐっとアップします。
保護フィルムや手の乾燥具合で読み取りにくくなることがあります。うまくいかないときはフィルムを外したり、軽く指先を湿らせたりしてみてください。
完了後ロック方法を指紋優先に設定する
ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップしてください。
「セキュリティ」または「画面ロックとセキュリティ」をスクロールして見つけ、タップします。
「画面ロック方法」をタップし、リストから指紋を最上位にドラッグ&ドロップして優先します。
画面下の「保存」または戻るボタンで変更を適用すると、次回から指紋で最速にアンロックできます。
リストの順番を変えられない機種もあります。その場合は画面ロック方法の一覧から不要な方法をオフにしてください。
スマートロックで家では自動解除にする

スマートロックを使うと、家のWi-Fiに接続したり家族のBluetoothスピーカーを近くに置くだけでタブレットのロックが自動的に外れるので、朝のコーヒー片手にパスワード入力をスキップできます。最新のAndroid13以降では、設定>セキュリティ>スマートロックから「信頼できる場所」や「信頼できる端末」を設定するだけで使い始められます。プログラマー視点では、GPSよりもWi-Fiネットワークをトリガーにすると安定度がアップするのでおすすめです。
設定アプリのセキュリティからスマートロックを選ぶ
設定アプリを開いたら、画面上部の検索バーに「スマートロック」と入力するか、下にスクロールしてセキュリティをタップしてください。次に表示されるメニューからスマートロックを選びましょう。設定画面内のレイアウトは端末によって少し変わるので、メニュー名で探すのがおすすめです。
信頼できる場所をタップし自宅の位置を登録する
設定アプリを開いて「セキュリティとプライバシー」をタップしてください。
「スマートロック」を選び、画面のロックを解除します。
表示された「信頼できる場所」をタップすると地図が表示されます。
地図上のピンを自宅付近にドラッグして位置を合わせ、「保存」をタップしてください。
登録した場所にいる間はロック解除をスキップできる
ホーム画面から設定アプリを選んでタップしてください。
表示されたメニューの中からセキュリティと現在地をタップします。
画面を下にスクロールしSmart Lockをタップした後、画面ロックの解除方法を求められたらPINかパターンで認証してください。
Smart Lockのオプションから信頼できる場所を選びます。
「場所を追加」をタップし、地図画面で住所を検索するかピンを移動して登録したい地点を設定してください。最後に保存をタップします。
指定した場所はGPS情報に基づくため、建物の中では誤差が出やすい点に気をつけてください。
回復用PINを安全にメモしてうっかりに備える

画面ロックのパターンを忘れたときの最後の頼みの綱として、回復用PINを活用すると安心です。このPINは、設定したパターンの代わりに入力することでロックを解除できるので、うっかり忘れても途方に暮れる心配がぐっと減ります。
回復用PINはネット上に放置すると危険なので、手書きでノートに残すか信頼できるパスワード管理アプリに登録しておきましょう。ノートに書くときは封筒に入れて目立たない場所にしまうとさらに安心ですし、管理アプリを使えばスマホやPCと同期できるので、どこからでも確認できます。
いずれの方法でも大切なのは、タブレット本体やその周辺に並べて保管しないことです。万が一のときにすぐ取り出せつつ、他人の目には触れない場所を選ぶことで、回復用PINの安全性を高められます。
設定アプリで画面ロックをPINに変更する
ホーム画面かアプリ一覧から歯車アイコンの設定をタップして起動します。
上部の検索アイコンをタップし、「画面ロック」と入力して表示された項目を開くと迷わずたどり着けます。
「画面ロックの種類」からPINをタップして選びます。
画面の指示に従って4〜16桁の数字を入力し、確認のため再入力します。
「完了」をタップするとPINロックに変更され、次回から数字入力で解除できるようになります。
決めたPINをオフラインのメモ帳に書いて保管する
いつでも手元で確認できるように、セキュリティソフトに依存しない紙のメモ帳やノートを用意してください。
機種依存文字や省略なしで、間違いのないように丁寧に記入してください。
引き出しや鍵付きボックスなど、第三者が見つけにくい場所で保管しましょう。
PINを写真に撮ったりオンラインに保存したりすると不正アクセスのリスクが高まります。
クラウドではなく金庫や引き出しに入れておく
まずは暗号化したUSBメモリやSDカードにタブレットのバックアップを取りましょう。安全な場所に保管するため、湿気や高温を避ける金庫や鍵付き引き出しを選びます。
バックアップ媒体には日付とデバイス名をラベルで記入し、いつ作成したデータか分かるように整理しておくと見つけやすくなります。
プログラマーならではの視点では、半年に一度くらいはデータの整合性をチェックして、必要に応じて新しい媒体に移し替えると安心です。
よくある質問

- パターンを何度も間違えてしまい、しばらく操作できません。どうしたらいいですか?
パターンを5回以上間違えるとしばらくロックがかかりますが、あわてないで大丈夫です。画面に表示される待ち時間が過ぎたら、ゆっくり正しいパターンを入力してみてください。どうしても思い出せないときは、Googleアカウントでロック解除できる場合があります。ロック画面の「パターンを忘れた場合」ボタンをタップすると、画面の案内に従ってGoogleアカウントでサインインし、再設定できます。
- PINコードを忘れてしまいました。工場出荷時に戻すしかないですか?
CAPTCHA対策でうまく解除できない場合は、事前にバックアップがあればリセットも安心ですが、工場出荷時に戻さずに試せる方法があります。パソコンとUSBケーブルがあれば、Androidデバイスマネージャー(Googleの「デバイスを探す」)で遠隔ロック画面から新しいPINを設定可能です。ただし端末で「リモート操作を許可」してある必要があります。設定済みなら、PCで専用ページにアクセスして新しいPINを決めてみてください。
- 画面がタッチしても反応しなくてロック解除できません。どうすればいいですか?
タッチ反応がないときは、まず電源ボタンで再起動を試してください。再起動後も反応しないときは、画面の保護フィルムを外してみてください。まれにフィルムが厚すぎてタッチを妨げることがあります。それでもダメな場合は、安全モードで起動してみましょう。電源オフ画面で電源長押し→「電源を切る」を長押し→「再起動してセーフモード」をタップするとOKです。不具合のあるアプリを切り分けられます。
バッテリーが切れたままでもロック解除の操作はできる?
バッテリーが完全に切れていて電源オフの状態では、画面表示も認証センサーもまったく動きません。そのためロック解除操作はできません。
USBケーブルでつないで数分間だけでも充電が始まれば、画面が起動して指紋認証やPIN入力などが使えるようになります。PCのUSBポートやモバイルバッテリーを活用すると外出先でも手早く復帰できるので、ケーブルは常に携帯しておくと安心です。
Googleアカウントのパスワードを忘れたときはどうしたらいい?
Androidタブレットの画面ロックがGoogleアカウントで管理されている場合、パスワードを失念しても端末をまっさらにせずに再ログインを試みられます。端末に設定したGoogleアカウントをそのまま使うので、写真やアプリデータを残したまま画面ロックだけ解除できるのが大きなメリットです。
パスワード再設定は別のスマホやPCからでもできるので、タブレットがロック中でも問題ありません。Googleの本人確認手順に沿ってメールやSMSのコード認証を行うだけで、新しいパスワードがすぐに設定可能です。
ただし、本人確認に使う連絡先情報をあらかじめGoogleアカウントに登録しておく必要があります。事前準備ができていれば、慌てず落ち着いて再設定画面の案内に沿うだけでスムーズに解除できます。
工場出荷状態に戻したら写真やアプリは消える?
- 工場出荷状態に戻したら写真やアプリは消える?
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工場出荷状態に戻すと、Android内部のデータがすべて初期化されます。そのため、本体に保存している写真やインストール済みのアプリは消えてしまいます。
大切な写真はGoogleフォトやPCへの転送でバックアップしておくと安心です。アプリはGoogleアカウントと連携しているものなら再インストールできますが、アプリ内データは別途バックアップが必要です。実際に、以前SDカードに写真を移しておくことで初期化後も残せた経験があるので、SDカード対応機種なら活用してみてください。
指紋センサーが読み取らないときの対処法は?
指紋センサーが読み取らないときは、センサー面の汚れや指の置き方が原因になっていることが多いです。
すぐに試せる方法として、柔らかい布でセンサーを優しく拭いてから、再度登録済みの指を軽くスワイプしてみましょう。データを消さずにさっと解決できるので、慌てず気軽に試せます。
それでも改善しない場合は、設定画面から指紋データを削除して再登録するのがおすすめです。再登録の手間はかかりますが、数分で新しい認識を整えられるのが魅力です。
まとめ

Androidタブレットのロック解除には、まず電源ボタン長押しで再起動してみるのが手軽です。それでも改善しないときは、リカバリーモードでキャッシュを消去して動作を整えたり、最終手段として端末初期化を実行したりすると、固まっていたロック状態が解除できることがあります。設定画面に入れる場合は、セキュリティ設定にあるSmart Lockや指紋・顔認証の登録情報を見直したり、Googleアカウントを使ったリモート解除機能を活用したりすると新たな解決策が見つかるかもしれません。
それでもどうしても解除できない場合は、メーカー公式サポートや信頼できる修理店に相談するのが安心です。ここで紹介した手順を順番に試せば、慌てずに問題を乗り越えられるはずですので、ぜひ落ち着いてチャレンジしてください。