Androidで撮影した写真を移したくてusbメモリを挿したのに認識しないまま途方に暮れているのではありませんか?
このガイドでは、スマートフォンの設定からusbメモリの状態確認、相性の良いアダプタ選び、安全なフォーマットまで、実体験を基に迷わず進める流れを順序立てて紹介します。結果として、ケーブルを差し直すだけでファイル交換ができる安心感が得られます。
準備が整ったら、以下の手順を確認しながら進めれば、初めてでも数分で写真も動画も移動できるようになります。
AndroidがUSBメモリを認識しないときにまず試す手順

USBメモリをAndroid端末に挿したのに無反応だと心配になりますよね。まずは深呼吸して、次のポイントを順番にチェックしてみましょう。
- ケーブルとポートの状態を確認:ケーブルの断線や端子のホコリを拭いて接触不良を防ぎましょう。
- OTG対応か確かめる:端末がOTGに対応しているか、OTGケーブルやアダプタの向きもあわせて確認してください。
- USB設定を「ファイル転送」に切り替え:挿したあとは通知領域を下ろしてUSBモードをチェックしましょう。
- ファイルシステムをチェック:Android標準はFAT32やexFATに対応。NTFSだと認識しないことがあります。
- 端末を再起動:一時的なシステムのもたつきは再起動でスッキリ解消することがあります。
- 別のファイラーアプリを試す:ファイル管理アプリ「Files by Google」などで認識できるか確認してみましょう。
Type-C端子に直接挿してみる方法

Android13以上を搭載したスマホなら、Type-C端子が直付けされたUSBメモリをそのまま挿すだけで使えます。FAT32やexFATといった一般的なフォーマットに対応していれば、ほとんどの場合タップ操作なしでストレージとしてマウントされる手軽さが魅力です。
プログラマー視点のコツとしては、端子を挿して反応しないときに開発者向けオプションから「USB設定」を「ファイル転送(MTP)」に切り替えてみることです。これでホストモードが有効になり認識率がグンと上がるので試してみてください。
①スマホの電源を切ってからUSBメモリをまっすぐ差し込む
USBメモリを挿す前にスマホの電源を完全にオフにしてください。電源オンの状態だとバックグラウンドで動くプロセスが邪魔をして認識がうまくいかないことがあります。
ケーブルや変換アダプタを使う場合は、端子がまっすぐになるように優しく差し込んでください。斜めに押し込むとコネクタを痛めたり、接触不良の原因になります。
電源オフ後は内部処理が落ち着くまで5秒ほど待つと認識が安定しやすくなります
②電源を入れて通知バーに「USBドライブを充電で使用」と出るか確認
電源を入れたら画面上部から下にスワイプして通知バーを開いてください。そこにUSBドライブを充電で使用と出ていれば準備完了です。
表示が出ないときはケーブルを外して向きを変えてから再度差し込んでみましょう。
③出ない場合は設定アプリの「ストレージ」を開く
ホーム画面から設定アプリをタップして起動します。
画面を下にスクロールし「ストレージ」または「デバイスケア」を探します。
機種によっては「一般」の中に入っていることがあります。
見つかったらタップして内部ストレージの使用状況を確認します。
④表示されたUSBをタップして「マウント」を選ぶ
画面上部に「USBドライブが接続されました」という通知が出ます。ステータスバーを下にスワイプして、接続されたUSBメモリの名前を探してください。
該当するUSB名をタップすると、「マウント」と「取り外し」が並んだメニューが表示されます。マウントを選ぶと準備完了です。
数秒待てばファイルアプリや外部ストレージ一覧にUSBメモリが現れ、スマホ内部と同じように中身を開けるようになります。
通知が消えてしまったら、ファイルアプリを開いて「外部ストレージ」欄から再度USB名をタップするとマウント画面に戻せます。
OTGアダプターを使う方法

OTGアダプターをスマホの端子にパチッと挿すだけで、いつもの充電口がUSBメモリの受け口に早変わりします。ドライバを追加したり設定画面をゴソゴソ探したりせずとも、ファイルブラウザを開けばそのまま中身を見たりコピーしたりできる手軽さが魅力です。ただしスマホ側の電力供給にゆとりがない場合は、読み込みが不安定になることもあるので少し注意がいります。
- かんたん接続:OTGアダプターを挿すだけで準備完了
- ドライバ不要:Androidの標準機能でそのまま認識
- 持ち運びラク:小型アダプターならポケットに忍ばせてOK
①OTGアダプターにUSBメモリを差し込む
USB-A端子がある側にUSBメモリを合わせて、表裏に気を付けながらそっと差し込みます。
奥まで入ると軽いクリック感があるので、そこでしっかり止まっているか確かめてください。
無理に押し込みすぎると端子が曲がることがあるので、優しく差し込むのがポイントです。
②スマホのType-C端子へゆっくり接続する
スマホ側のType-C端子カバーを外して、USBメモリのコネクタ向きが合っているか確認してください。ここで勢いよく押し込まないことが大事です。
ゆっくり差し込むと、内部の接点がしっかり噛み合って認識ミスを減らせます。以前、勢いよく挿したときに反応しなかったですが、優しく挿し直したらすぐ認識しました。
③通知バーに「USBストレージを使用」と表示されたらタップ
画面上部からゆっくり指を下にスワイプして通知バーを開きます。通知が全て表示されないときは、もう一度プルダウンすると詳細が見えます。
「USBストレージを使用」や「USB for file transfer」といった文言が出たら、その通知をタップしてください。端末メーカーによって表現が少し変わることがあるので、似た表示を探しましょう。
タップ後に表示されるアクセス許可のダイアログでは必ず「許可」を選びます。これでAndroidがUSBメモリを読み込めるようになります。
④ファイルマネージャーが開いたら読み書きを試す
ファイルマネージャーが立ち上がったら、まずUSBメモリの中身が見えるか確かめましょう。写真やテキストをタップして開き、読み込みが正常に動くかチェックします。そのあと、スマホ内のファイルをコピーしてUSBメモリへ貼り付けて書き込みテストを行います。
画面に表示されたUSBメモリのアイコンをタップし、フォルダの中身が表示されるか確認します。
スマホ内の写真やテキストを長押しして「コピー」を選び、USBメモリのフォルダ内で「貼り付け」をタップします。
貼り付けたファイルをタップし、正常に開くかどうか確かめます。
フォーマット形式がNTFSだとAndroidで書き込みできない場合があります。FAT32やexFATでフォーマットしておくと安心です。
外部電源付きUSBハブを使う方法

Android端末だけだとUSBメモリに必要な電力をまかないきれず読み込みに失敗することがあります。そんなときは外部電源付きUSBハブをつなぐと、安定した電力が確保できて認識エラーをぐっと減らせます。
- 安定電力:外部アダプターから給電されるので読み込みエラーを防ぎやすい
- 拡張性:複数のUSB機器を同時に接続できて便利
- 大容量対応:バスパワーだけでは動かない機器も動作する
①USBハブの電源をコンセントへ接続
USBハブに付属しているACアダプターを用意してください。ケーブルが抜けないようにしっかり差し込み、壁のコンセントに挿します。
アダプターのランプが点灯すれば正常に通電しています。もし点かないときはプラグの向きを変えたり、別のコンセントを試してみましょう。
バスパワー専用モデルはACアダプター不要ですが、USBメモリを複数接続するならACアダプター対応(セルフパワー)モデルを選ぶと安定します。
②USBメモリをハブに差し込む
USBメモリをパソコン用のUSBハブにしっかり差し込みます。向きをそろえて軽く押し、カチッという感触を確かめましょう。
差し込みにくいときは、ほこりやゴミがないかやさしく確認してください。それでも固い場合は、別のポートを試すとスムーズです。
注意点 バスパワー専用のハブだと電力不足で認識しないことがあります。外部電源付きハブを試してみましょう。
③ハブのType-Cケーブルをスマホへ接続
ハブのType-C端子をスマホの充電ポートにまっすぐ差し込みます。ゆっくり動かして端子やポートを傷つけないようにしましょう。
差し込むとスマホの画面に「USBアクセサリが接続されました」と出ることがあります。この表示が出れば接続成功です。
機種によっては少し奥まで押し込まないと認識しないことがあります。手で軽く前後に動かしながらしっかり差し込んでください。
④通知バーに表示されたUSBをタップしてアクセスを許可
画面上部から指を下にスワイプして通知バーを開きます。USB接続の通知が表示されたらそこをタップしてください。
通知が出ない場合はいったん画面をスリープさせて再度ロック解除すると再表示されることがあります。
ファイルシステムをスマホで整える方法

USBメモリをスマホに挿しても反応しないとき、まず疑いたいのがファイルシステムの不一致です。AndroidはFAT32やexFATに対応していますが、NTFSや独自フォーマットのままだと読み込みがストップしてしまいます。
スマホだけでファイルシステムを整えておけば、PCを起動せずにさくっとデータにアクセスできるようになります。
- スマホ単体でフォーマット:Android標準機能または専用アプリでFAT32/exFATに変更できます。
- NTFS対応アプリも活用:どうしてもNTFSを使いたいときは「Paragon」などのアプリで変換なしに読み書きできます。
- エラー領域を一掃:不良セクタや余計なパーティションを消して動作を安定化できます。
こんなときにおすすめです:USBメモリが古いフォーマットだったり、突然読み込めなくなったりした場合は、スマホ上でファイルシステムを見直すだけで驚くほどスムーズに動き出します。
①設定アプリの「ストレージ」からUSBを選ぶ
ホーム画面から設定アプリをタップしてストレージ(保存領域)を探します。機種によっては「デバイスケア」内に収納されていることがあるので画面を下までスクロールしてください。
ストレージ画面に入ると「USBメモリ」など接続中の外部メディアが表示されるのでタップします。これでAndroidがマウント処理を開始し認識できるようになります。
②右上のメニューから「フォーマット」を選択
画面右上の三点リーダーアイコンをタップしてメニューを開き、一覧の中からフォーマットを選びます。
フォーマットすると中身が全て消えます。大切なデータはあらかじめバックアップしてください。
③「外部ストレージとして使用」を選び「消去してフォーマット」をタップ
設定画面で外部ストレージとして使用を選びます。
次に表示される消去してフォーマットをタップしてください。
これでAndroid端末側でUSBメモリが外部ストレージとして認識できるようになります。
USBメモリ内のデータはすべて消去されます。大切なファイルは事前にバックアップしておきましょう。
④完了後にUSBメモリが一覧へ自動表示されるか確認
完了後にファイル管理アプリを開いて、画面左上のメニューアイコンをタップしてください。ストレージ一覧の中にUSBドライブやUSBメモリの名前が自動で表示されているか確認しましょう。
表示されないときは一覧画面を下に引っ張って更新すると、新しくマウントされたUSBメモリが現れることがあります。
USBメモリが認識できたら広がる便利ワザ

USBメモリがAndroidで認識されるとデータ移動だけじゃなく効率よく使いこなせる応用テクニックが広がります。
応用テクニック | 活用シーン |
---|---|
ファイル整理自動化 | 専用アプリでフォルダ振り分けして写真と書類を自動仕分け |
即時バックアップ | カメラ撮影後にUSBへワンタッチで写真をコピー |
メディア直再生 | 音楽や動画をストリーミングアプリを使わずに直接再生 |
暗号化USB | パスワード保護アプリで大切なファイルを安全に管理 |
携帯起動環境 | ポータブルアプリをUSBから起動して設定を持ち歩き |
ファイルを一気にスマホへコピーして作業時間を短縮

USB OTGケーブルを使ってUSBメモリを直接スマホに接続し、ファイルマネージャーでフォルダごと一気にコピーすると、いちいち個別に選ぶ手間が省けてサクッと準備が整います。
- 大量ファイルを一度に移動:フォルダまるごとコピーすれば時間を大幅にカット
- 転送中もスマホ操作OK:バックグラウンド転送で他の作業も同時進行
- 手順がシンプル:最初にまとめて完了させれば再接続の煩わしさゼロ
長押しでまとめて選択し「コピー」をタップ
ファイルマネージャーでコピーしたいファイルやフォルダを長押しするとチェックマークが付くので、続けて他のアイテムをタップしてまとめて選択します。画面上部に表示されたコピーアイコンかメニューの「コピー」をタップしてください。
内部ストレージの好きなフォルダーで「貼り付け」をタップ
コピー済みのファイルを入れたいフォルダーを開いたら、画面下にある「貼り付け」をタップしてください。あっという間にファイルがフォルダー内に収まります。
写真と動画をUSBメモリへ日々バックアップ

カメラロールがすぐいっぱいになって慌てること、わかります。そんなときはUSBメモリに毎日パッとバックアップする仕組みを取り入れると安心です。Android標準の「ファイル」アプリや手軽な自動化アプリを使えば、夜寝る前にケーブルを挿すだけで最新の写真や動画がUSBメモリに保存されます。
Googleフォトで「デバイスのフォルダ」を開く
スマホのホーム画面かアプリ一覧からGoogleフォトをタップして開きます。
画面下部にある「ライブラリ」をタップして切り替えます。
画面を下にスクロールしてデバイスのフォルダを探し、USBメモリ名や「DCIM」などの項目をタップします。
共有メニューから「外部ストレージへ保存」を選ぶ
ファイルビューアや写真アプリで保存したいアイテムを開いたら、画面右上の共有アイコンをタップします。表示されたメニューを横にスワイプすると「外部ストレージへ保存」が見つかるので、そこを選びましょう。もし見当たらないときはリスト末尾の「その他」をタップすると候補に現れることが多いです。
大容量映画をストレージに入れてオフライン再生

スマホのストレージが足りなくて見たい映画を入れられないとき、USBメモリに大容量の動画を入れておけば安心ですよ。
外部ストレージに4GB以上のフルHDや4K動画を置くと、本体容量をまるごと節約できます。端末がサクサク動くまま、バッテリー消費もおだやかになるのがうれしいポイントです。
使い方はかんたんで、ファイルマネージャーアプリからUSBメモリに動画ファイルをコピーし、Android標準の「ファイル」アプリや好きな動画プレイヤーで直接開くだけ。ネットなしでもお気に入りの映画が思いどおりに楽しめます。
PCで映画ファイルをUSBメモリへコピー
USBポートにUSBメモリをしっかり差し込みます。起動音やPC画面の通知で認識を確認してください。
エクスプローラーを開き、保存先のフォルダまでたどります。必要なら検索ボックスに拡張子(例.mp4)を入力すると早いです。
映画ファイルを右クリックして「コピー」を選ぶか、ファイルをドラッグ&ドロップでUSBメモリのフォルダに移します。
タスクトレイのUSBアイコンをクリックして「取り出し」を選びます。完了メッセージが出たらUSBメモリを外してください。
USBメモリがFAT32形式だと4GB以上のファイルをコピーできません。大きな映画ファイルはexFAT形式にフォーマットしておくと安心です。
スマホでVLCなどのプレイヤーを開きUSBメモリを選択
ホーム画面かアプリ一覧からVLCをタップして開いてください。
左上の≡アイコンをタップしてメニューを開き、「ディレクトリを開く」を選んでください。
表示された一覧からUSBドライブをタップしてください。
USB内の動画や音楽ファイルを見つけてタップすれば、そのまま再生がスタートします。
初回はストレージアクセスの許可を求められることがありますが、USB内のファイルを使うために必ず「許可」を選んでください。
よくある質問

- AndroidでUSBメモリを挿してもファイルが出てこないのはなぜ?
-
USBメモリを挿したまま充電ポートを「充電のみ」モードにしていると、データ転送できないことがあります。経験上、設定画面でUSB接続モードを「ファイル転送」に切り替えるとサクッと認識しました。
- OTGケーブルが必要って本当?
-
はい、AndroidスマホはそのままだとUSBメモリを直接受け付けない機種が多いです。OTG対応のケーブルや変換アダプタを使うときちんと給電されて認識しました。純正品だと安定感が高いですよ。
- どんなファイルシステムでフォーマットすればいい?
-
小さめのファイル中心ならFAT32、大容量ファイルを扱うならexFATがおすすめです。自分はNTFSで試したら認識しなかったので、exFATに変えたら一発で読み込みました。
- それでも認識しないときはどうしたらいい?
-
別のAndroid端末やPCで読み込みを試し、USBメモリ側に問題がないか確認しましょう。端末再起動や差し込み口のクリーニングも実際に効果がありました。
スマホ側でOTG設定が見つからないときは?
端末によってはOTGトグルが設定画面に見当たらないことがあります。そんなときは、開発者向けオプションから隠れたスイッチを呼び出してみたり、USB接続モードの設定画面でマウントを切り替えてみるといいでしょう。また、ワンタップでマウント管理したい場合はOTG対応のサードパーティーアプリを活用すると便利です。これなら設定項目を探し回らずに、すっきり使いこなせます。
古いUSBメモリは使えない?
昔に使っていたUSBメモリをAndroidに挿してもピクリともしないことがあると焦りますよね。OSや端末が新しくなるたびに接続まわりの仕様が変わるので、古い規格のUSBメモリだと認識しにくくなることがあります。
特にUSB1.1や初期のUSB2.0規格のメモリは電力供給が弱いうえ、Windows用にフォーマットされたFAT16のままだとAndroid側でスルーされることもあります。小さなコネクタ形状のタイプだと、そもそもOTGケーブルとの相性が悪いケースも経験しました。
もし手元に古いUSBメモリしかないときは、まずPCでFAT32やexFATに再フォーマットしてから試してみましょう。それでもダメなら最新規格のUSB3.0タイプを使うか、電力供給が安定するUSBハブ経由で接続するとグッと成功率が上がります。
差し込んでも点灯しないのはスマホの故障?
USBメモリを差してもスマホがピクリとも動かないとき、「端末がおかしくなった?」と焦りますよね。でも実は、そもそもOTG機能がオフになっていたり、端子の接触不良だったりすることがほとんどです。
- OTG(USB On-The-Go)機能が端末でサポートされているか
- 別のUSB機器(マウスやキーボード)で反応するか
- 充電端子やUSBポートの汚れ・破損の有無
これらを確認すると、スマホ本体の故障かどうかがスッキリ分かります。例えば他の機器も認識しないなら端子まわりをクリーニングすれば直るかもしれませんし、OTG自体が非対応なら設定をいじる必要もありません。
フォーマットするとデータは戻せる?
フォーマットするとUSBメモリのファイル管理情報が初期化されてデータ自体が見えなくなります。
ただし、専門的な復旧ソフトで読み取りを試みれば、消えたファイルを取り戻せる場合があります。しかし完全保証されないのであしからずです。
- 復旧ツールをPCにインストールしてスキャン
- フォーマット直後は書き込みを控えて上書きを防ぐ
- USBメモリを直接PCポートで使うと安定
重要ポイント:フォーマットはデータを消す操作なのでなるべく避けて、どうしても必要な場合はバックアップを取ってから進めてください。
マウント解除はどうやる?
USBメモリをAndroidから取り外す前に行うマウント解除は、大事なファイルを守るための安全装置のようなものです。電源オフでいきなり抜くとデータが壊れたり読み込みエラーが起きたりするので、まずはきちんとマウント解除をしてあげましょう。
Android 13以降なら、画面上部をスワイプして通知パネルにある「USBメモリを安全に取り外す」をタップするだけ。もし通知に出てこなければ、設定アプリのストレージ→USBメモリ項目を開いて「取り外し」を選ぶ方法もあります。ファイル管理アプリから直接解除できることもあるので、使い慣れた方法でサクッと処理しましょう。
まとめ

Android端末がUSBメモリを認識しないときは、まずOTGケーブルの向きや接続ポートのガタつきをチェックしてください。そのあと、画面に表示されるUSB設定画面で「ファイル転送」を選ぶと、端末がストレージとしてきちんと読み込んでくれます。
もしまだ認識しない場合は、USBメモリのファイルシステムを見直します。AndroidではFAT32とexFATが使えるので、パソコンでフォーマットし直すと相性トラブルが減ります。また、対応アプリを使うと隠しフォルダや大容量ファイルも扱いやすくなります。
以上の手順を押さえれば写真や動画、ドキュメントのやりとりが一気にラクになります。使い終わったら通知から安全に取り外して、スマホ×USBメモリの便利なデータライフを楽しんでください。