AndroidスマホでChromeのアップデート通知が出ても何を押せばいいのか迷ってしまうことはありませんか?
ここでは長年の開発経験から得た実践的な手順を丁寧に示し、たった数分で安全に更新を完了し、動作の安定と最新の保護機能を同時に手に入れる方法をお伝えします。さらに通信量を抑える節約ワザや不具合を防ぐ確認ポイントも合わせて整理しています。
手順に沿って進めれば複雑な設定は不要です。今すぐスマホを手元に置き、快適で安心なウェブ体験へ一歩踏み出しましょう。
AndroidでChromeをアップデートするやさしい流れ

Chromeを安心して使い続けるには、定期的な更新がとても大事です。古いバージョンだとセキュリティ面が不安になったり、新しい機能を使えなかったりします。
Android端末でChromeをアップデートする方法は大きく分けて2つあります。
- Playストアからの自動更新:最もかんたんで手間いらず。設定さえオンにしておけばバックグラウンドで最新版を取得します。
- 公式サイトからの手動更新:ロールアウト待ちをせずに最新ベータ版や特定バージョンを試せます。
GooglePlayストアから更新する

GooglePlayストアからの更新は画面をタップするだけで進められるから初めてでも安心です。
Playストアのアプリ一覧を開いてChromeを選び更新をタップすれば最新バージョンがすぐに入ります。通信が安定したWi-Fi環境なら失敗しにくく、設定で自動更新をオンにしておけば手間いらずで常に最新のセキュリティや新機能が手に入るのが嬉しいポイントです。
①ホーム画面でPlayストアを開く
まずは画面ロックを解除して、ホーム画面を表示しましょう。
アイコンが並ぶ中から、三角形のカラフルなPlayストアを探してください。
見つけたらそっとタップして、ストアアプリを起動します。
②検索欄でChromeを入力する
まず画面上部にある虫眼鏡アイコンか検索欄をタップしてください。キーボードが表示されたら「Chrome」と入力しましょう。
文字を少し入力すると候補がリストアップされるので、リストからChromeを選ぶとすばやく入力できます。
③更新ボタンをタップする
GooglePlayストアのChromeページにある更新ボタンを見つけてタップします。タップすると最新版のファイルが自動でダウンロードされ始めますので、しばらく操作を控えて待ちましょう。
④更新完了を待ち起動する
更新ボタンをタップすると自動でダウンロードとインストールが進みます。ダウンロード状況は画面を閉じても通知パネルで確認できますので、100%まで完了するまでゆったり待ちましょう。
インストールが終わるとボタンが「開く」に変わります。そっとタップして最新版のChromeを起動しましょう。
もし動作が不安定に感じたら、スマホを一度再起動したり、設定→アプリ→Chromeでキャッシュをクリアするとスムーズになります。
システムアップデートでChromeを最新版にする

Android本体の更新を行うと、メーカー提供の仕組みで入っているChromeも一緒に新しくなります。とくにPlayストアが利用できない環境でも、システムアップデートからまとめて安全に最新化できるのが魅力です。端末の設定を開いて「システム」→「システムアップデート」をタップし、利用可能なアップデートがあればダウンロードして再起動するだけです。夜間に自動適用をオンにしておけば、寝ているあいだにこっそり最新版にしてくれるのでとても楽です。プログラマー目線では、安定性の高いビルドを選べるメーカー別の更新オプションもあるので、心配なときは少し待ってから適用すると安心です。
①設定アプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧を下からスワイプして開いてください。
歯車マークの設定アイコンを探してタップします。
②システム→システムアップデートを選ぶ
設定アプリを開いたら、歯車アイコンから一覧をスクロールしてシステムを探してタップします。
システム画面の中にあるシステムアップデートを選ぶと、インストール可能なOSバージョンが確認できます。
アップデート前はWi-Fi接続とバッテリー残量の十分な確認が安心ポイントです。
③更新を確認をタップする
Chromeの詳細ページを開いたら、画面中央あたりにある更新を確認ボタンを探してください。
見つかったら優しくタップすると、自動で最新版のダウンロードが始まります。終わるまではネットワークが安定した環境でお待ちください。
④再起動して完了を確かめる
電源ボタンを数秒長押ししてメニューを呼び出し、「再起動」をタップしてください。
再起動後にChromeを開き、右上の三点アイコン→設定→Chromeについてを選ぶと最新バージョンかどうかを確認できます。
APKを手動で入れる裏ワザ

Playストアの更新がまだ届いていないときでも、公式サイトや信頼できるミラーから直接ChromeのAPKをダウンロードしてインストールできます。これなら最新機能をすぐに試せるうえ、地域や端末による配信遅れを気にせずアップデートできるのが嬉しいポイントです。
インストール前に設定から「提供元不明のアプリのインストール許可」をオンにしておけば、そのままモバイルデータやWi-Fiでも手軽に作業可能です。プログラマー視点では、ダウンロードしたAPKの署名情報をチェックしておくと安全性が高まります。
①設定で提供元不明のアプリを許可する
ホーム画面またはアプリ一覧から歯車アイコンの設定アプリをタップします。
「アプリと通知」を選んでから「詳細設定」をタップし、「特別なアプリアクセス」を開きます。
リストからChromeを見つけてスイッチをオンに切り替えます。
インストールが終わったら提供元不明のアプリ設定はオフに戻すと安全です。
②信頼できるサイトからChromeAPKをダウンロードする
ChromeAPKを配布している代表的なサイトに、APKMirrorやAPKPureがあります。ブラウザで「apkmirror.com」または「apkpure.com」にアクセスしてください。
どちらのサイトも公式署名を保持したままファイルを提供しているので、安全性が高いと実績があります。
検索欄に「Chrome」と入力し、最新の安定版リリースを選びます。端末がARMまたはARM64の場合は対応版を、x86端末ならx86版を選択してください。
AndroidのOSバージョン(例:Android13)に合ったAPKを選ぶとインストール時エラーが出にくくなります。
ダウンロードページにある「APK Signature Verification」欄でSHA256やMD5値を確認してください。公式バージョンと一致すれば安心です。
確認後、「Download APK」をタップして端末に保存します。
③ダウンロード完了後にAPKをタップしてインストールする
画面上部から通知を下にゆっくりスワイプしてダウンロード完了通知を探してください。通知内のAPKファイル名をタップするとインストーラーが立ち上がります。
もし「提供元不明のアプリを許可しますか?」と表示されたら「設定」→「この提供元を許可」をオンにしてから戻り、再度APKをタップするとスムーズに進みます。
④初回起動で権限を確認する
ホーム画面やアプリ一覧からChromeアイコンをタップして起動します。
位置情報や通知などの許可リクエストがポップアップで現れるので、文言をよく読んでください。
サイト閲覧時の位置情報や通知は便利ですが、不要なら拒否を選ぶとプライバシーを守れます。
一度拒否してもAndroid設定のアプリ権限から後でいつでも変更できます。安心してください。
アップデート後に広がる便利ワザ

アップデートを終えてからこそ味わえる快適さがあります。日常のブラウジングをさらに手軽にする便利ワザを紹介しますので、ぜひ試してみてください。
便利ワザ | 活用シーン |
---|---|
タブグループ機能 | 仕事とプライベートでタブを色分けしてすっきり管理 |
データセーバー活用 | 外出先で通信量を節約しながら動画やSNSをチェック |
オートフィル強化 | 住所やクレジットカード情報を安全に保管して素早く入力 |
これらのワザを使いこなすと、Chromeがまるで手に馴染む相棒のように感じられます。アップデート後の新機能を日々の作業に取り入れて、ネットライフをもっと楽しくしましょう。
データセーバーで通信量をぐっと節約

Chromeのデータセーバーは、Googleのサーバーを経由してページのデータをぎゅっと圧縮してくれる機能です。通信量を気にする場所で動画や画像の多いページを開くときにも、サクサク軽く読めるのでとっても助かります。
外出先のモバイル回線やテザリング中に使うと、驚くほどデータを節約できるので、データ容量を気にしながらネットを楽しみたいときにおすすめです。
- サーバー側で圧縮:画像やテキストを自動で軽くしてくれるのでページ読み込みが速くなる。
- 通信量の節約率:使い方次第で30〜60%も減らせることがある。
- 自動オフ機能:HTTPSサイトでは標準で圧縮対象外になるので安全性も安心。
- ワンタップで切り替え:設定画面でオンオフがすぐできるから、必要なときだけ使える。
Chromeメニューから設定を開く
画面右上の三点アイコンをタップするとメニューが開きます。メニュー内にある「設定」を選ぶとChromeの各種設定画面へ移動できます。
ホーム画面やアプリ一覧からChromeをタップして開きます。
画面右上の縦に並ぶ三つの点(メニューアイコン)をタップします。
表示されたメニューから「設定」をタップして設定画面を開きます。
機種やAndroidのバージョンによっては、三点アイコンが画面下部に配置されている場合もあります。
ライトモードをタップしてオンに切り替える
Chromeの「テーマ」画面で「ライトモード」を見つけてそっとタップします。
タップするとすぐに背景が明るい白色に変わり、文字やアイコンがクリアに浮かび上がります。
注意:夜間や暗い場所で使うと眩しく感じることがあります。シーンに合わせてダークモードへ戻すと目がラクになります。
表示される節約量をチェックする
Chromeを最新バージョンにアップデートしたら、アドレスバー横のメニューをタップして設定を開きます。その中からLiteモード(旧データセーバー)を選びましょう。
画面中ほどに節約した通信量と節約率が表示されています。ここで実際にどれだけデータをカットできたかを確認しましょう。
まだ数値が小さくても大丈夫です。ウェブページを開くたびに数字が積み上がるので、しばらく利用を続けてみてください。
ダークテーマで夜の閲覧を快適にする

夜に画面が明るいと目がチカチカしたり眠りが浅くなったりしますよね。でもChromeのダークテーマを使えば、黒い背景で文字がくっきり見えて目にやさしくなります。
しかもOLED搭載のAndroidスマホなら、背景が真っ黒になることで画面の消費電力が減り、バッテリーの持ちがグッと良くなります。夜のブラウジングがさらに快適になりますよ。
- 目の疲れを減らして深い睡眠をサポート
- 暗い場所でも文字が見やすく操作ミスを防止
- OLED画面ならバッテリー節約にもつながる
Chromeメニューからテーマを開く
Chromeアプリ右上の︙(メニューアイコン)をタップします。表示されたリストの中から設定を選んで、さらにテーマをタップするとテーマ選択画面が現れます。
ダークを選んで即時適用する
Chromeを開いたら右上の三点マークをタップします。
メニューから設定を選びます。
「テーマ」を見つけてタップし、リストからダークをタップします。
選ぶとすぐにブラウザ全体がダークモードになり、夜間の閲覧が目にやさしくなります。
明るさを微調整して目をいたわる
設定アプリを開き「ディスプレイと明るさ」→「自動調整」のスイッチをオフにします。こまめに手動で調整したいときに便利です。
画面上端からスワイプしてクイック設定を表示し、明るさスライダーを左右に動かして最適な輝度を探します。
シークレットモードで履歴を残さない閲覧

そっと裏側で履歴を残さずにネットを楽しみたいときは、シークレットモードが頼もしい味方になってくれます。開いたタブの中で行った検索やCookieの情報は、閉じるときにきれいサッパリ消えてくれるんです。これなら友達のスマホや公共の端末でちょっと調べ物をするときも安心ですね。
とくに無料Wi-Fiを使うカフェや図書館で、誤ってログイン情報を残したくないときに重宝します。ページを閉じるだけで履歴もログアウト状態もクリアされるので、あとからわずらわしい後片付けも不要ですよ。
Chromeメニューから新しいシークレットタブを選ぶ
画面右上にある三点アイコンをタップするとChromeメニューが開きます。初めてだと見つけにくいかもしれませんが、角のあたりをやさしくタップしてください。
メニューの中から新しいシークレットタブを選ぶと、プライベートブラウジングが始まります。項目が表示されないときは、メニューを上下にスクロールして探してみてください。
アドレスバーに鍵マークがあることを確認する
まずChromeを起動して、画面上部のアドレスバーをじっくり見てみましょう。
URLの左側に鍵マークがあると、表示中のページとのやりとりが暗号化されている合図です。
鍵マークをタップすると証明書の発行元や有効期限が確認できるので、より安心してサイトを利用できます。
鍵マークが見当たらない場合は、URLが「http://」から始まっていないか要チェックです。
閲覧後はタブを閉じて完了する
閲覧が終わったページはそのままにせずタブを閉じることで、スマホの動きがスムーズになります。
画面下部の四角が重なったアイコンをタップして、開いているタブを一覧表示します。
不要になったタブを左右どちらかにスワイプするだけでサッと閉じられます。
スワイプ操作が苦手な場合は、タブの右上にある✕
マークをタップすると安全に閉じられます。
よくある質問

- Chromeがアップデートできないのですが、どうすればいいですか?
-
まずはGoogle Playストアのキャッシュをクリアしてみましょう。設定>アプリ>Chrome>ストレージ>キャッシュをクリアをタップすると動きが良くなることがあります。
- アップデート後に履歴やブックマークは消えますか?
-
Googleアカウントで同期していれば消える心配はありません。設定>同期とサービス>同期をオンにするだけで、自動的にバックアップされます。
- 自動でChromeを更新する方法はありますか?
-
PlayストアでChromeを開き、右上の︙メニューから「自動更新を有効にする」にチェックを入れてください。これで新バージョンが出るたびに自動で更新されます。
- アップデート後に動作が重く感じるのですが改善策は?
-
一度Chromeのキャッシュを消してから再起動すると軽くなる場合が多いです。設定>プライバシーとセキュリティ>閲覧履歴データの削除でキャッシュを選んでください。
注意:タブを大量に開いていると動作が重くなるので、使わないタブはこまめに閉じましょう。
アップデートボタンが表示されないのはなぜ?
ボタンがないのはお手元のChromeがすでに最新状態だからかもしれません。手動でアップデートできる画面自体が出ないことがあります。
Android設定の自動更新機能がオンになっていると、裏で更新が完了してしまいボタンが表示されません。
ご利用のAndroidバージョンが古すぎると、Chromeの最新バージョンが対応外となり更新対象から外れることがあります。端末のOSバージョンも合わせてご確認ください。
会社支給の端末や子供用プロファイルでは、管理者設定でアップデート権限が制限されている場合があります。Playストアのアカウント切り替えや端末管理者設定をチェックしてみましょう。
モバイルデータでも更新して平気?
慌ててWi-Fiを探さなくても、大丈夫なくらいのサイズ感です。
- 更新ファイルはおおむね30~50MB前後
- 契約プランに余裕があるか確認してから進める
- 途中で通信が切れても再開できるので安心
動画視聴や地図アプリも使いながら更新するとデータ量が累積しやすいので、できるだけ他の通信を落ち着かせてから行いましょう。
古いAndroidでも最新Chromeを使える?
最新のChromeアプリはAndroid5.0以上がインストールの最低条件になっています。そのためAndroid5.0以降の古めのスマホやタブレットでもGoogle Playストアから問題なくアップデートが可能です。
もし手元の端末がAndroid5.0未満なら公式サポートは終わっていますが、信頼できるサイトから署名済みのAPKをダウンロードして手動インストールすると最新に近いバージョンを試せます。ただしセキュリティや動作の安定性は自己責任になるので、サイドロードを行う際は最新のバックアップを取ってから進めると安心です。
APKインストールは危険じゃない?
Playストアで新バージョンがまだ配信されていないときは、Chrome公式サイトからAPKファイルを直接ダウンロードして更新できるよ。この方法なら新機能をいち早く使えるけど、必ず公式の署名付きファイルを選ぶことが安全のコツになる。
APKを使うときは設定で「提供元不明のアプリ」を一時的にオンにする必要があるけど、終わったらすぐオフに戻せば安心。プログラマー視点では、ダウンロード後にSHA256ハッシュを確認してファイル改ざんがないかチェックするとさらに心強いよ。
更新したらブックマークは消える?
Android版Chromeをアップデートしても、ブックマークは消えません。というのも、あなたのブックマークは端末内のデータベースとGoogleアカウントにしっかり保存されているからです。安心して更新を進めてください。
更新後にブックマークが見当たらないように感じることがありますが、これはレイアウト変更やメニューの配置替えが原因です。画面右上のメニューから「ブックマーク」を開くと、今まで通り一覧を表示できます。
注意点:オフライン時に正常同期が行われていないと、別の端末で作成したブックマークがすぐには反映されないことがあります。
まとめ

Android端末でChromeを最新の状態に保つには、まずPlayストアを起動して検索バーに「Chrome」と入力し、表示された更新ボタンをタップするだけです。
更新後はChromeを再起動してバージョンが上がっていることを確認しましょう。さらに設定画面から自動更新を有効にしておくと、次回以降のアップデートも自動で行えます。
この手順で常に最新機能を楽しみながら、安全で快適なネットライフを満喫してください。