ケーブルいらず!Androidデータ移行をワイヤレスでまるっと完了しよう

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ケーブルいらず!Androidデータ移行をワイヤレスでまるっと完了しよう

Androidに換えた朝、通勤電車でワイヤレスのデータ移行が止まり途方に暮れた経験はありませんか。

長年のアプリ開発で培った知見を生かし、Wi-Fiが途切れても安定する設定のコツ、クラウドと端末を併用して最短時間で終わらせる裏技、万一失敗しても途中から再開できる復旧手順まで、初心者でも迷わず実践できるよう丁寧な図解とともにまとめました。

まずはスマホを置き、順番どおりに読み進めて操作の流れを頭に描いてください。読み終えるころには必要な準備が整い、次に端末を手に取った瞬間からスムーズにデータを移せます。

目次

はじめてでも迷わないワイヤレス移行の全体像をつかもう

はじめてでも迷わないワイヤレス移行の全体像をつかもう

ワイヤレスでのデータ移行、と聞くと設定が難しそうに思えますよね。でも実際にはスマホ同士を近づけてちょこっと操作するだけで連絡先や写真がすいすい移せます。まずは全体の流れをつかんでおきましょう。

  1. Android標準のワイヤレス転送:初期セットアップ中に「他のデバイスからデータをコピー」を選ぶだけで利用できます。
  2. Pixel専用のQuick Transfer:Pixel同士ならBluetooth+Wi-Fiダイレクトで写真やアプリを一気に移行できます。
  3. メーカー製アプリ(例:Smart Switch):Galaxyなど一部メーカーは専用アプリで古い機種から新しい機種へ簡単に移せます。

どの方法もケーブル不要でサクッと使えます。移行前に両方のスマホを充電して近くに置いておくと、途中でバッテリー切れの心配なく進められますよ。

ポイント:Wi-Fiダイレクトは同じネットワークに参加しなくても使えるので、外出先でも手軽に移行できます。

実際に試すと所要時間はアプリ数や写真枚数次第ですが、だいたい10~30分で完了します。

Android同士でワイヤレスにデータ移行する方法をやさしくガイド

Android同士でワイヤレスにデータ移行する方法をやさしくガイド

Android同士のワイヤレス移行はケーブルをつながずにスイスイ進められるのがうれしいポイントです。ここでは実体験から、どんな方法があるのかざっくり紹介します。

  1. Android標準のワイヤレス切替:新しい端末セットアップ中の「他のデバイスからコピー」を選ぶだけで使えます
  2. Googleアカウント同期:連絡先やカレンダーはクラウドに保存しておけば自動で引き継げます
  3. メーカー純正アプリ:サムスンなら「Smart Switch」、OPPOなら「Clone Phone」などが使えます
  4. サードパーティ製ツール:CLONEitなどWi-Fiダイレクト転送アプリでデータを移せます

どの方法でも共通して、両端末は最新OSにアップデートして同じWi-Fiに接続したうえで近づけておくと失敗しにくいです。自動スリープはオフにしておくとより安心ですよ。

それでは次から具体的な手順をみていきましょう。

セットアップ画面の「データコピー」を使う

セットアップ画面の「データコピー」を使う

新しいAndroid端末のセットアップ画面にある「他の端末からデータをコピー」を選ぶと、ケーブル不要で現在のスマホとつながります。

Android同士ならWi-Fiダイレクトを使って高速転送が可能で、アプリや写真だけでなくWi-Fi設定や壁紙までまるっとコピーできます。初めてでも迷いにくい直接通信なので、安心して新しい一歩を踏み出せます。

①新しいスマホの電源を入れてWiFiに接続する

手順
①新しいスマホの電源を入れてWiFiに接続する

スマホ本体の側面にある電源ボタンを長押しして起動します。起動後は画面の案内にそってスワイプし、言語や日付を設定したあとにWiFi設定画面が表示されます。

リストから自宅や職場のネットワーク名を選び、パスワードを正確に入力して「接続」をタップします。接続済みの表示が出たら次のステップに進みましょう。

②データのコピー画面でケーブルがない場合をタップする

手順
ケーブルがない場合を選ぶ

セットアップ中に「データのコピー」画面が出たら、画面下の〈ケーブルがない場合〉を見つけてタップします。Wi-Fiにつながっていると安定して進めやすいです。

Wi-Fiが不安定だと転送が止まることがあります。できるだけ近くのルーターに接続してください。

Android10以降では「ワイヤレスでコピー」という文言になることがあります。

③旧スマホでQRコードを読み取りクイック転送を起動する

手順
QRコードでクイック転送を起動

旧スマホのカメラアプリを起動して、新スマホ画面に表示されているQRコードを枠内に収めます。

読み取りが完了すると「クイック転送」のポップアップが出るので、ポップアップをタップして起動します。

続いて表示されるアクセス許可のダイアログで、ファイル共有位置情報など必要な権限を与えてください。

④旧スマホで移したい項目にチェックを入れる

手順
移したい項目にチェックを入れる

旧スマホに表示された項目一覧で連絡先や写真、アプリなどをスクロールしながら探します。

それぞれの項目名をタップするとチェックマークが付くので、移行したいものにチェックを入れます。

容量が大きい動画やゲームは時間がかかるので必要なものだけ選ぶのがおすすめです。

万が一チェックできない項目は最新OS(Android14以降)でアップデートを確認すると直ることがあります。

⑤コピーを押して完了するまで待つ

手順
コピーを押して完了するまで待つ

レ点を入れて転送したいデータを選んだら画面下部のコピーボタンをタップします。これでワイヤレス転送がスタートします。

データ量によっては数分かかることがあります。端末がスリープしないように画面は点けたままにしておくと安心です。

転送中は両端末を近くに置き、操作は控えめにすると安定します。万が一止まった場合はWi-Fiを確認してから再度試してみてください。

Googleクラウドバックアップでまるごと復元する

Googleクラウドバックアップでまるごと復元する

Googleクラウドバックアップを使うと、連絡先や写真、アプリの設定情報まで含めて新しい端末にそっくりそのまま引き継げます。セットアップ時にGoogleアカウントでサインインするだけで、バックアップ済みのデータが自動的に復元される手軽さが魅力です。

バックアップにはWi-Fi接続が必要ですが、一度設定しておけばあとはほったらかしで大丈夫です。特にアプリごとの細かい設定やチャット履歴なども復元できるため、すぐに普段使いの状態に戻したいときにぴったりの方法です。

なお、復元前には必ず古い端末で最新のバックアップを完了させておくことが安心です。バックアップ日時を確認してから端末移行を始めると、抜け漏れなく復元できます。

①旧スマホで設定アプリからバックアップを開く

Androidの設定アプリを開く画面
手順
旧スマホで設定アプリからバックアップを開く

ホーム画面の歯車アイコンをタップして設定アプリを開きます。画面上部の検索バーに「バックアップ」と入力すると素早く対象画面にたどり着けます。

検索結果の「バックアップ」または「システム>バックアップ」の項目をタップすると、Googleアカウントに紐づくバックアップ画面が開きます。最後のバックアップ日時をチェックしておきましょう。

機種によっては「Google」項目内にバックアップ設定がある場合があります。見つからないときは設定アプリを最新バージョンにしてから再度探してみてください。

②Googleバックアップをオンにして今すぐバックアップする

手順
Googleバックアップをオンにして今すぐバックアップする

設定アプリを開きGoogleを選択します。

バックアップをタップしてスイッチをオンに切り替えます。

「今すぐバックアップ」をタップすると写真や連絡先などのデータがクラウドに保存されます。

バックアップ中はWi-Fi接続と十分なバッテリー残量を確保してください。

完了後に表示される最終バックアップ日時を確認して、新端末での復元に備えましょう。

③新スマホで同じGoogleアカウントにログインする

手順
同じGoogleアカウントでログイン

本体の画面ロックを解除したら画面の案内に沿ってGoogleのログイン画面を開きます。

登録済みのメールアドレスとパスワードを正しく入力して「次へ」をタップします。

もし二段階認証をオンにしているならスマホに届く確認コードを入力してください。

ログイン後の同期設定で連絡先や写真などを有効にして「同期」をタップしておきます。

プログラマー目線のワンポイント:二段階認証の確認コードが受け取れない場合に備えて事前にバックアップコードをメモしておくと安心です。

④バックアップから復元を選んで待つ

手順
Googleアカウントを選ぶ

画面に表示されたGoogleアカウント一覧からバックアップを保存したアカウントをタップしてください。ログインが必要な場合は、案内に従ってメールアドレスとパスワードを入力します。

手順
復元したいバックアップを選択

リストに端末名と日付が並ぶので、最新のものか必要な日付をタップします。どれかわからないときは日付を頼りに選び直しましょう。

手順
復元中は画面をそのままに

アプリや設定の復元が自動で進みます。途中で画面を操作せず、Wi-Fiと電源の接続を維持してください。

手順
完了を待ってホーム画面へ

復元が終わると「完了」の表示になります。その後自動でホーム画面が立ち上がるので、アプリや写真が戻っているか確認しましょう。

途中で通信が切れると復元が途中で止まる場合があるので、安定したWi-Fi環境を使いましょう。

復元の進捗は「設定」→「システム」→「バックアップ」→「復元履歴」からも確認できます。

近くの共有で大きなファイルだけサクッと送る

近くの共有で大きなファイルだけサクッと送る

大きな動画や写真だけをサクッと送りたいときは Nearby Share が便利です。アプリのインストールやケーブルをつなぐ手間がなく、Android同士ならすぐに相手を検出し、Wi-Fiダイレクト経由で高速転送できます。

操作もシンプルで、送りたいファイルを選んで「共有」→「近くの共有」をタップするだけ。相手端末がオンなら通知が届き、承認すればバックグラウンドでサクサク送信が始まります。動画や高画質写真など、サイズが大きいファイルをまとめて送りたいときにぜひ活用してください。

①両方のスマホでBluetoothとWiFiをオンにする

手順
クイック設定パネルから有効化

画面上部から指を下へスライドしてクイック設定パネルを開きます。WiFiとBluetoothのアイコンをそれぞれタップしてオンにします。オンになるとアイコンがハイライト表示になります。新旧どちらのスマホでも同じ操作を行ってください。

手順
詳細設定で接続確認

アイコン長押しで詳細設定画面を開きます。WiFiは同じネットワーク名が表示されているか、Bluetoothは「検出可能」になっているかをそれぞれ確認してください。

両スマホともに画面ロックを解除したまま操作するとトラブルが起きにくいです。

②旧スマホで共有したいファイルを選び近くの共有をタップする

手順
旧スマホで共有したいファイルを選び近くの共有をタップ

ギャラリーやファイルアプリを開いて転送したい写真や動画、ドキュメントを長押しで選択します。選択が終わったら画面下の共有アイコンをタップしてください。メニューの中から近くの共有を選ぶとデバイス探索が始まります。

受信側スマホはロック解除して近くに置いておくと検出が速くなります。

複数ファイルを送るときはフォルダやアルバム単位でまとめて選ぶと手間が減ります。

③新スマホで受信をタップして保存する

手順
受信をタップして保存

新スマホの画面に「データを受信」と表示されたら受信をタップして操作を始めます。

  1. 転送したい項目(連絡先や写真など)をチェックします。
  2. 画面下の保存を押して進めます。

転送するデータ量が多いと時間がかかるので、終わるまで画面を触らずに充電器に繋いでおくと安心です。

転送中は両スマホをできるだけ近づけたまま操作を控えてください。

ワイヤレス移行を覚えたら広がる便利ワザ

ワイヤレス移行を覚えたら広がる便利ワザ

ケーブルなしでデータを移せるようになると、スマホのお引越しが楽になるだけじゃなく、移行のタイミングを使っていろんな便利ワザが楽しめます。

応用ワザ役立つシーン
アプリ一括整理移行時についでに不要アプリを削除しておくとホームがスッキリ
クラウド同期活用移行直後に自動でバックアップをスタートできる
写真アルバム分類移行中にフォルダを分けて見やすく整理できる
ウィジェット復元ホーム画面の配置をまとめて手早く戻せる

古いスマホを家族にゆずる前にデータをきれいに消す

古いスマホを家族にゆずる前にデータをきれいに消す

家族にスマホをゆずるときは、写真や連絡先の情報だけでなく、アプリのログイン情報や端末設定までしっかり消しておきたいですよね。念のためGoogleアカウントのサインアウトやSIMカード・SDカードの取り外しをすませたうえで、端末を< strong>初期化しておくと、個人データの漏れを防げます。

最新のAndroidなら〈端末を探す〉機能でリモートワイプも可能ですし、本体を手元においておく場合は設定>システム>リセットメニューから〈すべてのデータを消去〉を選ぶだけで簡単にクリアできます。あらかじめ大切なデータはバックアップに残しておくと安心です。

設定アプリでリセットを実行して個人情報を守る

手順
バックアップの最終確認

Googleアカウントで写真や連絡先がしっかり同期されているか「設定」→「アカウント」→「バックアップ」に入って確認しましょう。

手順
リセットオプションを開く

「設定」→「システム」→「リセットオプション」をタップし、「すべてのデータを消去(工場出荷状態にリセット)」を選びます。

手順
端末ロックと実行

画面ロックのパスワードを入力し、「すべて削除」をタップするとリセットが始まります。完了するまで電源を切らずに待ちましょう。

リセット後は端末内のデータが全て消えるため、復元できないことを十分注意してください。

初期化が終わったら、改めてGoogleアカウントで復元手順を行うと、写真や連絡先が自動で戻ります。

サブ端末として音楽プレーヤーに変身させる

サブ端末として音楽プレーヤーに変身させる

手元に余っているAndroidをネット非接続の専用音楽プレーヤーに変えると、お気に入りの曲をオフラインで気軽に楽しめます。バッテリー消費が抑えられるうえに、メイン端末の通知に邪魔されずに音楽に集中できるのがうれしいポイントです。

音楽プレーヤー化のメリット
  • バッテリー長持ちで好きなだけ音楽再生
  • microSDで大容量保存が可能
  • 通知オフで途切れないリスニング体験

WiFiだけでストリーミングアプリを楽しむ設定を行う

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップします。シンプルなアイコンなので迷わず見つかるはずです。

手順
ネットワークとインターネットを選ぶ

設定画面から「ネットワークとインターネット」を探してタップします。WiFiやデータ通信の管理エリアです。

手順
データ使用量を開く

「データ使用量」をタップし、「アプリのデータ使用量」を押して一覧を表示させます。

手順
対象アプリを選択

ストリーミングしたいアプリ(例: NetflixやYouTube)をリストからタップします。見つけにくい場合は検索バーを使うと便利です。

手順
モバイルデータをオフにする

「モバイルデータの利用を許可」のスイッチをオフにします。これでアプリはWiFi接続時しか通信しません。

手順
アプリ内設定を確認

一部アプリでは追加で「WiFiのみで再生」などの設定があります。アプリ内の再生設定画面も開いて確認しましょう。

モバイルデータを完全にオフにすると、外出先でストリーミングできなくなるので注意してください。

補足: 一部アプリは画質を落として節約できるので、WiFiが不安定なときは画質設定を見直すと快適です。

PCなしで写真をクラウドへ一括アップロードする

PCなしで写真をクラウドへ一括アップロードする

スマホにたまった思い出の写真をPCを使わずにまとめてクラウドにアップロードできます。Google フォトやOneDriveなどの公式アプリを利用すれば、アプリを起動するだけでWi-Fi環境下で自動的に新しい写真を一括バックアップしてくれます。

この方法なら、ケーブル接続いらずで手軽ですし、出先で撮影した写真もすぐに安全な場所へ保存できます。スマホだけで完結するので、PCの空き容量を気にせず大量の写真をどんどんアップロードしたいときにぴったりです。

Googleフォトでバックアップサイズを高画質に変更する

手順
Googleフォトを開く

Androidのホーム画面やアプリ一覧からGoogleフォトアプリをタップして起動します。

手順
プロフィールアイコンをタップ

画面右上にある自分のプロフィールアイコンをタップしてメニューを表示します。

手順
「写真の設定」→「バックアップと同期」を開く

メニュー内の「写真の設定」を選び、その中にある「バックアップと同期」をタップします。

手順
アップロードサイズを高画質に変更

「バックアップの設定」内の「アップロードサイズ」をタップし、一覧から「高画質(容量を節約)」を選びます。

この変更は今後アップロードする写真に適用されます。既存の写真も同じ画質にしたい場合は手動で再アップロードが必要です。

よくある質問

よくある質問

ワイヤレス移行でかかる時間はどれくらいですか

ワイヤレス移行でかかる時間はどれくらいですか

データ量やWiFi環境によって変わりますが、写真が数ギガバイト程度なら約10〜20分くらいで終わることが多いです。アプリだけならもっと短時間で完了します。移行中はスマホ同士を近づけて、不要なアプリを閉じるとスムーズです。

移行できないデータはありますか

移行できないデータはありますか

基本的には連絡先や写真、アプリが移りますが、アプリ内の個別設定や一部のセキュリティ情報は移行されません。たとえばウォレットや生体認証のデータは再設定が必要です。必要なものはGoogleアカウント同期やアプリのバックアップ機能を使うと安心です。

移行中にスマホを触ったらどうなりますか

移行中にスマホを触ったらどうなりますか

画面を操作すると接続が途切れることがあるので、できるだけ触らないほうが安全です。通知や着信が来ても大丈夫ですが、移行が遅くなる場合があります。完了するまで表示の指示に従って画面をロックしないようにしておきましょう。

Androidバージョンが違っても大丈夫ですか

Androidバージョンが違っても大丈夫ですか

OSのバージョン差があっても、ワイヤレス移行機能は基本的に互換性があります。ただし古い機種だと一部機能が対応しない場合があります。移行前に両方を最新にアップデートしておくと安心です。

WiFiがない場所でもワイヤレス移行できる?

外出先でWiFiが見つからないときは、スマホ同士でつくるモバイルホットスポットを活用するとワイヤレス移行ができます。

古いスマホの設定画面からテザリング(モバイルホットスポット)をオンにして、新しいスマホからそのネットワークを選ぶだけで、インターネット環境を自前で用意できます。公共WiFiを探し回る手間がなく、データ転送も安定しやすいのがうれしいポイントです。

アプリのログイン情報はそのままコピーされる?

アプリのログイン情報について心配になる気持ち、よくわかります。Androidのワイヤレス移行では、Googleバックアップに対応したアプリならログイン情報が暗号化された状態で移行されます。しかし対応していないアプリは再ログインが必要になります。

たとえばSNSやショッピングアプリはバックアップ対応が進んでいるので、移行後に改めてパスワードを入力せずスムーズに使い始めやすいです。一方、対応がまだの銀行系アプリなどはセキュリティ強化のために再ログインが求められる場合があります。

引き続きGoogleパスワードマネージャーを有効にしておくと、再ログイン時にIDやパスワードが自動入力されるので手間が減ります。

バックアップ対応でもアプリのバージョン差でうまく移行できない場合もあるので、大事なサービスは移行前にパスワードをメモしておくと安心です。

コピーが途中で止まったときどうすればいい?

コピーが途中で止まるときは、原因をひとつずつ見つけることが大切です。

  1. 通信の安定性:WiFiルーターの近くに移動して、電波が弱くないか確認しましょう。
  2. スリープモード無効化:画面が消えないように設定して、転送中に端末が休まないようにします。
  3. バッテリー残量:両方の端末を充電器につないで、途中で電源オフにならないようにしましょう。
  4. ストレージ容量:新しい端末に十分な空きがあるか、設定→ストレージで確認してください。

転送アプリやシステムの不具合が疑われるときは、一度両方の端末を再起動するとリセットできます。

これらを試しても止まる場合は、有線ケーブルでの接続やGoogleドライブへのバックアップを併用すると安心です。

iPhoneからも同じ方法で移せる?

iPhoneからはAndroid同士のワイヤレス移行と同じ手順は使えません。

ただしGoogleの仕組みを使えばケーブル不要でデータを移せるのでご安心ください。

  1. iPhoneでGoogleアカウントを追加:設定→アカウント→「アカウントを追加」→Googleを選んでメールアドレスを登録。
  2. 連絡先とカレンダーの同期をオン:アカウント設定内で「連絡先」「カレンダー」を有効にする。
  3. 写真と動画をGoogleフォトにバックアップ:App StoreでGoogleフォトをインストールし、Wi-Fi接続のうえアップロード。
  4. Androidで同じGoogleアカウントにログイン:設定→アカウント→Googleで先ほど登録したアカウントを追加すると自動で同期が始まる。
  5. アプリをPlay ストアから再インストール:LINEなどは各アプリ内のバックアップ機能を使ってチャット履歴を引き継いでください。

iMessageの登録解除を忘れると着信が受け取れないことがあります。メッセージ→送受信設定で自動化を解除してください。

通話履歴はキャリアのWebサイトでダウンロード可能です。必要なら事前に取っておきましょう。

まとめ

まとめ

ここまでワイヤレスでのデータ移行の流れを優しく見てきました。新しいスマホの初期設定中に「他のデバイスからデータをコピー」を選び、「ケーブルがない場合」を指定するだけで進められました。

大切な手順は三つでした。新しい端末を起動→設定画面でワイヤレス転送をオン→転送したい連絡先や写真、アプリなどを選んでコピー。これでケーブルなしでも電話帳も写真もアプリもすべて引き継げます。

もし迷ったときは公式サポートを参照しながら、プログラマー視点のちょっとしたコツも活かしてみてください。新しいスマホでの毎日がもっと楽しくなるように応援しています。

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