Androidのホーム画面で通知が来たはずなのにドット色が地味で目立たず変更したいと感じていませんか?
この記事では実際に何度もバッジ設定を試した経験を基に、標準の設定画面と便利なランチャーアプリの両方で好みの色に変える手順を図解付きで示し、つまずきやすい権限の許可やバージョン差の罠まで丁寧にフォローします。
手順に沿って設定を変えれば数分でカラフルなドットが並び、アプリごとにひと目で状態が分かる快適なホーム画面になりますので、通知の見逃しが減りながら気分も上がります。準備が整ったら一緒に色選びを楽しんでみましょう。
Android通知ドット色変更の具体的ステップ

Android通知ドットの色を変えるには、大きく分けて三つの方法があります。どれもそれぞれ魅力的で、端末や好みに合わせて選べます。
- ランチャー設定を使う:標準ランチャーやカスタムランチャーのオプションから色を選ぶ方法
- アイコンカスタムアプリを導入する:サードパーティ製ツールで通知ドットまで好みのカラーにする方法
- ADBコマンドで直接指定する:開発者オプションから細かい色コードを反映させる方法
実際に試してみたところ、ランチャー設定は手軽ですが色数が限られていました。逆にADBなら自由度は高いものの、初期設定に少しだけ手間がかかります。
この中から自分に合う方法を選んで、好きな色で通知ドットを楽しんでみてください。
設定メニューから変える方法

Android13以上のスマホなら、設定メニューからシステムのアクセントカラーを変えるだけで通知ドットの色を自分好みに替えられます。ちょっとした操作でテーマ全体の色味を統一できるので、スマホの見た目にこだわりたい人にぴったりです。
設定は「壁紙とスタイル」→「色のベース」または「テーマカラー」から好きなカラーを選ぶだけ。開発者モードを使わずにサクッと変更できるので、Androidに慣れていない人でも安心して試せます。
①ホーム画面で設定アプリをタップ
画面下部やアプリ一覧から歯車のアイコンを探してタップします。設定画面に入ることで、通知ドットのカスタマイズが始まります。
②通知とステータスバーを選ぶ
ホーム画面から設定アプリを開いてください。歯車アイコンをタップすると設定画面が表示されます。スクロールして通知とステータスバーを探し、タップしましょう。ベルのアイコンが目印です。
③通知ドットやバッジをタップ
ホーム画面やアプリドロワーに戻って、アイコンの右上にある小さな通知ドットや数付きバッジを軽く触れてみてください。これだけで最新の通知がプレビュー表示されます。
通知が複数あるときは、そのまま下にスワイプして一覧を出すと便利です。もし長押ししてメニューが出た場合は「通知詳細を表示」を選べば、同じ通知一覧画面に移動できます。
④好きな色を選んで保存をタップ
カラー一覧から好みの色をタップすると通知ドットがプレビューで変わるので、イメージ通りなら画面右上の保存をタップしてください。
好みの色が見つからない場合はカスタムカラーを選んで、16進数コードを入力すると細かく調整できます。
⑤ホームに戻って色が変わったか確認
ナビゲーションバーやホーム画面で通知ドットの色をチェックします。カスタマイズした色になっていれば成功です。通知の来るアプリを開いて、実際に通知ドットが表示されるかも試してみましょう。
ランチャーアプリで変える方法

ランチャーアプリを使う方法は、通知ドットの色をサクッと変えたいときにぴったりです。Nova LauncherやLawnchairなどの人気ランチャーなら、設定画面の「通知ドット」項目からお好みの色を指定できます。
この方法のいいところは、Android標準のまま手を加えずにカスタマイズできる点です。アプリごとにカラーを分けたり、テーマに合わせて統一感を出したりできるので、自分らしいホーム画面を作るのに役立ちます。
①GooglePlayでカスタムランチャーをインストール
通知ドットの色を好きな色に変えるにはまず、通知ドットまわりの見た目を自由に設定できるランチャーが必要です。標準のホームアプリでは対応していないので、GooglePlayからランチャーをインストールしましょう。
ホーム画面かアプリ一覧からGooglePlay
を起動してください。
検索欄にNova LauncherやLawnchairなど好みのカスタムランチャー名を入力し、目的のアプリを選んでインストール
をタップしてください。
②初回起動ウィザードでデフォルトランチャーに設定
新しくインストールしたランチャーを反映させるために、ホームキーを押すか画面下部から上へスワイプしてください。
表示されたアプリ一覧から使いたいランチャーをタップし、「常時」を選ぶと設定完了です。
注意:ウィザードが出ないときは設定→アプリと通知→標準アプリ→ホームアプリから手動で切り替えてください。
③ランチャー設定から通知バッジを開く
ホーム画面の何もない部分を長押しします。
下から出てくるメニューで歯車アイコンの「ホーム設定」をタップします。
ホーム設定の一覧から「通知バッジ」を選んでタップします。
④カラーピッカーで色を決めて適用をタップ
カラーサークルやスライダーをドラッグして好みの色を探します。色味や明るさは左右や上下にスワイプしながら微調整できます。
調整が終わったら画面右上の適用をタップすると新しい通知ドットの色が即座に反映されます。
⑤通知を受け取って色をチェック
アプリを閉じた状態で通知を送信し、ドットの色が変わっているか確かめます。いつも使うアプリやテスト用にADBコマンドでダミー通知を出すと、反映状況を素早く確認できます。
通知を受け取る前にアプリを完全に終了させておくと正確に反映状況を確認できます。
通知ドットの色が変わると毎日がもっと楽しくなる応用ワザ

通知ドットを自分好みの色に変えると、どんな通知かひと目でわかるようになって、スマホを開くたびにちょっと楽しく感じられます。ここでは実際に試してわかった、日常の作業やスケジュール管理をさらに便利にする応用ワザをいくつか紹介します。
応用ワザ | 役立つシーン |
---|---|
優先度カラー分け | 重要なアラートは赤、確認だけなら青など通知の緊急度がすぐ把握できる |
アプリカテゴリ別 | SNSは緑、仕事用チャットはオレンジなど色で用途を直感的に区別 |
時間帯ごとに設定 | 朝は元気な色、夜は落ち着いた色にして通知時間の流れを感じやすくする |
カレンダー連動 | 予定の種類ごとに色を変えて、カレンダーと合わせることで見逃し防止 |
季節やテーマに合わせる | 壁紙やウィジェットと同じ色調にしてホーム画面全体をコーディネート |
アプリごとに色を分けてパッと判別

通知ドットをアプリごとに色分けすると、画面をぱっと見ただけでどのアプリからのお知らせかすぐにわかります。たとえばメッセージはグリーン、メールはブルー、ToDoアプリはオレンジといった具合に色を使い分けると、大切な連絡を見逃しにくくなります。
Android 13以降の端末なら、システム設定からアイコンテーマ色を変更するだけで自動的にドットの色が変わります。もしより細かくカスタマイズしたいときは、Novaランチャー+TeslaUnreadプラグインなどを導入すると、好きな色を自由に割り当てられるようになります。
- 通知の優先度や用途に合わせて色を使い分ける
- 背景が濃い壁紙でも見やすいコントラストを意識する
- 同じ色を連続で使わず識別しやすくする
通知アクセスを許可してアプリ別カラー設定を開く
ホーム画面の設定アイコンをタップして「アプリと通知」→「特別なアプリアクセス」→「通知アクセス」を開きます。
リストからカスタムドットアプリを探してスイッチをオンにします。
切り替えが終わったらホーム画面に戻り、カスタムドットアプリを起動して「アプリ別カラー設定」をタップします。
色を付けたいアプリを選びカラーピッカーで設定
ホーム画面かアプリ一覧で対象のアプリアイコンを長押しして、「アプリ情報」をタップしてください。
「通知」→「通知ドットの色」を選んで、カラーピッカーを呼び出してください。
スライダーやカラーサークルを動かして、好きな色を選んでから「保存」をタップすれば設定完了です。
注意点: 薄いパステルカラーは背景と重なって見えづらくなる場合があるので、コントラストの高い色を選ぶと見逃しを減らせます。
複数アプリで好きな色を順番に決める
通知ドットの色を変えたいアプリ一覧をテキストファイルにまとめます。1行ごとに「パッケージ名,カラーコード」の形式で記入すると後で扱いやすくなります。
com.example.app1,FF5733
com.example.app2,33C1FF
com.example.app3,8E44AD
準備ができたら、ターミナル(またはコマンドプロンプト)で次のループ処理を実行します。これでファイルに書いた順番どおりに色が設定されます。
while IFS=, read pkg color; do
adb shell cmd notification set-dot-color $pkg $color
done < app_colors.txt
plistファイルやスクリプトでまとめて管理すると、アプリの追加や色変更がラクになります。プログラマー視点のコツとして、CSV形式で保存するとExcelやスプレッドシートからも編集しやすくおすすめです。
壁紙と合わせてホーム画面をおしゃれに

壁紙と通知ドットの色を合わせると、ホーム画面全体に統一感が生まれておしゃれ度がアップします。たとえばビビッドな柄を選んだときは同系色のドットをアクセントに、落ち着いたトーンの風景写真にはくすみカラーのドットを合わせると大人っぽい雰囲気に仕上がります。さらにアイコンの色味ともリンクさせれば、自分だけのデザインを楽しめます。
壁紙を決めてから通知ドットカラーを同系色にする
ホーム画面の余白を長押しすると壁紙とスタイルが表示されます。ギャラリーから好きな画像を選びホーム画面に設定してください。
ドット色変更アプリやランチャーの設定を開き「スポイト(Eyedropper)」ツールを選択します。壁紙のシンプルな部分をタップして色を読み取り、濃さを微調整すると一体感が生まれます。
壁紙の模様が細かいとスポイトで選ぶ色味がばらつくことがあります。シンプルな部分を使うときれいに仕上がります。
プレビューで全体のバランスを確認して保存
カラー選択画面に表示されるアイコンプレビューで、通知ドットの見え方をチェックします。ライト/ダーク両方のテーマに切り替えて視認性を確かめてください。背景に溶け込んでいないか、他のアプリアイコンと組み合わせたときに違和感がないかを確認しましょう。問題なければ、画面右上のチェックマークをタップして保存します。
ダークテーマの時だけ別色に切り替える

ダークテーマが有効になったときだけ通知ドットの色を変えると、背景とのコントラストがしっかり保てて見やすくなります。
システムのUIモードをチェックして、夜間モード時だけ好みの色に切り替えれば、アプリ全体の統一感もばっちりです。
開発者向けオプションでダークテーマをオン
設定アプリを開き、画面下部のシステム→端末情報をタップします。ビルド番号を7回連続でタップすると、「デベロッパーオプションが有効になりました」というメッセージが表示されます。
設定に戻りシステム→開発者向けオプションを開きます。一覧から強制的なダークテーマ(Override force-dark)を探してスイッチをオンにします。
機種によっては「強制的なダークテーマ」が「強制ダークモード」と表記されることがあります。
テーマ別カラー設定を開きダーク用カラーを選ぶ
ホーム画面で何もない部分を長押ししてメニューを出します。その後、設定をタップし、テーマ&フォントを選んでください。
「カラーバリエーション」の一覧にあるダーク用の色をタップで選択します。通知ドットをはっきり見せたいときは、濃いコントラスト高めのカラーがおすすめです。
よくある質問

- 通知ドットの色が変わりません
標準ランチャーでは通知ドットの色が固定されていることがあります。実際に自分のPixel端末でも最初は変更できず、Lawnchairランチャーに切り替えたらカラー設定が反映されました。まずは対応ランチャーで試してみるのがおすすめです。
- Androidバージョンが古いと使えませんか
Android12以降で通知ドットカラーの個別設定がサポートされています。自分のGalaxy S21(Android11)では標準機能がなく、Widgetやショートカットで代用していました。アップデートが難しい場合はランチャーのテーマ設定を活用してみてください。
- 色変更でバッテリーや動作に影響はありますか
通知ドットの色変更は軽量な描画処理なのでバッテリーへの負荷はほとんどありません。自分も1週間ほど常用しましたが、発熱や電池持ちに差は感じませんでしたので安心して使えます。
機種によって通知ドットが出ないのはなぜ?
Android端末はメーカーごとにホーム画面や通知機能をカスタマイズしているため、通知ドットの対応状況がバラバラです。純正に近いPixelや一部の端末では当たり前のように表示されますが、カスタムUIを採用している端末では標準でオフになっていたり、そもそも非対応だったりします。
機種 | 通知ドット | 特徴 |
---|---|---|
Pixelシリーズ | あり | 純正Androidなので即時反映 |
Galaxyシリーズ | あり(要設定) | 初期オフのため通知バッジを有効化 |
Huawei/Honor | なし | EMUIのバージョンによって非対応 |
Xiaomi | あり(MIUI設定) | 「通知バッジ」項目から切り替え可能 |
多くの端末は設定→アプリ→通知→通知バッジ(または通知ドット)をオンにすれば使えるようになります。もし標準で表示されない場合は、カスタムランチャー(Nova LauncherやMicrosoft Launcherなど)を導入すると確実にドット対応になります。
色を変えたら通知が来なくなった?
カスタムした通知ドットが消えたように見えるときは、色を背景と近いトーンに設定してしまったり、通知ドット機能自体がオフになっていることが考えられます。
- 色が背景と同化している:薄いグレーや白は壁紙によっては目立たなくなります。
- 通知ドットがオフ:端末の設定で通知ドットが無効化されている場合があります。
- ランチャー非対応:一部のカスタムランチャーでは色付きドットに対応していません。
設定>アプリと通知>アプリ情報から対象アプリを選び、通知>通知ドットがオンになっているかチェックしてください。
設定したカラーコードが薄すぎないか調整して、背景からしっかり目立つ色を指定してください。
注意:Novaランチャーや一部機種ではカスタムカラーの通知ドットに対応していないことがあります。
色を元に戻すには?
カスタムカラーをやめて元のドット色に戻したいときは、設定した手順をそのまま逆順でたどるとすっきり元に戻せます。
- 開発者向けオプションをオフに戻す:設定→システム→詳細設定→開発者向けオプションをオフにして余計な変更を無効にします。
- ADBコマンドでデフォルト値に再設定:PCと接続してターミナルから
pm clear com.android.systemui
を実行すると元の色設定に戻ります。 - 端末を再起動:一度再起動するとキャッシュが消えて確実に初期状態のドット色が復活します。
注意点:ADB操作を行う前に必ずUSBデバッグが有効になっているか確認してください。
お金をかけずに楽しめる?
お金をかけずに楽しみたい時はスマホだけでできる方法や無料アプリを活用するといいですよ。
- 標準機能を使う:Androidの開発者向けオプションを有効にするとADBコマンドで通知ドット色をカスタマイズできます。
- 無料ランチャーを導入:Nova Launcherなどの無料版を使うと通知ドットの色設定が遊べます。
- アイコンパックを利用:無料のアイコンパックで通知バッジを変更すれば好みのカラー感を演出できます。
これらの方法を組み合わせれば1円も使わずに自分好みのカラフルな通知ドットが楽しめます。
まとめ

これまでに紹介した方法を使えば、Nova Launcherでワンタップ設定したり、SamsungのGood Lock QuickStarで手軽にテーマを切り替えたり、Substratumを活用してシステム全体のアクセントカラーを変えたりと、好みの色で通知ドットをカスタマイズできます。
どの方法も最新のAndroid(Android 14以降)と端末バージョンに対応しているので安心です。自分だけのカラーで通知を彩ると、毎日のスマホ操作がもっと楽しくなります。ぜひ試して、好みのホーム画面を完成させましょう。