MacでスマホのAndroidAuto画面をパソコンに映して操作したいけれど、接続方法や設定でつまずいて先に進めないと感じている人は多いはずです。
このガイドを読むと、USB接続とワイヤレス接続の両方でAndroidAutoをMacに表示する手順がわかり、実際のトラブル対処やプログラマー向けの便利な小技まで使えるようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実践的な手順 | USB接続と無線接続それぞれの段取りとチェックポイントを具体的に示します。 |
| トラブル対処 | ADBの接続エラーや認証の問題など、現場でよく遭遇するつまずきをシンプルに直す方法を共有します。 |
| プログラマー向け小技 | DHU(Desktop Head Unit)の設定方法やログ取得、画面録画や入力マッピングに役立つ裏技を紹介します。 |
初めてでも安心できるように順を追って説明しますので、落ち着いて一つずつ進めていけば必ず画面を表示できます。
Android博士最初は戸惑うかもしれませんが、一つずつ確かめながら進めればかならず動きますので気軽に挑戦してみてくださいね。
MacでAndroidAutoのDesktop Head Unitにスマホを接続する方法


ちょっとワクワクしながら進めましょう。MacでAndroidAutoのDesktop Head Unitを動かすと、スマホの画面をそのままPCで試せて便利です。慌てず順番にやれば大丈夫です。
- USBで直接接続してadb経由でDHUを使う方法。安定して動作します。
- ワイヤレスでadb接続してDHUに繋ぐ方法。ケーブルが不要で取り回しが楽です。
どちらの方法でも共通して必要なのはAndroidで開発者向けオプションとUSBデバッグを有効にすることと、Macにadbが入っていることです。途中でつまずきやすいポイントは認証ダイアログなので、スマホ画面を確認する習慣をつけると安心です。
USBでMacとスマホを接続してDHUに繋ぐやり方


USB接続は最初に試すのに向いています。手順はシンプルで、スマホをUSBで接続してMacのadbで認識を確認し、DHUを起動するだけです。ケーブル経由なので接続が安定しやすいメリットがあります。
準備としてMacにadbがインストール済みであることと、AndroidでUSBデバッグが有効であることを確認してください。認証ダイアログは見落としやすいのでスマホを触って確実に受け入れてください。
ターミナルでDHUのフォルダに移動してDHUを起動する
ダウンロードしたDesktopHeadUnitのフォルダにターミナルで移動します。cdコマンドで該当ディレクトリへ入るだけで準備完了です。
実行ファイルに権限が必要ならchmodで付与します。権限がないと起動時にエラーになるので注意してください。
ターミナルでDHU実行ファイルを実行します。起動ログにadb接続待ちの表示が出るのを確認してから次へ進んでください。
USBでスマホを接続してMacのadb devicesで認識を確認する
信頼できるUSBケーブルでスマホとMacを接続します。画面を点けて接続許可のダイアログが出たら許可を与えてください。
ターミナルでadb devicesを実行して端末が一覧に出ることを確認します。unauthorizedならスマホ側で許可をタップしてください。
ワイヤレスでMacからDHUに接続するやり方


ワイヤレス接続はケーブルが不要で取り回しが楽なので、開発中のちょっとした確認に便利です。基本は一度USBで接続してadbをTCPIPモードに切り替えた後、IPで接続する流れになります。WiFiの同一ネットワーク上にあることを必ず確認してください。
無線はネットワークやファイアウォールの影響を受けやすいので、接続が不安定な場合は一度USBで戻して再設定すると改善することが多いです。セキュリティ上不要になったら必ずadbの接続を切る習慣をつけましょう。
スマホでADBをTCP/IPモードにして端末のIPアドレスを確認する
Androidの設定で開発者向けオプションを有効にしUSBデバッグをオンにします。まだならまずここから進めてください。
一度USBで接続した状態でターミナルからadb tcpip 5555を実行して端末をTCP/IPモードにします。これで無線接続の準備が整います。
スマホのWiFi設定で端末のIPアドレスを確認します。IPが不明な場合は端末の情報画面かルーター管理画面で調べてください。
Macでadb connectでスマホに接続してDHUを起動する
ターミナルでadb connect <端末のIP>:5555を実行して接続します。成功するとadb devicesに端末が表示されます。
無線で端末が認識されたら、先ほどのDHUを起動します。DHUのログに端末接続が来ているかを確認して操作を試してください。
作業が終わったらadb disconnectで接続を切ると安全です。必要ならUSBで再接続して状態を確認してください。
MacでAndroidエミュレータにAndroidAutoを表示して動作確認する方法


Mac上のAndroidエミュレータにAndroidAuto画面を出して動作確認する手順をやさしく紹介します。エミュレータを使えば実機が手元になくても画面や挙動を確認できるので、開発やデバッグがずっと楽になります。
今回紹介する方法は公式のDesktop Head Unit(DHU)を使ってエミュレータとつなぐやり方です。エミュレータ側にGoogle関連のイメージを用意し、Mac側でDHUを起動してadbで接続するだけなので再現性が高いです。
- 公式エミュレータ+DHUで接続して表示する方法(おすすめ)。
- 実機とMacをつないで実機で確認する方法。実機があると最終確認が安心。



最初はちょっとだけ準備がいるけど安心してください。順番にやればちゃんと画面が出ますし、エラーが出ても原因の切り分けがしやすいので落ち着いて進めていきましょう。
公式AndroidエミュレータでDHUと連携して動かすやり方


公式エミュレータとDHUを連携する基本の流れはシンプルです。エミュレータはGoogle APIs入りのイメージを使い、必要ならAndroidAutoのAPKをインストールしておきます。
その後MacでDHUを起動する前にadbでポート転送を設定してエミュレータを認識させます。DHUはAndroid SDK内のextras/google/auto/dhuにあるので実行ファイルを準備してから接続してください。
エミュレータを起動してadbでデバイスとして認識されているか確認する
Android StudioのAVD ManagerからGoogle APIs入りの仮想デバイスを選んで起動します。起動が遅い場合はメモリ設定を見直すと快適になります。
ターミナルでadb devicesを実行してエミュレータが一覧に出ているか確認します。表示されないときはadb start-serverを試してから再確認してください。
一覧に出たデバイス名(例: emulator-5554)をメモします。以降のコマンドではそのIDを使って個別に操作できます。
MacでDHUをエミュレータに接続してAndroidAuto画面を表示する
Android SDK内のextras/google/auto/dhuフォルダにあるdhu実行ファイルの権限を確認して実行可能にします。Macではchmod +xで実行権を付与します。
ターミナルでadb -s <デバイスID> forward tcp:5277 tcp:5277を実行してエミュレータ側とDHUの通信用ポートをつなぎます。<デバイスID>は先ほど確認した値に置き換えてください。
Mac上でdhuコマンドを実行して起動します。しばらくするとエミュレータ画面にAndroidAutoの画面が表示されるので、表示が出ない場合はログでエラーを確認してください。
MacでAndroidAutoの動作をデバッグして問題を特定する方法


MacでAndroidAutoを調べるときは、ログと画面の両方を押さえると早く原因が見つかります。ログでエラーや警告を絞り込み、画面録画で操作や表示の流れを確認すると再現手順がはっきりします。
ここではadb logcatでの絞り込みと、画面録画の取り方を使った実践的なやり方を紹介します。実際に試す手順は単純なので、まず接続と権限周りを確認してから進めると失敗が減ります。
- adb logcatでタグやPIDで絞ることでノイズを減らす方法。
- ログをファイルに保存してgrepやlessで必要箇所だけ抜き出す方法。
- scrcpyやadb shell screenrecordで画面を録画して挙動を確認する方法。



まずは落ち着いて一つずつ確認していきましょう。接続と権限のチェックだけで問題が消えることもよくありますから焦らず進めてください。
adb logcatでAndroidAutoのログを絞って解析するやり方


adb logcatは大量に出力されるので、そのままでは追いにくいです。タグ指定やPID指定で興味のあるプロセスだけを表示すると必要な情報がすぐ見つかります。
adb logcat -s CarAudio:V
Macのターミナルでadb logcatをタグやPIDでフィルタして表示する
adb shell psコマンドでAndroidAuto関連のプロセス名を探してPIDを控えます。PIDで絞ると他のアプリログを除外できます。
興味あるタグ名を指定して表示します。タグ指定はログの量を劇的に減らせるのでまず試してください。
必要ならログレベルを上げて詳細を見ます。ただし出力が増えるので後でファイルに保存して解析するのがおすすめです。
ログをファイルに保存してgrepやlessで必要箇所を抽出する
- ログをファイルに保存するにはリダイレクトを使ってadb logcatを実行し後で解析できるようにします。
- 保存したファイルに対してgrepでキーワード検索すると関連行だけ抽出できます。正規表現を使うと便利です。
- lessで大きなログを開いて/検索やnで移動すると問題箇所を素早く見つけられます。
画面録画でAndroidAutoの挙動を記録するやり方


画面録画は見た目の挙動やタイミング問題を確認するのに役立ちます。scrcpyは画面のミラーと同時に録画できるので操作を確認しながら記録する場合に便利です。
adb shell screenrecordは端末側で直接動画を作るので安定して長時間録るときに向いています。どちらもUSBデバッグの許可が必要なので先に接続を確認してください。
scrcpyまたはadb shell screenrecordで動画ファイルを作成する
scrcpyを使うとPC画面にミラー表示しながら動画ファイルを生成できます。操作を見せたいときや解像度を調整したいときに便利です。
adb shell screenrecordを使うと端末内部に動画ファイルを作成します。長時間録画や端末単体での記録が必要なときに向いています。
Macで複数スマホを素早く切り替えてAndroidAutoをテストする応用


複数のスマホでAndroidAutoをテストするとき、いちいちケーブルを差し替えるのは本当に手間です。Mac上で接続先を素早く切り替えられる環境を作ると作業効率がぐっと上がります。ここでは実際に役立った手法を初心者にもわかりやすく紹介します。
- USBハブと短いケーブルを用意して物理的な差し替え時間を短くする方法。
- adb経由でTCP接続を使いWiFi経由で端末を切り替える方法。ケーブル不要で速いです。
- シェルスクリプトでadb接続切替とDHUの再起動を自動化する方法。ワンクリックで切り替えられます。
結局やることは接続先を切り替えてDHUを安定して再起動することだけです。プログラミング的には接続状態を変数で管理しログを残すとトラブルが減ります。少し手を入れるだけで毎回のテストがぐっと楽になります。
adbスクリプトで接続先を自動切り替えするやり方


adbスクリプトで接続先を自動で切り替える場合、端末の識別を明確にしておくと安心です。IPやadbのシリアルを変数に入れて、接続→DHU再起動→切断の流れを順番に書くだけで十分に使えます。
スクリプト内では接続前に既存のadb接続を切り、接続後すぐにDHUを止めて再起動するのがコツです。MacではpsやpkillでDHUのプロセスを扱えるので、それらを組み合わせると安定して切り替えられます。
シェルスクリプトでadb connectとdisconnectとDHU再起動を自動化する
端末識別用に変数を用意します。端末側はadbでTCP接続を許可しておくと切り替えが楽になります。
スクリプトで対象端末へadbで接続します。接続後はDHUのプロセスを停止してから再起動する流れにします。
別の端末へ切り替えるときは現在の端末をadbで切断してから次の端末へ接続し、同様にDHUを再起動します。
よくある質問


- MacでAndroidAutoは使えますか?
はい。ただし公式アプリは無いため、非公式のDesktopHeadUnit(DAH)を使う方法になります。macOSではadb(Androidのデバッグツール)を使った有線接続が現実的です。
- 準備するものは何ですか?
USBケーブル、Android端末、adbを含むAndroidPlatformTools、DAHのバイナリまたはソース、macOS最新版を用意してください。ケーブルはデータ転送対応のものを用いると安定します。
- 接続が認識されないときの対処は?
端末でUSBデバッグを有効にしてadb devicesコマンドで確認してください。端末側の許可ダイアログを承認し、別のケーブルや別ポートで試すと直ることが多いです。
- ワイヤレス接続や音声トラブルはどうすればよいですか?
ワイヤレスはadbの無線接続やWiFi経由の設定が必要で安定性は低めです。音声が出ない場合は再生デバイスとアプリの出力設定を確認し、可能ならUSB直結で試してください。
まとめ


ここまでの手順で、Mac上にAndroid AutoのDesktop Head Unitを立ち上げてスマホを接続する基本が整いました。必要なソフトはAndroid SDK Platform ToolsとDHU(Desktop Head Unit実行ファイル)で、スマホ側はUSBデバッグを有効にしておきます。macOSでは初回にターミナルやUSBアクセスの許可を求められることがあるので、その点も見落とさないでください。
接続方法はUSBが最も安定しますが、Wi-Fi経由でもADB(Android端末と通信する仕組み)でポートフォワードすれば使えます。ケーブルの品質やmacOSのファイアウォール設定でつまずくことが多いので、まずはシンプルなUSB接続で動作確認してください。DHUはコマンドラインで起動して動作を確認すると分かりやすいです。
問題が起きたらadb logcatでログを見て原因を探すと近道になります。Android AutoアプリやDHUのバージョン差で動かないケースがあるので、アプリとツールは最新に保つことをおすすめします。気軽に試して、うまく動いたら楽しんで使ってください。
