Androidバージョンダウンで昔のアプリを快適に!僕がいつもやる安心ステップ

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Androidバージョンダウンで昔のアプリを快適に!僕がいつもやる安心ステップ

Androidを更新したあとにお気に入りのアプリが動かなくなり、バージョンダウンを検討しつつも手順が分からず不安になっていませんか?

このページでは公式ファームウェアを用いた安全な手戻り法からカスタムROMを活用する応用まで、現場で積み重ねたノウハウを基に優しく解説します。事前に準備すべきデータの保護策や失敗を防ぐチェックポイントも盛り込み、初めての方でも落ち着いて進められる構成です。

まずは概要をつかみ、端末の型番確認から順に手を動かしてみましょう。読み終えるころには希望のバージョンで快適にアプリを楽しむ準備が整います。

目次

Androidバージョンダウンの安全なやり方をゼロから案内

Androidバージョンダウンの安全なやり方をゼロから案内

Androidを古いバージョンに戻したいとき、手順を飛ばすと動作が不安定になりがちです。でも、ちゃんと準備すれば驚くほどスムーズに進められます。

  1. fastbootと公式イメージを使う:メーカー公式イメージをダウンロードしてfastbootコマンドで上書きする方法。安定性バツグンです。
  2. TWRPからシステムイメージを復元する:カスタムリカバリに古いイメージを取り込んで戻せます。リカバリ操作に慣れている人におすすめです。
  3. サードパーティツールで簡単操作:GUIでバージョンダウンできるツールもあります。ただし公式サポート外なので自己責任でお願いします。

いずれの方法でも、まずはデータのバックアップとブートローダーのアンロック、公式サイトからのイメージ入手をしっかり行うのがコツです。最後にfastbootで書き戻しを実行すれば完了します。

ブートローダーをアンロックすると内部ストレージが初期化されるので大切なデータは必ずバックアップしてください。

充電は最低50%をキープし、純正ケーブルを使うと書き込みエラーを防ぎやすくなります。

公式ファームウェアを使う王道ルート

公式ファームウェアを使う王道ルート

スマホメーカーが配布している公式ファームウェアを使う方法は、安心感のある基本ルートです。メーカー純正のイメージなので、動作検証済みで不具合が少なく、端末の安定感を優先したい人にぴったりです。

このルートならシステムの整合性が保たれやすく、OTA(ワイヤレス更新機能)にも影響が出にくいのがメリットです。手順も公式手順に沿って進めるので、初めてのバージョンダウンでも手順通りに作業すればスムーズに進みます。

ただし、メーカーサイトからダウンロードしたファームウェアはファイルサイズが大きめだったり、対応OSやツールの準備が必要だったりします。次の手順では必要なツールやダウンロード方法、注意点をくわしく説明します。

①端末モデルを設定アプリで確認

手順
端末モデルを設定アプリで確認

ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリを開いてください。

下にスクロールしシステムまたは端末情報という項目を探します。

モデル名やビルド番号が書かれた欄があるのでタップして詳細を確認します。

端末によってメニュー名称が微妙に違う場合がありますが「端末情報」「端末モデル」「ビルド番号」などを探してください。

②PCでメーカーサイトからROMを入手

手順
公式サイトにアクセス

まずPCでChromeやEdgeを開いて、メーカーの公式サポートページにアクセスします。安定したネット環境でダウンロードするのがおすすめです。

手順
端末モデルを選ぶ

設定→端末情報で確認した型番をダウンロードページのプルダウンから選びます。似た型番が並ぶので、スペルや数字をしっかりチェックしてください。

手順
同意してダウンロード

利用規約をよく読み、同意チェックを入れてからダウンロードボタンをクリックします。日本版かグローバル版かを選ぶときは地域コードも確認しましょう。

手順
MD5値を確認

ダウンロード後は付属のチェックサムと照らし合わせてファイルが壊れていないか確認します。Windowsならcertutil -hashfile ファイル名 MD5が便利です。

ダウンロード中は通信が途切れるとファイルが壊れるので、有線LANや安定したWi-Fiを使ってください。

メーカーによってはROMファイル名にリリース日やリージョンコードが付くので、あとで見失わないようにフォルダ整理しておくと安心です。

③USBデバッグを開く

手順
USBデバッグを有効にする

Android14以降の端末で設定を開きシステム→詳細設定→開発者向けオプションと進みます。

リストからUSBデバッグを探しスイッチをタップしてオンにしてください。

「この端末をUSBデバッグで許可しますか?」と表示されたら確認して許可を選びましょう。

④公式フラッシュツールを起動

手順
公式フラッシュツールを起動する

ダウンロード済みの公式フラッシュツールが入ったフォルダを開いてください。

実行ファイル(Windowsなら「flash_tool.exe」)を管理者権限で立ち上げると、書き込みエラーが減ります。

起動後は画面にあるのぞき穴アイコンが点灯するまで待ちます。端末がFastbootモードで接続されていると、自動で認識してくれます。

端末がFastbootモードでないと認識しないので、あらかじめボリュームダウン+電源長押しで起動しておいてください。

⑤完了後に再起動を確認

ダウングレード作業が終わったら、端末が自動で再起動するかをまず確認してください。画面にメーカーのロゴやロック画面が映し出されてホーム画面に移行すれば、無事に書き込みが完了しています。

再起動が始まらないときは、USBケーブルを外して電源ボタンを長押しし、手動で立ち上げてみてください。

念のため「設定→システム→端末情報」からビルド番号を開き、希望のバージョンになっているかチェックすると安心です。

カスタムROMで自由に戻すアレンジルート

カスタムROMで自由に戻すアレンジルート

カスタムROMを使うと、メーカーやキャリアが用意した枠を飛び越えて自由にOSバージョンを選べます。画面デザインや機能をぴったり自分好みに整えられるのが最大の魅力です。ブートローダーのアンロックやリカバリ(TWRPなど)の導入が必要になるので、少しチャレンジングですが、手順を覚えれば何度でも安心して戻せる柔軟さがあります。開発者モードやADB操作に慣れている人にぴったりのアレンジルートです。

①ブートローダーをアンロック

ブートローダーをアンロックすると端末のデータが全て消えるので必ずバックアップを取ってください。

手順
開発者向けオプションを有効化

設定→端末情報→ビルド番号を7回連続タップして開発者向けオプションを有効化します。

手順
OEMロック解除を許可

設定→システム→開発者向けオプション→OEMロック解除をONにします。

手順
ブートローダー画面へ移動

端末をPCにUSB接続しターミナルからadb reboot bootloaderを実行してブートローダー画面を開きます。

手順
ブートローダーをアンロック

ターミナルでfastboot flashing unlockまたはfastboot oem unlockを実行し、音量ボタンで「Unlock the bootloader」を選択して電源ボタンで確定します。

②TWRPをインストール

いよいよTWRP(カスタムリカバリ)をスマホに導入していきます。ひとつずつ丁寧に進めれば迷わず使えるようになりますよ。

手順
TWRPイメージをダウンロード

端末メーカーごとの公式TWRP配布ページから、最新OS対応のイメージファイルをPCにダウンロードします。

手順
スマホをfastbootモードで起動

端末を完全に電源オフにしてから、電源ボタンと音量下ボタンを同時に長押しします。ブートローダー画面が表示されたらOKです。

手順
PCに接続してTWRPを書き込む

USBケーブルでスマホをPCに接続し、ダウンロードしたイメージを置いたフォルダでターミナルを開きます。

以下のコマンドを入力してTWRPをフラッシュします。

fastboot flash recovery twrp-xxx.img

手順
TWRPで起動して初期設定

書き込み後すぐにfastboot reboot recoveryを実行してTWRPを起動します。初回は画面のスワイプで書き込み許可してください。

Android12以降ではブートローダーアンロックを済ませてから進めてください

イメージファイルは端末ごとに名前が違うので、改名せずに管理すると安心です。

③ダウングレード用ROMをSDカードにコピー

手順
SDカードにダウングレードROMをコピー

スマホの電源を切ってSDカードを取り外し、カードリーダーを使ってパソコンに接続します。

ダウンロードしたROMファイルを保存したフォルダを開き、ファイル名が変更されていないかチェックします。元の名前をそのままにして、SDカードのルート(最上位フォルダ)へドラッグ&ドロップでコピーしてください。

コピーが完了したら、パソコンの「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」操作でSDカードを外し、スマホに戻します。

SDカードのサブフォルダに入れるとリカバリーモードで認識されないことがあります。コピー先は必ずルート直下にしてください。

④TWRPでFactoryResetを実行

手順
TWRPを起動する

電源ボタンと音量上ボタンを同時に長押ししてリカバリーモードへ移ります。OSが起動せずにTWRP画面が表示されたらOKです。

手順
FactoryResetでデータをクリア

画面の「Wipe」をタップしてから「Format Data」を選びます。画面下の入力欄にyesと入力するとデータ領域が初期化されます。

手順
TWRPを再起動して確認

画面左下の「Reboot」をタップし「Recovery」を選ぶと再起動します。再度TWRPが立ち上がれば成功です。

FactoryResetすると端末内のアプリ設定やカスタムテーマが完全に消えます。事前にバックアップをお忘れなく。

何度かブートループする場合はTWRPメニューから「Mount」→「データ」をアンマウントしてから再度Format Dataを試すと改善しやすいです。

⑤ROMをフラッシュし再起動

Bootloaderモードから実際に新しいROMを書き込み,そのまま再起動まで進めます。書き込むファイル名や接続状態をよく確認してから作業してください。

手順
ROMイメージを確認

ダウンロードしたROMイメージ(.img)をfastbootコマンドを実行するPCの作業フォルダに置きます。

手順
端末をfastbootモードで接続

USBケーブルでPCと端末をつなぎ,音量ダウン+電源ボタンでfastbootモードに入ります。

手順
ROMを書き込む

以下のコマンドでブートイメージを書き込みます。ファイル名は実際のものに置き換えてください。

fastboot flash boot your_rom_image.img
手順
端末を再起動

書き込みが終わったら,fastboot rebootで端末を再起動します。

書き込み中はケーブルを抜かないように注意してください。失敗すると起動できなくなります。

バージョンダウンを覚えたらさらに楽しめる便利ワザ

バージョンダウンを覚えたらさらに楽しめる便利ワザ

バージョンダウンで手に入れた自由な環境を活用して、スマホをもっと楽しく快適に使うテクニックを集めました。

応用技役立つシーン
古いホームアプリの導入軽快な動作とシンプルな見た目で操作性アップ
SubstratumテーマエンジンUIのカラーやアイコンを自由にカスタマイズ
Xposedモジュールシステムの機能を拡張して便利機能を追加
分割画面の切り替えショートカットサクッとマルチタスクで効率アップ

古いゲーム専用サブ端末を作る

古いゲーム専用サブ端末を作る

昔のゲームを思い切り楽しみたいなら、メインのスマホとは別にサブ端末を用意するのがおすすめです。アプリ同士の干渉を気にせず、OSを意図的に古いバージョンに固定できるので、動作が軽く安心して遊べます。

サブ端末ならではのポイント
  • メイン端末を壊したり設定を戻せなくなったりするリスクを回避できる
  • 不要なアプリを一切入れずに最適化した状態で動作が速い
  • ADBコマンドや設定変更でOSアップデートを止めやすく、古い環境をキープできる

中古で手頃な端末を手に入れ、専用にカスタムROMやRoot化を行うとさらに自由度アップです。ストアの自動更新をオフにして、余計なバックグラウンド処理を抑えればバッテリー持ちも快適になります。

サブ端末で昔のゲームだけを思いきり楽しみつつ、メインは常に最新の環境でストレスフリーというベストな使い分けができます。

Playストアで自動アップデートをオフにする

手順
Playストアを開く

ホーム画面またはアプリ一覧からGoogle Playストアをタップして起動します。

手順
メニューから設定を選ぶ

画面右上のプロフィールアイコンをタップし、表示されるリストから設定を選びます。

手順
自動更新の設定をオフにする

「ネットワーク設定」の中にあるアプリの自動更新をタップし、オプションからアプリを自動更新しないを選びます。

自動アップデートを完全にオフにすると、セキュリティパッチや重要な機能更新が届かなくなるおそれがあります。

特定のアプリだけ停止したいときは、アプリ詳細画面の右上メニューから同じ手順で設定できます。

ホーム画面にお気に入りゲームをフォルダで整理する

手順
ホーム画面でゲームアイコンを長押し

整理したいゲームアイコンを軽く長押しして画面が震える状態にします。

手順
別のゲームアイコンと重ねてフォルダ化

整理したいもう一つのゲームアイコンにドラッグ&ドロップしてフォルダを作ります。

手順
フォルダをタップして名前変更

開いたフォルダのタイトル部分をタップして「ゲーム」や「アクション」などわかりやすい名前を付けます。

手順
他のゲームをフォルダへ追加

ほかのゲームアイコンを同じフォルダにドラッグして、お気に入りだけをまとめます。

ゲームのジャンル別やプレイ頻度でフォルダを分けると、次に遊びたいタイトルがすぐ見つかります。

省エネ設定を最小限にする

手順
バッテリーセーバーをオフにする

設定アプリを開いて「バッテリー」→「バッテリーセーバー」の順で進み、スイッチをオフにします。これでシステムの省エネ制限を最小限にできます。

手順
アプリを省電力対象から除外する

同じく「バッテリー」画面の「バッテリー最適化」を開き、リストから対象のアプリを選んで「最適化しない」に設定します。ダウンロードした旧バージョンが停止しにくくなります。

注意 バッテリーセーバーはOSアップデートや再起動で自動有効になる場合があります。操作後も設定を見直してください。

機種によって「バッテリー最適化」の呼び名が「アプリの省電力設定」「電池の最適化」など異なることがあります。

APIレベルを切り替えてアプリの動きを試す

APIレベルを切り替えてアプリの動きを試す

Androidエミュレータや実機で、APIレベルをパパっと切り替えながらアプリを動かすと、新しいバージョン特有の動きや、ちょっと古いOSでの挙動を簡単に比べられます。

たとえば、APIレベル21→30で動かしてみると、通知の挙動や権限まわりの違いがすぐ見えてくるので、問題が起きやすいポイントを押さえやすくなります。SDK ManagerとAVD Managerの設定だけで済むから、環境の切り替えもストレスフリーです。

AndroidStudioの仮想デバイスより実機を選ぶ

エミュレーターだと動作がちょっと重かったり実機固有の挙動が試せなかったりします。そこでAndroidStudio画面の仮想デバイス選択をスルーして、手持ちのスマホを直接使います。

手順
端末側でUSBデバッグをオンにする

設定→「端末情報」を連打して開発者向けオプションを有効化し、開発者向けオプション内の「USBデバッグ」をオンにします。Android14なら「システム→詳細設定」からたどると見つかりやすいです。

手順
USBケーブルで接続して実機を選ぶ

USBケーブルでPCと端末をつなぎ、AndroidStudioの▶︎ボタン横のデバイスリストから接続されたスマホを選択します。初回は確認ダイアログでデバイスを信頼する操作が必要です。

デバッグビルドをUSBで転送する

手順
デバッグAPKをビルドする

Android StudioのメニューでBuild>Build Bundle(s)/APK(s)>Build APK(s)を選んで、プロジェクトのapp/build/outputs/apk/debug/app-debug.apkを生成します。

手順
実機をUSB接続して転送モードを選ぶ

USBケーブルでAndroid端末をPCにつなぎ、通知パネルからファイル転送(MTP)を選んでください。

手順
ADBコマンドでインストール

ターミナルでadb install -r app/build/outputs/apk/debug/app-debug.apkを実行し、上書きインストールします。初回は許可を求めるダイアログが出るので許可してください。

ログキャットで古いAPIの警告をチェック

手順
実機またはエミュレーターを起動してアプリを動かす

Android11以降の実機またはエミュレーターをUSB接続または起動したら、Android StudioのRunボタンから対象アプリを立ち上げてください。

手順
Android StudioでLogcatタブを表示

ウィンドウ右下の「Logcat」をクリックします。もし隠れているときは、画面上部メニューのView→Tool Windows→Logcatを選ぶと現れます。

手順
フィルタで「deprecated」を入力して警告を探す

Logcat上の検索欄にdeprecatedと入力すると、古いAPIを呼び出したときのWARNログだけが表示されます。パッケージ名フィルタも合わせれば、他のログに埋もれずにチェックしやすいです。

デバイス側で「アプリのデバッグ許可」を出しておかないと、Logcatに表示されないことがあるので注意してください。

もしdeprecated警告が出ないときは、ログレベルをWarn以上にして再度アプリを再起動するとキャッチしやすくなります。

軽量カスタムROMでバッテリー長持ち

軽量カスタムROMでバッテリー長持ち

バッテリーのもたせ方に悩んでいるなら軽量カスタムROMを試してみてください。余計なキャリアアプリやバックグラウンドサービスがそぎ落とされてシステムがスリム化し、そのぶん電力消費がグッと抑えられます。

公式のLineageOSやPixelExperienceには省電力チューニングが施された軽量ビルドがあり、古い端末でも充電切れの心配が減ります。端末ごとの最適化を確認してインストールすると、長時間の外出でも安心して使えます。

GAppsを最小構成でフラッシュする

GAppsは必要最小限のサービスだけを組み込むことで、端末の空き容量を節約しつつ動作のムダを減らせます。

手順
最小構成のGAppsパッケージをダウンロード

Androidのバージョンとプロセッサ(ARM64など)に合う「pico」または「nano」を選んでおきます。

手順
TWRPリカバリを起動

ボリュームキーと電源キー操作でTWRPに入り、インストール準備を整えます。

手順
不要なキャッシュを消去

Wipe→Advanced Wipeで「Dalvik/ART Cache」と「Cache」だけを選んでスワイプします。

手順
GAppsパッケージをインストール

Install→先ほどのpico/nano zip選択→下にスワイプしてフラッシュを実行します。

手順
システムを再起動

Reboot→Systemで再起動し、GAppsのセットアップに進みます。

GAppsのバージョンとAndroidのバージョンが合わないと起動後にエラーが出ることがあるため、必ず一致を確認してください。

補足として、最小構成ではGoogle Play以外の機能が省かれるため、あとから必要なAPIが増えたら再度フラッシュで別のパッケージを選ぶと便利です。

不要アプリをアンインストールする

不要アプリを削除して動きを軽くしていきましょう。

手順
設定アプリを開く

ホーム画面かアプリ一覧から設定を探してタップしてください。

手順
アプリ一覧から不要なアプリを選ぶ

「アプリと通知」→「すべてのアプリを表示」を開き、リストから削除したいアプリを見つけてタップします。

手順
アンインストールする

アプリ情報画面で「アンインストール」をタップし、確認メッセージが出たらもう一度「アンインストール」を選んで完了です。

プリインストールアプリ(初めから入っているアプリ)は削除できないことがあります。無効化であれば動作を停止できます。

Greenifyでバックグラウンドを抑える

手順
GreenifyをPlayストアから入手

GooglePlayストアを開いてアプリ名を検索し、Greenifyをインストールしてください。

手順
必要なアクセス権を許可

Greenifyを初めて開いたら表示される案内に従って、バッテリー最適化の除外設定や自動ハイバネーションに必要なアクセス許可をオンにします。

手順
ハイバネート対象を選んで実行

リストからバックグラウンド動作を抑えたいアプリを長押しで選び、画面下部のハイバネートアイコンをタップして完了です。

Android11以上ならGreenifyの「デバイス管理者」オプションを活用すると、より確実に自動ハイバネーションが動作します。

よくある質問

よくある質問
Androidのバージョンダウンをしたらデータは消えますか?

OSの書き換えを行うときはシステム領域が初期化されるので、端末内のデータは消えるものと考えておくと安心です。大切な写真や連絡先は、あらかじめGoogleドライブやSDカードにバックアップを取っておくと慌てずに済みます。

ブートローダーのアンロックは必ず必要ですか?

多くのメーカー端末では、バージョンダウンにはブートローダーのアンロックが必要になります。アンロックすると保証が無効になる場合があるので、メーカーサイトの手順をよく確認してから進めてください。経験上、公式の手順を忠実に踏むとトラブルが少ないです。

セキュリティパッチは古いバージョンに戻せますか?

OSバージョンそのものを落としても、セキュリティパッチは同梱されないことが多いです。古いバージョンに対応したセキュリティパッチを自分で当てるのは技術的に難易度が高いので、セキュリティ面が心配な場合はバージョンダウンを控えるほうが安全です。

手順中に端末がフリーズしたときは?

フリーズした場合は、電源長押しで強制再起動を試してみましょう。それでも動かないときは、リカバリーモード(音量+電源ボタンの同時長押し)で起動して、キャッシュワイプを行うと復旧するケースがあります。慌てず冷静に対処してください。

バージョンダウンすると保証はなくなる?

バージョンダウンだけでは端末のハードウェア保証には基本的に影響しません。公式のファクトリーイメージを使って戻すと、ソフト面のサポート対象にも大きな支障は出にくいです。

ただし実際にはブートローダーの開放が必要になるケースがほとんどで、その時点で保証対象外となる場合があります。多くのメーカーでロック解除自体が保証規定から外れるためです。

私の経験では、ダウングレード後に再度公式ツールでブートローダーをロックし直すと、保証修理を受けられたことがありました。ただしメーカー対応がまちまちなので、不安なときはサポート窓口へ問い合わせておくと安心です。

メーカーの保証規定はモデルや国によって差があります。作業前に保証書や公式サイトを確認してください。

一部キャリア端末ではそもそもブートローダーが開放できない仕様になっているので、公式情報をよくチェックしましょう。

公式アップデートは受け取れなくなる?

バージョンダウンするとOTAアップデートが止まるので設定画面から公式の更新は受け取れなくなります。

ただしADBを使ったsideloadやファクトリーイメージを手動で焼く方法ならその後もOSを更新できます。実際に自分の端末でダウン後にOTA通知が来なくなったあとADBコマンドで最新版を当てて問題なく動いたので安心してください。

パソコンなしでもできる?

スマホだけでAPKを用意してインストールできるのが大きなメリットです。外出先やパソコンが手元にないときでも、手順に沿えば旧バージョンのアプリをサクッと入れ替えられます。

ただし公式ストア以外からアプリをダウンロードするので、不正なファイルを避けるために信頼できるサイトを選ぶことが大切です。後で具体的なステップを案内しますが、まずはスマホ単体で完結できる気軽さを知っておいてください。

データは全部消える?

Android本体のバージョンダウンはシステム領域だけでなくユーザーデータもリセットされることが多いです。ブートローダーをアンロックして古いファクトリーイメージを書き込むと内部ストレージやアプリ情報が全消去されるので、何も準備せずに始めると写真や連絡先が一発で消えてしまいます。

アプリの古いバージョンだけを使いたい場合はOSごとのダウングレードを避けるとデータを残しやすいです。adbを使ってアプリをアンインストール後に再インストールすると、データを残したままバージョンだけを下げられることがあります。

本気でOSをバージョンダウンするなら、事前にバックアップを徹底しましょう。adbバックアップやSDカードへのコピー、あるいはTWRPによるnandroidバックアップを取っておくと、万が一データが消えても元に戻しやすいです。

失敗して文鎮化したらどうする?

文鎮化しても慌てないでください。突然画面が映らなくなっても復旧の道はちゃんとあります。

文鎮化にはソフトブリックハードブリックの二つがあります。ソフトブリックならリカバリーモードやfastbootから公式イメージを再フラッシュすることで戻せることが多いです。ハードブリックはEDLモード(ディープリカバリーモード)を使ってPCからファームウェアを焼く方法が頼りになり、実際にこの手順で復活させた経験があります。

まとめ

まとめ

Androidバージョンダウンを試すと、低スペック端末でも懐かしいアプリが気持ちよく動きます。最初はちょっと緊張するかもしれませんが、手順さえ押さえれば驚くほどカンタンです。

まずはデータの完全バックアップを済ませます。次にブートローダーを開放し、カスタムリカバリ(TWRPなど)か公式リカバリを用意します。最後にダウンしたいOSバージョンのイメージをフラッシュすればOKです。

あとは再起動後に初期設定やセキュリティ対策をサクッと済ませるだけで、かつての快適環境が戻ってきます。ここまで来たらもう安心です。新たな発見を楽しみつつ、ぜひ自分だけの使いやすいスマホ環境を築いてください。

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