Android15不具合でもあわてない!やさしく直せる完全ガイド

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
Android15不具合でもあわてない!やさしく直せる完全ガイド

Androidを15に更新してから、突然アプリが落ちたり通信が途切れる不具合に振り回されていませんか?

経験から得たチェックリストを基に、原因の切り分けから設定の微調整、隠れた診断ツールの活用まで順序良く示し、面倒な初期化を避けながら端末を安心して復活させる方法を提案します。

手元のスマホと見比べながら進めれば少しずつ症状が軽くなりますので、今すぐ最初のステップから取り組み、快適な操作感を取り戻してください。

目次

Android15の不具合をやさしく確認して治す方法

Android15の不具合をやさしく確認して治す方法

Android15にアップデートしてから動作が不安定になったりアプリが急に落ちたり…心配な気持ち、すごくわかります。

そんなときは落ち着いて、まずは次に紹介する簡単なチェックを順番に試してみましょう。プログラマー視点でのちょっとしたコツも交えながら、焦らずに解決を目指します。

  1. スマホの再起動:余分なメモリやプロセスをリフレッシュして不具合の原因をリセット。
  2. システムキャッシュのクリア:設定→ストレージ→キャッシュデータを消去して古いファイルを削除。
  3. ADBでログを確認:PCと接続してAndroid StudioのLogcatでエラーを絞り込み。
  4. セーフモード起動:サードパーティアプリを一時停止して問題の切り分けを実施。
  5. ネットワーク設定のリセット:Wi-Fiやモバイルデータの設定を初期化して通信系のトラブルを排除。

上記を順に試すだけで、Android15特有のもやっと感はかなり解消できるはずです。

Android15ではシステムキャッシュが蓄積しやすいので、定期的なキャッシュクリアがおすすめです。

ADBログ取得時は開発者オプションのUSBデバッグを有効にしておいてください。

設定アプリだけで直す

設定アプリだけで直す

端末を再起動する前に、まずは設定アプリだけで原因を探してみましょう。設定アプリはOSのいちばん深いところにあるので、ここで小さな不具合の芽をつかまえるのがポイントです。

設定アプリだけで直すメリットはとにかく手軽なことです。新しいアプリを入れたりPCにつないだりせずにサクッと進められるうえ、操作ミスによる心配も少ないので安心して試せます。

具体的にはアップデート状況のチェックやストレージの空き容量を確認、バッテリー最適化のリセットといった作業を設定アプリ内で進めます。問題の芽をつかんだら詳細なトラブルシュートに移れるので、無駄な手順を省けるのが楽しいところです。

①設定アプリを開いてシステムをタップ

手順
設定アプリを開いてシステムをタップ

スマホのホーム画面やアプリ一覧から歯車の形をした「設定」アプリを探してタップしてください。画面が開いたら、下に向けてゆっくりスクロールします。リストの中で「システム」ラベルを見つけたら、その部分をタップして次のステップへ進みます。

②「システムアップデート」を選んで最新状態を確認

手順
設定画面で「システムアップデート」を探す

設定アプリを開いて画面上部の検索欄で「システムアップデート」と入力するか、画面下部の「システム」をタップしてメニュー内から「システムアップデート」を選んでください。

手順
最新状態を確認して更新を実行

「アップデートをチェック」ボタンをタップして最新のOSがあるか確認します。更新が見つかったら「ダウンロードしてインストール」を選んでください。大容量の場合はWi-Fi接続がおすすめです。

更新前はバッテリー残量が50%以上、または充電中であることを確認してください。

③「不具合診断ツール」を実行

手順
「不具合診断ツール」を実行

Android15に標準搭載された不具合診断ツールを立ち上げて、隠れた問題を見つけましょう。

  1. ホーム画面の歯車アイコンをタップして設定アプリを開く。
  2. 「システム」を選択し、続けて「詳細設定」をタップする。
  3. 表示された「不具合診断ツール」をタップして起動。
  4. 「問題を検出」ボタンを押して診断を開始。

診断には数十秒かかるので、その間はなるべく他の操作を控えると安心です。

診断中に端末を再起動したり画面操作をすると、検査結果が正しく出ないことがあります。

一部の端末では「詳細設定」が「システム管理」などの名称になっていることがあります。

④再起動して動作をチェック

手順
再起動して動作をチェック

電源ボタンを長押しして表示されるメニューから再起動をタップしてください。

端末が再起動したら、不具合が出ていたアプリや機能をもう一度使ってみましょう。問題が解消されているかどうかを優しく確かめてみてください。

再起動後も同じ不具合が続く場合は、キャッシュをクリアしたりアップデート情報を確認することをおすすめします。

端末内部の一時的なトラブルなら再起動で直ることが多いです。もう一度症状が出るか注意深くチェックしてみましょう。

⑤治らない場合は「アプリの権限リセット」を選択

手順
「設定」を開く

ホーム画面から歯車アイコン〈設定〉をタップしてください。

手順
アプリの権限をリセット

「アプリと通知」→「特別なアプリアクセス」→「アプリの権限リセット」を選び、表示される確認ダイアログで〈すべての設定をリセット〉をタップします。

この操作でアプリごとの許可設定が初期化されます。再度必要なときに許可を求められます。

リセット後に問題が解消しないときは、アプリを再起動して最新の設定を読み込ませると安定しやすいです。

開発者向けオプションを使って直す

開発者向けオプションを使って直す

Android15でアプリがカクついたり、画面の反応がもたつくときは、隠し機能の開発者向けオプションを使うとすっと改善することがあります。

この方法ならシステムの深いところまでいじれるのに、設定のオンオフだけで元に戻せるから安心です。

  • システムアニメーションの調整:動きを速くすると画面遷移がスムーズになり、もたつきを軽減
  • GPUレンダリングの強制:ハードウェア描画にまかせてUI負荷を分散し、描画の安定感をアップ
  • バックグラウンドプロセスの制限:不要な処理を抑えてメモリを確保し、主要アプリの動きを守る

①ビルド番号を7回タップして開発者向けオプションを開く

手順
ビルド番号を7回タップして開発者向けオプションを開く

まず端末の設定アプリを起動します。「システム」または「デバイス情報」を探してタップし、つづいて「端末情報」や「ソフトウェア情報」を選びます。その中にある「ビルド番号」を連続で7回ぽんぽんとタップしてみてください。途中でロック解除のパスコードやパターン入力を求められたら、普段使っているものを入力すれば大丈夫です。7回目が終わると「開発者向けオプションを有効にしました」という表示が出現します。

②「バックグラウンドプロセス制限」を1に設定

手順
「バックグラウンドプロセス制限」を1に設定

設定アプリを開いてシステム→開発者向けオプションの順にタップします。リストの中から「バックグラウンドプロセス制限」を探してください。

「バックグラウンドプロセス制限」をタップして「1プロセスのみ許可」を選びます。これで余計なバックグラウンド動作が減り、動作が安定しやすくなります。

制限をかけると通知系アプリが再起動しやすくなるので、重要な通知は動作を確認しておきましょう。

実体験では、SNSアプリだけ動作を見ながら制限を調整すると、快適かつ通知を漏らさず使えました。

③「GPUオーバードロー」をオフに切り替え

手順
「GPUオーバードロー」をオフに切り替え

設定アプリを開き、検索バーに「開発者」と入力して開発者向けオプションを表示します。

開発者向けオプション内にある「描画」カテゴリまでスクロールし、「GPUオーバードロー」を探しましょう。

「GPUオーバードロー」をタップし、リストから「表示しない」を選んでオフに切り替えます。

機種によっては「オーバードロー表示」など名称が少し変わる場合がありますが、表示オフにすれば同じ効果を得られます。

④変更後に端末を再起動

手順
変更を反映させるために再起動

端末の電源ボタンを長押しして電源メニューを表示します。

表示された「再起動」をタップすると、自動でシャットダウンから起動まで進むのでそのまま待ちましょう。

もし「再起動」がない場合は電源ボタンと音量上ボタンを同時に約10秒押すと強制再起動になります。

⑤動作が安定したら設定を戻す

手順
設定を元に戻す

動作が問題なく安定したのを確認したら、これまで変更していた各種設定を元に戻します。

  1. 「設定」→「アプリと通知」から対象アプリを選びます。
  2. 「バッテリー」→バッテリー最適化を解除していた場合は再び有効化します。
  3. VPNやプロファイル制限を追加していたなら削除し、通常の通信に戻します。

変更後はアプリの再起動で設定を確実に反映させましょう。

リカバリーモードでキャッシュを消して直す

リカバリーモードでキャッシュを消して直す

ちょっと電源ボタン長押しだけでは直らない不具合も、リカバリーモードでキャッシュを消すとスッキリ解消できます。

リカバリーモードとはAndroid本体の裏メニューみたいなもので、ここから「キャッシュパーティション消去」を選ぶと一時ファイルだけをリセットできます。アプリデータや写真はそのまま残るので、初期化よりずっと気軽に試せるのが嬉しいポイントです。

①電源と音量上キーを同時に長押し

手順
電源と音量上キーを同時に長押し

電源ボタンと音量上キーを同時に端末が完全にオフ状態で押し続けてください。

画面にメーカーのロゴが見えたら指を離して、リカバリーモードに移行するまでしばらく待ちましょう。

バッテリー残量が少ないと起動に失敗しやすいので、50%以上ある状態で試してください。

②メニューで「リカバリーモード」を選択

手順
メニューで「リカバリーモード」を選択

音量キーでメニューを上下に移動しながらリカバリーモードへカーソルを合わせます。

カーソルが合ったら電源キーを押して決定し、数秒待つとリカバリーモード画面に切り替わります。

機種によっては「Recovery mode」と英語表示になることがあります。

最新のAndroid15ではメニュー構成が統一されており、表記ゆれが少なく選びやすくなっています。

③Androidロゴ表示中に電源を押しながら音量上キー

Androidロゴが画面に出てきたら、電源ボタン音量上キーを同時に押し続けてください。画面が一瞬消えてからリカバリーメニューが現れるまで、しっかり押し続けるのがコツです。

最初は少し力がいるかもしれませんが、焦らずゆっくり押してみましょう。メニューが出たら手を離して大丈夫です。

④「wipe cache partition」を選びYESを決定

手順
wipe cache partitionを選ぶ

リカバリーモードのメニューで、音量キーを使いwipe cache partitionまでカーソルを動かします。選択したら電源キーを押して決定してください。

次に確認画面が出るので、再び電源キーでYesを選んで実行します。処理が終わると自動でリカバリーメニューに戻ります。

⑤「reboot system now」で再起動

手順
「reboot system now」で再起動

音量ボタンで「reboot system now」にカーソルを合わせます。

電源ボタンを押して選択すると、端末が再起動します。起動完了後に不具合が解消されたかどうかを確認しましょう。

不具合解消後にAndroid15をもっと快適に楽しむコツ

不具合解消後にAndroid15をもっと快適に楽しむコツ

Android15の不具合が解消されたら、新しい機能をもっと活かしてみましょう。ここでは実際の経験から役立つ応用テクニックをまとめました。

応用テクニック楽しみ方・役立ち度
カスタムテーマの保存好みの配色を保存して、簡単に切り替えられるので気分転換が楽しいです。
ジェスチャー操作の拡張サードパーティ製アプリで操作を追加すると、画面移動やショートカット呼び出しがよりスムーズになります。
太陽光モード利用直射日光下でも画面が見やすくなるので、屋外での利用ストレスが減ります。
プライベートVPN設定公衆Wi-Fiでも安心してネットを使えるようになるので、外出先での作業が快適になります。
デジタル健康の活用使用時間をグラフで把握して、だらだら操作を減らしながら趣味や勉強時間を確保できます。

これらの応用を取り入れることで、新機能を楽に使いこなせます。毎日の操作がもっと楽しくなりますよ。

隠れた新機能をオンにして電池持ちアップ

隠れた新機能をオンにして電池持ちアップ

Android15には、こっそり用意された「超省エネモードβ」があります。バックグラウンドで動いているアプリの電力をゆるやかに制限しつつ、日常操作には影響しないバランス重視の設定です。

これをオンにすると、画面を使っていないときのムダなバッテリー消費をぐっと抑えられます。長時間外出するときや充電できるタイミングが限られる場面で、とても頼りになる機能です。

①設定アプリで「バッテリーセーバー」を長押し

手順
設定アプリで「バッテリーセーバー」を長押し

ホーム画面にある歯車アイコンの設定アプリをタップします。メニューが開いたら下にスクロールして「バッテリー」セクションを探し、その中にある「バッテリーセーバー」を指でしっかり長押ししてください。

②「アダプティブバッテリー」をオンに切り替え

手順
設定アプリを開く

端末のホーム画面から歯車アイコンをタップして設定アプリを起動します。

手順
バッテリー設定を表示

「バッテリーとデバイスケア」→「バッテリー」を選んでタップします。

手順
アダプティブバッテリーをオン

「アダプティブバッテリー」を見つけてスイッチを右に動かし、オンに切り替えます。

③スケジュールを「Bedtime」に設定

手順
スケジュールを「Bedtime」に設定

時計アプリを開いたら、画面下の「Bedtime」をタップします。

「開始時刻」と「終了時刻」を設定し、就寝と起床の時間帯を登録します。

繰り返しの曜日を選んで、平日だけでも毎日でも好みに合わせてください。

設定が終わったら右上の保存アイコンをタップして完了です。

実体験では、就寝前に画面が暗くなる夜間モードと連動させると目にも優しくておすすめです。

④画面のリフレッシュレートを60Hzに固定

手順
画面リフレッシュレートを60Hzに切り替える

設定アプリを開いて「画面」をタップします。

下にスクロールして「リフレッシュレート」を選びます。

候補の一覧から60Hzをタップして決定します。

選択が反映されたら元の画面に戻り、動作が安定しているか確認しましょう。

一部端末では「スムーズ表示」など名称が異なります。その場合はスムーズ表示をオフにすると60Hzで固定できます。

リフレッシュレートを下げるとバッテリー持ちが安定し、他のアプリ動作にも余裕が生まれます。

⑤明るさの自動調整を微調整

自動調整の明るさがちょっと暗い・明るすぎると感じたら、adbコマンドを使って微調整できます。ほんの少し値を変えるだけで、自分にぴったりの明るさにチューニング可能です。

手順
USBデバッグを有効にする

設定アプリから「端末情報」を開き、「ビルド番号」を7回タップして開発者向けオプションを出現させます。戻って「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」をオンにしてください。

手順
PCでadbコマンドを実行

PCにAndroid SDK platform-toolsを用意し、スマホをUSB接続します。ターミナル(コマンドプロンプト)で接続を確認したら、次のコマンドで調整値を入力します。

adb shell settings put system screen_auto_brightness_adj 0.2

数値は-1.0(暗く)~1.0(明るく)の範囲で調節可能です。試しながら自分好みの値を見つけてください。

adbコマンドはシステム設定を直接書き換えます。コマンドを打ち間違えると意図しない動作になるので注意してください。

調整後に一度端末を再起動すると設定が安定しやすくなります。

自動化アプリでトラブルを未然に防ぐ

自動化アプリでトラブルを未然に防ぐ

アプリを自動で動かしてくれる自動化アプリを活用すると、面倒な操作をうっかり忘れてしまうトラブルを防げます。

たとえばOSアップデート後にキャッシュクリアや再起動を忘れがちなとき、TaskerMacroDroidに「アップデート完了時に自動で再起動」「深夜にキャッシュを削除」といったルールを作っておけば、手動の手間がグッと減って安心です。

プログラマーならではのちょっとしたコツとして、動作確認用に「通知をオンにしておく」「ログをSDカードに保存する」設定を加えておくと、何かずれがあってもすぐ状況がつかめるようになります。

①Playストアで「MacroDroid」をインストール

MacroDroidはスマホ操作を自動化できるアプリです。まずはPlayストアからインストールして環境を整えましょう。

手順
Playストアを起動

ホーム画面またはアプリ一覧からPlayストアアイコンを探してタップします。

手順
検索窓に「MacroDroid」を入力

画面上部の検索バーをタップしてMacroDroidと入力し、虫眼鏡アイコンをタップします。

手順
インストールを実行

一覧からMacroDroidを選びインストールボタンを押します。完了まで数秒から数十秒待ちましょう。

Wi-Fi環境でのインストールをおすすめします。大きいアップデート時に通信量を抑えられます。

インストール後はアプリを起動して必要な権限を順番に許可しておきましょう。

②新しいマクロを作成をタップ

手順
新しいマクロを作成をタップ

画面右下にある+新しいマクロボタンを押します。表示が小さいときは端まで指を伸ばし、腹で軽く押すと反応が安定します。

タップ後に開く画面でマクロ名を入力できるので、あとで分かりやすいようにシンプルな名前をつけましょう。例として「バッテリー最適化」などが便利です。

③トリガーに「アプリ起動時」を選択

手順
トリガーにアプリ起動時を選択

自動化アプリを起動したら画面下の「トリガー」をタップしてください。

画面右下の+ボタンを押すと追加項目が表示されるので「アプリ起動/終了」を選びます。

続いて「アプリ起動時」をタップし、次の画面で自動化したいアプリを探して選びましょう。

アプリの一覧が長いときは上部の検索欄を使うとすばやく見つかります。

④アクションで「キャッシュをクリア」を追加

手順
「キャッシュをクリア」アクションを追加

シナリオ編集画面で「アクションを追加」をタップします。検索欄に「キャッシュ」と入力してシステムカテゴリから「キャッシュをクリア」を選びます。

タップするとリストに「キャッシュをクリア」が追加され、タップ順に自動でキャッシュが削除されるようになります。

一部機種ではキャッシュ削除に追加許可が必要になることがありますので案内を確認してください。

アクションの順番は長押し&ドラッグで入れ替え可能なので、実行タイミングに合わせて並び替えてみてください。

⑤保存してテスト実行

手順
ソースを保存

変更したファイルをWindowsならCtrl+S、Macなら⌘+Sで保存します。自動ビルドが走るので保存するとすぐに状況が反映されます。

手順
エミュレータを選択

Android Studioの上部にあるデバイス選択メニューからAndroid15(API 33以上)対応のエミュレータを選びます。起動していないときはAVD Managerから起動してください。

手順
テスト実行

▶️アイコンをクリックするとビルドとインストールが始まります。初回は時間がかかるので慌てずに見守りましょう。完了後、動作を確認して不具合が解消されているかチェックします。

ベータ版を試して次期アップデートの不具合を先取りチェック

ベータ版を試して次期アップデートの不具合を先取りチェック

Androidの次期バージョンをいち早くさわってみたいときは、公式ベータ版を入れてみるといいです。ベータ版を使うと、新機能の動きやちょっとしたつまずきを先取りでチェックできるからです。

ベータ版を試すときは、テスト用の端末かエミュレータで行うのがおすすめです。メインのスマホにトラブルが起きても、データや大事な作業に影響が出にくくなります。

先に不具合を見つけられると、正式版のときに「あれ?ここ変だぞ?」と慌てずに済みます。気づいたことはGoogleにフィードバックすると、より安定したOSに近づく手助けにもなりますよ。

①Google公式ベータプログラムサイトにアクセス

手順
Google公式ベータプログラムサイトにアクセス

まずはAndroid15のベータ版に参加するため、Google公式ベータプログラムサイトを開いてください。最新のChromeやFirefoxを使うと動きが軽くて安心です。

サイトを開いたら、右上のアカウントアイコンをチェックします。自分が使いたいGoogleアカウントでログインできていない場合は、画面の案内に沿ってサインインしましょう。

ログインが完了すると、対応端末一覧が表示されます。画面上部の検索ボックスに端末名を入れるとすぐ見つけられるので、リストをスクロールして探す手間が省けます。

ベータサイトはログイン状態が維持されにくいので、長時間操作していないときはページをリロードするとスムーズに進められます。

②対象デバイスを選びEnrollをタップ

手順
対象デバイスを選びEnrollをタップ

一覧からEnrollmentしたい端末名をタップして選択状態にします。選んだ行がハイライトされたら画面下部に現れるEnrollボタンを押してください。

Enrollボタンを押すと確認ダイアログが出るので、もう一度Enrollをタップして登録を完了させます。

Enroll後は端末のステータスが「管理対象」に変わるまで数秒かかる場合があります。

社内ネットワーク越しに登録するときは、端末がVPN接続されていると処理が安定しやすいです。

③設定アプリでアップデートを取得

手順
設定アプリを開く

ホーム画面で歯車アイコンをタップするか通知パネルを下に引き出してギアマークを選んでください。

手順
システムアップデート画面で更新をチェック

設定の下のほうにスクロールして「システム」を選び「システムアップデート」をタップし「更新をチェック」を押してください。利用可能な場合は自動でダウンロードが始まります。

Wi-Fiに接続したうえでバッテリー残量が50%以上あることを確認してください。

自動更新をオフにしている場合は同じ画面で「自動ダウンロードの設定」をオンにしましょう。

④インストール後に問題点をメモ

手順
インストール後に問題点をメモ

アプリを起動して動きが重い・フリーズする・エラーメッセージが出たタイミングをスマホのメモアプリに書き留めます。

画面名や行った操作、表示された文言をそのまま残すと再現しやすくなります。

必要に応じてスクリーンショットを撮っておくと、後で状況を見返すときに便利です。

⑤フィードバックアプリから送信

手順
フィードバックアプリから送信

ここまで入力と添付が完了したら、画面右上の送信ボタンをタップします。

  1. 送信前に不具合の内容やログがしっかり添付されているか確認
  2. 端末情報が自動で入力されていない場合は手動で追記
  3. 最後に「送信」を選んでレポートを送信

送信後は「受領しました」のメッセージが表示されるので、これで報告完了です。問題が再現したときは開発チームが確認してくれます。

よくある質問

よくある質問
Android15にアップデートしてからアプリがよく落ちるのはなぜ?

経験上、設定→アプリ→対象のアプリ→ストレージでキャッシュを消すだけで直ることが多いです。それでも続くときはアプリデータを消して再起動してみてください。さらに詳しく原因をつかみたいときはPCでadb logcat –buffer crashを実行するとエラー内容がわかります。

通知が急に届かなくなったときはどうすればいい?

設定→通知→該当アプリを開いて通知が許可されているか確認してください。システムUIの通知チャンネルをリセットすると戻ることもあります。

アップデート後にバッテリー消耗が激しくなった場合は?

Android15の最適化処理が走り切っていないケースがあるので、数回再起動して様子を見てください。設定→バッテリー→バッテリー最適化でアプリごとの設定も見直しましょう。

大切なデータを残しておきたいので事前に何をバックアップすればいい?

設定→Google→バックアップから自動バックアップを有効にしましょう。写真はGoogleフォトの同期、アプリデータを丸ごと保存したいときはPCでadb backupコマンドを使うと安心です。

Android15にアップデートしたらバッテリーが急減りするのはどうすれば良い?

Android15にアップデートしてからバッテリーがグッと減ると「何か大変なことが起きた?」って不安になりますよね。でも心配いりません。

まずは端末に備わっているバッテリー使用状況画面を開いてみましょう。ここをチェックすると、どのアプリや機能が電池をたくさん消費しているか一目でわかります。しつこくバックグラウンドで動き続けるアプリを見つけたら、バッテリー最適化をオンにするか、不要な自動起動をオフにするだけでかなり改善します。

この方法は「なんとなく電池の減りが早い」と感じたときに特におすすめです。どのアプリが問題か迷わずに絞り込めるから、ムダな設定変更をせずにサクッと対処できますよ。

アプリが頻繁に落ちるけれど初期化しないで直せる?

アプリだけに起きているトラブルなら、端末そのものを初期化しなくてもサクッと直せる方法があります。まずはアプリのキャッシュクリアやアップデート、それからセーフモードで動作を確かめる手順を試してみましょう。

  1. 大事なデータを残したまま:端末全体をいじらずに問題を解消できます
  2. 対象アプリだけをリセット:他のアプリや設定に影響を与えません
  3. 数分で完了:手軽に試せるのでまずはこちらがおすすめです

リカバリーモードに入れないのはなぜ?

リカバリーモードに入れなくてドキドキする気持ち、よくわかります。

最新OSでは端末ごとに長押しするボタンの組み合わせが微妙に違います。電源+音量上だけでなく電源+音量下の長押しが正解だったり、スリープ解除ボタンと音量キーを同時に押した後すぐに手を離す必要があったりします。

USBケーブルでPCとつないだままだとリカバリー画面に切り替わらず、単独でボタン操作を認識しないことがあります。画面オフの状態でケーブルを外し、電源ボタンのみで再起動してから改めて試すと成功しやすいです。

またセキュリティロックやアップデート処理が終わっていないと、そもそもリカバリーを拒否することもありました。OS更新直後は操作を受けつけない仕様があるため、更新完了の通知が出てから行うのがおすすめです。

不具合報告をGoogleに送る方法は?

Android15でうまく動かない現象を見つけたら、Googleに直接知らせるのがおすすめです。設定アプリから「システム」→「フィードバック」をタップすると、不具合の説明やログ・スクリーンショットをそのまま添付できます。手元で修正できない問題でも、詳しい情報がGoogleに届くので、公式アップデートでの改善につながりやすくなります。

ベータ版に戻すと保証は切れる?

ベータ版に戻すと保証は切れる?

スマホ本体の保証対象はハードウェア(機械部分)が中心なので、ベータ版(試験版)を使ったからといって自動的に保証が無効になることはほとんどありません。ただし、ソフト関連のトラブルは「正式版」へのサポート対象外になりやすいので、メーカー窓口へ問い合わせるときは最新の正式版にアップデートしてから状況を再現するとスムーズです。

実体験助言:テスト中にアプリが繰り返し落ちたときは、設定から「アップデートをロールバック」してから再起動し、同じ現象が出るか確認してからメーカーに連絡すると対応が早く進みました。

まとめ

まとめ

Android15の不具合を解消するには、まず端末を再起動して動作をリセットします。つぎにシステムアップデートの有無を確認し、ストレージの不要なデータを消すためにキャッシュクリアを試してみてください。

それでも不具合が残るときは、安全モードでアプリの影響を切り分けましょう。設定リセットやログ確認で原因がわかれば、迅速に対処できます。どうしても直らない場合は、大切なデータをバックアップしたうえで端末を初期化してください。

この記事で紹介した手順をふんでいけば、Android15のトラブルも怖くありません。安心してスマホを使いこなし、快適な毎日を楽しんでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次