MacでAndroidウィジェットに歩数計を作ろうとしても環境の違いや権限周りでつまずきやすいです。
この記事を読めばMac上でAndroidウィジェットに歩数計機能を実装して動かすまでの手順がわかりつまずきやすい点は体験に基づく回避策とコード例でその場で解決できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Mac向け環境準備 | Mac向けの環境セットアップを詳しく説明しAndroidStudioとHomebrewの準備までカバーします。 |
| 実装の肝 | Widget用の歩数計ロジックを実装する具体的なコードと省電力の工夫を提示します。 |
| 動作確認とトラブル | 実機での動作確認のやり方とよくあるトラブルとその解決手順を体験に基づいて解説します。 |
これから一緒に手を動かしながら進めれば短時間で動くウィジェットが作れます。安心して読み進めてください。
Android博士最初は戸惑うのが当たり前ですからゆっくり進めてくださいね困った点は一つずつ一緒に整理していけば必ず形になります。
MacでAndroidウィジェットに歩数計機能を実装する手順


Mac環境でAndroidウィジェットに歩数計を組み込む全体像をやさしく説明します。ここでは端末のセンサーを直接使う方法とGoogleFit経由で定期取得する方法を両方扱います。どちらもウィジェットを定期的に更新する点は共通していますが実装のコツが少し違います。
- センサーでリアルタイムに歩数を取得してForegroundService経由でウィジェットを更新する方法。バッテリーと精度のバランスで工夫が必要です。
- GoogleFitのAPIから定期的に歩数を取得してWorkManagerでウィジェットを更新する方法。端末依存の差を吸収しやすいです。
どちらを選ぶかは必要な更新頻度とバッテリーの許容範囲で決めると良いです。まずはセンサーで試し、問題があればGoogleFit側に切り替える手順がわかりやすくおすすめです。
センサーを使ってリアルタイムに歩数を表示する方法


端末のセンサーを使う方法は反応が早くウィジェットに即座に歩数を表示できます。主にTYPE_STEP_COUNTERや加速度センサーを利用してServiceで監視しSharedPreferencesに保存します。
ウィジェット側はSharedPreferencesの値を読みAppWidgetManagerでRemoteViewsを更新します。権限やフォアグラウンドServiceの扱いに気をつけると安定します。
プロジェクトのAppWidgetProviderクラスのonUpdateでForegroundServiceを起動する
AppWidgetProviderのonUpdateでForegroundServiceを起動するIntentを作成します。ウィジェットが複数ある場合はすべてに対応するようにIntentにwidgetIdを含めます。
ServiceをstartForegroundServiceで起動してonCreateでstartForegroundを呼びます。通知を最低限にしてユーザーに明示しながら動かします。
ウィジェットが不要になったときやOSの制限に備え停止処理を実装します。stopForegroundとstopSelfで綺麗に終了させます。
ActivityまたはServiceでACTIVITY_RECOGNITIONの実行時許可をリクエストして結果を扱う
ActivityまたはServiceでACTIVITY_RECOGNITIONの実行時権限をリクエストします。Androidのバージョンによって必要性が異なるためバージョンチェックを行います。
ユーザーが許可したかどうかをonRequestPermissionsResultで受け取り許可があればセンサー登録を進めます。拒否された場合は代替ルートを案内します。
ServiceのonCreateでSensorManagerをregisterListenerしSensorEventで歩数をSharedPreferencesに保存してAppWidgetManagerで更新する
ServiceのonCreateでSensorManagerを取得しTYPE_STEP_COUNTERや加速度センサーをregisterListenerします。サンプリングレートはバッテリーと精度で調整します。
onSensorChangedで歩数を算出しSharedPreferencesに保存します。頻繁な書き込みを避けるため変化があったときだけ保存する工夫を行います。
SharedPreferences更新後にAppWidgetManagerでRemoteViewsを更新してウィジェット表示を反映します。updateAppWidgetはメインスレッドに注意して呼びます。
GoogleFitから定期的に歩数を取得してウィジェットを更新する方法


GoogleFitから歩数を取得する方法は端末のセンサー差を吸収できて安定した値が得やすいです。定期実行はWorkManagerを使うとOSの制約に強くなります。
この方法はネットワークやユーザーのGoogleアカウント同意が必要な点に注意してください。同期タイミングはWorkManagerで柔軟に設定できます。
app/src/main/javaにWorkerクラスを作成してWorkManagerで定期実行ジョブを登録する
app/src/main/javaにCoroutineWorkerもしくはWorkerを作成します。定期ジョブ内部で歩数取得処理を呼び出すようにします。
PeriodicWorkRequestを作ってWorkManager.enqueueUniquePeriodicWorkで登録します。間隔は15分以上が推奨される点に注意します。
Worker内でFitness.getHistoryClientを使いreadDailyTotalやデータポイントを取得する
Worker内でFitness.getHistoryClientを取得します。GoogleSignInや適切なスコープでユーザー認証が済んでいる必要があります。
readDailyTotalやreadDataを使って当日分の歩数を取得します。非同期処理の結果を受け取り数値を抽出します。
取得した歩数をSharedPreferencesに保存してAppWidgetManagerでRemoteViewsを更新する
取得した歩数をSharedPreferencesに書き込みます。書き込み頻度を抑えるため前回値と差分がある場合のみ更新するのがおすすめです。
保存後にAppWidgetManagerを使って該当ウィジェットのRemoteViewsを更新します。notifyAppWidgetViewDataChangedやupdateAppWidgetで表示を反映します。
Macで歩数計ウィジェットを見やすくする応用


ウィジェットはホーム画面でちょっとした情報を伝える小さな窓のようなものです。歩数計ウィジェットは一目で歩数が分かることが重要なので、サイズや配置に応じた見せ方を用意すると使い心地がぐっと良くなります。
サイズ対応はres/xmlの設定と複数レイアウトの用意で実現できます。レイアウトは文字サイズや余白を調整して可読性を優先すると良いです。似た見た目を保ちながら内容を変えることで狭いスペースでも必要な情報を残せます。
グラフや目標表示はRemoteViewsだけでは制約があるのでBitmapに描画してImageViewに入れると柔軟です。更新間隔やキャッシュを工夫するとバッテリーとパフォーマンスの両立ができます。背景やアイコンをシンプルにすると小さな領域でも情報がすっきり伝わります。



焦らず少しずつ形にしていけば確実に見やすいウィジェットになります。まずは小さなレイアウトを一つ作って動かしてみると学びが早いです。
ウィジェットのサイズと複数配置に対応する方法


ウィジェットはホーム画面でサイズを変えられたり複数並べられたりします。res/xmlのappwidget-providerでminWidthminHeightを定義しサイズごとに最小領域を明示すると切り替えがスムーズになります。layoutの幅に合わせて文字やボタンを縮める工夫が必要です。
AppWidgetProviderで受け取るサイズ情報をもとにRemoteViewsを差し替える流れが基本です。変更はonAppWidgetOptionsChangedで受け取りupdateAppWidgetで適用します。実機やエミュレータで配置や回転を確認すると安心です。
res/xml/appwidget-providerで最小サイズを定義しサイズ別のレイアウトをres/layoutに用意する
- appwidget-providerでminWidthとminHeightをdpで指定する。設定は最小表示領域の目安になる。
- res/layoutにlayout_small.xml、layout_medium.xml、layout_large.xmlなどサイズ別のレイアウトを用意する。
- resizeEnabledをtrueにしてウィジェットのリサイズを許可する。
- プレビュー用にホーム画面のエミュレータや実機で各サイズを確認する。
AppWidgetProviderのonAppWidgetOptionsChangedでサイズを判定して該当のRemoteViewsに切り替える
onAppWidgetOptionsChangedでoptionsBundleを受け取りOPTION_APPWIDGET_MIN_WIDTHOPTION_APPWIDGET_MIN_HEIGHTなどの値から現在の幅高さを取得する。
取得した幅高さを予め決めた閾値と比較してsmallmediumlargeなどに分類し該当するRemoteViewsレイアウトを選択する。
選んだRemoteViewsをappWidgetManager.updateAppWidgetで更新してホーム画面の表示を切り替える。
目標やグラフをウィジェットに表示する方法


目標表示はユーザーのモチベーションを上げる重要な要素です。SharedPreferencesに目標値を保存しウィジェット更新時に現在の歩数と比べてパーセンテージや残りを表示すると直感的に伝わります。目標の編集UIはアプリ側で用意して連携させると便利です。
グラフは詳細を詰め込みすぎないことが大事です。CanvasでBitmapを作ってImageViewにセットする方法は自由度が高く小さな折れ線や円グラフを手軽に表示できます。更新頻度は負荷に応じて調節してください。
RemoteViewsのレイアウトに進捗表示用ビューを作りSharedPreferencesの目標値と歩数で更新する
ProgressBarやTextViewで進捗表示用のビューを用意してRemoteViewsのIDを割り当てる。
SharedPreferencesから目標値を読み取り歩数をセンサーや保存データから取得して割合を計算する。
setProgressやsetTextViewTextで進捗を更新しappWidgetManager.updateAppWidgetで反映する。
小さな折れ線や円グラフはCanvasでBitmapを描画してRemoteViewsのImageViewにセットする
ウィジェットのImageViewサイズに合わせたBitmapを生成しCanvasを用意して描画の基礎を作る。
Paintで線や円を描きスケールや余白に注意して小さな領域でも見やすく描画する。
setImageViewBitmapでRemoteViewsにセットし再描画コストを抑えるためにBitmapをメモリやファイルにキャッシュする。
よくある質問


- MacでAndroidウィジェットの歩数計を作れますか。
はい。AndroidStudioとAndroidSDKをMacに入れれば問題なく開発できます。実機で動作確認する場合はUSBデバッグを有効にして接続してください。
- ウィジェットが定期更新されません。
updatePeriodMillisだけに頼ると更新が入らないことがあります。WorkManagerやAlarmManagerで確実に更新をスケジュールし、更新頻度は電池を考えてゆったり目に設定してください。
- 歩数データはどこから取得すればいいですか。
端末内のSensor.TYPE_STEP_COUNTERを使うと低電力で歩数が得られます。GoogleFitを使う場合はOAuth連携が必要で、Android10以降はACTIVITY_RECOGNITION権限を確認してください。
- バッテリー消費が心配です。
ハードウェアのステップカウンタは省電力設計なのでこれを優先してください。ウィジェットは表示に専念し、データ収集はバックグラウンドで間隔を空けて行うと負荷が下がります。
- エミュレータで歩数センサーはテストできますか。
エミュレータは歩数センサーの再現が限られているため、実機での確認が確実です。どうしても自動テストしたい場合はGoogleFitのテストAPIやモックデータで擬似的に歩数を流す方法が便利です。
まとめ


まとめとしては、MacでAndroidウィジェットに歩数計を組み込む作業は、AndroidStudioの準備から始めて実機でセンサーが動くか確かめ、AppWidgetProviderを作りセンサー値を保存してウィジェットを更新する流れを押さえれば完成します。ハードウェアの歩数センサーが使えない場合はGoogleFitや加速度センサーから独自に歩数を算出する代替手法を用意しておくと切り替えが楽になります。
実際に作るときのコツは、更新頻度を短くしすぎてバッテリーを食わないようにすることと、SharedPreferencesなどで歩数を永続化してAppWidgetManagerで確実に反映させることです。開発中は必ず実機で動作確認を行い、adbやログでセンサーイベントを確認しながら進めるとトラブルが早く見つかります。



焦らず楽しんで取り組んでください。まずは小さなウィジェットを動かしてみて、その後で機能を少しずつ増やすやり方が確実で気持ちも楽になります。
