スマホで撮った複数のスクリーンショットをMacでつなげて長い画像にしたいけれど方法が分からず手間取っていませんか。
この記事を読むと初心者でも迷わずに作業できる具体的な手順と実務で使える応用テクニックが身に付きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実体験の具体手順 | スクショの取り込みから位置合わせや余白調整まで実際に行った手順を順に解説します。 |
| Macで使うツール | プレビューやショートカットアプリに加えて無料ツールを組み合わせた安全で効率的な方法を紹介します。 |
| プログラマー視点の時短技 | 命名規則や自動化ワークフローなど現場で役立つ小ワザとトラブル対処法を共有します。 |
順を追って進めれば誰でもできる内容ですから安心して読み進めてください。実際に手を動かして短時間で仕上げましょう。
Android博士初めてで不安でも大丈夫です。ゆっくり手順を追えば確実にできるようになりますから肩の力を抜いて楽しみながら進めてください。
MacでAndroidのスクリーンショットを連結して長い画像を作る方法
スマホの長い画面をそのまま見せたいときに、複数のAndroidスクリーンショットをつなげて1枚の長い画像にする方法をやさしく紹介します。ここでは手作業でプレビューを使う方法、ImageMagickでターミナルから一括でつなげる方法、そしてショートカットやAutomatorで自動化する方法を順番に扱います。最新のmacOSを前提に説明します。
どの方法を選ぶかはスクリーンショットの枚数と手間のかけ方次第です。少ない枚数ならプレビューでサクッと手作業、多い枚数や繰り返す作業ならImageMagickやショートカットで自動化すると楽になります。実際に使ってみて馴染む方法を選んでください。
Android博士最初は少ない枚数で試してみてください。慣れると短時間でキレイにつなげられるようになりますから安心してくださいね。
Macのプレビューで手動でスクリーンショットをつなげる方法
プレビューで手動につなげる方法は、画像を直感的に並べて微調整するのに向いています。準備としてつなげたい画像を順番に並べておくと作業が速くなります。
流れは大きく三つで、画像をプレビューで開く、キャンバスに余白を作る、別画像をコピーして貼り付けて位置を整えるだけです。細かい位置調整は拡大表示で行うと合わせやすくなります。
FinderでつなぎたいAndroidスクリーンショットを選んでプレビューで開く
つなぎたいスクリーンショットを結合したい順に並べて選択します。ファイル名で並べ替えると扱いやすくなります。
選択したまま右クリックして「このアプリケーションで開く」からプレビューを選ぶか、選んでCommand+Oでプレビューに読み込みます。サイドバーで順番を確認します。
プレビューのカンバスサイズを拡張して下側に余白を作る
プレビューの「ツール」からサイズやキャンバスの設定を確認して、縦方向に余白を作るための高さを用意します。幅はオリジナルに合わせると歪みが出にくくなります。
高さを増やしたときに画像の表示位置が上に寄るように設定し、下側に空白領域ができていることを確認します。ここに次の画像を貼り付けます。
別のスクリーンショットをコピーして拡張したキャンバスに貼り付け位置を調整する
別のスクリーンショットをFinderで開いてCommand+Cでコピーします。順番通りにコピーすると作業が楽になります。
最初の画像に戻りCommand+Vで貼り付けます。貼り付けた画像はドラッグで位置を調整して上下のつながりを合わせます。
ズームしてピクセル単位で位置を調整し問題なければファイル→書き出しでPNGやJPEGとして保存します。
ImageMagickでターミナルから一括結合する方法
ImageMagickを使うと複数の画像を一気に結合できます。ターミナルから実行するので最初は少しだけ緊張するかもしれませんが、一度コマンドを作れば何度でも同じ処理を自動で繰り返せます。
Homebrewでmagickを入れておくと便利です。扱う画像が多いときや画質やサイズを揃えたいときに力を発揮します。具体的なコマンド例は次のセクションで紹介します。
ターミナルで結合コマンドを実行するためにスクリーンショットのフォルダに移動する
LaunchpadやSpotlightでターミナルを開きます。ターミナルはアプリケーション名で検索するとすぐ見つかります。
cdコマンドで対象フォルダへ移動します。例としてcd ~/Downloads/screenshotsのように入力してEnterを押します。
縦結合やサイズ合わせのコマンド例を使って一発で画像を繋げる
- 単純な縦結合の例: magick convert -append img1.png img2.png out.png。2枚を縦に結合してout.pngを作ります。
- 複数枚をまとめて縦に結合する例: magick convert -append img*.png out.png。ファイル名で順序が決まるので並びに注意します。
- 幅を揃えてから結合する例: magick mogrify -resize 1080x img*.png; magick convert -append img*.png out.png。先に幅を統一してからつなげると綺麗に揃います。
MacのショートカットやAutomatorでドラッグから自動結合する方法
ショートカットやAutomatorを使うと、ドラッグしただけで自動的に結合して保存するワークフローが作れます。繰り返し使う処理をボタン一つで終わらせたいときにおすすめです。
ショートカットは直感的に扱えるので初めての自動化にも向いています。Automatorはより細かいファイル操作が得意なので、作りたいワークフローによって使い分けましょう。
ショートカットで複数ファイルを受け取るワークフローを作る場所を開く
Spotlightでショートカットを検索して開きます。右上の＋で新しいショートカットを作成します。
ショートカットの設定で「このショートカットは複数のファイルを受け取る」をオンにします。Finderからドラッグで複数ファイルを渡せるようになります。
結合処理と出力先指定を組み合わせてワンクリックで保存する設定にする
ショートカット内で「イメージを結合」や「Shellスクリプトを実行」を組み合わせます。ImageMagickコマンドを使うと安定して結合できます。
処理の最後に「名前を付けて保存」や「フォルダへ移動」を追加して、ワンクリックで所定のフォルダに保存されるようにします。
少ない枚数で試して出力内容を確認します。問題なければアイコンやショートカット名を整えて使いやすくします。
Macで繋げたAndroidスクリーンショットを実務で活用する方法
縦に繋げたAndroidのスクリーンショットは画面の流れを一枚で示せるのでUXレビューや不具合報告に向いています。Macで結合して余白をそろえ注釈を付ければそのまま共有資料として使えます。
実務ではファイル名ルールを決めてバージョン管理し解像度と余白を統一すると受け手の混乱が減ります。さらにAutomatorやShortcutsでリサイズやPDF変換を自動化すると作業時間がぐっと短くなりますし配布はPDF化すると端末差による表示崩れも防げます。
UXレビュー用に注釈や矢印を加えて共有資料にする方法
UXレビュー用には矢印や番号で操作の流れや優先度をはっきり示すと議論がスムーズになります。色分けと簡潔なテキストを使うと指摘の意図が早く伝わります。
実務的なコツとしてオリジナル画像を別で保管し注釈は別レイヤーで作ると差し戻しが楽になります。PDFへ出力する際は可能な限りベクター要素を使い拡大しても潰れないようにすると確認がしやすくなります。
プレビューや画像編集アプリで矢印やテキストを追加する操作手順
MacのPreviewで結合済み画像を開きます。
ツールバーのマークアップを有効にして矢印や図形ツールを選びます。
テキストを追加しフォントサイズと色を揃えてから保存します。
注釈付き画像をPDFに変換してチームに渡す流れ
Previewのサイドバーに複数画像を並べて表示順を確認します。
ファイル→書き出すでPDFを選び解像度と圧縮を調整して保存します。
必要ならPDFを最適化してチーム共有フォルダやチケットに添付して渡します。
よくある質問
- Androidの縦長スクリーンショットをMacでつなげられますか
つなげられます。スマホで撮った複数のスクショをMacに転送して、ImageMagickやプレビューで縦に並べて結合できます。自動ツールもありますが、手動で微調整すると仕上がりがより自然になります。
- スクショをMacに取り込む簡単な方法は何ですか
AirDropやケーブル接続で手軽に取り込めます。開発者ツールが使える場合はadb pullで直接取り出すとファイル名と順序が管理しやすくなります。
- 自動でつなげるときの実用的なツールはありますか
ImageMagickがコマンドで一括処理できて便利です。画像幅が違う場合は先に幅を揃えておくとズレが少なくなります。
- つなげる際のよくある失敗と回避法は
ステータスバーやナビバーが重複することが多いです。各画像をトリミングして余分な部分を取り除き、重なりを少し残して自動マッチングすると自然になります。
- 画質や保存形式のおすすめはありますか
編集を繰り返す場合はPNGで保存すると劣化が少ないです。最終的に容量を抑えたいときだけJPEGに変換すると良いです。
まとめ
長い画像を作る流れはシンプルです。Androidでスクショを連続で撮り、Macに取り込み、連結と微調整をして書き出すだけで完成します。
作業を速く美しくするコツを紹介します。スクショの重なりはピクセル単位で位置合わせすると継ぎ目が目立たなくなりますし、余白トリミングやExif削除を習慣にすると仕上がりが安定します、ImageMagickやプレビューを組み合わせると一括処理が楽になります。
保存は基本PNGがおすすめですが、ファイルサイズが気になるときは画質を落としたJPEGを選ぶと実用的です。初めてでも手順に従えば短時間でできるので、気軽にやってみてほしいです。