大きめの画面が欲しくてAndroidの操作に慣れたいけれど、13インチのタブレット選びに迷っていませんか?
ここでは実際に13インチモデルを仕事や学習で使い込んだ経験から、初期設定から表示調整、マルチタスクに便利な機能までを順序立てて案内します。画面の広さを活かすコツや、パソコンのようにキーボードを接続して作業を軽快に進める方法も具体的に紹介するため、迷わず準備が整います。
読み終えるころには、自宅でも外出先でも快適に動く相棒としてタブレットを使いこなす準備が整いますので、手元に端末を用意しながら一つずつ試してみてください。
13インチAndroidタブレットを今日から快適に使いこなす準備ガイド

13インチの大画面を活かすには、最初の設定が大切ですよ。いくつかシンプルな手順をおさえておくと、いつでも快適に使えます。
- 画面拡大設定を調整:ディスプレイスケーリングで文字やアイコンを見やすくする
- マルチウィンドウを活用:2つのアプリを並べて作業効率をアップ
- キーボードとスタイラスを接続:文字入力やイラスト作成をスムーズにする
- バッテリー最適化を設定:省電力モードや充電スケジュールをカスタマイズする
まずは画面設定から調整してみると、思った以上に操作がしやすくなります。普段使いの心地よさがぐっとアップしますよ。
電源を入れて初期設定を進める

電源ボタンを長押しすると画面にロゴが表示されます。最初に言語や地域を選んで、画面の案内にしたがってタブレットの基本環境を整えましょう。
Wi-Fiにつなぐとアプリやシステムの更新がスムーズに進みます。安定した回線を選ぶことで時間を短縮できるので、できれば高速で混雑しないネットワークを使うと安心です。
次にGoogleアカウントでサインインをしておくと、連絡先や写真のバックアップ、Playストアからのアプリインストールがスムーズになります。電源を切らずにこのまま初期設定を完了させると、すぐにお気に入りのアプリを使いはじめられます。
①電源ボタンを長押ししてタブレットを起動する
タブレット本体の側面や上部にある電源ボタンを探してください。指先で軽く押し込んだまま、画面が暗い状態から徐々に明るくなるまでじっと2秒から3秒ほど待ちましょう。メーカーのロゴが表示されたらボタンから手を離してかまいません。
電源ボタン周りにケースやカバーがあると押しにくいことがあります。外してから試すとスムーズです。
②表示された言語選択画面で日本語をタップする
表示された言語選択画面から日本語をタップしてください。画面が大きいタブレットではリストが見やすく、スクロール操作もスムーズなので迷わず選べます。
③Wi-Fi一覧から自宅ネットワークを選んで接続する
ホーム画面から設定アプリを開き、ネットワークとインターネットをタップしてください。
続いてWi-Fiを選ぶと周辺のネットワーク一覧が表示されます。
一覧の中から自宅のSSID(例:MyHome_WiFi)をタップし、パスワードを入力したら接続を押してください。
しばらく待つと「接続済み」と表示されて使えるようになります。
パスワードは大文字・小文字を区別します。コピペすると入力ミスが減ります。
④利用規約を読んで同意をタップする
アプリを初めて立ち上げると利用規約画面が表示されます。長文に感じるかもしれませんが、ユーザーの権利やデータの扱いに関わる重要な内容なので、しっかり目を通しましょう。
画面を下にスワイプして最後まで進みます。文字が小さければピンチアウトで拡大して読みやすく調整しましょう。
最後まで読んだらチェックボックスを入れて「同意する」ボタンをタップします。画面分割モードでメモアプリを横に並べると、気になるポイントをすぐ書き留められて便利です。
チェックを入れずに先へ進めないアプリもあるので、全体を読んでから同意できるよう心の準備をしておきましょう。
⑤自動でシステムアップデートが始まったら完了まで待つ
最新のAndroid 14端末では、システムアップデートが自動で始まると画面に進行状況バーが表示されます。
更新の内容や端末の性能によっては数分~十数分かかることがあるので、完了するまでじっと待ちましょう。
電源を切ったりケーブルを抜いたりすると更新が途中で止まってしまう恐れがあるので、必ず充電器に接続したまま待つこと。
Googleアカウントを作成または追加する

Androidタブレットを思いきり活用するには、Googleアカウントの登録が欠かせません。アプリのダウンロードやクラウド同期に必要なので、まだ持っていない場合は新規作成、既に持っている場合は追加しておきましょう。
アカウントを登録すると、連絡先やカレンダー、写真などが自動で同期されるようになります。タブレットを紛失してもデータがクラウドに残るので、安心感が違います。
さらに、Googleドライブで資料の共有やバックアップもスムーズになりますし、Gmailでメール管理を一元化できるのはプログラマー視点でも嬉しいポイントです。
①既存のGmailアドレスでログインをタップする
アカウント選択画面に切り替わったら、一覧から使用したいGmailアドレスを探してタップします。
もし候補に見当たらないときは「別のアカウントを追加」を選ぶと、手動でメールアドレスを入力できます。
②メールアドレスとパスワードを入力する
Googleアカウントのログイン画面が表示されたら、登録しているメールアドレスを正確に入力してください。特に「@」や「.」(ドット)が抜けやすいので注意しましょう。
パスワード欄に移動したら、端末に保存された候補が表示される場合があります。ミスタイプを防ぎたいときは、表示された候補をタップして自動入力すると便利です。
入力ミスがあると先に進めません。目アイコンで文字を確認しながら、正確に入力しましょう。
③二段階認証が表示されたらスマホで承認する
スマホに届いたプッシュ通知をタップして開き、ログインを許可してください。
通知が届かないときは通知パネルを下に引き、認証アプリがバックグラウンドで動作するように設定を確認しましょう。
端末の時刻がずれていると認証コードが一致しません。スマホの自動時刻同期をオンにしておくと安心です。
④新しく作る場合はアカウント作成をタップする
アカウント選択画面の下部にある「アカウント作成」をタップしてください。まだGoogleアカウントを持っていないときに押す場所です。
タップすると名前や希望のメールアドレスを入力する画面に進みます。パスワードは英数字と記号を混ぜると安全性が高まるので試してみてください。
⑤支払い情報の追加はスキップをタップする
支払い情報を聞かれる画面が表示されたら、画面下部にあるスキップを見つけてタップします。後から登録できるので、いまは気にせず進めましょう。
スキップしても無料機能はすぐに使い始められます。
画面サイズを活かす表示設定の整え方

13インチのゆったりした画面は、その大きさを生かせばスマホ以上に快適な操作感が得られます。表示設定を見直せば、文字やアイコンが手元に近づいて目にも優しくなり、作業効率もグンと上がります。
- 解像度と表示サイズの調整:システム設定から表示サイズを標準より小さめに設定すると、一度に見渡せる情報量が増えて広い画面をフル活用できます。
- フォントサイズの最適化:読みやすさを保ちつつ小さすぎないサイズに調整すれば、長文の記事や資料もラクにチェックできます。
- ホーム画面のアイコン配置:アイコンのグリッド数を増やすと、アプリを探す手間が減りタブレットならではの一画面管理が可能です。
- ナビゲーションバーの自動非表示:設定からバーの非表示をオンにすれば、コンテンツ表示領域がさらに広がって動画視聴やイラスト制作が快適になります。
これらの設定を組み合わせると、13インチタブレットの大画面をしっかり手中に収めた気分が味わえます。まずはひとつずつ試しながら、自分だけのベストバランスを見つけてみてください。
①設定アプリを開いて「ディスプレイ」をタップする
ホーム画面で画面上部から下に二度スワイプしてクイック設定を表示し、右上の歯車アイコンをタップします。表示された一覧からディスプレイを探してタップします。
②画面の回転をオンにして横向き表示を確認する
まずはタブレットが横向きに対応しているかを確かめるために、画面回転をオンにしてみましょう。横向きになる様子を見ると、「こんなに広くなるんだ!」とワクワク感がアップしますよ。
画面上部から指を2本そろえて下方向にスワイプします。
クイック設定にある画面回転アイコン(矢印が円状になったマーク)をタップして有効にします。
タブレットを横向きに傾けて、ホーム画面やアプリがきちんと横表示に切り替わるかチェックします。
一部アプリは横向き対応しておらず、回転をオンにしても縦表示のままになることがあります。
③表示サイズと文字サイズをスライダーで調整する
設定アプリを開いて「アクセシビリティ」または「画面表示」を選びます。表示サイズと文字サイズのスライダーが並んでいるので、左右に動かして見やすい大きさに合わせます。
スライダーを最大にすると一部アプリで画面レイアウトが崩れることがあります。
④ダークテーマをオンにして目の疲れを軽減する
画面下から上へスワイプしてアプリ一覧を表示し「設定」をタップしてください。
「ディスプレイ」をタップし、画面の色合いや明るさを調整する項目を表示させます。
「ダークテーマ」をタップし、スイッチを右へスライドして有効にしてください。
一部のアプリは個別にテーマ切り替えが必要です。
⑤スプリット画面機能を試してアプリを並べる
画面を二分割して別のアプリを同時に操作できるスプリット画面機能です。大きな13インチならではの快適さを感じられます。
画面下部から上にスワイプして最近使ったアプリ一覧を表示し、分割したいアプリのプレビューを探します。
プレビューのアプリアイコンを長押しし、「分割画面表示」をタップします。
下半分に並べたいアプリをタップすると、画面が二分割されます。境界線をドラッグしてサイズ調整もできます。
一部のアプリはスプリット画面に対応していないので動作しない場合があります。
13インチの広さを活かす便利ワザで毎日をもっと快適に

13インチあると画面の広さを十分活かした応用テクニックがグッと便利になります。日常のさまざまなシーンで役立つワザをまとめました。
応用ワザ | 役立つシーン | メリット |
---|---|---|
Split画面 | メールとブラウザの同時利用 | アプリ切り替えが減り作業効率アップ |
ペン操作 | 手書きノートやイラスト制作 | 細かい描画もスムーズに行える |
ドラッグ&ドロップ | ファイル整理や画像移動 | 直感的に操作できて時短になる |
外付けキーボード接続 | 長文入力や資料作成 | タイピングが快適になり速度アップ |
映像編集 | 動画のカット・フィルター適用 | 広い作業領域で細かな調整がラク |
こんなワザを活用すると、13インチの大画面がただ大きいだけではなく、毎日のタブレット使いを一段と快適にしてくれます。
2画面マルチタスクで作業効率アップ

画面が広い13インチなら、二つのアプリを並べて同時に使うのが快適です。たとえばドキュメントを左に表示しつつ右でメモをとると、いちいち切り替えずに情報をすぐに参照できます。
試しにブラウザとコードエディタをマルチウィンドウにしてみると、ウェブで調べつつすぐにコーディングできるので作業の流れが途切れません。大きな画面を活かして、ドラッグ&ドロップでテキストを移動するのも心地よい体験です。
また、ファイルマネージャーとチャットアプリを並べれば、資料共有や確認作業もスムーズになります。プログラマー視点だと、バグ報告を画面横に置いたバグトラッカーに直接コピー&ペーストできるのがうれしいところです。
Chromeを開いて画面上部からマルチウィンドウアイコンをドラッグ
Chromeをタップして起動すると画面上部に検索バーやタブ一覧が並びます。
検索バーの右端にある□が重なったアイコンを長押しして、そのまま画面下へ向かってドラッグします。
指を離すとChromeが画面上部に固定され、下部に別のアプリを選んで分割表示が始まります。
分割したい2つ目のアプリをアプリ一覧から選ぶ
画面の下部に並んだ最近使ったアプリ一覧から、もう片方に表示させたいアプリをタップします。目当てのアプリが見つからない場合は、ホーム画面下のバーを上にスワイプして全アプリ一覧を表示し、アイコンを探すとすぐに選べます。
境界バーをスライドして画面比率を調整
画面中央に表示された境界バーの真ん中あたりを指で長押ししてください。境界バーには影付きのラインがあり、つかみやすくデザインされています。
長押ししたままバーを左右または上下にスライドさせて、好みの画面比率に調整します。片側を広くすると、大きい画面で作業しやすくなります。
一部アプリでは最小/最大のサイズ制限があるため、境界バーがこれ以上動かない位置がある点に注意してください。
外付けキーボードとマウスでノートPC風に使う

小さな画面でタイピングするのはちょっと大変ですよね。外付けキーボードとマウスをBluetoothやUSB-Cでつなげば、13インチタブレットがまるでノートPCのように使えて、長文入力も軽やかにこなせます。持ち歩きやすいキーボードと軽量マウスを組み合わせれば、カフェや出先でも快適な作業環境が手に入ります。
キーボードショートカットを活用するとアプリの切り替えや文書編集がさらにスピーディーになります。パソコンと同じようにCtrl+C・Ctrl+Vが使えるので、プログラミングや文章作成もストレスフリーです。
Bluetoothメニューでペアリングモードのキーボードを選ぶ
通知バーを下に2本指でスワイプしてクイック設定を広げ、Bluetoothアイコンを長押しします。画面に「利用可能なデバイス」が表示されたら、キーボードの名前(例:MyKeyboard123)が点滅LEDと一致しているか確認してタップします。
接続要求のダイアログが出たら「ペア設定」を選ぶと準備完了です。
キーボードがペアリングモードになっていないとデバイスリストに表示されないので、メーカーの説明書に沿って必ずモードを有効化してください。
接続コードを入力してEnterキーを押す
受け取った接続コードを端末のキーボードでひとつずつ正確に入力します。大文字小文字も区別されるのでコピペでもタイプでも注意してください。
入力内容を確認したらEnterキーを押して次の処理を開始します。
スペースや改行が混じると認証に失敗する場合があります。余計な文字がないか注意しましょう。
マウスをペアリングしてカーソル速度を調整
画面右上を下にスワイプして歯車アイコンをタップし、設定を開きます。Bluetoothを探してスイッチをタップし、有効にします。
マウス底面のペアリングボタンを長押しし、LEDが点滅するのを待ちます。これでAndroid側から検出可能になります。
設定のBluetooth画面に戻り、新しく表示されたマウス名をタップしてペアリングします。接続完了の通知が出たらOKです。
設定画面の検索バーで「ポインタ速度」と入力し、表示されたオプションをタップします。スライダーを左右に動かして好みの速さに調整します。
スタイラスペンで手書きメモを楽しむ

スタイラスペンを使うと、紙にペンで書くような感覚で画面に文字や図を描けます。ペン先の細かな動きに反応するので、アイデアを書き留めるときや図解をするときもくっきりきれいに仕上がります。
専用アプリを組み合わせると、書いたメモをテキストに変換したり、クラウドに自動で保存したりできて便利です。メモごとに色を変えたり、ページを増やしたりして、自分だけのアイデアノートを自由にカスタマイズしましょう。
ペン対応アプリをPlayストアでインストール
まずはタブレットに最適化されたペン対応アプリを公式ストアから導入していきましょう。
ホーム画面かアプリ一覧からGoogle Playストアをタップして開きます。
上部の検索バーに「ペン ノート」「手書き メモ」と入力して、タブレットの大画面に対応したアプリ候補を表示させます。
好みのアプリを選び「インストール」をタップします。ダウンロードが完了したら自動でホームにアイコンが追加されます。
手書きアプリはタブレット専用最適化のものを選ぶとペン遅延が小さくなります。
アプリを開いてノートを新規作成
ホーム画面またはアプリ一覧からノートアプリのアイコンを見つけてタップしてください。公式アイコンを確認すると間違いが減ります。
アプリが起動したら画面右下のプラスアイコンをタップして新しいノートを作成します。タイトルは後からでも変更できるので気軽に始めてみてください。
ペンのボタンを押して消しゴムモードに切り替える
ペンのサイドにあるボタンを押すだけで筆記用ペンから消しゴムモードに切り替えられます。実際に試すと、サクッと消しゴム操作に移れるのでメモ書きや図の修正がとてもスムーズです。
書きかけの画面上でペンのボタンを軽く押すと、画面に消しゴムアイコンが表示されます。初めて使うときは押し加減を調整すると感覚がつかみやすいです。
表示された消しゴムアイコンに合わせて画面をなぞってみましょう。ペン先を文字や図に当てると、軽やかに消えていくはずです。
ペンによっては長押しでモード切り替えをカスタマイズできるものもあります。アプリ側の設定もチェックしてみましょう。
Googleドライブへ自動保存をオンにする
ホーム画面やアプリ一覧からGoogleドライブをタップして起動します。
画面左上のメニューアイコンをタップして「設定」を選び、「バックアップと同期」を探します。スイッチをタップしてオンに切り替えましょう。
Wi‐Fi接続中に設定するとモバイル通信量を節約できます。
よくある質問

スタイラスペンがうまく反応しません
- スタイラスペンがうまく反応しません
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画面保護フィルムやケースの素材がペン先の感度に影響することがあります。まずは保護フィルムをはずして反応を確認してみてください。それでも反応が悪い場合は、設定>システム>スタイラス設定でキャリブレーションを実行すると精度が戻ることがあります。また、対応アプリ側にも筆圧検知の設定があるので、アプリ内の描画設定をチェックするのもおすすめです。
マルチウィンドウでアプリがカクつきます
- マルチウィンドウでアプリがカクつきます
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13インチという大画面は2つのアプリを同時に動かすとリソースが分散しがちです。設定>開発者向けオプションで「強制GPUレンダリング」を有効にすると描画負荷が軽減されることがあります。不要なバックグラウンドアプリを終了しつつ、常用するアプリは最新バージョンにアップデートして最適化された状態で使うとスムーズになります。
OSアップデートが途中でエラーになります
- OSアップデートが途中でエラーになります
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アップデート中は空きストレージが500MB以上あるのが安心です。設定>ストレージで不要ファイルや大きな動画を削除して空きを確保してください。また、Wi-Fi接続が不安定だとエラーが起きやすいので、ルーターから近い場所でダウンロードすると成功率が上がります。電池残量にも注意して、50%以上確保した状態で再トライしてください。
13インチAndroidタブレットは持ち運びに重くない?
13インチタブレットは、たしかに10インチと比べると重さが気になるサイズです。たとえば最新機種なら約650gほどになるので、長時間の片手持ちは少し疲れやすいです。
でも肩掛けリュックや大きめトートに入れるときには、スリムな専用ケースを使えば荷物のかさばりが減って持ち運びやすくなります。私は薄手のハードケースとリュックの内ポケットを組み合わせて、移動中も安心して使っています。
外で長時間使うときは、軽量の折りたたみスタンドを活用すると、テーブルの上でも疲れにくくなります。少しの工夫で、大画面の恩恵を損なわずに気軽に持ち歩けます。
バッテリーはどれくらいもつ?
- バッテリーはどれくらいもつ?
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最新OS搭載の13インチタブレットはおおむね10000mAh前後の大容量バッテリーを内蔵しています。動画視聴を明るさ50%で行うと約10時間、SNSやメール中心のライトな使い方なら約12時間ほど使えます。
一方でゲームや高画質動画を続けると約6時間が目安です。画面のリフレッシュレートを60Hzに抑えたり、バッテリーセーバーを有効にするとさらに1~2時間ほど延長できます。
キッズ向けに制限をかけたいときはどうする?
お子さんが安心してタブレットを楽しめるように、Googleが提供するファミリーリンク機能を使うのがおすすめです。保護者のスマホからお子さんのアカウントを登録し、利用できるアプリや使える時間帯を柔軟に管理できます。
ファミリーリンクを使うとインストールできるアプリの制限やウェブ検索のフィルタリング、画面の利用時間の設定などがまとめてできるため、「寝る時間になったら自動でロック」「学習用アプリだけは許可」など、細かいコントロールが簡単に行えます。13インチの大画面を生かして学習や動画視聴を安心安全に楽しみたいご家庭にぴったりです。
画面が大きいぶん操作が遅く感じたら?
大きな画面だとアニメーションの移動距離が長くなり、操作がもたついて感じることがあります。
そんなときは、開発者向けオプションにあるWindowアニメーションスケールやトランジションアニメーションスケールを0.5倍やオフに変更してみてください。画面切り替えやメニュー展開がキビキビ動いて、タップから表示までの時間が短く感じられます。
設定後は大きめのタップ領域でもスムーズに反応するように感じられるので、操作のストレスがグッと減ります。
パソコン用のUSB-Cハブはそのまま使える?
ほとんどのパソコン向けUSB-Cハブは、そのまま13インチタブレットでも使えます。ただしタブレット側がOTG(PC用まま外部機器を認識する機能)に対応していることが前提です。
実際にAnker製のUSB-Cハブを接続してみたところ、USBメモリや有線LAN、HDMI出力まで問題なく動いてくれました。タブレット側のUSBポートがUSB3.1以上なら高速転送にも対応し、ストレスなく使えます。
ただし給電用のPower Delivery(PD)パススルー機能がない安価モデルだと、外部機器を動かすだけでタブレットのバッテリーを急速消費します。長時間の使用を想定するなら、PD対応ハブを選ぶと安心です。
まとめ

13インチの大画面タブレットは、初期設定からホーム画面のカスタマイズ、便利なアプリのインストールまで手順をおさらいするだけでグッと使いやすくなります。
まずはWi-FiとGoogleアカウントをサクッと設定して、次に好みのランチャーやウィジェットで見た目を整えましょう。分割画面や専用ペンの活用で、作業効率もアップします。
ここまでの流れを実践すれば、大画面ならではの快適さを存分に味わえます。あとはお気に入りのアクセサリーをそろえて、タブレットライフをもっと楽しく広げてみてください。