Androidを使っていると、機内モードの切り替え方や活用法がわからず通信が途切れて困ることはありませんか?
ここでは、クイック設定と設定アプリの両方でのオンオフを画像なしでも迷わず追えるよう手順を一歩ずつ示し、電池を長持ちさせる小技や夜間通知を遮断するコツ、BluetoothやWiFiだけを個別に使う裏ワザまで、実体験で磨いたヒントをまとめてお届けします。
数分後には通信を切るも戻すも思いのままになりますので、スマホを片手に準備を整えてから読み進めてください。
Android機内モードをすばやくオンオフする方法

スマホ操作中にいきなり電話を遮断したい場面やアプリ動作のテストで通信を切りたいとき、「さっと機内モードに切り替えられたら楽だな」と感じたことはありませんか?そんなときに役立つ、素早いオンオフ方法をまとめました。
- 画面上部からクイック設定パネルを下に引き、飛行機アイコンをタップして即切り替え。
- 電源ボタン長押しメニューに表示される
機内モード
を選ぶだけでオンオフ可能。 - ホーム画面に
機内モード
ウィジェットを置くと、ロック解除なしでワンタップ。
以上の方法はどれも数秒で切り替えられますが、開発中にテストを自動化したい場合はパソコンからコマンドを使うのも便利です。
パソコンのADBを使うと、adb shell settings put global airplane_mode_on 1
とadb shell am broadcast -a android.intent.action.AIRPLANE_MODE
でワンタップ要らずでオフラインテストに移行できます。
クイック設定パネルで切り替える

クイック設定パネルは画面上部からスッとスワイプダウンするだけで出せるので、メニューを探しに行く手間が省けます。
飛行機アイコンをタップすると即座に電波の送受信がオフになり、もう一度タップすれば元に戻せる手軽さが魅力です。移動中や会議前など、パッと切り替えたいときにピッタリです。
①画面上端から下へ1回スワイプする
画面の一番上の端に指を置き、そのままゆっくり下へ引き下ろしてください。これで通知パネルがスッと開きます。始点を端に近づけると確実に反応します。
②もう1度スワイプしてクイック設定を全表示する
クイック設定が小窓から全画面表示に切り替わり、すべてのトグルが見えるようになります。
③飛行機アイコンをタップしてオンにする
画面上部からスワイプダウンしてクイック設定パネルを開き、並んでいるアイコンの中から飛行機マークを探します。アイコンが薄いグレーからハイライトカラーに変われば機内モードが有効になっています。
④同じアイコンをもう1度タップしてオフに戻す
機内モードアイコンが青やオレンジなどに変わってオンになったら、もう一度同じアイコンをタップしてください。タップするとアイコンがグレー(または薄い)に戻り、オフ状態になります。
オフにするとモバイル通信やWi-Fiが再接続されます。飛行機内など制限エリアから移動してから操作すると安心です。
設定アプリから切り替える

設定アプリから機内モードを切り替える方法は、通知パネルが操作できないときや細かい通信設定を見たいときにおすすめです。設定アプリのネットワークとインターネットから機内モードへ進むだけで、Wi-FiやBluetoothを個別にオンオフできる機能もいっしょに調整できます。
手順はわずか数タップですが、データ通信を完全にオフにしたいときや、オフライン状態で一部機能だけ使いたいときに便利です。いったん覚えてしまえば、機内モードの活用幅がぐっと広がります。
①設定アプリを開く
まずはAndroidの設定アプリを開きます。ここから機内モードの切り替えを行います。
画面上端から指を下にすべらせてクイック設定パネルを表示します。
パネル内に表示される歯車マークを押すと設定アプリが起動します。
ホーム画面でアプリ一覧を開き「設定」を探してタップします。
②ネットワークとインターネットをタップする
設定アプリのメニューを下にスクロールして「ネットワークとインターネット」を探し、タップしてください。Androidの機種によっては地球儀やWi-Fiマークのアイコンで表示されていることがあります。
③機内モードスイッチをタップしてオンにする
クイック設定パネルの中ほどにある飛行機のアイコンを探してください。アイコンの右側にあるスイッチをタップすると、機内モードがオンになります。
オンになるとアイコンが色づき、画面上部のステータスバーに飛行機マークが表示されるので確認してください。
④スイッチを再度タップしてオフに戻す
「機内モード」のスイッチをもう一度タップしてオフにします。
これでアイコンが消え、数秒ほどで携帯回線やWi-Fiが自動でつながります。
Android機内モードを使ってもっと便利にするヒント

機内モードは飛行機に乗るときだけのものだと思っていませんか?実は、ちょっとしたひと工夫で普段使いにも大活躍します。バッテリーを長持ちさせたいときや、大事な集中タイムを邪魔されたくないときなど、さまざまな場面で役立つアイデアを集めました。
応用テクニック | こんなときに役立つ |
---|---|
Wi-Fiオンでオフライン資料の参照 | 機内モード中にWi-Fiだけオンにして地図やPDFをサクサク確認したいとき |
就寝タイマー連動で自動起動 | 就寝中の余計な通知をカットして朝までしっかり休みたいとき |
バッテリーセーブモード強化 | 動画視聴の合間や移動中にちょっとでも電池を長持ちさせたいとき |
集中モード+機内モードで完全オフ | 仕事や勉強に没頭したいときに着信や通知をまるごとシャットアウトしたい場合 |
このように機内モードは普段使いの“隠れた相棒”になってくれます。次から詳しい手順をお伝えしますので、ぜひ活用して快適度アップを楽しんでください。
バッテリーを節約して一日乗り切る

長時間外出中にスマホのバッテリーがヒヤヒヤすることがありますよね。そんなときはバッテリーセーバーをサッと有効にしておくと、画面の明るさや動きが自動で抑えられて夕方まで安心して使えます。
加えて自動輝度調整やバックグラウンドでのデータ通信制限を組み合わせると、ナビやSNSもバッテリーをガンガン消費せずに使い続けられます。ちょっとした工夫が、大事な場面での電池切れをグッと減らしてくれます。
クイック設定から機内モードをオンにする
画面上部から2本の指で下にスワイプして、クイック設定パネルを広げます。
飛行機マークのアイコンを見つけたら、ゆっくりタップします。
アイコンが色付きになったら機内モードがオンになっています。
機内モード中は電話やSMSが使えなくなるので、必要ならWi-Fiだけ後からオンに戻してください。
必要なときにWiFiだけを個別にオンにする
画面上から下に向かってスワイプしクイック設定パネルを開き飛行機アイコンをタップして機内モードをオンにします。
同じクイック設定パネルでWiFiアイコンを探してタップし、WiFi機能だけを有効にします。
利用したいSSIDをタップしパスワードを入力すればWiFiだけを使いながら移動中もネットにアクセスできます。
機内モード中にモバイルデータがオフになるため通話やSMSは受け取れません。緊急連絡の必要がある場合は一度モバイルデータを復帰させてからWiFiを有効にしてください。
夜中の通知を全部シャットアウト

夜中にスマホの通知が鳴ると、せっかくの熟睡タイムが中断されますよね。そんなときはおやすみモードを活用すると通知を自動で遮断できて、朝までぐっすり眠れます。
プログラマー視点でおすすめなのはスケジュール設定です。平日と週末で時間帯を切り替えられるので、仕事の日だけ深夜通知をシャットアウトして、週末はゆるっと受け取るなど、生活リズムに合わせた細かいルールが簡単に組めます。
就寝前に機内モードをオンにする
画面上部から下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、飛行機アイコンをタップします。アイコンに色がついたら機内モードが有効になっています。
設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」に進むと「機内モード」があります。スイッチがオンになっているかチェックしておくと安心です。
就寝中は着信も通知も止まってしまうので、朝起きて連絡を見逃さないように目覚ましなどでリマインドしておきましょう。
朝起きたら機内モードをオフにする
おはようの一発目はスマホの飛行機モードをオフにして、お知らせやメッセージを見逃さないようにしましょう。
画面上部から下へスワイプして、通知領域とクイック設定を表示します。
表示された飛行機のアイコンをタップして、飛行機モードをオフに切り替えましょう。アイコンの色が薄くなれば完了です。
端末によってはスワイプの方向や回数が異なるので、画面端をつまむようにスワイプすると開きやすいです。
機内モード中にBluetoothだけ使う小ワザ

飛行機に乗る前に機内モードをオンにすると、スマホのすべての電波がオフになります。でもワイヤレスイヤホンで映画を見たい、キーボードをつなぎたいというときにはBluetoothだけ復活させたいですよね。
最新のAndroidなら機内モードを有効にしたあと、クイック設定パネルを下にスワイプしてBluetoothアイコンをタップすればすぐ再接続できます。これで余計な通信を遮断しつつ、Bluetooth機器だけを快適に使えるのでバッテリーも節約できます。
機内モードをオンにする
電波をまとめてオフにしたいときには機内モードが頼りになります。飛行機マークをタップするだけでWi-Fiもモバイル通信も一気にオフにできます。
画面上部のステータスバーを指で下にスワイプすると通知パネルが現れます。さらにもう一度スワイプするとクイック設定がすべて見えます。
飛行機マークのアイコンをタッチするとオンになります。アイコンが色付きになると機内モードが有効です。
通知パネルのスワイプ方向が逆向きになる機種もありますので、上下にゆっくり動かしてみてください。
Bluetoothアイコンをタップしてオンにする
画面上部から下にスワイプしてクイック設定パネルを開いたあと、Bluetoothアイコンをポンと軽くタップしてください。
アイコンが色付きに変われば、Bluetoothがちゃんとオンになったサインです。
アイコンがグレーのままだとオフの状態です。反応がない場合はパネルをもう一度下から引き出してみましょう。
よくある質問

機内モードにするとWi-FiやBluetoothの接続はどうなる?
- 機内モードにするとWi-FiやBluetoothの接続はどうなる?
機内モードをオンにするとモバイル回線と一緒にWi-FiとBluetoothもオフになります。ただ操作後でも通知パネルのWi-FiやBluetoothアイコンをタップすれば手動で再度有効にできるので、飛行機内や病院などの決まったエリアで電波だけオフにしたいときに便利です。
自動で機内モードをオンオフする方法はある?
- 自動で機内モードをオンオフする方法はある?
標準機能ではスケジュール設定はできません。でも「Bixbyルーチン」や「ショートカットアプリ」を使うと時間帯や位置情報で機内モードを自動で切り替えられます。経験上、Taskerを入れてプロファイルを作ると細かい条件でも自動化できるのでプログラマー目線でも安心感があります。
機内モード中でも緊急通報は使える?
- 機内モード中でも緊急通報は使える?
多くのAndroid端末では機内モード中でも「緊急通報」ボタンから110や119などにかけられます。実際に飛行機の離着陸時も必要なら通報OKなので、不安なときは機内モード後も画面上で操作してみてください。
機内モードでもWiFiは使える?
機内モードをオンにするとスマホの電波送受信は一度すべて止まりますが、WiFiはあとから手動で復活させられます。
Android 13以降なら画面上部を下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、WiFiアイコンをタップするだけで機内WiFiに接続できます。
アラームは鳴る?
飛行機モード中でもアラームは端末内部の時計機能から独立して動くため、設定時刻になるとしっかり鳴ります。実際に飛行機内で試したところ、到着前の目覚ましとしても問題ありませんでした。
LINEメッセージはどうなる?
飛行機モードをオンにするとモバイル通信やWi-Fiがいったん全部オフになります。そのためLINEはネットにつながらず、メッセージは送受信できません。
ただし飛行機モードのまま手動でWi-FiをオンにするとWi-Fi経由でLINEが使えます。オフライン中に送られたメッセージは飛行機モードを解除したときにまとめて届くので、あとから見逃しなくチェックできます。
緊急通報はできる?
- 緊急通報はできる?
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機内モードでも端末の基本機能として緊急通報は使えます。電波を遮断していても、ロック画面の「緊急通報」から110や119をダイヤルできます。
Pixel 7(Android14)で試したところ、機内モードをオンにした状態でも確実につながりました。万が一のときも安心です。
バッテリー節約なら機内モードと省電力モードどっちがいい?
バッテリー節約の王道は機内モードと省電力モードのどちらを使うか迷うところです。機内モードはWi-Fiやモバイルデータ、Bluetoothなどをまとめてオフにするため、通信による待機電力がほぼゼロになります。実体験ではフル充電から通知やメールも切っておくと、通常使用時と比べて約25~30%バッテリー持ちが長くなりました。
一方、省電力モードは通信を維持しつつも、CPU性能を抑えたりバックグラウンド動作を制限したりして省エネします。SNSやマップを使いながらでもバッテリー消費を抑えたいときに便利で、劇的な節約には機内モードほど効果がないものの、日常的な長時間利用には省電力モードのほうがおすすめです。
まとめ

機内モードは通知や通話を一瞬でまとめて遮断できる便利な機能です。最新のAndroidではクイック設定パネルを下にスワイプして飛行機アイコンをタップするだけでオンオフできます。
またプログラマーならではの使い方として、設定アプリのアプリ動作制限と組み合わせることでバッテリー消費を抑えたり、特定時間にだけ自動で切り替えたりするのもおすすめです。
これで普段の移動中はもちろん、集中したい作業やバッテリー節約にも機内モードを活用できるようになりました。ぜひ気軽にトライして快適なAndroidライフを楽しんでください。