新しいAndroidを手にして、外出先ではマスクで顔認証がうまく働かず、屋内では指紋認証が反応せず、結局両方の設定で迷ってしまうことはありませんか?
ここでは実際に端末で行った具体的な設定手順と、マスク着用時でもストレスなくロック解除できる応用技をまとめています。顔と指の認証を重ねておくと認証失敗が激減し、電車の改札前やレジの前でもポケットから取り出してすぐに画面が開くため、時間と手間を節約できます。
今すぐ設定を整えて、仕事中の通知確認やキャッシュレス決済をさらにスムーズに楽しんでみてはいかがでしょうか。
Android顔認証と指紋認証を両方セットする手順をまるっと紹介

顔認証と指紋認証を両方登録しておくと、さっとロック解除できて毎日の操作が快適になります。
- 設定アプリを開く:ホーム画面の歯車アイコンをタップして起動します。
- セキュリティとプライバシー:メニューからセキュリティを選択します。
- 指紋を追加:画面のガイドに従い複数回スキャンして登録します。
- 顔認証を追加:明るい場所で顔を正面からゆっくり動かしながら登録します。
- ロック解除方法の優先設定:指紋優先か顔優先かを切り替えて使い分けます。
以上の手順を順番に進めるだけで、Android端末に顔認証と指紋認証を両方セットできます。
エンジニア視点のヒント:将来のトラブル対応用に、テスト用の指紋データや顔データを先に登録しておくと、ログイン問題が起きたときに復旧しやすくなります。
顔認証を登録する

顔認証はスマホに顔をかざすだけでロックがぱっと外れる便利な方法です。前面カメラに顔の特徴を登録すると、目や鼻まわりのデータを使って素早くロック解除できます。
手がふさがっているときやマスクを外したときにパッと使えて、とくに料理や荷物の受け取り中など片手が使いにくい場面で大活躍します。ただし光量が少ない場所では認識が遅くなることがあるので、あらかじめ明るめの場所で登録するのがおすすめです。
プログラマー視点だと、登録前にスマホを水平に持って顔をカメラ中央に合わせると認識率が上がります。眼鏡やサングラスをかけたまま顔を登録すると、外したときの認識が弱まるので、普段の装着状態で登録するのがコツです。
①設定アプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧画面で歯車アイコンの設定を探し、タップします。
モデルによってはアプリ一覧が上にスワイプで開く場合があります。
②セキュリティとプライバシーをタップ
設定アプリを開くとメニューが並んでいるので、画面をゆっくり下にスクロールして「セキュリティとプライバシー」を探してタップします。
一覧に見当たらないときは、画面右上の虫眼鏡マークをタップして「セキュリティ」と入力すると素早く該当項目にジャンプできます。
③顔認証を選ぶ
次に顔認証の登録画面を開ります。
設定アプリで「セキュリティとプライバシー」をタップして開ます。
リストから「顔認証」を探してタップします。画面の案内に従い、PINやパターンを入力して次へ進みます。
④画面の案内に合わせて顔を登録する
スマホを胸の高さで持ち、インカメラに顔が映るように画面中央の円枠に合わせます。
表示されるガイドにしたがい、ゆっくり左右や上下に頭を動かして全方位の顔情報を読み取らせます。
明るい場所でメガネやマスクを外すと認識が安定します。
⑤完了ボタンをタップして保存する
設定画面の右上にある「完了」ボタンをタップします。これで顔認証と指紋認証の登録内容が端末に保存されます。
指紋認証を登録する

指紋認証は顔認証よりもさらにささっとロック解除したいときにぴったりです。画面をスワイプしたあと指をあてるだけでパッとホーム画面に飛べるので、片手でスマホを持ったままでも扱いやすいですよ。
センサーの位置は機種によって背面や電源ボタンに組み込まれていますが、一度登録しておけば手袋がない季節はもちろん、暗い場所でも迷わず使えるのがうれしいところです。次の手順で登録していきましょう。
①設定アプリを開く
Android端末で歯車マークの設定アプリを開きます。ホーム画面の空いている部分を下から上にスワイプしてアプリ一覧を表示し、その中から設定アイコンを探しましょう。別の方法として、画面上部を二回スワイプしてクイック設定パネルを表示し、右上の歯車をタップしても同じ場所に移動できます。
②セキュリティとプライバシーをタップ
設定アプリを開いたら、一覧の中から「セキュリティとプライバシー」を見つけてタップします。Androidのバージョンやメーカーごとに表示名が「ロック画面とセキュリティ」「生体認証」など微妙に違う場合があります。
設定画面の上部に検索バーがある端末なら、「セキュリティ」と打ち込むと素早く項目を見つけられます。
③指紋認証を選ぶ
スマホの設定画面を開いてセキュリティとプライバシーをタップします。
画面をスクロールして指紋認証を選択します。
登録済みの画面ロック方法を確認してから指紋を追加をタップします。
画面に沿って指先をセンサーにゆっくり当てたり離したりしながら、センサー全体で指紋を登録します。
登録前にケースや保護フィルムがセンサー部分を覆っていないか確かめましょう。
④センサーに指を乗せて登録する
画面のガイドに合わせて指紋センサーに人差し指を軽く置きます。少しずつ指をずらしながら計8回ほどタッチを繰り返すと認識が完了します。
指を強く押し当てるとセンサーが読み取りにくくなるので、軽く置いて登録してください。
⑤複数の指を追加して完了をタップ
最初に登録した指とは別の指をセンサーに当てて軽く押さえます。ゆっくり指の向きを変えながら数回タップすると画面のバーが埋まっていきます。
左右どちらの手からも指紋を集めると、手が少し濡れているときや角度が変わったときでも安定してロック解除できます。
センサーに当てるときは指先ではなく指の腹全体を使うと認識されやすくなります。
両方を併用するためのロック設定

顔認証と指紋認証を両方有効にしておくと、その日の気分やシーンに合わせてロック解除が選べます。マスクをつけたまま指紋でサッと解除、暗い場所では顔認証のままサクッと解除といったように、どちらか一方がうまくいかないときもストレスフリーです。
最新のAndroidなら[設定]→[セキュリティ]→[画面ロック]で顔認証と指紋を続けて登録できます。プログラマー目線だと、スマートロック(信頼できる場所など)はオフにしておくと、切り替えがズレずに安定するのでおすすめです。
①設定アプリで画面ロックを開く
ホーム画面を下からスワイプしてアプリ一覧を表示します。
歯車マークの「設定」をタップしてください。
画面上部にある検索バーで「画面ロック」と入力します。
表示された「画面ロックとセキュリティ」を選ぶと設定画面が開きます。
②デバイスロックの方法で顔と指紋を有効にする
設定アプリを開き、「セキュリティとプライバシー」をタップします。
「デバイスロック」をタップし、PINやパスワードなどのロック方法を設定したうえで次へ進みます。
「顔認証」をタップし、案内に従って顔をゆっくり動かしながら登録します。暗い場所より明るい場所で行うとスムーズです。
同じく「指紋認証」をタップし、指を数回乗せてセンサーが角度を覚えるまで登録します。
顔認証中はメガネやマスクを外すと認識率が向上します
③ロック解除優先度を自動にセットする
ホーム画面から設定アプリをタップして、「セキュリティとプライバシー」→「顔認証」を選びます。
顔認証設定画面の中ほどにある「ロック解除優先度」を探し、自動をタップして有効化します。
機種によって設定名称や階層が少し違うことがあります。見つからない場合は設定内検索で「ロック解除優先度」を入力するとすぐ見つかります。
④設定を保存してテストする
画面右上の保存ボタンをタップすると変更が反映されます。
ホーム画面に戻って電源ボタンを押し、ロック画面を表示させます。
顔認証でロック解除を試してから、続けて指紋認証で解除できるか確認してください。両方スムーズに動けば設定完了です。
顔と指紋を組み合わせて毎日がラクになる応用テク

応用テク | メリット |
---|---|
自宅でのスマートロック解除 | 指定の場所では顔をかざすだけでサッと解除 |
決済やアプリロックに指紋認証 | パスワード入力を省いてスムーズに認証 |
写真やメモの個別保護 | 大切なファイルだけ指紋でしっかりガード |
上のテクを活用すると、顔と指紋がそれぞれ得意な場面で力を発揮してくれます。朝の忙しい時間や外出先でも安心して使えるので、自分スタイルに合わせて組み合わせを楽しんでみてください。
マスク着用時でも瞬時に解除するコツ

マスクをしたままだと顔認証がたまに認識しづらくなるけど、顔全体の輪郭と目元の情報だけでも瞬時にロック解除できるコツを紹介します。
まず顔認証の登録画面でマスクを軽くずらした状態を数秒キープしてみてください。これでマスク越しでも登録データに鼻筋のラインを学習させられます。さらに明るい場所で登録すると目元のコントラストがしっかり取れて、室内暗めの環境でも解除が安定します。
こうすることで手をかざすだけでサクッとロック解除できるようになります。普段からマスクをしたまま顔認証を試して、照明や角度を微調整するとより快適に使えます。
設定アプリでスマートアンロックを開く
ホーム画面やアプリ一覧から歯車アイコンの「設定」をタップします。
「セキュリティ」または「ロック画面とセキュリティ」を開き、リストから「スマートアンロック」をタップします。
端末によっては「ロック画面とセキュリティ」内に表示されることがあります。
信頼できる顔を追加する
ホーム画面で歯車アイコンの「設定」をタップします。
「セキュリティとプライバシー」をタップして開きます。
「顔認証」を選んで、画面の案内に従います。
「信頼できる顔を追加」をタップし、顔が枠内に収まるようにカメラを向けます。
登録時はマスクやサングラスを外し、普段使うメガネ装着で撮影してください。
解除が難しい場面では指紋に自動切替を試す
端末の設定アプリを開き、安全性とプライバシーまたは生体認証の項目へ進んでください。
顔認証設定内の「顔認証が難しい場合は指紋認証に切替」を探してスイッチを有効にしてください。これで暗所やマスク着用時に自動で指紋認証へ切り替わります。
顔認証がうまくいかない環境では指紋認証も失敗することがあるため、指先を清潔に保ちましょう。
おサイフケータイで生体認証を活用

おサイフケータイで支払いをするとき、指紋や顔認証を使うと、暗証番号の入力をスキップできてスムーズにお会計が完了します。
- おサイフケータイを起動後すぐに認証画面へ移行してスピーディー
- 手が濡れていたりマスク着用でも顔認証・指紋認証ならストレスフリー
- 生体認証のセキュリティで不正利用リスクを軽減
決済アプリの設定を開く
ホーム画面またはアプリドロワーを開いて、利用している決済アプリを見つけます。
アイコンを長押しし、表示されたコンテキストメニューから「アプリ情報」または歯車アイコンをタップして設定画面を開きます。
生体認証オプションで顔と指紋を許可する
生体認証オプションから顔認証と指紋認証を同時に使えるようにします。ここではAndroid 14の設定画面を例に進めます。
ホーム画面から設定アプリを開き、<strong>セキュリティ生体認証
生体認証オプションを開いたら、<strong>顔認証指紋認証
顔認証は暗い場所で認識しにくくなることがあるため、暗所でも認識しやすい位置に顔を登録すると安心です。
少額決済を試して動作を確認する
端末でGoogle Playアプリを開き、無料または100円程度のアプリを探します。まずは小さな金額で試すことで安心です。
アプリの購入ボタンをタップすると認証画面が表示されます。顔認証か指紋認証を選びましょう。
事前に登録した顔や指紋を使って端末をかざすか触れて認証します。購入が成功すると「購入済み」と表示されるのでチェックしましょう。
認証に失敗する場合はセキュリティ設定で顔/指紋の登録状態をもう一度確認してください。
アプリごとに顔と指紋を使い分ける設定

Androidの設定画面から「セキュリティ」>「詳細設定」>「アプリのロック」を開くと、アプリごとに顔認証と指紋認証を切り替えできます。いつものSNSアプリは顔認証でパッと開きたい一方、銀行アプリは指紋認証だけにしてしっかり守る――そんな使い分けが簡単に実現できるんです。
- 顔認証メインのアプリ:動画視聴やSNSなど、スムーズに使いたいアプリにおすすめです。
- 指紋認証メインのアプリ:ネットバンキングや家計簿など、高いセキュリティが求められるアプリに最適です。
- 両方併用:両方を許可すると状況に合わせて認証方法を選べるようになります。
アプリごとに認証方法を使い分けて、利便性と安全性を両立しましょう。
設定アプリからアプリロックを開く
ホーム画面で歯車マークの設定アプリをタップします。
設定が開いたらセキュリティとプライバシーを探して選んでください。その中にあるアプリロックをタップすると次の設定画面に進めます。
端末によっては「プライバシーとセキュリティ」「ロック画面とセキュリティ」といった名称で表示されることがあります。
顔認証を使うアプリを選ぶ
ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップしてください。
「セキュリティと現在地情報」または「生体認証とセキュリティ」を開き、「顔認証」をタップします。
「アプリで顔認証を使用」をオンにし、リストから顔認証を有効にしたいアプリのスイッチを入れてください。
アプリのアップデートが必要な場合、最新バージョンでないと顔認証の設定項目が表示されないことがあります。
指紋認証を使うアプリを選ぶ
アプリで指紋認証を使うときは、まず「生体認証対応」と明記されているものを選んでください。たとえば、Google Payやパスワード管理アプリ、銀行公式アプリなどが対応しています。Play ストアの説明欄に「指紋」「生体認証」などのキーワードがあれば安心です。
選んだアプリをインストールしたら、設定画面を開いて「セキュリティ」や「ログイン方法」の項目を探しましょう。そこに「指紋認証を有効にする」スイッチがあれば、指示に従って指紋を登録すれば完了です。最新のOSとアプリにアップデートしておくとスムーズに設定できますよ。
よくある質問

顔認証と指紋認証は同時に設定できますか?
- 顔認証と指紋認証は同時に設定できますか?
同じ端末で両方登録できます。屋外でマスクを着用するときは指紋認証を、室内で手がふさがっているときは顔認証を使うなど、シーンに合わせてサッと使い分けられて便利です。
顔認証の調子が悪いときはどうすればいいですか?
- 顔認証の調子が悪いときはどうすればいいですか?
カメラレンズや画面保護フィルムの汚れ、まわりの暗さが影響しています。登録し直すときは明るい場所で、顔を左右や上下にゆっくり動かしながら複数の角度を取り込むと認識率が格段にアップします。
指紋がうまく登録できないときのコツは?
- 指紋がうまく登録できないときのコツは?
指の腹だけでなく側面も含めて複数回登録すると、角度が変わっても認識しやすくなります。プログラミング作業で手が乾きやすいと感じたら、わずかに指を湿らせてから登録するとスムーズにいきました。
顔認証が暗い場所で反応しないときは?
暗い場所で顔認証がうまくいかないのは、カメラに十分な光が届かず、顔の形を読み取れないからです。
対策としては、まず 画面の明るさを最大にする のがおすすめです。スマホの画面が顔をほんのり照らしてくれるので、暗い場所でも認識精度が上がります。
それでも反応が悪いときは、指紋認証を活用しましょう。顔認証と指紋認証を両方登録しておくと、どんな場面でもサッとロック解除できて便利です。
夜や映画館のような真っ暗な場所では、指紋認証をメインにするとスムーズに解除できます。
指紋センサーが汗で読み取れない場合は?
汗ばんだ指ではセンサーが反応しにくくなることがあります。そのまま連続して試すと余計に失敗するので、まずはティッシュで指先を優しく押さえ水分を拭き取りましょう。それでもうまく読み取ってくれないときは顔認証を先に呼び出すのがおすすめです。顔認証を指紋認証より先に使う設定を覚えておくと、汗で指が滑るストレスを軽減できますよ。また左右の指それぞれで指紋を追加登録しておくと、調子の良い指を選べるので安心感がアップします。
顔と指紋のどちらが優先されるの?
顔認証と指紋認証には「どちらかが必ず先に動く」という決まりはなくて、それぞれセンサーに応じたタイミングで起動するようになっています。
普段は画面がオンになった際や持ち上げたときに顔認証が自動で動きやすく、指紋センサーに触れたときには指紋認証がパッと起動するイメージです。暗い場所やマスクをつけているときは指紋認証、手が濡れているときやポケットから取り出した直後には顔認証、と場面に合わせてサッと使い分けられるのが魅力です。
両方登録すると電池の減りは早くなる?
- 両方登録すると電池の減りは早くなる?
-
顔認証と指紋認証を両方登録しても、普段の使い方でバッテリーが劇的に減ることはありません。ロック解除時にカメラやセンサーが一瞬動くだけなので、バックグラウンドでずっと動き続けるわけではないからです。ただし、顔認証で赤外線センサーや画面点灯時間が長くなる機種では、ほんの少し消費が増える場合があります。それも数%レベルなので、快適さを優先したいなら両方登録して問題ないでしょう。
セキュリティ的にどちらが強いの?
顔認証と指紋認証、それぞれ得意な場面があるのでセキュリティ面でも一長一短です。どちらか片方に頼るより両方登録しておくとカバー範囲が広がります。
認証方式 | セキュリティ特長 |
---|---|
顔認証 | 赤外線や3Dマッピングで顔の立体情報を読み取り、写真や動画による悪用を防ぐ |
指紋認証 | 皮膚の凹凸パターンを読み取るため偽造が困難で、誤認率も非常に低い |
どちらもOSレベルで強力な暗号化が行われるので安心感は高いです。顔認証が苦手なマスク装着時や暗所では指紋認証、指紋が読み取りにくいときは顔認証と、相互補完するとより強固なセキュリティを実現できます。
まとめ

顔認証と指紋認証が両方あれば、手袋をしているときや暗い場所でもサッとロック解除できます。
設定は設定アプリからセキュリティ→生体認証と画面ロックへ移動し、まず指紋を登録してから顔を登録するだけ。どちらも登録すると状況に合わせて使い分けできるのでさらに快適です。
これで日常のロック解除がグッとスムーズになるので、気軽に試してみてください。