Androidで遊ぶときにコントローラーがしっかり対応しているゲームを探しても、どれを選べば快適か分からず戸惑ってしまいますよね。
ここでは長年の開発現場で実際に使い込んだコントローラー設定のコツと、動作が滑らかなおすすめタイトルを厳選し、接続からボタンテストまで迷わず進める具体的な手順をまとめています。
ステップに沿って進めてみれば、タップ操作では味わえない爽快さが広がりますので、いま手元のコントローラーを準備して一緒に快適なプレイ環境を整えてみませんか。
Androidコントローラー対応ゲームを遊ぶための準備まるわかり手順

スマホでコントローラー操作を楽しみたいとき、最初に何をすればいいか迷うことがありますよね。ここではAndroid端末とコントローラーをスムーズにつなげるために必要なステップをざっくりまとめました。これを押さえれば操作がサクサク動き出しますよ。
- 対応コントローラーを選ぶ:Android対応をうたうBluetoothコントローラーやUSB‐C接続のゲームパッドをチェックする。
- Androidのバージョン確認:最新OSならネイティブ対応タイトルが増えているので、設定→システム→Android情報からバージョンを確認。
- 接続方法を決める:BluetoothペアリングかUSB OTGケーブルでの有線接続を選ぶ。使いやすいほうでOKです。
- ペアリング&設定:Bluetoothなら端末の設定からコントローラーを登録。有線なら接続後にUSB設定で「MIDI」や「ゲームパッド」を有効に。
- 動作チェック:GooglePlayの「ゲームパッド テスター」などでボタン反応を確認。うまく動かないときは再接続やアプリ再起動を試す。
- ゲーム内操作を最適化:タイトル側の設定画面でコントローラー操作をオンにして、ボタン配置をカスタマイズする。
Bluetoothでコントローラーをつなぐ

Bluetooth接続は、Android本体の設定だけでコントローラーをかんたんにつなげられる方法です。ケーブルがいらないのでスマホまわりがごちゃつかず、移動しながらでもプレイを楽しめます。
- 手順いらずのシンプルさ:設定画面からコントローラー名をタップするだけでペアリング完了します
- ケーブルが不要なので、プレイ中にスマホを動かしてもケーブルにひっかかりません
- ほとんどの新しいAndroid端末で対応している安心感があります
ただし、バッテリー消費が気になるときは、使わないときにBluetoothをオフにすると長く使えます。また、遅延が気になる場面では有線接続と切り替えてみるのもおすすめです。
①設定アプリでBluetoothをオンにする
まずホーム画面で歯車アイコンの設定アプリをタップします。
設定画面内の検索バーにBluetoothと入力すると該当項目がすぐ見つかります。
Bluetoothの項目を開いたらスイッチを右にスワイプしてオンにします。
プログラマー視点だと設定画面はバージョンごとに少し変わることがあるので、検索バー活用が便利です。
②コントローラーをペアリングモードにする
背面の電源ボタンやスイッチを長押しし、LEDが完全に消えるまで待ちます。
コントローラー上部や背面にある専用のペアリングボタンを約3秒間押し続け、LEDが点滅し始めたらペアリングモードに切り替わります。
古いペアリング情報が残っていると点滅しないことがあるので、スマホ側のBluetooth一覧から古い機器を削除しておくと確実です。
③利用可能デバイスからコントローラー名をタップする
まずAndroid本体の「設定」アプリを開き、「接続済みの端末」や「Bluetooth」を選択します。最新のAndroid13でも同じ手順です。
ペアリングが完了していれば「利用可能デバイス」にコントローラーの名前が並んでいます。お目当ての名前をタップすれば接続が開始されます。
もし表示されない場合は、コントローラーの電源を一度切ってから再度オンにするとリストに現れることが多いです。
④「ペア設定する」を選んで接続を待つ
Bluetooth画面に表示されたコントローラーをタップすると「ペア設定する」のダイアログが出ますので、そのままタップして設定を開始します。
モデルによってはPINコードの入力や接続確認が求められます。表示された番号をそのまま確認して「OK」を押すとペアリング処理が進みます。
数秒待つと「接続済み」に切り替わります。まれに再試行が必要なこともありますが、もう一度同じ手順を踏むと成功しやすいです。
⑤通知バーで接続を確認する
画面上部から指を滑らせて通知バーを開いてください。
Bluetoothアイコンや「接続済み」のメッセージ欄にコントローラー名が表示されていればつながっています。
USBケーブルで有線接続する

Android13以上の端末ならUSB-Cポートにコントローラーを直結できます。有線接続ならペアリング操作が不要で、プレイ中に電池切れを心配することもありません。
Wi-FiやBluetooth接続に比べて安定性と低遅延を実現できるのが有線接続の大きな魅力です。レースゲームや格闘ゲームのように反応速度が命のタイトルでは特におすすめで、高品質なUSBケーブルを選ぶとボタン入力のムラも抑えられます。
①OTG対応USBケーブルを用意する
Android端末の充電ポートがUSB-CかmicroUSBかを確認して、OTG対応と記載されたケーブルを選びましょう。パソコン向けの一般的なUSBケーブルだとデータ送受信が制限されることがあるため、スマホアクセサリに強いメーカー製がおすすめです。
安価すぎるケーブルはOTG配線が省かれている場合があるので、製品説明をしっかりチェックしてください。
②コントローラーとスマホをケーブルでつなぐ
コントローラー付属のUSBケーブル(USB-A→USB-CやUSB-C→USB-C)を用意します。スマホ側がUSB-Cポートのみの場合は、OTGアダプタ(USB-Cメス→USB-Aオス)を間に挟んでください。
ケーブルの片方をコントローラーに、もう片方をスマホにしっかり差し込みます。カチッと音がするまで奥まで差し込むと安定します。
ケーブルは必ずデータ転送対応のものを選んでください。充電専用ではコントローラー認識されません。
③数秒待って「USBデバイスが接続されました」を確認する
USBケーブルを挿したらそのまま数秒待ちます。画面上部から通知パネルを下にスワイプして「USBデバイスが接続されました」というメッセージが表示されているか確認してください。
④ゲームを開いてボタン反応をチェックする
接続が完了したら、まず対応ゲームを起動しましょう。キャラクターの移動やメニュー操作など、操作感が変わる瞬間がわくわくします。
設定画面に「コントローラー設定」があれば開いて、認識済みデバイス名を確認してください。名前が表示されていればしっかり接続されています。
あとは各ボタンを順番に押して、キャラ移動やジャンプなどの反応を画面で確かめます。十字キーとアナログスティックは特に操作感に差が出やすいので、ゆっくり動かしてみてください。
もし一部のボタンが無反応だったり遅延を感じたりしたら、一度ゲームをいったん終了してから再起動し直すと改善することがあります。
接続後にボタン配置をテストする

ゲームコントローラーをAndroid端末にペアリングしたあと、実際にボタンが想定どおり動くかどうかを確認しておくとトラブルを未然に防げます。
たとえば「Aボタンでジャンプ」「Bボタンでキャンセル」といった基本操作がずれていると、ゲーム中に思わぬ誤操作が起こりやすくなります。専用のテストアプリ(例:Gamepad Tester)やAndroidの開発者向けオプションにある「入力ビューアー」を使うと、押したボタンのイベントをリアルタイムで表示できるのでとても便利です。
プログラマーならではのアドバイスとして、Android Studioの「Logcat」でキーイベントをフィルターすると、どのボタンにどんなKeyCodeが割り当てられているかひと目で把握できます。これを活用すれば、自作アプリのデバッグ時にも役立つはずです。
①GooglePlayから「Gamepad Tester」をインストールする
ホーム画面またはアプリ一覧からPlayストアをタップして開きます。
画面上部の検索バーにGamepad Testerと入力し、キーボードの検索キーをタップします。
検索結果に表示されたGamepad Testerのインストールボタンをタップしてダウンロードを開始します。
Playストアのアイコンが見当たらないときはアプリ一覧の上部検索で「ストア」と入力すると見つかりやすくなります。
②アプリを開いてボタンを押して反応を確認する
テスト用にインストールしたコントローラー対応アプリ(例:Gamepad Testerなど)を起動してください。
画面に表示されるボタンマッピングを見ながらコントローラーの各ボタンを順番に押してみます。
押したボタンが画面上でハイライトされれば接続は正常です。
もし反応しないボタンがある場合は、一度アプリを閉じて再度開き直すか、Androidの「設定」→「接続済みデバイス」→「Bluetooth」でコントローラー名をタップし「再接続」を試してください。
反応が鈍いと感じたらバッテリー残量をチェックするとスムーズに動くことがあります。
③反応しないボタンを長押しして再マッピングする
ゲーム画面で反応しないボタンを見つけたら、その位置を指で長押しします。
長押しすると小さなメニューが現れるので、再マッピングを選んでください。
次に新しい操作アイコンをタップして、実際に割り当てたいコントローラーボタンを押すだけで設定が完了します。
長押しが反応しないときは、一度軽くタップしてから再度ゆっくり押すとメニューが出やすくなります。
④テストが終わったら保存ボタンを押す
テストが終わったら画面右上の保存ボタンをタップしてください。ここでコントローラー設定がしっかり保存されて、次回以降も同じ操作感で遊べます。
Playストアでコントローラー対応ゲームを見つける

スマホで遊ぶときに「コントローラー対応ゲームってどれだろう」と迷った経験はありませんか。Playストアなら、アプリの詳細画面で対応状況がすぐにわかるので、初めてでも探しやすいのが魅力です。
- カテゴリ→ゲームを開き、画面中ほどにある「コントローラーサポート」欄を確認
- 検索バーに「ゲームパッド対応」などキーワードを入れて絞り込む
- レビューやスクリーンショットで操作イメージをチェック
方法 | ポイント |
---|---|
カテゴリ絞り込み | Playストア公式のフィルタなので対応情報が正確 |
キーワード検索 | 好みのジャンルや操作性を細かく指定できる |
①Playストアで「Gamepad support」と検索する
まずはAndroid端末でGooglePlayストアを開いてください。画面上部にある検索バーをタップしてキーボードを表示させ、Gamepad supportと入力します。エンターキーを押すと関連アプリが一覧表示されるので、評価やレビューを参考にしながら目的のアプリをタップしてください。
同名のアプリが複数見つかる場合は、インストール数や最終更新日を確認して信頼できるものを選びましょう。
②インストール前に説明欄の「コントローラー対応」を確認する
Google Play Storeでゲームのページを開き、画面を下にスワイプして追加情報セクションを探します。
追加情報内に“コントローラー対応”の項目があるか確認し、対応なら“はい”と表示されているかチェックします。
対応OSバージョンや推奨コントローラーが記載されていれば、利用中の端末や手持ちコントローラーと合わせて把握しておきましょう。
③インストールして起動しチュートリアルを進める
端末にプリインストールされたPlayストアアプリを開いて、検索窓にプレイしたいタイトル名を入力します。コントローラー対応と書かれているか確認してください。
「インストール」ボタンをタップすると自動でダウンロードとインストールが始まります。Wi-Fi環境だとデータ通信量を節約できます。
インストール後、同じ画面の「開く」をタップしてゲームを起動します。初回起動時は追加データの取得がある場合があるので少し待ちましょう。
画面の案内に従って操作を練習します。コントローラーを接続する場面では、Bluetooth設定からペアリング済みのコントローラーを選びましょう。
注意点:チュートリアルで動作がおかしいと感じたら、いったんアプリを完全終了してから再起動すると安定することがあります。
④設定メニューで「コントローラーを使う」をオンにする
ゲームアプリを起動し画面右上の歯車アイコンをタップします。
表示された設定画面を下にスクロールし「コントローラーを使う」を探します。
スイッチをタップしてONに切り替えます。
スイッチが反応しない場合は設定画面を一度閉じて再度開くと改善しやすいです。
コントローラー操作で広がる遊び方いろいろ

ワイヤレスコントローラーをAndroid端末に繋ぐと、遊びかたがぐっと広がります。手のひらに感じる振動でゲーム世界に没入したり、大画面テレビにつないで仲間とワイワイ盛り上がったり。タッチ操作だけでは味わえない楽しさがたくさん生まれます。
活用例 | こんなときに役立つ |
---|---|
ソファでのマルチプレイ | 家族や友だちとリビング画面を囲んで集まったときに、操作の差で笑いが起きる楽しさ |
シューティングや格闘ゲーム | 瞬時の入力が求められる場面で、タッチよりも正確にコマンドを出せる安心感 |
レトロゲームエミュ | 昔の名作を当時のコントローラー感覚で遊べて、タイムトリップ気分を味わえる |
AndroidTV連携 | 大画面のAndroidテレビで操作すれば、リビングが自宅ゲームセンターに早変わり |
このようにちょっと工夫するだけで、いつものゲームがもっとワクワクするステージに変わります。コントローラーを手に取って、新しい遊びかたをどんどん試してみてください。
タッチ操作ゲームをボタン操作に変えるKeyMapper活用

KeyMapperはスマホ画面のタッチポイントをゲームコントローラーのボタンに割り当てられるアプリです。画面を直接触るかわりに、手元のボタン操作だけで動かせるので、FPSやアクションゲームで集中力を途切れさせずにプレイできます。
インストール後はゲーム画面を読み込んで仮想タッチエリアを設定するだけ。画面サイズやボタンの配置に合わせて細かく調整できるので、自分好みの操作感が作れます。タッチのタイムラグもほとんど気にならないのが嬉しいポイントです。
公式のコントローラー対応がないタイトルやUIが複雑なゲームでも、KeyMapperを活用すればボタン操作に変換できるので、快適に遊べる場面がグッと増えます。手軽に試せて効果を実感しやすい方法です。
KeyMapperをPlayストアからインストールする
ホーム画面かアプリ一覧からGoogle Playストアアイコンをタップして起動してください。
画面上部の検索バーをタップしてKeyMapperと入力すると候補が表示されるので選択しましょう。
KeyMapperの詳細画面でインストールをタップするとダウンロードとインストールが始まります。終わったら開くボタンで起動できます。
アクセシビリティ設定でKeyMapperを有効にする
ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップして開きます。
下にスクロールして「アクセシビリティ」を探し、タップします。
サービス一覧からKeyMapperを見つけてスイッチをオンにします。表示される許可ダイアログで「許可」をタップして進めてください。
機種によってメニュー名や項目の並びが少し異なる場合があります。
画面ボタンを追加しコントローラーボタンに割り当てる
ゲームを始める前に画面上に仮想ボタンを置いて、物理コントローラのボタンに結びつけます。Octopusアプリのマッピング機能を活用すると手軽に設定できます。
Octopusアプリを起動後、ホーム画面に並ぶゲームアイコンを長押しします。表示されたメニューから「マップ編集」を選択して、マッピング画面に切り替えます。
画面右下の「+」アイコンをタップし、丸いボタンを好きな位置にドラッグしてください。ボタンを選択した状態でコントローラの物理ボタンを押すと、自動で紐づけされます。
ゲームを起動して割り当てをテストする
コントローラーを接続したままスマホをロック解除し、テストしたいゲームアプリアイコンをタップします。
ゲーム内の設定やコントローラーオプションにアクセスし、入力マッピング画面を表示します。
スティックやボタンを順番に押して、画面上に表示される反応をチェックします。動きが遅いと感じたらUSB接続など高速モードを試してみましょう。
クラウドゲームサービスで高画質タイトルを手軽に楽しむ

クラウドゲームサービスは手持ちのAndroid端末で最新の高画質ゲームをサーバーからストリーミングして楽しめます。端末性能に左右されずサーバー側のGPUが処理してくれるため、スマホが古くてもリッチな映像を味わえます。
GeForceNowやXbox Cloud Gamingではフレームレートや解像度の設定が可能で、回線状態に応じて調整すればカクつきや遅延を抑えられます。ダウンロード不要でプレイ開始もスピーディーなので、インストールの手間を省きたいときにぴったりです。
GeForceNOWなどのアプリをインストールする
GeForceNOWならスマホがまるで高性能ゲーミングPCに早変わりなので、まずはアプリを入れてみましょう。
ホーム画面かアプリ一覧からPlayストアをタップしてください。
画面上部の検索バーをタップし、GeForceNOWと入力して虫眼鏡アイコンをタップします。
NVIDIAが提供する公式アプリを選んで、インストールボタンをタップしてください。
インストール完了後に表示される「開く」をタップしてGeForceNOWを起動します。
画面の案内に従い、NVIDIAアカウントかGoogleアカウントでログインしてください。
地域によってはベータ版のみ公開されている場合があるので、公式サイトで対応状況をチェックしてください。
アカウントでログインしてライブラリを同期する
Androidコントローラー対応ゲームを起動してください。メインメニューの右上にユーザーアイコンがあるのでタップしてログイン画面を表示します。
Google、Facebook、またはゲーム専用アカウントから選んでログイン情報を入力します。SNS連携の場合はポップアップの許可を押すと簡単です。
ログイン後、自動でサーバーからライブラリデータをダウンロードします。Wi-Fi環境なら数秒、モバイル回線でも数十秒で同期が完了します。
非公開モードや制限付きアカウントだと同期できない場合があるので、必要に応じてアカウント設定を確認してください。
コントローラー接続を確認してストリーミングを開始する
設定アプリを開き「接続済みデバイス」を選び、Bluetooth一覧にコントローラー名が出ているかチェックします。表示がない場合はコントローラーのペアリングモードを再度オンにして、端末側で新規デバイスをスキャンしてください。
Steam LinkやMoonlightを起動し、ホストPCへの接続画面でコントローラーアイコンがアクティブになるのを確かめます。認識しないときはアプリを再起動し、設定画面のデバイス一覧から再ペアリングをお試しください。
Bluetoothコントローラーは最初のペアリングで接続が不安定になることがあるため、OS再起動後に再度確認すると解消しやすいです。
回線が混む時間帯は画質を下げて遅延を抑える
朝夕の通勤時間や週末夜は回線が混みがちです。スマホ向け速度テストアプリで通信速度を測ってみましょう。
プレイ中のゲームやストリーミングアプリの設定画面から画質や解像度のメニューを探します。
720pや480pなどひとつ下の解像度に切り替えてみましょう。画質と遅延のバランスを見ながら調整します。
画質を下げすぎると映像の鮮明さが損なわれるので注意してください。
家庭用ゲーム機をリモートプレイで外出先から遊ぶ

家庭用ゲーム機のリモートプレイなら、自宅のコンソールを外出先のAndroid端末でそのまま操作できます。お気に入りのタイトルを持ち運ぶ手間が省けるので、出張先やカフェでもスムーズにゲームが楽しめます。
安定したWi-Fi環境を使えば操作遅延を最小限に抑えられるので、パッドの入力タイミングもバッチリ合わせられます。普段使っているPlayStationやXboxのコントローラーをそのまま活用できるのも助かります。
さらにLANケーブルを使ったルーター直結や5GHz帯のWi-Fiを組み合わせると、映像のカクつきもぐっと減ります。外出先でモバイル回線を利用するときは通信量に気をつけてください。
PSRemotePlayやXboxアプリをインストールする
Android端末でGoogle Playストアを開いてください。Android最新版(Android 13以上)を利用していると、動作が安定します。
検索欄にPSRemotePlayまたはXboxと入力して対象アプリを選び、インストールをタップしてください。
インストール後にアプリを起動し、PlayStation NetworkまたはMicrosoftアカウントでサインインします。初回は権限許可を求められるので、画面の指示に従って許可してください。
メインネットワーク帯域が混雑していると、導入時のダウンロードに時間がかかる可能性があります。
家庭用機でリモートプレイを有効にする
PS5のホーム画面で設定を開きシステム>リモートプレイ設定をONにします。
同じ設定内の電源管理>休止モード機能でネットワーク経由起動をONに切り替えます。
AndroidにPS Remote Playアプリをインストールしサインイン後表示されるコードを入力してリンクします。
初回リンクは家庭用機とAndroidが同一ネットワーク上だと手間なく完了します。
同一アカウントでログインして接続する
Android端末でStadiaアプリを開いて、自分のGoogleアカウントでサインインします。
コントローラーの上部にあるStadiaボタンを長押ししてペアリングモードにします。
画面に表示されたコントローラー名をタップして接続を承認します。
アプリ上で「接続済み」と表示されたら、同一のアカウント連携が完了です。
データ通信量が多いのでWi-Fi下での使用を選ぶ
画面上端から下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、Wi-FiアイコンをタップしてONにします。
設定→アプリと通知→対象のゲーム→モバイルデータ→モバイルデータ通信をオフに切り替えてWi-Fiのみで遊べるようにします。
公共のWi-Fiは速度が落ちたり安全性に不安があったりするので要注意です。
エミュレータで昔のゲームソフトをスマホに復刻

Androidスマホで昔のゲームを楽しむなら、エミュレータが心強い味方になります。RetroArchやMAMEなど、複数の対応アプリから好みのものを選べるので、自分だけのレトロライブラリを手軽に構築できます。
いつでもどこでも懐かしのタイトルを呼び出せるうえに、コントローラーと組み合わせると操作感がぐっと本格的に。セーブステート機能で好きなタイミングに中断&再開できるので、ちょっとした空き時間にも最適です。
端末性能に応じて描画設定を調整したり、グラフィックフィルターで表示をクリアにしたりすれば、オリジナルを超える美しさでプレイ可能です。Androidプログラマーの実体験では、軽めのフィルターを選ぶとフレーム落ちも防げました。
RetroArchなどのマルチエミュレータを入れる
GooglePlayストアで「RetroArch」を検索し、提供元がLibretroと表示されている公式アプリをインストールします。
Android設定の「アプリと通知」からRetroArchを選び、不明なアプリのインストールを許可にチェックを入れておくと、外部コアの導入がスムーズになります。
RetroArchを起動してメニューの「オンラインアップデーター」→「コアダウンロード」から遊びたいハードのコアを選んでダウンロードします。
「設定」→「入力」→「ポート1コントローラーの設定」で、Bluetooth接続したコントローラーのボタンをひとつずつ割り当てておくと操作しやすくなります。
RetroArchは頻繁にアップデートがあるので、定期的にPlayストアで最新版をチェックすると新機能やバグ修正が反映されて快適です。
BIOSとROMを合法範囲で用意しアプリに読み込む
自分で所有しているゲーム機からBIOSとROMを吸い出しておくと安心して使えます。無料配布や違法サイトで手に入れずに、手元のハードから合法的にバックアップを用意しましょう。
PCにゲーム機をUSB接続して専用ツールでBIOSをダンプします。PSPなら「PSP2PSP」、スーファミなら「bsnes-plus」を利用して、bios.bin
を生成してください。
所有しているゲームカートリッジやディスクからクリーニング機能付きドライブでバックアップを作成します。ファイル名は機種別にわかりやすく「game.sfc」「game.iso」としておくと混乱しません。
USBケーブルやクラウドストレージを使って、bios.bin
とROMイメージをAndroidのエミュレータ用フォルダ(例:Android/data/<アプリ名>/files/roms
)へコピーします。
エミュレータの設定画面でBIOSフォルダを指定し、次に「ROMを読み込む」から先ほど転送したファイルを選択してください。これで正常に動作するはずです。
BIOSやROMは自分で所有しているもの以外を使うと法律違反になります。必ず手元のハードからバックアップしましょう。
コントローラー設定でボタンを割り付ける
ゲームを起動したら画面右上の歯車アイコンをタップして設定画面へ進んでください。
「コントローラー設定」や「パッド設定」と書かれた項目を探してタップしてください。
画面に表示されたボタンアイコンをタップしてから、割り当てたい物理ボタンを押してください。
画面下部の「保存」や「適用」をタップして設定を反映し、一度ゲームを再起動してボタン操作が正しく割り付けられているか確かめてください。
昔の解像度をスムージングフィルターで改善する
もともと低解像度のBitmapを、Android標準の拡大機能で滑らかに伸ばします。
Bitmap.createScaledBitmapの第三引数にtrueを指定すると、バイリニア補間が有効になります。
Bitmap smoothed = Bitmap.createScaledBitmap(srcBitmap, newWidth, newHeight, true);
このようにするだけで、拡大時のジャギーを抑えつつ古い画像をキレイに表示できます。
注意点: 大きく拡大しすぎるとメモリを多く使うため、端末の性能に合わせてサイズを選んでください。
友達と2台以上のコントローラーでローカル対戦する

友達と直接対戦したいときは、2台以上のコントローラーをAndroid端末に接続すると一気に盛り上がります。
大きな魅力はインターネットなしで手軽に対戦できることと、Bluetooth接続とUSB-OTG接続のどちらにも対応するゲームが増えている点です。集まったその場でプラグインするだけなので、通信トラブルに悩まされる心配も減ります。
たとえば格闘ゲームやレースゲーム、スポーツゲームなど、みんなでワイワイ遊びたいジャンルにぴったりです。コントローラーごとにプレイヤー設定が保存されるタイトルもあるため、複数人数でも個別設定で快適に遊べます。
Bluetoothメニューで2台目以降もペアリングする
ホーム画面から設定アプリを開き、「接続済みデバイス」→「接続の設定」→「Bluetooth」をタップして一覧画面を表示します。
画面上部の「新しいデバイスとペア設定」をタップしてペアリング待機状態に切り替えます。自動で周辺のコントローラーを探し始めます。
検出されたリストから接続したいコントローラー名をタップします。モデル名がわかりにくい場合は、先に電源長押しで再検出してみてください。
PIN入力を求められたら「0000」や「1234」を入れて承認します。接続済みデバイス一覧に表示されたら完了です。
同時に複数台をペアリングすると、Androidが接続先を優先して切り替えることがあります。
対応ゲームの「ローカルマルチプレイ」を選ぶ
Google Playを開いて、検索バーに「ローカルマルチプレイ コントローラー対応」と入力しましょう。これで候補がぐっと絞り込めます。
ゲームの詳細画面で「ローカルマルチプレイ」の表記やコントローラーアイコンを探しましょう。対応しているかがひと目でわかります。
Androidの最新OSバージョン(Android 14)や必要なBluetoothバージョンを確認して、端末が条件を満たしているかをチェックしましょう。
レビュー欄で「コントローラー接続できた」などの報告を読むと、実際に動くか安心して選べます。
コントローラー対応とあってもプレイ機器によっては動作にクセがあるので、インストール後すぐに体験版を試すのがおすすめです。
各プレイヤーのボタン設定を確認する
まずAndroid端末に各コントローラーを接続します。Bluetooth接続の場合は設定→接続済みデバイスで確認してください。
ゲーム内メニューからコントロール設定を開いてください。プレイヤー1とプレイヤー2のタブを切り替えて順番に確認します。
割り当てられているボタン操作が自分のプレイスタイルに合っているか確かめます。同じ名前のボタンでもコントローラーによって配置が変わることがあるので注意してください。
同じ機種のコントローラーでも型番でボタン配置が違うことがあります。プレイ前にしっかり確認してください。
画面を横向きに固定して快適に対戦する
ゲーム画面を横向きに固定すると、対戦中にいきなり縦画面に戻る心配がなくなります。以下の手順でサクッと設定して、快適にバトルを楽しみましょう。
画面上部から指を下へスワイプしてクイック設定パネルを表示します。
「自動回転」アイコンをオンにした状態でスマホを横に傾けて画面を横向きにし、そのままアイコンをオフにします。これで横向きロック完了です。
よくある質問

- コントローラーがAndroidに認識されません。どうすればいいですか?
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まずUSBケーブルやBluetoothのペアリングモードをしっかり確認してください。USB接続ならOTG対応ケーブルを使い、端末側で「USBデバイスを認識」する表示が出るか見てみましょう。Bluetoothならコントローラーを再起動してペアリング情報を一度消してから再登録すると認識率が上がります。
- Bluetooth接続が頻繁に切れます。安定させるコツは?
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端末とコントローラーの距離をできるだけ近づけ、間に障害物を置かないようにしましょう。省電力モードが有効になっていると接続が途切れやすいので、Androidの設定から「バッテリー最適化」の対象外にすると安定度が上がります。
- ボタンマッピングを変更したいのですが、方法はありますか?
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専用のリマップアプリを使うと簡単です。Playストアで「Game Controller KeyMapper」などのアプリをインストールし、アクセシビリティ権限を許可します。アプリ内でコントローラーの入力を検出して、好きなボタンに割り当てられるので手軽に試せます。
- 操作の遅延を減らして快適に遊ぶコツは?
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有線接続が最も遅延が少ないので、USB-C対応ケーブルでつなぐのがおすすめです。どうしても無線がいい場合は、aptX Low Latency対応コントローラー+対応スマホを組み合わせると遅延を抑えられます。
PS5やSwitchのコントローラーも使える?
スマホとコントローラーの組み合わせってすごく快適です。PS5 DualSenseやSwitch ProコントローラーもAndroidでサクッと使えちゃいますよ。
使ってみるとそれぞれ特徴があるので、エンジニア目線でメリットやちょっと気になる点をまとめてみました。
- DualSense:Bluetooth接続がスムーズで振動やトリガーの抵抗もゲーム対応なら楽しめる
- Switch Pro:バッテリー持ちが良くて軽めのグリップが長時間プレイに向いている
- マッピングアプリ:一部ゲームでボタン認識がおかしいときは「Octopus」などで割り当て調整
- 動作制限:タッチパッドやモーションセンサーは使えないことがある
Bluetoothが途切れやすいときの対処法は?
Bluetooth接続が断続的になるとゲームの楽しさが半減してしまいます。こういうときはスマホとコントローラーの距離、周囲の電波状況、設定項目をざっと見直すことでピタッと安定することが多いです。
- 電波干渉を減らす:Wi-Fiルーターや電子レンジなどの近くを避ける
- 距離を近づける:スマホとコントローラーは30cm以内に収める
- バッテリー設定を見直す:バッテリー最適化でBluetooth制限をオフにする
- OSとファームウェアを最新に:不具合修正や性能向上の恩恵を受ける
- 有線接続や専用ドングルも検討:USB-Cアダプターで安定度アップ
遅延を減らす簡単なコツは?
コントローラーの入力がワンテンポ遅れるとゲームがもどかしく感じますよね。そんなときはBluetoothをいったんオフにして、USBケーブルで直結するのがおすすめです。
画面描画の負荷を軽くするためにゲーム内のグラフィック設定を少し下げると、GPUがサクサク動いてくれて操作への反応がキビキビします。
Android12以降なら開発者向けオプションで「ゲームモード」を有効にしてみてください。USBデバッグをオンにすると優先度が上がり、音声コーデックもaptXやLDACに切り替えられるので、ワイヤレスでもラグを抑えられます。
これらのコツは難しい設定なしで試せるので、まずはUSB接続→画質調整→ゲームモードの順にチェックしてみるといいですよ。
バッテリーを長持ちさせたいけどどうすればいい?
ゲームを長く楽しむにはバッテリーの減りを抑える工夫が欠かせないよ。Androidが備える省電力モードでCPUの動作をやわらげつつ、画面の明るさやリフレッシュレートを控えめにするのが基本だね。Bluetoothコントローラーは使わないときにオートスリープに設定しておくと、接続待機中の無駄な消費を防げるよ。実際にいくつかのタイトルで試した結果、こうした組み合わせでプレイ時間が30%ほど伸びたんだ。次の見出しでは、実際に設定を変更する手順をひとつずつ紹介していくね。
おすすめのAndroidコントローラー対応ゲームは?
コントローラーを接続したら、どんなゲームで遊ぼうか迷いますよね。自分の体験から、本当に操作感が気持ちいいタイトルをいくつか紹介します。
- Moonlight Game Streaming:PCのゲームをAndroidで快適に操作できる。遅延対策がきいていてアクションゲーム向き。
- Steam Link:Steamライブラリをそのまま遊べる。ワイヤレス接続でもコントローラー応答が速い。
- Dead Cells:ネイティブ対応タイトル。コントローラー割り当てが自在で敵の反応も早い。
- Castlevania: Symphony of the Night:往年の名作をコントローラーで遊ぶ感動は格別。
- Modern Combat 5:FPSを本格的に楽しめる。エイム操作がしやすく、ボタン割り当ても細かく設定可能。
まとめ

コントローラーをAndroidとBluetoothでペアリングし、設定画面でボタンマッピングや感度を整えたら、対応ゲームを起動するだけで準備完了でした。
この記事で紹介した手順どおりに進めれば、誰でもスムーズにコントローラー対応ゲームを楽しめます。これからは心ゆくまでボタン操作を堪能して、新しいゲームの世界を満喫してくださいね。