ヘルスコネクトで歩数や心拍を記録したいのに、手元のスマートウォッチと連携がうまくいかず困っていませんか。
実際には数分で終わる設定を押さえるだけで、歩数や消費カロリーが自動でまとまり、毎日の健康管理が一気に楽になります。長年Androidを扱うエンジニアの現場経験を基に、つまずきやすい許可の切り替えやバッテリー対策まで丁寧に紹介します。
スマホと時計を手元に置き、順番どおりに設定を進めれば、今日から正確なデータを眺めながら歩くことができます。週末の散歩や通勤の道のりも数字で見える楽しさを味わうために、さっそく準備を始めてみませんか。
ヘルスコネクトとスマートウォッチをつなげて歩数を同期するまでの手順

スマートウォッチの歩数をヘルスコネクトにまとめるには、スマホ側と時計側のアプリ連携がポイントです。ここでは迷わず進められるよう、手順の全体像をシンプルに紹介します。
- ヘルスコネクトを準備:Playストアから最新版を入手し、初回起動で「歩数」への読み書きを許可。
- スマートウォッチ公式アプリを確認:Wear OSやGalaxy Wearableなど、端末に合わせた最新バージョンをインストール。
- 連携設定を開く:ヘルスコネクトの「データソース管理」で対応するウォッチアプリを選び、アクセスをオンに。
- バックグラウンド動作を許可:スマホの設定→アプリ→バッテリー最適化からウォッチ公式アプリを最適化対象外に。
- 同期状態をチェック:スマートウォッチ側で歩数計測を数分動かし、ヘルスコネクトのダッシュボードに反映されれば完了。
エンジニア目線のコツとして、設定後に手動でアプリを再起動すると初回同期の壁をスムーズに越えられます。
スマホ側でヘルスコネクトを準備する

スマホ側ではまずヘルスコネクトが正しく動く土台を整えます。Android12以降なら最新機能も使いやすく、歩数データの連携がスムーズになります。
- Androidバージョンが12以上か確認する
- Google PlayストアからHealth Connectを最新版へアップデート
- 初回起動時に歩数データへのアクセスを許可に設定
- 他のヘルス系アプリと連携する場合はデフォルト提供元がヘルスコネクトになっているかチェック
これでスマホ側の準備は完了です。次は実際に腕時計とつなげて歩数を同期してみましょう。
①Playストアでヘルスコネクトをインストール
まずはPlayストアからヘルスコネクトをインストールします。アプリ取得が初めてでも安心できるよう、やさしく手順をまとめました。
ホーム画面やアプリ一覧からPlayストアのアイコンを探してタップします。
画面上部の検索バーをタップしてヘルスコネクトと入力し、虫眼鏡アイコンをタップします。
「ヘルスコネクト」アプリが表示されたら、インストールボタンをタップしてダウンロードを開始します。
Googleアカウントへのログインが必要です。未ログインの場合は画面の案内に従って設定してください。
②初回起動で利用規約に同意してスタート
Health Connectを初めて開くと、利用規約の同意画面が表示されます。
規約をスクロールして読み終えたら、画面下部の同意するボタンをタップしてください。
同意が完了するとアプリのメイン画面に進み、スマートウォッチとの連携設定に自動的に移ります。
スマホの動作が重いときは、バックグラウンドのアプリを終了しておくとスムーズです。
③ホーム画面にショートカットを置いておく
アプリ一覧を開いてHealth Connectのアイコンを長押ししてください。メニューが表示されたらホーム画面に追加をタップします。
そのままドラッグして、好きな場所にドロップすれば完了です。ワンタップで同期画面に飛べるので、毎日の歩数チェックがぐっと楽になります。
スマートウォッチで歩数を計測できるようにする

スマートウォッチを使えば手首で歩数を測定できるようになります。スマホを持ち歩かなくても、外出中の歩数をしっかり記録してくれるので便利ですよ。
バッテリー消費を抑えつつ連続計測が得意なのも嬉しいポイントです。心拍数や睡眠のトラッキングも一緒にできるので、健康管理をぐっと楽にしてくれます。
①ウォッチのPlayストアでGoogleFitを入れる
ウォッチの電源を入れてホーム画面からPlayストアを開きます。検索バーにGoogleFitと入力して公式アプリをタップしインストールを押してください。完了するとアプリ一覧にGoogleFitが表示されます。
ウォッチがWi-Fiやモバイルデータに接続されていないとダウンロードできません。
②ウォッチ設定でフィットネス権限を全部オンにする
ウォッチ本体で画面を上から下にスワイプし、歯車アイコンの設定をタップしてください。
「アプリと通知」を選んでから「アプリ権限」に進みます。
権限一覧から「フィットネス」もしくは「身体活動」を見つけて、表示されるアプリすべてのスイッチをオンにしましょう。
すべてオンにできたら設定を閉じて完了です。これで歩数データの取得がスムーズになります。
③時計を着けて数分歩いてデータが取れるか確認
手首にぴったりフィットするようバンドを調整してください。センサーが肌に密着すると歩数計測が正確になります。
アプリを起動したまま数分歩いてみましょう。リアルタイムで歩数が増えるか、時計の画面で確認してください。
スマホでヘルスコネクトを開き「歩数」をチェック。最新の歩数が反映されていれば設定完了です。
もし歩数が反映されないときは、時計側でもHealth Connect権限が許可されているか確認してください。
ヘルスコネクトにウォッチのデータ共有を許可する

スマートウォッチの歩数データをヘルスコネクトに送り込むためには、最初にデータ共有を許可する必要があります。この設定をしないと、せっかく歩いた歩数がHealth Connectに反映されず、あとから手動でデータをまとめる手間がかかります。
許可を出すと、ウォッチ側で記録した歩数が自動で連携され、ヘルスコネクトのグラフや他アプリでまとめて確認できます。さらに、プライバシー設定を使って共有する情報を絞り込めるので、安心して使えます。
①スマホのヘルスコネクトを開いてアプリを追加をタップ
Androidスマホでヘルスコネクトを起動して、トップ画面の右下にあるプラスアイコンの「アプリを追加」を押します。
はじめてヘルスコネクトを使うときは、利用規約や権限の同意画面が出ることがあります。
②GoogleFitを選んで歩数と距離にチェック
ヘルスコネクトのサービス一覧を下にスクロールして「GoogleFit」を探してください。
見つかったらタップして連携設定画面を開きます。
項目の中から歩数と距離にチェックを入れてください。
GoogleFit連携にはGoogleアカウントへのログインと位置情報の許可が必要です。
③確認画面で許可をタップして完了
表示された確認画面でHealth Connectが歩数データへのアクセスを求めています。そのまま許可をタップすれば接続設定が完了します。
もし「許可しない」を選ぶと歩数が同期されません。必ず許可を選んでください。
歩数が同期されているかチェックする

Health Connectを開いて歩数グラフがスマートウォッチ側の計測値と一致しているか確認しましょう。
「アクティビティ」画面で最新の歩数と同期日時が表示されるので、更新タイミングがずれていないかチェックできます。
表示に反映されるまでタイムラグが数分程度あるので、時計側でデータ記録後に少し待ってから確認しましょう。
①ヘルスコネクトのデータ使用量を開く
ホーム画面から設定アプリをタップしてください。
アプリと通知を選んですべてのアプリを表示をタップし、一覧からヘルスコネクトを探します。
データ使用量をタップすると、ヘルスコネクトの通信量やストレージ使用状況を確認できます。
②今日の歩数が表示されているか見る
ヘルスコネクトのホーム画面に戻って、画面中央あたりに「歩数」というカードがあるか探しましょう。
カードに表示されている数字が「0歩」のままなら、スマートウォッチと同期できていない可能性があります。
もし反映が遅れているようなら、画面を下にスワイプして更新してみてください。
③ずれているときはスマホとウォッチを再接続
設定アプリを開いてBluetoothが有効か確認してください。ウォッチはスマホから約2m以内に置くと安定しやすいです。
ウォッチのサイドボタンを長押しして再起動を選ぶとメモリがクリアされます。通信設定が新しくなるので同期ずれ解消につながります。
ヘルスコネクトを開き「接続済みデバイス」からウォッチを選んで「デバイスを解除」をタップ。その後もう一度「新しいデバイスを追加」から手順に沿って再接続してください。
ウォッチとスマホ両方の電池残量が十分か確認してから再接続すると、途中で切れにくくなります。
データ共有ができたら広がる楽しい応用アイデア

歩数データが同期できたら、ちょっとした毎日の楽しみやみんなとの盛り上がりが広がります。
応用アイデア | こんなときに役立つ |
---|---|
週ごと歩数ランキング | 家族や友だちと競ってモチベーションアップしたいとき |
ルートマッピング | お散歩コースや旅行ルートを地図に残して思い出づくり |
家族で健康チャレンジ | 家族全員の歩数をシェアして健康習慣を続けたいとき |
月間グラフ化 | 歩行量をグラフで見える化して自分の成果を振り返りたいとき |
カロリー管理アプリと連携して食事もラクラク

ヘルスコネクトを使ってカロリー管理アプリとつなげると、歩数データが自動で取り込まれて消費カロリーに反映されます。食事を入力するだけで、摂取カロリーと消費カロリーの差をかんたんにチェックできます。
- 運動結果を食事管理に活かしたい
- 毎日の入力をできるだけシンプルにしたい
- ダイエットや体調管理を長続きさせたい
たとえばMyFitnessPalやあすけんなど人気アプリとつなげておけば、一日の歩数や消費カロリーがリアルタイムで反映されます。自分でカロリーを計算しなくていいので、食事の記録だけに集中できるのがうれしいポイントです。
ヘルスコネクトの連携は一度設定すればOK。あとは毎日アプリを開くだけで、食事も運動もまとめて管理できるので、続けるハードルがぐっと下がります。
ヘルスコネクトで歩数と消費カロリーだけを許可する
ここでは歩数と消費カロリーだけをスマートウォッチから同期できるように設定します。
Androidのアプリ一覧から「Health Connect」をタップします。ホーム画面に見当たらない場合はアプリ検索で素早く呼び出せます。
右上の歯車アイコンをタップして「接続済みアプリ」を開き、一覧から使用中のスマートウォッチを選択します。
表示されたデータ一覧で「歩数」と「消費カロリー」以外のトグルをオフにします。そのあと画面下の「保存」をタップして設定完了です。
食事アプリで自動計算をオンにして手入力を減らす
スマホに⼊れている⾷事管理アプリを起動して、画⾯下の「設定」をタップします。
「栄養設定」や「カロリー管理」と書かれたメニューを探して開き、「⾃動計算を有効にする」スイッチをオンにしてください。
初回だけ「写真へのアクセス許可」を求められますので、必ず「許可」を選択します。これで写真認識で栄養素を自動計算できるようになります。
写真認識の精度を上げたいときは、照明が明るい場所で撮影すると⾷品ラベルが読み取りやすくなります。
写真認識はオンライン処理になることがあるので、Wi-Fi環境がおすすめです。
睡眠トラッカーと合わせて生活リズムを見える化

睡眠トラッカーの深い眠りやレム睡眠の時間帯をスマートウォッチの歩数データと Health Connect に統合すると、生活リズムの可視化がいっそう進みます。夜の睡眠パターンと日中の活動量の関係性がグラフで見られるので、どのタイミングで運動量を調整すれば睡眠の質が上がるかが分かりやすくなるのがポイントです。
ウォッチに睡眠アプリを入れて夜に装着
スマートウォッチ本体からアプリ一覧を開き、ストアで「SleepTracker」などお好みの睡眠アプリを検索してインストールします。アプリ名は端末によって異なる場合があるので、対応モデル用を選んでください。
インストール後、ウォッチ上で睡眠追跡の許可や振動アラームの設定があるので必要に応じてオンにします。心拍数や動きを記録するため、センサーアクセスも許可してください。
寝る前にバンドをきつすぎずゆるすぎない程度に調整し、充電ケーブルは外して装着します。充電残量は50%以上あると安心です。
翌朝ヘルスコネクトの睡眠タブでグラフを確認
翌朝スマホでHealth Connectを開くと、下部メニューに並んだアイコンの中にベッドのマークが見つかります。それが睡眠タブですので、軽くタップしてみましょう。
睡眠タブを開くと、前夜の睡眠グラフが画面いっぱいに広がります。横軸が時間、縦軸が睡眠の深さで色分けされているので、いつ深い眠りになったかがひと目でわかります。
開いた直後はデータが読み込み中になっていることがあります。グラフが表示されない場合は画面を下に引っ張って更新してください。
Taskerで毎晩バックアップを自動化

夜になるとスマホをヨガマットの上に置いて動かすの忘れちゃう?そんなときにTaskerがあれば毎晩決まった時間に歩数データをバックアップしてくれるよ。
- 完全自動で動く:寝ている間にバックアップが完了
- 細かく設定できる:曜日やバッテリー残量でも動作をコントロール
- プログラマー好みの自由度:ShellコマンドやAPI呼び出しまで組み込める
こんな感じでTaskerを使うと、うっかり忘れさんでも毎晩おまかせでバックアップが取れるから安心だよ。
TaskerでヘルスコネクトのJSONエクスポートをトリガー
Taskerを使ってHealth Connectから歩数データをJSONファイルに自動エクスポートする流れを紹介します。コマンド実行の許可や保存先の指定を含め、迷わず設定できるよう順を追って説明します。
Taskerを開き、下部の「タスク」タブで+アイコンをタップします。タスク名は「HC JSON Export」など分かりやすい名前にします。
タスク編集画面で+をタップし、「コード」カテゴリから「Run Shell」を選びます。
コマンド欄に次を入力します。パスは好みで変更できます。
cmd health export --output-file /sdcard/HealthConnectData.json
「Use Root」のスイッチはオフのままにします。Health Connectのエクスポートは通常権限で実行可能です。
「プロファイル」タブで+→時間や歩数条件を選び、先ほど作ったタスク「HC JSON Export」を紐付ければ完了です。
Googleドライブに自動アップロードを設定
インストール済みのHealth Syncアプリをタップして開いてください。
「バックアップと同期」画面でGoogle Driveをタップし、Googleアカウントにログインしてください。
「詳細設定」から毎日や毎週など希望の頻度を選んで完了をタップしてください。
スプレッドシートに歩数を日次出力して分析ごっこ

スマートウォッチで記録した歩数データを毎日スプレッドシートにまとめると、日々の頑張りがグラフや数値でにぎやかに見えてきます。健康管理をちょっとした研究気分で楽しめるうえに、週後半に歩数がガクッと下がる日を見つければ、事前に気をつけるきっかけにもなります。
- 日付ごとに歩数を並べることで傾向がぱっと把握できる
- Googleスプレッドシートの関数やグラフ機能で自動集計&可視化
- IFTTTやApps Scriptと組み合わせて自動更新すればラクラク管理
HealthConnectCSVExporterを使いデータを取り出す
モジュールのbuild.gradle
にHealthConnectCSVExporterの依存を追記します。
dependencies {
implementation "com.example.healthconnect:healthconnect-csv-exporter:1.0.0"
}
アプリからHealthConnectCSVExporterを呼び出し、歩数データをCSVファイルへ書き出します。
val exporter = HealthConnectCSVExporter(context)
val start = LocalDate.now().minusDays(7)
val end = LocalDate.now()
val csvFile = File(context.cacheDir, "steps.csv")
exporter.exportStepsToCsv(
startDate = start,
endDate = end,
outputFile = csvFile
)
Health Connectの許可設定が正しくないとデータが取得できません。事前に歩数の読み取り権限をユーザーへリクエストしてください。
スプレッドシートでグラフを作成し変化をチェック
Android設定からヘルスコネクトを開き、データのエクスポートで歩数を選びます。CSV形式で書き出しておくとスプレッドシートに取り込みやすくなります。
Googleスプレッドシートで新規ファイルを作成し、メニューの「ファイル」「インポート」から先ほどのCSVを選びます。日付と歩数の列を範囲指定して「挿入」「グラフ」をタップすると折れ線グラフが完成します。
よくある質問

- スマートウォッチの歩数がヘルスコネクトに反映されません。どうすればいいですか?
まず、スマホの「設定」→「アプリ」→「ヘルスコネクト」→「権限」でカレンダーやセンサーへのアクセスを許可してください。次に、ウォッチ連携アプリのバッテリー最適化をオフにすると裏で同期が止まらず安定します。
- 同期は自動で行われますか?毎回手動操作が必要ですか?
同期は基本的に自動で進みます。ヘルスコネクトを最新バージョンにしておくとバックグラウンドで歩数が更新されるので、手動は不要です。もし遅いと感じたらウォッチ側のアプリを一度起動してみると再接続がスムーズになります。
- 複数のスマートウォッチを同じ端末で使えますか?
できます。ヘルスコネクトでは歩数の提供元をいくつでも登録可能です。ただし、同じデータが重複しないように優先順位を設定すると安心です。僕はメインとサブを分けて、メインのみ自動記録にしています。
ウォッチが古くてもヘルスコネクトに対応している?
年数が経ったWear OS2搭載モデルや、純正でHealth Connect対応をうたっていないスマートウォッチでも、工夫次第で歩数データをまとめられます。
まずは端末のOSバージョンを確認しましょう。Wear OS3以降なら標準でHealth Connect対応APIを備えているため、追加アプリなしですぐに同期できます。OS2以前のモデルは直接リンクがないので、Google Fitを経由する方法がおすすめです。
Google Fitを中継にする場合、スマホにGoogle FitアプリとHealth Connectアプリを入れて、Fit側でウォッチの歩数を受け取り、Health Connectにデータ共有の許可を出します。これだけで古いWear OS2モデルの歩数もまとめて見られるようになります。
もしFitとの連携が難しいメーカー製ウォッチなら、サードパーティ製のブリッジアプリを活用する手もあります。実際にいくつか試してみたところ、対応アプリを見つけるとスムーズにHealth Connectに連携できました。
まずはお使いのウォッチとスマホが最新に近い状態か、Google Play Servicesが正常に動いているかをチェックすると、古いモデルでも思ったより手間なく同期できるはずです。
歩数がゼロのまま動かないときはどうすればいい?
歩数がゼロのまま動かないときは、スマートウォッチとAndroidの連携に何らかのつまずきがあるサインです。以下の手順を試してみましょう。
- Bluetooth接続を確認:スマートウォッチとAndroidのBluetoothがオンになっているか見直す。
- アプリ権限をチェック:Androidの設定からヘルスコネクトに「アクティビティの記録」権限を与える。
- バックグラウンド動作の許可:スマートウォッチアプリを省電力リストから外してバックグラウンド実行を許可する。
- 再起動&キャッシュクリア:Androidを再起動してアプリのキャッシュをクリアし、状態をリセットする。
省電力モードでは歩数センサーが制限される場合があります。
バッテリー消費が増えた気がするけど大丈夫?
歩数データの同期回数が増えるとスマートウォッチとスマホのBluetooth通信が活発になってバッテリーがちょっと早めに減る感じがあるよね。でも実際にはBluetooth LEという省電力技術が使われているから数%程度の増加にとどまることがほとんどだよ。
もっと節電したいときはHealthConnectアプリの同期間隔を伸ばしてみよう。例えば10分から30分に変えるだけでデータ更新は十分速いままバッテリーの減りをかなり抑えられるよ。
それでも気になるときはAndroidの設定からHealthConnectをバッテリー最適化の除外にしてみてね。スマホ側の省電力制御に邪魔されずにでも無駄な通信はしっかり止めるほどよいバランスが保てるよ。
複数アプリに同じ歩数を渡すと二重カウントにならない?
Health Connectは歩数データをタイムスタンプごとに一元管理しているので、同じ歩数を複数のアプリから送っても重複分を自動で省いてくれます。
シナリオ | Health Connect上の歩数合計 |
---|---|
アプリAで2000歩を記録 | 2000歩 |
続けてアプリBで同じ2000歩を記録 | 2000歩 |
別のスマートウォッチで新たに1500歩を追加 | 3500歩 |
もし重複カウントに見えるときは、Health Connect側のデータ入力の優先順を調整するとすっきりします。
データを全部削除したいときはどうする?
Health Connectへサクッと保存した歩数や心拍数などのデータをまとめて消したいときは、次の2つの方法がある。
- Health Connectアプリ内でまとめて削除:アプリの「データ管理」から不要な種類を選んで全消去できる。スマートウォッチと同期する前に不要データだけ消したいときに便利
- Android設定からアプリデータ消去:端末の設定→アプリ→Health Connect→ストレージとキャッシュ→「ストレージを消去」で完全リセットできる。アプリごと一気にクリーンにしたいときにおすすめ
アプリ内削除だけだと一部キャッシュが残ることがあるので、完全にゼロにしたい場合はAndroid設定でストレージも消去すると安心。
まとめ

Health Connectをインストールしてスマートウォッチとペアリングし、アプリ側で歩数データの連携許可を出すだけで、毎日の歩数をしっかりまとめられます。
設定が終わったあとは、スマートウォッチで歩くたび自動的にHealth Connectに送信されるので、何度もデバイスを切り替える手間がなく快適です。
この連携を活用すれば、複数のアプリや端末の歩数を一か所で管理できるようになり、健康づくりがもっと楽しく続けやすくなります。さっそく今日から試してみてください。