AndroidのスマホでLINEの通知音が鳴らなかったり期待通りに変わらなくて困っているのではありませんか?
ここでは、長年Androidを触り続けた現場の知恵を生かし、標準設定から一歩進んだ裏ワザまで順番に整理し、通知が鳴らない原因を見極めながら好みの音源へ安全に切り替える手順とコツをご案内します。
設定完了後は、メッセージが届くたびに自分らしいサウンドが鳴り、うれしい気づきが増えます。さっそく手順を確認して、音が変わる瞬間のワクワクを体験してみませんか。
LINE通知音を好きな音に変える手順をぜんぶ見せます

LINEの通知音を変えると、新着メッセージを受け取るたびにちょっと嬉しい気分になりますよね。Androidでは大きく3つの方法があるので、手順やメリットをまとめてご紹介します。画面操作がメインなので、初心者の方でもサクサク進められます。
- LINEアプリ内で選ぶ方法:LINEの設定画面から用意された通知音をすぐに切り替えられる
- Androidのサウンド設定を使う方法:OS全体の通知音設定でLINEだけ別の音に設定できる
- オリジナル音源を設定する方法:手持ちのmp3をLINEの通知音フォルダにコピーして好きな音を登録する
プログラマーの視点からひとつアドバイスすると、オリジナル音源を使うときは「ファイル名を英数字だけ」にしておくとトラブルが減ります。Androidのフォルダ操作に慣れていない場合でも、このルールを守ると無駄なエラーを避けられます。
LINEアプリの設定から変える方法

LINEアプリの設定画面から通知音を変える方法は、端末本体の設定に触れなくてもアプリだけで完結するのが嬉しいポイントです。
まずはホーム画面右上の歯車アイコンをタップして、設定メニューを開きます。そこから通知>サウンドと進めば、用意された音をプレビューしながら選べるので、自分の好みにぴったりな音をすぐに見つけられます。
グループトークごとに音を変えたいときも同じメニューから設定できるので、「だれからのメッセージかすぐにわかるようにしたい」というときにとくにおすすめです。
①LINEホーム→設定をひらく
まずLINEを起動して画面下のホームアイコンをタップします。つぎに画面右上にある歯車マーク(設定アイコン)をおして設定画面をひらいてください。
②通知→通知サウンドをタップ
設定アプリを開いたら「通知」を選んでから、画面に表示される「通知サウンド」をタップしてください。
③端末内の音を選ぶ
LINEの通知音設定画面で端末内の音
をタップして、一覧に切り替えます。Android11以上の場合はタブ表示、Android12以降はドロワー式メニューになることがあります。
リストをスクロールして好みの音を探し、各項目の右側にある▶アイコンをタップすると再生されます。音量に注意しながら確認してください。
気に入った音をタップするとチェックマークが付きます。そのまま保存
をタップすれば設定完了です。
④プレビューで確認して決定
通知音一覧からプレビュー再生したい音をタップすると、端末の音量設定に従ってそのまま試し聞きできます。新しく追加した音源も即座に確認できるのが便利です。
聞き比べてイメージどおりの音量や音質なら、画面下部の「保存」や「OK」をタップして決定してください。これでLINEの通知音が指定のメロディに切り替わります。
プレビューが鳴らない場合は、端末のメディア音量や通知音量がミュートになっていないか確認してみてください。
⑤相手別に変えたいときはトーク設定へ進む
友だちごとに通知音を変えたいときはLINEアプリを開き、変更したい相手のトーク画面を表示します。画面右上のアイコンか名前をタップすると、トーク設定が現れます。
Androidシステムの設定から変える方法

Androidのシステム設定を使うと、LINEだけでなくスマホ全体の通知音をまとめて好みの音に変えられます。
この方法ならLINEのトーク通知も着信音も一気に設定できるので、アプリごとに個別設定する手間が省けます。端末の設定画面から操作するだけなので、初めての人でも迷わず進められます。
注意点として、Androidのバージョンや機種によって設定画面の名称や項目の配置が少しずつ異なる場合があります。設定名に「音」「通知」「サウンド」といったキーワードを探してみてください。
①スマホ設定→アプリ→LINEを開く
ホーム画面を下から上にスワイプしてアプリ一覧を表示します。
画面上部の歯車アイコンをタップして設定画面を開きます。
アプリを選んで、一覧からLINEを探します。アプリが多いときは検索欄に「LINE」と入力するとすぐに見つかります。
LINEのアイコンをタップしてアプリ情報画面を開きましょう。
②通知カテゴリを選ぶ
開いた通知画面には「メッセージ通知」「グループ通知」「音声通話通知」などたくさんの項目があります。音を変えたい種類をタップしてください。これでそのカテゴリ専用の音設定画面に移動できます。
③サウンド→端末内の音を選択
通知設定の一覧からサウンドを選んでください。
表示されたリストから好みのサウンドをタップして決定します。端末に追加した音もここに並びます。
④バイブや優先度を好みに合わせる
LINEアプリのホーム画面右上にある歯車アイコンをタップして設定画面を開いてください。
「通知」→「トーク通知」や「グループ通知」を選び、「バイブ設定」をタップして好みの振動パターンを選んでください。
端末の「設定」→「アプリ」→「LINE」→「通知」の順に開き、「通知の重要度(優先度)」を「高」に設定するとロック画面で優先的に表示されます。
端末のDo Not Disturb(おやすみモード)中は優先度を高くしても通知が届かない場合があります。
通知音を好みに合わせて遊べる応用アイデア

通知音を変えたあとに、さらに自分らしさをプラスして楽しみたい方向けにプログラマー視点の遊び心あふれるアイデアをご紹介します。
アイデア | 役立ちポイント |
---|---|
グループ別に音を変える | 仕事・友だち・家族で通知音を区別できるので、すぐに誰から来たかわかる |
重要連絡は特別音 | お気に入りの人や上司からのメッセージ専用サウンドで見逃しを減らせる |
時間帯でテーマ変更 | 朝・昼・夜で通知音を入れ替えれば一日のメリハリが生まれる |
場所やWi-Fiで切り替え | 自宅・職場・カフェなど接続先で自動的にサウンドを切り替えられる |
ランダム再生モード | 通知ごとに設定した複数の音からランダムで鳴らして飽きずに楽しめる |
好みのアイデアを組み合わせて、わくわくする通知体験をぜひ試してみてください。
トークごとに違う音で誰からのLINEかすぐわかる

トークごとに違う音を設定すると、画面を見なくても「おつかれさまLINE」や「家族LINE」など、誰から届いたかわかりやすくなります。
個別のトーク設定だけを変えるので、大事な相手や頻繁にやりとりするグループは目立つ音にしておくと、見逃し防止にも役立ちます。気づいたときにすぐ反応できるようになるのがうれしいポイントです。
LINEで変えたいトークを長押ししてメニューを開く
トーク一覧から通知音を変えたい相手やグループを見つけて、アイコンや名前の部分を約3秒ほど長押しします。
するとポップアップメニューが表示されるので、ここから次の「トーク設定」を選べるようになります。
長押しがうまくいかないときは、画面のタッチ感度や手の位置を調整してみてください。
通知オフの横のベルマークをタップして個別設定を出す
LINEアプリのトーク一覧画面で、通知オフを示す「ベルに斜線」のアイコンを見つけます。
鈴のアイコンを軽くタップすると、トークごとの通知音やバイブ設定を変更できる個別設定画面が開きます。
通知サウンドを選んで登録
次に好きな通知サウンドを選んで登録します。ここで選んだ音がメッセージ受信時に流れます。
LINEを起動して右上の歯車アイコンをタップ→「通知」を選び→「サウンド」をタップします。
リストから登録したいサウンドをタップするとプレビューが流れます。気に入ったら画面右上のチェックマークをタップして完了です。
カスタム音が一覧にない場合は、端末内のNotificationsフォルダに音声ファイルを保存してから再度画面を開いてください。
好きな曲や録音した声を通知音にする

LINEの通知音を好きな曲や自分の声にできると、いつものトーク着信が特別なサプライズに変わります。お気に入りのメロディなら気分がアガるし、録音した声をセットすれば大切なメッセージみたいでドキドキ感もアップします。
Androidなら端末に保存したmp3やwavファイルをそのまま通知音に指定できます。実際に試してみると、プログラマー視点でフォルダをわかりやすく整理したり、ファイル名を工夫したりするとあとから探しやすくて便利でした。
準備のポイントは対応フォーマットで保存することだけ。少し手を加えれば、好きな曲も自分のボイスメモもすぐにLINEで使えるようになります。
MP3やWAVをRingtonesフォルダにコピー
ファイルアプリを起動して「内部ストレージ」を選び、「Ringtones」フォルダまでたどります。
コピーしたいMP3やWAVを長押しして「コピー」または「移動」をタップします。
先ほどフォルダに移動して、「ここに貼り付け」を選んでコピーを完了させます。
ファイル名に日本語や長い英数字が入っていると認識されないことがあります。半角英数字だけの短い名前にすると確実です。
LINEの通知サウンド一覧から曲を選択
LINEにあらかじめ登録されている通知サウンドから気に入ったメロディを選ぶ方法です。サウンド名をタップするとプレビュー再生できるので、まずは試し聴きしてみましょう。
ホーム画面の右上にある歯車マークを押して設定画面を開きます。
設定メニューの中から通知→サウンド設定をタップします。
表示された音源リストをスクロールし、気になる曲名を押して音を確認します。
プレビュー後に戻るキーを押すと自動で設定が保存されます。
音量を調整して保存
ここではLINEの通知音量をちょうどいい大きさに調整してから保存します。
スライダーを左右にドラッグしてLINEの通知音量を好みの大きさに合わせます。Androidのシステム音量と連動しているので、他の通知音量にも影響します。
画面右上の保存または完了をタップして、新しい通知音量を確定します。
端末がマナーモード中だと音が鳴らないので、必要に応じてマナーモード設定をオフにしてください。
自動化アプリで時間帯ごとに通知音量を切り替える

夜になると通知音を小さくしてぐっすり眠りたい、でも朝は大事なメッセージを聞き逃したくないというケースはありませんか。自動化アプリを使うと時間によって通知音量を自動で切り替えられて、ボリューム調整の手間が一切なくなります。
具体的にはMacroDroidやAutomateのような自動化アプリで、指定したスケジュールに合わせて通知音量を上下できるように設定します。プログラマーならではの小技として、曜日ごとにパターンを分けておくと週末の夜だけ音を大きくするなど、さらに細かい調整も可能です。
- 自動化の手間ゼロ:一度設定すれば手動操作不要
- 時間帯に合わせた快適さ:就寝・仕事・休日それぞれにベストな音量
- 曜日やイベントにも対応:カレンダー連携で特別な日の音量もおまかせ
GooglePlayでMacroDroidを入れる
ホーム画面かアプリ一覧からGooglePlayストアをタップして起動します。
上部の検索バーをタップして「MacroDroid」と入力し、エンターキーを押します。
開発者がArloSoftとなっているMacroDroidを選び、インストールをタップしてください。インストール後は「開く」で起動します。
新しいマクロで時間帯を選ぶ
MacroDroidアプリを開いて画面下の「+」アイコンをタップし、新しいマクロ作りを始めます。
トリガー一覧から「時間/日付」を選び、開始時刻と終了時刻を指定して好みの時間帯を選びます。
アクション一覧から「オーディオ」を選び、「通知音を設定」をタップして、好きな音声ファイルを選びます。
画面右上のチェックマークをタップしてマクロを保存し、トグルがオンになっていることを確認します。
アクションで音量変更をセット
ホーム画面の何もない部分を長押しするとメニューが出ます。ここから「ウィジェット」を選んで進んでください。
ウィジェット一覧で「設定ショートカット」または「ショートカット」を探します。タップすると選べる項目が並ぶので「音量」をタップしてください。
音量ショートカットを長押しし、好きな場所にドラッグして配置します。これでワンタップで音量設定に飛べます。
配置したショートカットをタップすると音量調整画面が開きます。通知音量バーを左右にスライドして好みの音量に合わせてください。
ウィジェットの種類や名称はOSバージョンによって異なる場合があるので、見当たらないときは端末のウィジェット一覧をゆっくりスクロールして探してください。
よくある質問

- 通知音を変更してもLINEに反映されません
LINEの設定画面でサウンドを選んだあと、Androidの通知カテゴリ設定にも同じトーンを選んでいますか。アプリ側で変更しても、システム側が別の通知チャネルを使っていると反映されないことがあります。設定→アプリ→LINE→通知→「メッセージ」に進み、サウンドを合わせると確実に切り替わります。
- LINEの通知音がまったく鳴りません
通知音量やマナーモード以外に、バッテリーセーバーやDo Not Disturb(通知しない時間帯)の影響もチェックしてください。さらに、特定のトークで通知オフにしている場合もあります。トーク画面からメニュー→通知オフのスイッチを確認し、全体設定と個別設定を両方オンにしてみましょう。
- 自作の音声ファイルを通知音に使いたいです
手順はかんたんです。音声ファイル(MP3やWAV)をAndroidの内部ストレージ直下にあるNotificationsフォルダにコピーしてください。LINEのサウンド一覧を開くと自動で検出されます。もし見つからないときは端末を再起動するか、ファイルマネージャーでメディアスキャンを走らせると表示されやすくなります。
- トークごとに別々の通知音を設定できますか
できます。通知音を変えたいトークを開き、右上の≡アイコン→通知→サウンドをタップすると個別の一覧が表示されます。グループトークも同じ手順で設定できるので、大事な会話だけ違う音にしておくと見逃し防止になります。
通知音を選んでも鳴らないのはなぜ?
LINEで新しい通知音を選んでも音が鳴らないと「なんでだろう?」と戸惑いますよね。実はAndroidの通知管理や端末の設定が深くかかわっていて、思わぬところで音がブロックされていることがあります。
- LINE内の通知チャンネルで音がオフになっている
- Androidの通知優先度でミュート設定になっている
- システム音量が最低値になっている
- バッテリー最適化でLINEが制限されている
- 端末の「おやすみモード(Do Not Disturb)」が有効
まずはこれらをチェックすると、新しい通知音もちゃんと鳴らす扉を開けられます。
LINEアプリに好みの音が表示されないときは?
LINEアプリでお気に入りの通知音が一覧に出てこないのは、ファイルが正しい場所や形式になっていない場合が多いです。
- 正しいフォルダへ配置:端末の内部ストレージ直下にあるNotificationsフォルダへ音源ファイルをコピー
- ファイル形式を見直す:mp3またはwav形式で、ビットレートは128kbps程度の標準的なコーデックを使う
- ファイル名は半角英数字のみ:日本語や記号が入ると認識されない場合がある
- メディアを再読み込み:端末を再起動するか、ファイル管理アプリのライブラリ更新機能で反映
通知音フォルダが隠しフォルダ扱いになっているときがあるので、表示設定を「すべてのファイルを表示」に切り替えて確認してください。
サイレントモード中でも特定のLINEだけ音を鳴らせる?
Android13以降ではサイレントモード中でも、個別のLINEトークだけを例外設定して音を鳴らすことができます。大事なチャットだけ逃さずチェックしたいときや、決まったメンバーの通知だけ拾いたいときにぴったりです。
ポイントは、LINEアプリ内のトークごとに「通知を優先する」設定をオンにすること。これだけで、ほかの通知音をオフにしていても、そのトークだけはきちんと音が鳴るようになります。
着信音と通知音を別々にしたいけどどうすれば?
Androidスマホでは、着信音と通知音を本体の設定画面で別々に指定できます。アプリを追加しなくてもサクッと切り替えられるのが魅力です。
- 追加アプリが不要で操作がシンプル
- 再起動後も設定が維持されやすい
- デフォルトとカスタム音源を同じ画面で管理
バイブだけにしたいときは設定どこ?
連絡はほしいけど音は抑えたいときには、LINEの通知をバイブだけにする設定がぴったりです。この方法なら会議中やカフェで集中したい時間帯にも、新着メッセージをしっかりキャッチできるうえに音の心配がいりません。LINEアプリの通知設定で通知音を「なし」にしてバイブレーションをオンにするか、Androidのシステム通知チャンネルからLINEだけサイレントにしてバイブのみ有効にしておくと、必要な連絡は逃さずに静かな環境をキープできます。
まとめ

LINEの通知音は、アプリ側の設定とシステム側のサウンド設定を組み合わせることで、好きなサウンドにカンタンに変更できます。
具体的には、LINEアプリ内で通知音を選んだあと、Androidのサウンド設定で実際の着信音フォルダを指定し、もし通知が鳴らないときは通知優先度や省電力モードをチェックすればOKです。
どのステップも最新のAndroid 14とLINE最新版にあわせた手順なので、迷わずサクッと設定できるはずです。これで自分だけの通知音ライフを楽しんでくださいね。