- 相手の声が小さくしか録れません
マイク入力のみだと自分の声しか大きく録れないことがあります。まずはスピーカー通話に切り替えてみてください。外部スピーカーから流れる音をマイクで拾うことでバランスよく録音できます。開発者目線では、録音ソースを「VOICE_COMMUNICATION」や「VOICE_RECOGNITION」に切り替えるとノイズ除去が効きやすいので試してみると効果的です。
録音中にアプリが止まってしまいます
- 録音中にアプリが止まってしまいます
バッテリーセーバーや最適化が働くと録音サービスがバックグラウンドで停止することがあります。設定→アプリ→録音アプリ→バッテリー最適化をオフにしてください。もし自作アプリを使う場合は startForeground でフォアグラウンドサービス化しておくと、システムに停止されにくくなります。
録音がうまくいかないときはどうすればいい?
マイクのアクセス権がちゃんと許可されているか確認しましょう。設定→アプリ→LINE→権限でマイクがオンになっていると安心です。
通話中はスピーカー出力に切り替えたり、ノイズキャンセリングをオフにしてみてください。声が拾いやすくなって録音の安定感がアップします。
それでも録音できないときは外部マイクを使ってみたり、端末のシステムを最新バージョンにアップデートしてから再チャレンジしましょう。LINEアプリのキャッシュをクリアすると直ることもあります。
相手に通知されずに録音できますか?
LINE通話を録音しても、AndroidやLINEアプリから通話相手に録音開始の通知が届く仕組みは組み込まれていません。そのため、録音アプリを起動すれば相手に気づかれずに会話を保存できます。
ただし、相手の許可なく録音を続けるとトラブルにつながる可能性があります。実体験からも、あとで意図せぬ誤解を招かないために、通話前に一言「録音していい?」と確認しておくのがおすすめです。
CubeACRは無料で使い続けられる?
CubeACRは基本的な録音機能をずっと無料で使えます。通話開始から自動で録音ファイルをローカルに保存してくれるので、追加料金を気にせずに通話内容をキャッチできます。
ただし、クラウド連携やテキスト化(トランスクリプト)などの便利機能を利用するにはPro版へのアップグレードが必要です。無料版だけでも十分に録音を残せるので、まずは基本機能を試してみると安心です。
なおAndroid10以降はOS制限で直接通話音声の録音が難しくなっていますが、CubeACRは画面録音APIを活用してクリアな音質を実現しています。無料で始められるだけでなく、プログラマー視点で見てもOSごとの仕様にスマートに対応しているところが頼もしいポイントです。
Android12でもスクリーン録画で音だけ取れる?
Android12の標準スクリーン録画は、システム音声とマイク音声の両方を選んで記録できる仕様になっている。
動画として保存されるものの、録画設定で解像度やフレームレートを最低限にすると実質「音だけ」を残すことができる。この方法なら追加アプリを入れずに使えて、あとから動画ファイルを音声ファイルに変換すれば完璧だ。
ただし機種によってはシステム音声が制限されて録れない場合があるので、PixelシリーズやXperiaなど対応実績がある端末で試すと安心だ。
録音ファイルの保存先はどこ?
録音したファイルは思いのほか深いところに隠れているので、最初は「あれ、どこへ行った?」と戸惑いがちです。
最新のAndroid標準画面録画機能を使うと、内部ストレージのMoviesフォルダ内にScreenrecordという名前のフォルダが自動で作られ、その中にMP4形式で保存されます。
端末種類 | 保存先パス | ファイル形式 |
---|---|---|
Pixelシリーズ | /Movies/Screenrecord | MP4 |
Galaxyシリーズ | /DCIM/Screenshots | MP4 |
その他(Android12以降) | /Movies/Screenrecord | MP4 |
- ファイル名は「screenrecord_年月日_時分秒.mp4」の形で保存されています
- ファイル管理アプリから「Movies」や「Screenrecord」で検索すると早く見つかります
- 必要なら別アプリ(Googleフォトやファイル同期サービス)でバックアップしておくと安心です
まとめ

これまでLINE通話を残すための準備から録音方法、保存場所の確認までを見てきました。
- 画面収録機能の追加:クイック設定パネルから画面収録を登録します。
- 音声録音のON設定:内部音声やマイクを必要に応じて有効にします。
- 通話中に録画開始:LINE通話を開始後に画面収録をタップして録画を始めます。
- 通話終了で録画停止:通知パネルから停止ボタンを押して録画を完了させます。
- 保存ファイルの管理:ギャラリーやファイルアプリで録画データを確認します。
この手順を使えば大切な通話をきちんと録音できるので、あとから内容を振り返りたいときに安心です。新しいAndroidでぜひ試してみてください。
- LINE通話が録音できません
Android 11以上では、通話録音用のシステムAPIが制限されています。LINEアプリだけではマイク音声を内部音声と合成できないので、画面録画アプリを使ってみてください。たとえば「AZ Screen Recorder」ならシステムの内蔵音声キャプチャに対応しているので、手軽にLINE通話を保存できます。
相手の声が小さくしか録れません
- 相手の声が小さくしか録れません
マイク入力のみだと自分の声しか大きく録れないことがあります。まずはスピーカー通話に切り替えてみてください。外部スピーカーから流れる音をマイクで拾うことでバランスよく録音できます。開発者目線では、録音ソースを「VOICE_COMMUNICATION」や「VOICE_RECOGNITION」に切り替えるとノイズ除去が効きやすいので試してみると効果的です。
録音中にアプリが止まってしまいます
- 録音中にアプリが止まってしまいます
バッテリーセーバーや最適化が働くと録音サービスがバックグラウンドで停止することがあります。設定→アプリ→録音アプリ→バッテリー最適化をオフにしてください。もし自作アプリを使う場合は startForeground でフォアグラウンドサービス化しておくと、システムに停止されにくくなります。
録音がうまくいかないときはどうすればいい?
マイクのアクセス権がちゃんと許可されているか確認しましょう。設定→アプリ→LINE→権限でマイクがオンになっていると安心です。
通話中はスピーカー出力に切り替えたり、ノイズキャンセリングをオフにしてみてください。声が拾いやすくなって録音の安定感がアップします。
それでも録音できないときは外部マイクを使ってみたり、端末のシステムを最新バージョンにアップデートしてから再チャレンジしましょう。LINEアプリのキャッシュをクリアすると直ることもあります。
相手に通知されずに録音できますか?
LINE通話を録音しても、AndroidやLINEアプリから通話相手に録音開始の通知が届く仕組みは組み込まれていません。そのため、録音アプリを起動すれば相手に気づかれずに会話を保存できます。
ただし、相手の許可なく録音を続けるとトラブルにつながる可能性があります。実体験からも、あとで意図せぬ誤解を招かないために、通話前に一言「録音していい?」と確認しておくのがおすすめです。
CubeACRは無料で使い続けられる?
CubeACRは基本的な録音機能をずっと無料で使えます。通話開始から自動で録音ファイルをローカルに保存してくれるので、追加料金を気にせずに通話内容をキャッチできます。
ただし、クラウド連携やテキスト化(トランスクリプト)などの便利機能を利用するにはPro版へのアップグレードが必要です。無料版だけでも十分に録音を残せるので、まずは基本機能を試してみると安心です。
なおAndroid10以降はOS制限で直接通話音声の録音が難しくなっていますが、CubeACRは画面録音APIを活用してクリアな音質を実現しています。無料で始められるだけでなく、プログラマー視点で見てもOSごとの仕様にスマートに対応しているところが頼もしいポイントです。
Android12でもスクリーン録画で音だけ取れる?
Android12の標準スクリーン録画は、システム音声とマイク音声の両方を選んで記録できる仕様になっている。
動画として保存されるものの、録画設定で解像度やフレームレートを最低限にすると実質「音だけ」を残すことができる。この方法なら追加アプリを入れずに使えて、あとから動画ファイルを音声ファイルに変換すれば完璧だ。
ただし機種によってはシステム音声が制限されて録れない場合があるので、PixelシリーズやXperiaなど対応実績がある端末で試すと安心だ。
録音ファイルの保存先はどこ?
録音したファイルは思いのほか深いところに隠れているので、最初は「あれ、どこへ行った?」と戸惑いがちです。
最新のAndroid標準画面録画機能を使うと、内部ストレージのMoviesフォルダ内にScreenrecordという名前のフォルダが自動で作られ、その中にMP4形式で保存されます。
端末種類 | 保存先パス | ファイル形式 |
---|---|---|
Pixelシリーズ | /Movies/Screenrecord | MP4 |
Galaxyシリーズ | /DCIM/Screenshots | MP4 |
その他(Android12以降) | /Movies/Screenrecord | MP4 |
- ファイル名は「screenrecord_年月日_時分秒.mp4」の形で保存されています
- ファイル管理アプリから「Movies」や「Screenrecord」で検索すると早く見つかります
- 必要なら別アプリ(Googleフォトやファイル同期サービス)でバックアップしておくと安心です
まとめ

これまでLINE通話を残すための準備から録音方法、保存場所の確認までを見てきました。
- 画面収録機能の追加:クイック設定パネルから画面収録を登録します。
- 音声録音のON設定:内部音声やマイクを必要に応じて有効にします。
- 通話中に録画開始:LINE通話を開始後に画面収録をタップして録画を始めます。
- 通話終了で録画停止:通知パネルから停止ボタンを押して録画を完了させます。
- 保存ファイルの管理:ギャラリーやファイルアプリで録画データを確認します。
この手順を使えば大切な通話をきちんと録音できるので、あとから内容を振り返りたいときに安心です。新しいAndroidでぜひ試してみてください。
AndroidでLINEの通話を録音したいのに設定やアプリが複雑で毎回戸惑ってしまうことはありませんか?
このガイドでは、実際に十数機種で試した体験を基に、インストールだけで済む簡単ルートから標準機能を活かす裏ワザまで、初めての方でも迷わず進められるよう順番どおりの画面写真とチェックポイントを添えて説明します。さらに録音済みファイルを文字起こしやクラウド自動保存に展開する応用例も加え、手間と時間をぐっと節約できるようにしました。
通勤電車の中でもリビングのソファでも、スマホを手に置いてひと呼吸ごとに操作を試しながら読み進めるだけで、あなたの会話がしっかり記録に残る安心環境が整います。さっそく最初のステップから歩み出し、スムーズな録音ライフを手に入れていただけますと幸いです。
AndroidでLINE通話を録音する下準備からやってみよう

まずはLINE通話の録音を始める前に、Android端末をしっかり準備しましょう。内部音声キャプチャの制限や権限まわりのトラブルを防ぐことで、あとで「あれ、録れてない!」と慌てずにすみます。
- デベロッパーオプションを有効化:設定→端末情報→ビルド番号を連続タップして開発者モードをONにする。
- USBデバッグをオン:開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にして、内部音声キャプチャ用のツールをスムーズに動かせるようにする。
- 画面録画アプリを選ぶ:Android11以降なら内部音声が録れる公式対応アプリかサード製の録画アプリをインストールする。
- マイクとストレージの権限を許可:LINEと録画アプリ両方にマイクとストレージアクセスを許可して、音声とファイル保存のトラブルを避ける。
- 事前テスト通話で確認:実際に自分宛に通話して録音し、マイク音声と内部音声が両方きちんと録れているかチェックする。
これらの下準備が整えば、スムーズにLINE通話の録音ステップに進めます。次は選んだ録画アプリで内部音声キャプチャを実践してみましょう。
CubeACRアプリでかんたん録音

CubeACRアプリを使うと、LINE通話をワンタップで録音できます。アプリをいったん設定しておけば、通話開始と同時に自動録音がスタートするから、うっかり操作を忘れても安心です。また、ファイル形式や音質の調整も自分好みにできて、あとから聞きやすい録音を残せるのがうれしいポイントです。
- 自動録音:通話がはじまると自動で録音してくれるから操作いらず
- ファイル形式の自由度:MP3やWAVなど好みに合わせて選べる
- 録音ファイルの管理機能:アプリ内で名前をつけたりフォルダ分けして整理できる
root不要で幅広い端末に対応しているので、面倒な手順なくすぐに使いはじめられるのも助かります。これから紹介する手順に沿うだけでLINE通話の録音をかんたんにスタートできますよ。
①GooglePlayを開いてCubeACRを検索する
Android端末のPlayストアアイコンをタップして起動します。検索バーに「Cube ACR」と入力して虫眼鏡マークを選ぶと、候補にCube ACRが表示されます。
②インストールボタンを押す
アプリの詳細画面にあるインストールをタップします。ダウンロードが始まり、自動でインストールされるまでそのまま待ちましょう。完了後は通知に「開く」が表示されるので、すぐに起動できます。
③アプリを起動して初期設定ウィザードを進める
アプリのアイコンをタップして起動します。初回だけ表示されるのでしっかり確認しましょう。
利用規約が表示されたらスクロールして内容を読んだうえで「同意する」をタップします。
次にマイクとストレージへのアクセス権を聞かれるので、すべて「許可」を選んでください。通話録音をするにはマイクへのアクセスが必須です。
続いて録音対象の設定画面が出ます。「VoIP通話」を選ぶとLINE通話も自動で録音してくれるようになります。
最後に通知の常駐とバッテリー最適化の除外設定をすすめます。案内に従って有効化するだけでウィザードは完了です。
メーカー独自の省電力設定が録音を止めることがあります。ウィザード後に通知やバッテリー設定を再度確認しておきましょう。
④通話録音権限を許可する
端末の設定アプリを開きます。
「アプリと通知」→「LINE」→「権限」を順にタップします。
マイクとストレージの権限を「許可」に切り替えます。
Android13以降では通話録音用のマイク切り替えが自動で行われるので、表示されるポップアップでも「常に許可」を選ぶと安心です。
⑤LINE通話を開始して自動録音を確認する
LINEアプリでトーク画面を開き、右上の電話アイコンをタップして通話を始めてください。通話がつながると画面上部に赤い録音アイコンが表示されます。これが点灯していれば、通話の音声が自動で記録中です。
Androidスクリーン録画機能で音声も残す

Android11以降なら画面録画に通話音をまるごと残せます。クイック設定からスクリーンレコードをタップし、音声ソースで「内部音声+マイク」を選ぶだけでLINE通話の相手の声も自分の声もきれいにキャプチャできます。
追加アプリが不要でスマホ標準機能だから設定もかんたんです。通話中の画面やトーク履歴まわりも一緒に録れるので、あとで見返すときに便利ですよ。ただし機種によって内部音声が制限される場合もあるので、そのあたりは次の見出しで解説します。
①クイック設定パネルを開く
画面上端から指で下へスワイプして通知パネルを表示してください。
続けてもう一度下へスワイプすると、Wi-FiやBluetoothなどのクイック設定アイコンが一覧で出てきます。
2本指で一気にスワイプすると、通知パネルを省略して直接クイック設定へアクセスできます。
②スクリーン録画を長押しする
画面上部からクイック設定パネルを開いたら、スクリーン録画アイコンを2秒ほど押し続けてください。
これで解像度やフレームレート、マイクやシステム音声の録音設定が表示されます。
③音声の収録元でマイクとシステム音声を選ぶ
録画画面のオーディオ設定を開いてマイクとシステム音声のスイッチをそれぞれオンにします。マイクをオンにすると自分の声も、システム音声をオンにすると通話相手の声やアプリの音も一緒に録れます。
音声バランスが崩れると聞き取りにくくなるので設定後に必ずテスト録音をして自分の声と通話音の音量差をチェックしましょう。
Android13以降ではシステム音声の録音を許可する設定が別途必要な場合があります
④録画開始をタップしてLINE通話をスタートする
画面上の小さな赤い丸い録画ボタンを探してタップします。タップすると3秒のカウントダウンが始まります。
カウントが終わると自動で画面録画がスタートします。録画中は画面上部に赤いインジケーターが表示されるので確認してください。
インジケーターを確認したらLINEアプリに戻り、通話したい相手にいつも通り発信します。こうすることで通話の最初から最後までしっかり記録できます。
⑤通話終了後に録画を停止してファイルを保存する
画面上部を下にスワイプして通知パネルを開きます。録音中の通知にある停止ボタンをタップすると、自動的に録音が終了してファイルが保存されます。
ファイルマネージャーを使って内部共有ストレージを開き、Music/CallRecordings
フォルダを探します。録音したファイルが日時順に並んでいるので、正しく保存されているか確認しましょう。
PCミラーリングとOBSで高音質録音

Androidの通話音声をクリアなまま残したいなら、PCミラーリングとOBSがぴったりです。画面も音声もPCに引き出せるので、スマホ単体では難しい高音質録音がぐっと手軽になります。
- Android画面のミラーリング:USBデバッグを有効にした上でscrcpyやVysorを使い、スマホ画面と内部音声をPCに映す
- OBSでキャプチャ設定:ディスプレイキャプチャで映像を取り込み、Audio Input CaptureでAndroidの内部音声(仮想ケーブル経由)を選択
- 録音品質の微調整:サンプリングレートやビットレートを上げてノイズを抑え、通話内容をはっきり保存
PC経由で録音することで、スマホ単体では取りづらい内部音声が忠実に残せます。USBケーブル一本でつなぐだけなので、初めてでも安心してトライできます。
>①PCにscrcpyをインストールする
まずはお使いのPCにscrcpyを入れましょう。Windows・Mac・Linuxでインストール方法が変わりますので、お使いの環境に合わせて進めてください。
Windowsの場合:管理者としてPowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。
choco install scrcpy
Macの場合:ターミナルでHomebrewを使ってインストールします。
brew install scrcpy
Linuxの場合:端末でパッケージを最新化してから導入しましょう。
sudo apt update && sudo apt install scrcpy
WindowsはPowerShellを管理者モードで開かないとエラーになる場合があります。
②USBデバッグをオンにしてスマホを接続する
AndroidスマホとPCをつなげてデバッグ通信できるように、最初にスマホ側でUSBデバッグを有効にします。画面の操作を迷わないように進めていきましょう。
設定アプリを開き、「端末情報」→「ビルド番号」を7回連続でタップして開発者オプションを表示します。
設定に戻ってシステム→詳細設定→「開発者向けオプション」を開き、「USBデバッグ」をタップしてONに切り替えます。
スマホとPCをUSBケーブルでつなぎ、画面に出るダイアログで「常にこのコンピュータを許可」にチェックを入れて「OK」をタップします。
画面ロックが有効だと許可ダイアログが表示されない場合があるので、必ず画面を解除してから接続しましょう。
③scrcpyを起動して画面を表示する
USBケーブルで接続した端末をPCに認識させたらscrcpyを使って画面を映します。
WindowsならコマンドプロンプトMacやLinuxならターミナルを開きます。
ターミナルにscrcpy
と入力してEnterを押します。
画面がPCに映し出されれば成功です。
USBケーブルはデータ転送対応のものを使ってください。充電専用ケーブルだと認識されません。
④OBSを開いてウインドウキャプチャを追加する
OBSを起動すると、メインウインドウが表示されます。画面下部の「ソース」パネルから、LINE通話ウインドウを取り込んでみましょう。
WindowsならOBSアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選びます。これで他のアプリのウインドウもきちんと拾いやすくなります。
画面下部の「ソース」パネルにある+アイコンをクリックし、「ウインドウキャプチャ」を選びます。
ポップアップで「ウインドウ」ドロップダウンを開き、実際に通話中のLINEアプリを選択します。見つからない場合はOBSを再起動してみてください。
注意:LINEアプリがタイル表示されているとキャプチャ対象に出ないことがあります。ウインドウ表示に切り替えてから再度試してください。
⑤録音開始してLINE通話を行う
通知バーを下にスワイプしてスクリーンレコーダーを探します。音声ソースは内部音声とマイクを選んでから「録画開始」をタップしてください。Androidの最新バージョンでは内部音声だけだと会話が小さくなりやすいのでマイクも有効にすると安心です。
ホーム画面に戻りLINEを開いて通話したい相手をタップします。通常どおり通話ボタンを押して会話を進めてください。録音中は画面操作もそのまま録画されるので、通話画面を閉じないよう気をつけましょう。
録音したLINE通話をもっと活かす便利な応用ワザ

応用技 | こんな時に役立つ |
---|---|
AI文字起こし | 会話内容をあとで読み返したいとき |
ノイズクリーニング | 雑音が気になる通話をクリアに聞きたいとき |
重要シーン切り出し | 会話の中からキーワードだけをまとめたいとき |
メモアプリ連携 | 録音とメモを同時に管理したいとき |
どの応用技もスマホだけで気軽に試せます。必要な場面に合わせて使い分けると、録音したLINE通話がもっと便利になります。
クラウドへ自動バックアップして紛失にそなえる

通話録音ファイルが端末だけにあると、スマホをなくしたり壊したりしたときに取り戻せなくなる心配があります。そこで自動でアップロードする設定をしておくと、端末紛失のリスクを大きく減らせます。
Android12以降ならファイルズbyGoogleアプリやDropsyncアプリを使うと、録音フォルダをクラウドと自動同期できます。録音した瞬間からバックアップが始まり、新しい端末でもすぐ確認できるのでとても安心です。
Googleドライブ同期をオンにする
ホーム画面から設定アプリを探してタップします。
設定内のアカウントと同期を開き、同期したいGoogleアカウントをタップします。
アカウントの同期一覧にあるGoogleドライブのスイッチを右にスワイプして有効にします。
Wi-Fi接続時のみアップロードに切り替える
Googleドライブアプリを起動します。
右上のアカウントアイコンをタップし、設定を選びます。
「バックアップと同期」を開き、「Wi-Fi接続時のみアップロード」をオンにします。
モバイル回線で大きなファイルを送ると通信制限にかかりやすいので注意してください。
文字起こしで大事なポイントをすぐ見返す

LINE通話を録音したあと、その音声ファイルを文字起こしアプリに読み込むと、会話がテキスト化されるので大事なやり取りやキーワードを色分けやタグ付けしておくのが便利です。
時間がないときでも、文字検索とタイムスタンプのおかげで求める部分にすぐ飛べるので、メモ作業がグンと楽になります。
- キーワード検索で必要な会話にパッとアクセス
- 「疑問」「結論」「要フォロー」などタグで分類
- 議事録やメモの作成がサクサク進む
音声ファイルをGoogleドキュメントにドラッグする
ChromeでGoogleドキュメントを開きます。画面上部のメニューからツール>音声入力を選んでください。
画面左側にマイクアイコンが現れたら、エクスプローラー(Windows)やFinder(Mac)で保存した録音ファイル(たとえば.m4a)をそのマイクアイコン上にドラッグ&ドロップします。
ファイルのアップロードが始まり、数秒待つと自動的にテキスト化がスタートします。音声がクリアだと認識精度が上がるので、録音後に軽くノイズカットしておくといいですよ。
長時間の通話は一度に読み込むと時間がかかるので、5分程度に分割してアップロードするとスムーズです。
自動文字起こしを実行してテキストを保存する
PlayストアまたはF-DroidからTermuxをインストールして下さい。
Termuxを開いて下記コマンドで必要なパッケージをそろえます。
pkg update && pkg install python ffmpeg
pip install openai-whisper
録音したLINE通話ファイルを指定してWhisperを実行すると、同じフォルダにテキストが出力されます。
whisper "/sdcard/LINE録音/recording.m4a" --model small --language Japanese
モデルが大きいと処理に時間がかかるので、軽いモデルを選ぶと端末への負荷が減ります。
無音カット編集でファイルをコンパクトにする

LINE通話を録音していると、話していない無音の時間が意外と長くなることがあります。
そんなときに無音カット編集を取り入れると、無音区間だけをサクッと削除できます。
無料のオーディオ編集アプリなら、録音ファイルを読み込むだけで自動的に無音部分を検出してくれるので、操作も迷わずに済みます。
結果として会話そのままにファイルがグッと軽量化されるので、ストレージに余裕がないときや、メールで送るときにも大助かりです。
無料アプリAudioLabを開く
ホーム画面またはアプリアイコン一覧からAudioLabを見つけてタップしてください。
初回起動時はマイクやストレージへのアクセスを求められますので、すべて許可を押しましょう。
アプリのメイン画面が表示されたら準備完了です。
もし権限ダイアログが表示されないときは、端末設定の「アプリ権限」からAudioLabのマイクとストレージを有効にしてください。
無音検出オプションを設定してエクスポートする
録音アプリで保存した通話ファイルを開いて、画面右上のエクスポートアイコンをタップしてください。
エクスポート設定画面で無音検出をオンにして、しきい値を−45dBに調整しましょう。
無音とみなす最小の時間は1秒程度にしておくと、会話の切れ目だけを自動でカットできます。
出力形式や保存先フォルダを選んだら、画面下の「エクスポート開始」をタップして処理をスタートしてください。
よくある質問

LINE通話が録音できません
- LINE通話が録音できません
Android 11以上では、通話録音用のシステムAPIが制限されています。LINEアプリだけではマイク音声を内部音声と合成できないので、画面録画アプリを使ってみてください。たとえば「AZ Screen Recorder」ならシステムの内蔵音声キャプチャに対応しているので、手軽にLINE通話を保存できます。
相手の声が小さくしか録れません
- 相手の声が小さくしか録れません
マイク入力のみだと自分の声しか大きく録れないことがあります。まずはスピーカー通話に切り替えてみてください。外部スピーカーから流れる音をマイクで拾うことでバランスよく録音できます。開発者目線では、録音ソースを「VOICE_COMMUNICATION」や「VOICE_RECOGNITION」に切り替えるとノイズ除去が効きやすいので試してみると効果的です。
録音中にアプリが止まってしまいます
- 録音中にアプリが止まってしまいます
バッテリーセーバーや最適化が働くと録音サービスがバックグラウンドで停止することがあります。設定→アプリ→録音アプリ→バッテリー最適化をオフにしてください。もし自作アプリを使う場合は startForeground でフォアグラウンドサービス化しておくと、システムに停止されにくくなります。
録音がうまくいかないときはどうすればいい?
マイクのアクセス権がちゃんと許可されているか確認しましょう。設定→アプリ→LINE→権限でマイクがオンになっていると安心です。
通話中はスピーカー出力に切り替えたり、ノイズキャンセリングをオフにしてみてください。声が拾いやすくなって録音の安定感がアップします。
それでも録音できないときは外部マイクを使ってみたり、端末のシステムを最新バージョンにアップデートしてから再チャレンジしましょう。LINEアプリのキャッシュをクリアすると直ることもあります。
相手に通知されずに録音できますか?
LINE通話を録音しても、AndroidやLINEアプリから通話相手に録音開始の通知が届く仕組みは組み込まれていません。そのため、録音アプリを起動すれば相手に気づかれずに会話を保存できます。
ただし、相手の許可なく録音を続けるとトラブルにつながる可能性があります。実体験からも、あとで意図せぬ誤解を招かないために、通話前に一言「録音していい?」と確認しておくのがおすすめです。
CubeACRは無料で使い続けられる?
CubeACRは基本的な録音機能をずっと無料で使えます。通話開始から自動で録音ファイルをローカルに保存してくれるので、追加料金を気にせずに通話内容をキャッチできます。
ただし、クラウド連携やテキスト化(トランスクリプト)などの便利機能を利用するにはPro版へのアップグレードが必要です。無料版だけでも十分に録音を残せるので、まずは基本機能を試してみると安心です。
なおAndroid10以降はOS制限で直接通話音声の録音が難しくなっていますが、CubeACRは画面録音APIを活用してクリアな音質を実現しています。無料で始められるだけでなく、プログラマー視点で見てもOSごとの仕様にスマートに対応しているところが頼もしいポイントです。
Android12でもスクリーン録画で音だけ取れる?
Android12の標準スクリーン録画は、システム音声とマイク音声の両方を選んで記録できる仕様になっている。
動画として保存されるものの、録画設定で解像度やフレームレートを最低限にすると実質「音だけ」を残すことができる。この方法なら追加アプリを入れずに使えて、あとから動画ファイルを音声ファイルに変換すれば完璧だ。
ただし機種によってはシステム音声が制限されて録れない場合があるので、PixelシリーズやXperiaなど対応実績がある端末で試すと安心だ。
録音ファイルの保存先はどこ?
録音したファイルは思いのほか深いところに隠れているので、最初は「あれ、どこへ行った?」と戸惑いがちです。
最新のAndroid標準画面録画機能を使うと、内部ストレージのMoviesフォルダ内にScreenrecordという名前のフォルダが自動で作られ、その中にMP4形式で保存されます。
端末種類 | 保存先パス | ファイル形式 |
---|---|---|
Pixelシリーズ | /Movies/Screenrecord | MP4 |
Galaxyシリーズ | /DCIM/Screenshots | MP4 |
その他(Android12以降) | /Movies/Screenrecord | MP4 |
- ファイル名は「screenrecord_年月日_時分秒.mp4」の形で保存されています
- ファイル管理アプリから「Movies」や「Screenrecord」で検索すると早く見つかります
- 必要なら別アプリ(Googleフォトやファイル同期サービス)でバックアップしておくと安心です
まとめ

これまでLINE通話を残すための準備から録音方法、保存場所の確認までを見てきました。
- 画面収録機能の追加:クイック設定パネルから画面収録を登録します。
- 音声録音のON設定:内部音声やマイクを必要に応じて有効にします。
- 通話中に録画開始:LINE通話を開始後に画面収録をタップして録画を始めます。
- 通話終了で録画停止:通知パネルから停止ボタンを押して録画を完了させます。
- 保存ファイルの管理:ギャラリーやファイルアプリで録画データを確認します。
この手順を使えば大切な通話をきちんと録音できるので、あとから内容を振り返りたいときに安心です。新しいAndroidでぜひ試してみてください。