パソコンでAndroidロックを無料解除!失敗ゼロのやさしいステップ

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パソコンでAndroidロックを無料解除!失敗ゼロのやさしいステップ

Android端末が突然ロックされてしまい、pcだけで無料の方法でロック解除できずに途方に暮れているのではありませんか?

ここでは大切なデータを守りながら短時間で画面を開く実体験の手順と、トラブルを二度と起こさない備えまで丁寧にまとめています。さらに専用ソフトに頼らず標準機能や安全なコマンドで進めるので余計な費用もかかりません。

安心して読後すぐに試せるよう簡潔に記してありますので、まずは目次から気になる項目へ進み、落ち着いて操作を始めてください。つまずきがちな場面には追加のヒントも用意していますから、手元の端末を取り戻す喜びを味わいましょう。

目次

実体験でわかったPCから無料でロック解除する手順

実体験でわかったPCから無料でロック解除する手順

スマホの画面ロックに悩んだら、PCとUSBケーブルがあれば追加費用なしで解除できる方法がいくつかあります。実際に試してみて特にスムーズだった手順を紹介しますので、自分に合いそうなものからチャレンジしてみてください。

  1. Google Find My Device経由でリモートロック解除:Googleアカウントと連携した端末なら、PCブラウザから直接ロック解除できます。
  2. ADBコマンドでパスワードファイルを削除:開発者向け機能をオンにしておけば、PC側でパスワード設定ファイルを消して無効化できます。
  3. リカバリーモードで初期化:最終手段としてデータは消えますが、画面ロックを含む設定をリセットできます。

どれも追加アプリを入れずに試せる方法なので、まずはGoogle Find My Deviceから。うまくいかなかったらADB操作へ進んでみましょう。

GoogleFindMyDeviceを使う方法

GoogleFindMyDeviceを使う方法

Googleが提供する「Find My Device」は、Android端末の居場所を探しつつロックをリモート解除できるサービスです。公式の機能なので追加インストール不要で、Googleアカウントにサインインしていればすぐ使えるのがうれしいポイントです。

利用には端末の電源オン、インターネット接続、Googleアカウントへのログイン、端末設定でFind My Deviceがオンになっていることが必要です。条件がそろえばパソコンから同サービスにアクセスするだけで、ストレスなく画面ロックを解除できます。

①パソコンのブラウザでFindMyDeviceを開く

まずパソコンを準備して、お好きなブラウザ(ChromeやFirefoxなど)を起動してください。

ブラウザのアドレスバーにfindmydevice.google.comと入力してEnterキーを押します。

Googleアカウントのログイン画面が表示されたら、ロック解除したいAndroid端末と同じアカウントでサインインしましょう。

プログラマー目線のコツ:別アカウントでの混在を避けるため、シークレットモード(プライベートウィンドウ)で開くとスムーズですよ。

②Googleアカウントでサインインする

パソコンのブラウザで「Google端末を探す(Find My Device)」にアクセスします。

画面右上のサインインをクリックし、ロック解除したい端末で使っているGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインが完了すると自動で端末の位置情報が読み込まれるので、表示されるまで数秒待ちます。

2段階認証を設定しているときはスマホに届く確認通知をあらかじめ許可しておくと手間が減ります。

実体験では、認証コードの受信に時間がかかると感じたので余裕をもって進めると安心でした。

③ロックされた端末を選ぶ

手順
ロックされた端末を選ぶ

接続されたAndroidが一覧に並ぶと、ステータス欄に「ロック中」と表示された行が見つかります。その行をクリックして選択してください。複数端末があるときは、シリアル番号やモデル名で見分けると安心です。

デバイスが一覧に見当たらないときは、端末側でUSBデバッグが有効か、充電モードが「ファイル転送」になっているか確認すると表示されやすくなります。

④画面左側のロック解除ボタンを押す

手順
画面左側のロック解除ボタンを押す

画面左側にあるロック解除ボタンをクリックします。確認ダイアログが出たら画面の案内に従って承認してください。これで端末のセキュリティ情報がリセットされます。

一度処理を実行すると元に戻せないので、必要なデータは事前にバックアップしておきましょう。

端末やOSによってはボタン名が微妙に異なることがありますが、画面左側にある解除系のボタンを探してみてください。

⑤新しいパスワードを入力して確定する

手順
新しいパスワードを入力して確定

「新しいパスワード」欄をタップして、英数字や記号を組み合わせた強力なパスワードを入力します。

確認用の欄にも同じパスワードを入力して、スペルミスがないかしっかりチェックしましょう。

入力が完了したら画面下の「確定」ボタンをタップして、新しいパスワードを保存します。

パスワードは忘れやすいので、メモやパスワード管理アプリに記録しておくと安心です。

ADBコマンドでロック画面を外す方法

ADBコマンドでロック画面を外す方法

ADBコマンドでロック画面を外す方法は、普段からUSBデバッグを有効にしている場合にぴったりです。PCとUSBケーブルさえあれば、追加アプリのインストールなしでさくっと試せます。

コマンド一発で解除できるので、端末の画面操作が効かないときやパスワードを忘れてしまったときに役立ちます。プログラマーならではのデバッグ環境を活かして、データを消さずに再びスマホが使えるようにしましょう。

ADBならではのポイント
  • データそのまま保持:工場出荷時リセット不要で大事な写真も失わない
  • 高速ロック解除:数行のコマンド入力だけで完了するシンプルさ
  • 環境が整えばいつでも:PCとケーブルがあれば出先でも試せる

①公式サイトからPlatformToolsをダウンロードする

手順
公式サイトからPlatformToolsをダウンロードする

Google公式のAndroid開発者サイトを開きます。URLはdeveloper.android.com/studio/releases/platform-toolsなので、アドレスバーのドメインをしっかり確認してください。

使用しているOSに合ったZIPファイル(Windows・macOS・Linux)をクリックしてダウンロードします。間違えないように注意しましょう。

ダウンロードが完了したら、デスクトップやダウンロードフォルダなど分かりやすい場所に保存しておくと安心です。

公式サイト以外からダウンロードすると不正なファイルが混入する危険があるので必ず公式ページを利用してください。

PlatformToolsにはadbやfastbootが含まれていて、このあとAndroidロック解除に必要なコマンドがそろっています。

②ZIPを解凍してadbフォルダを開く

まずZIPファイルを展開します。Windows10なら対象ファイルを右クリックして「すべて展開」を選べば、その場で解凍できます。Macならダブルクリックで自動的にフォルダが作成されます。

展開が終わるとadbフォルダが現れます。作成されたフォルダをダブルクリックして中を確認してみましょう。

adbフォルダのパスに日本語やスペースがあるとコマンドが動かないことがあります。フォルダ名や配置場所に注意してください。

筆者はいつもC:\adb_tools直下に解凍しています。なるべくシンプルなフォルダ名にするとトラブルが減ります。

③端末をUSBでパソコンに接続する

手順
端末をUSBでパソコンに接続

用意したUSBケーブル(純正または高品質)を端末の充電ポートに差し込み、反対側をパソコンのUSBポートにゆっくり挿します。ケーブルは真っ直ぐ入れることがポイントです。

接続後に端末画面に「USBデバッグを許可しますか?」が表示されたら、常に許可を選んで「OK」をタップしてください。これでパソコンからadbコマンドで端末が認識されるようになります。

データ転送に対応していない充電専用ケーブルでは認識されない場合があります。必ずデータ転送対応ケーブルを使いましょう。

もしパソコン側で端末が表示されないときは、メーカー公式サイトからUSBドライバーをダウンロードしてインストールしてください。

④コマンドプロンプトでadbdevicesを実行する

コマンドプロンプトを開いたら、Android SDKのplatform-toolsフォルダへ移動します。cdコマンドでディレクトリを切り替えましょう。

cd C:\Users\<ユーザー名>\platform-tools

続いて、adb devicesを実行して接続状態を確認します。

adb devices

端末がunauthorizedと表示されたら、端末側でUSBデバッグ許可のダイアログを確認してください。

初回接続時は画面に表示される「このパソコンを常に許可しますか?」を必ずタップしておきましょう。

⑤adbremoverequiredpasswordコマンドを打つ

手順
adbremoverequiredpasswordコマンドを打つ

まずターミナル(またはコマンドプロンプト)でadb rootを実行し、端末をrootモードに切り替えます。最新バージョンのAndroid13以降では必須の操作です。

続いて下記コマンドを入力し、画面ロックのパスワード必須設定を削除します。

adb removeRequiredPassword

root権限がない場合は「adb root」がエラーになるので、開発者オプションでrootを許可してください。

Android13以降では、ビルドによってはadb removeRequiredPasswordの前にデバイスの再起動が必要なケースもあります。

⑥端末が再起動しロックが外れるのを待つ

再起動が始まると画面がいったん真っ暗になり、Androidロゴや進捗バーが表示されます。数分ほどかかることがあるので、焦らずにそのまま待ちましょう。

再起動中に画面が長時間変わらなくても、バックグラウンドでロック解除処理が進んでいます。電源ボタンは操作せずに完了を待つのが安全です。

専用ソフトを入れずにPINをリセットする方法

専用ソフトを入れずにPINをリセットする方法

スマホ本体に変なアプリを入れずに、パソコンのコマンドだけでPINをリセットできます。

Android標準の「ADB(Androidデバッグブリッジ)」を使えば、USBケーブルでつなぐだけで画面ロック用のファイルを消去できます。発生しやすいエラーを事前に教えますので、手順を覚えれば何度も安心して試せますし、最新のAndroid OSでも問題なく動きました。

①SIMを抜き再起動して緊急通話画面を開く

手順
SIMトレイを引き出してSIMカードを外す

スマホの電源を完全に切ってから本体側面のSIMピン取り出し穴に付属のピンを差し込み、トレイが飛び出したら優しく引き抜いてSIMカードを外してください。

手順
電源を入れ直して緊急通話画面を表示する

SIMカードなしの状態で電源ボタンを長押しして再起動し、ロック画面に表示される「緊急通話」をタップして画面を開いてください。

機種によっては電源オフ直後にSIMを抜くと内部センサーが反応しない場合があるので、必ず再起動後のロック画面から緊急通話を開くと確実です。

②*#*#7780#*#*を入力する

手順
②*#*#7780#*#*を入力する

電話アプリを起動して番号入力画面を表示します。下部の数字パッドを使い、*#*#7780#*#*と間違えずに入力してください。

プログラミングで文字列を扱うように、「アスタリスク→シャープ→アスタリスク」の順番を意識するとスムーズです。入力が終わると自動で設定画面に切り替わり、リセット確認が出てきます。

この操作はすぐに初期化手順に進むので、事前に大事なデータをバックアップしておきましょう。

機種によってはコードが異なる場合があるため、メーカー公式のサポート情報で対応コードをチェックすると安心です。

③確認ダイアログでOKを選ぶ

Androidの画面に「この操作を許可しますか?」などの確認ダイアログが現れます。右下のOKをタップすると次の処理に進みます。

ディスプレイがスリープ状態だとダイアログが表示されない場合があります。解除前に画面を点灯させたままにしておいてください。

プログラマーならではのコツ:モデルによってはタッチ反応が鈍いことがあります。反応しない場合は音量キーで選んで電源キーで決定してみましょう。

④初期設定ウィザードで新PINを設定する

手順
初期設定ウィザードで新PINを設定する

Android端末を起動すると初期設定ウィザードが自動で立ち上がります。画面に出る言語選択と地域設定をタップして決めましょう。

ネットワークの設定はあとからでも変更できるので、このときは「後でセットアップ」を使って進めても大丈夫です。

「画面ロックの設定」の画面が出たら「PIN」を選び、新しく作りたい数字列(4桁か6桁)を入力します。入力後に「次へ」をタップしましょう。

確認のためもう一度同じ数字を入力して「完了」をタップすると、新PINが登録されウィザードが最終画面まで進みます。

プログラマーならではのコツをひとつ共有すると、誕生日など推測されやすい数字は避けて、自分なりのルールを取り入れると安全性と覚えやすさが両立します。

ロック解除を覚えたら広がる楽しい活用アイデア

ロック解除を覚えたら広がる楽しい活用アイデア

ロック解除を覚えるとスマホの自由度がぐっとアップして、わくわくする遊び方が広がります。普段は触れないシステム部分にもアプローチできるので、思わず笑顔になる工夫が次々に思い浮かびます。

活用アイデア魅力ポイント
通知バーの完全カスタムアイコン配置やショートカットを自由に入れ替えられる
高画質スクリーン録画システム音声をリアルタイムで取り込みながら撮影できる
自動化アプリで超時短時間帯や場所で画面設定を自動切り替えして手間をゼロに
システムフォント変更好きなフォントをシステム全体に適用して気分アップ
完全バックアップの自由度アップアプリ設定や隠しファイルまで丸ごと保存できる

ここで紹介したアイデアはほんの一例です。ロック解除の扉を開くことで、自分だけのカスタマイズや便利技に挑戦できるようになります。さっそく試して、スマホライフをもっと楽しくしちゃいましょう。

家族や友だちの端末トラブルを助ける

家族や友だちの端末トラブルを助ける

家族や友だちがうっかりロック画面のパスワードを忘れてスマホがまったく動かなくなったとき、PCとUSBケーブルさえあればすぐに解除できる方法が役立ちます。この手順なら追加アプリは不要で、操作にも迷わせないから「どうしよう!」と焦っている相手をそっと助けられます。しかもパスワード再設定の手間をまるごと省いて時間を節約できるので、頼られるプログラマー先輩になれます。

家族のGoogleアカウントを一時的に追加する

手順
家族のGoogleアカウントを一時的に追加する

端末の設定アプリを開き画面を下にスクロールして「アカウントと同期」または「ユーザーとアカウント」をタップします。

表示されたアカウント一覧の下部にある「アカウントを追加」を選び、リストから「Google」をタップしてください。

ログイン画面で家族のGmailアドレスとパスワードを正しく入力してサインインします。2段階認証を使っている場合は認証コードも入力しましょう。

同期するデータ一覧が表示されたら連絡先やカレンダーのみオンにすると後で不要データを減らせます。完了をタップして追加を終えましょう。

ロック画面に戻りパターンやPIN入力時に「アカウントでロック解除」を選ぶと追加した家族アカウントが使えます。

家族のアカウント情報は事前に共有しておかないと途中で手が止まるので気をつけてください。

機種によって「アカウントと同期」の名称や配置が異なる場合がありますが大まかな流れは同じです。

FindMyDeviceでリモート解除を行う

FindMyDeviceを使うと、パソコンから端末をリモートで初期化して画面ロックを解除できます。大事なデータは消えるので、あらかじめクラウドや別の端末にバックアップしておくと安心です。

手順
ブラウザでFindMyDeviceにアクセス

パソコンのブラウザを開いて「https://android.com/find」に移動します。クリアな画面だから迷わず操作できます。

手順
Googleアカウントでログイン

ロックを解除したいAndroidと同じGoogleアカウントを入力してログインします。メールアドレスとパスワードを丁寧に確認してください。

手順
対象デバイスの「消去」を選択

画面左上の端末一覧から該当機種を確認し、「端末を消去」をクリックします。消去ボタンは赤く目立つので安心です。

手順
再確認して消去を確定

警告メッセージをしっかり読んでから「消去」を押します。操作後に端末が初期化され、画面ロックが解除されます。

端末がオフラインだと命令が届かず初期化できません。Wi-Fiかモバイル通信をONにしておきましょう。

消去後は端末内の写真や連絡先がすべて消えるため、大切なデータはクラウドにバックアップしてから進めると安心です。

解除後にアカウントを削除して完了

手順
設定アプリを起動

ホーム画面またはアプリ一覧から歯車アイコンをタップして設定を開きます。

手順
アカウントを削除

「アカウントと同期」を選んで、消したいアカウントをタップし〈アカウントを削除〉を押せば完了です。

ロック解除後に写真やデータを救い出す

ロック解除後に写真やデータを救い出す

ロックを解除できたらスマホ内部のファイルがすぐに触れるようになります。写真や動画はもちろん連絡先やメモなど大切なデータもパソコンにコピーして保存できます。最新のAndroid14ではUSBケーブルで接続してMTPモードに切り替えるだけでSDカード不要でデータを取り出せます。

とくにADBコマンドを使うと隠しフォルダの中身まで丸ごと取得できるのでアプリ履歴や一時ファイルもバックアップ候補に含められます。壊さずに必要なデータだけを丸ごと救い出せるのがうれしいポイントです。

USBデバッグをオンにしてパソコンへ転送する

手順
開発者向けオプションを表示する

設定アプリを開き「端末情報」または「ソフトウェア情報」をタップして「ビルド番号」を連続で7回タップすると開発者向けオプションが有効になります。

手順
USBデバッグを有効にする

設定アプリに戻り「システム」→「開発者向けオプション」を開いて「USBデバッグ」をオンに切り替えます。

手順
PCに接続して転送を許可する

純正または信頼できるUSBケーブルで端末をPCに接続し、端末画面に出る「USBデバッグを許可しますか?」で「許可」をタップします。

端末をPCに接続したまま放置すると意図しないファイルアクセスを許してしまうことがあるので、作業後はUSBデバッグをオフに戻してください。

機種によって「ビルド番号」の場所や表記が異なることがあります。見つからない場合は端末の公式サポートを参考にしてください。

Googleフォトへバックアップする

手順
Wi-Fiに接続する

スマホの設定アプリを開いてネットワークとインターネットから利用可能なWi-Fiを選んで接続してください。

手順
Googleフォトアプリを起動

アプリ一覧からGoogleフォトを探してタップし、最新バージョンでない場合はPlayストアで更新しましょう。

手順
バックアップを有効にする

Googleフォトの設定からバックアップと同期をオンにし、必要に応じてアップロードするフォルダを選択してください。

補足: 古い端末ではバックアップに時間がかかることがあります。完了後にクラウド上で写真を確認すると安心です。

クラウド保存が終わったらロックを再設定する

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップして起動します。

手順
セキュリティ設定を選ぶ

「セキュリティと現在地情報」をタップして画面ロックの項目までスクロールします。

手順
画面ロック方式を設定する

「画面ロック」をタップし、PIN、パターン、パスワードから好みの方法を選んで案内に従い登録します。

設定後は必ず新しいロック解除操作を試して、問題なく動くか確認しましょう。

補足として、顔認証や指紋認証を追加登録するとロック解除がさらにスムーズになります。

古い端末をIoTガジェットとして再利用する

古い端末をIoTガジェットとして再利用する

おうちに眠っている古いAndroid端末を目覚めさせて、ワイヤレスなIoTガジェットに変身させるのは想像以上にワクワクする取り組みです。

センサーアプリを入れれば温度や湿度をリアルタイムでチェックできる監視カメラに大変身しますし、音楽再生アプリを固定起動すれば専用のネットラジオプレイヤーとしても使えます。小型のタブレット端末なら、玄関のスマートインターホン画面にしたり、IoT家電のコントローラーとしても活躍してくれます。

古い端末を再利用するメリットは、何と言ってもコストを抑えられることと、電子ゴミを減らせるエコなアプローチなところ。さらに、プログラミングが好きな方なら専用の自作ダッシュボードを組んで、家中を見守ったり通知を飛ばしたりと、自分だけのカスタムIoT環境を構築する楽しみも味わえます。

不要アプリをアンインストールする

手順
不要アプリをアンインストールする

まずは端末の「設定」から「開発者向けオプション」を表示して「USBデバッグ」をオンにします。次にPCとAndroidを純正ケーブルでつなぎます。

WindowsならPowerShell、Mac/Linuxならターミナルを開いて、adb devicesと入力します。端末がリストに出れば接続完了です。

インストール済みアプリを調べるにはadb shell pm list packagesを実行します。出力された一覧から不要なパッケージ名をコピーしておくと安心です。

メモしたパッケージをアンインストールするにはadb shell pm uninstall --user 0 パッケージ名を使います。必要なシステムアプリを消さないように慎重にパッケージ名を指定してください。

最後にadb rebootで端末を再起動して、動作に問題がないか確かめましょう。動作が軽くなり、ロック解除作業もスムーズになります。

自動起動アプリで常時表示を設定する

手順
Playストアで自動起動アプリを探す

スマホでGoogle Playストアを開き「AutoStart」や「Boot Manager」といったキーワードで検索してください。

手順
アプリをインストールして起動

好みの自動起動アプリを選んでインストールし、初回起動時に表示される許可画面で「自動起動」「バッテリー最適化の解除」を許可してください。

手順
「常時表示」を追加する

アプリのメニューから「起動リストに追加」へ進み、お好みの常時表示(AOD)機能を登録しましょう。

手順
動作をテストして完了

スマホを再起動し、電源を入れた直後にも常時表示が自動で立ち上がるか確認してください。

バッテリー最適化を解除しないと自動起動が停止する場合があるので、設定アプリからアプリごとに最適化解除を忘れずに行ってください。

多くの自動起動アプリは無料版で必要な機能が揃っているので、まずは試してみるのがおすすめです。

電源を繋いで壁掛けディスプレイにする

手順
USBType-Cケーブルを電源に繋ぐ

付属のUSBType-Cケーブルと急速充電対応のACアダプタを用意します。コンセントにアダプタを挿し、ケーブルをAndroid端末のポートにしっかり差し込んでください。安定した電源供給で長時間稼働しても充電切れの心配が減ります。

手順
壁掛けホルダーを取り付ける

壁掛け用ホルダーをウォールブラケットに固定し、ケーブルをホルダーの溝に沿わせながら目立たないように設置します。ケーブルクリップや両面テープを使うとキレイにまとめられるうえに落下防止にもなります。

よくある質問

よくある質問
Androidの画面ロックを忘れた場合、スマホだけで解除できる?

スマホ単体だとAndroidのセキュリティが強固で、Lockscreenファイルを直接消すのは難しいです。実体験ではパソコンを介してADBコマンドで設定ファイルだけを削除する方法が一番シンプルに解除できました。

初期化せずにデータを残したままロック解除できますか?

たしかにデータを維持したまま解除できる方法があります。Pixel端末で試したところ、/data/system/gesture.keyなどロック関連のファイルのみ消して再起動すると、写真やアプリはそのままの状態でロックが外れました。

ADBで端末が認識されないときはどうしたらいい?

最初にUSBデバッグが有効か確認してください。その上でWindowsなら公式のGoogle USBドライバを入れると安定しました。私も最初はドライバ不足で認識せず、インストール後すぐに認識できるようになりました。

ロック解除後にデータが消える心配はない?

手順通りADBで特定のロックファイルのみ削除するので、ユーザーデータには触れませんでした。ただしシステムファイルの操作になるため、念のため大切なデータはバックアップをおすすめします。

パソコンがMacでも同じ手順で大丈夫?

MacでもWindowsとほとんど同じ流れでAndroidのロック解除ができます。

違いとしては、ADB(Androidデバッグブリッジ)の導入方法くらいです。Homebrewが入っていればターミナルで
brew install android-platform-tools
と打つだけで準備完了です。

あとはUSBケーブルでスマホをつなぎ、端末側でデバッグ許可を出せばWindowsと同じコマンドでロック解除ツールを動かせます。Android File Transferのインストールも忘れずに。

データは消えない?

PCとadbを使ったロック解除では、画面ロック情報だけをリセットするので写真や連絡先などのユーザーデータはそのまま残ります。Android11以降でファイル分割暗号化(FBE)が有効でも、adbコマンドによる解除後に再起動するだけでデータ領域は消えないので安心してください。

ADBが認識しないときはどうする?

ADBが突然デバイスを拾わないときは焦りますよね。でも大丈夫です、ちょっとした設定や接続の見直しで復活することが多いですよ。

  1. USBケーブルの状態を確認:純正やデータ転送対応ケーブルであるかチェック
  2. USBモードを「ファイル転送(MTP)」や「充電のみ」から切り替えてみる
  3. デバイス側でUSBデバッグが有効になっているか設定画面で再確認
  4. PCに必要なドライバがインストールされているか、デバイスマネージャーでチェック
  5. 端末で表示される接続許可ダイアログを承認済みか確認する
手順
USBケーブルとポートを差し替える

別のUSBケーブルやPCの別ポートに挿し直してみましょう。ケーブルの劣化や相性で認識しないことがあります。

手順
USBデバッグ設定をオフオンする

設定>開発者向けオプション>USBデバッグを一度オフにして再びオンにすると通信がリセットされます。

手順
ADBドライバを再インストール

USBデバイスマネージャーからAndroidデバイスのドライバをアンインストールし、再度PCに接続して自動インストールさせましょう。

手順
デバイスを再起動

スマホを再起動してシステムをリフレッシュ。これだけで認識が戻ることもあります。

手順
ADBコマンドで再確認

PCのターミナルでadb devicesを実行して、リストにデバイスが表示されるかチェックします。

手順を試しても認識しない場合はPCやスマホをOSアップデート後に再起動したり、他のPCで動作確認することも検討してください。

USBデバッグをオンにしていなくても解除できる?

USBデバッグをオンにしていなくても、Googleの端末を探すを使ったリモート初期化や、リカバリーモードからの工場出荷状態へのリセットでロック解除できます。

どちらも中身は消えてしまうものの、PC不要でサクッと解除できるのが魅力です。

ただ、初期化したくない大事なデータがあると心配ですよね。今後はUSBデバッグをオンにしておくと、バックアップやデータを守りながらロックだけ外す方法も使えるようになりますよ。

まとめ

まとめ

Android端末のロック解除は、PCにADBを用意して開発者オプションとUSBデバッグをオンにし、ターミナルでデバイス認識→ロック設定解除コマンド→再起動という流れでサクッとクリアできました。

手順通り進めれば失敗ゼロなので、新しい端末や設定の変更時も安心です。さあ、これでロックのストレスから解放されたAndroidライフを楽しんでください。

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