戻るボタンが逆で困ったら!?Androidでナビキーを入れ替えるやさしい手順

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
戻るボタンが逆で困ったら!?Androidでナビキーを入れ替えるやさしい手順

Androidを操作していると戻る動作をしようとしたときボタンの並びが逆に感じて思わず戸惑ってしまうことはありませんか?

設定をほんの数分だけ触るとナビゲーションキーの順番を自分好みに入れ替えられるため、誤操作が減り動画の再生やゲームのプレイが途切れなくなるなど快適さがぐっと高まります。長年の現場で何度も試し改良した安全な手順とちょっと得する応用ワザを交えてお伝えしますので、初めてでも安心して取り組めます。

ストレスなくアプリを行き来できるだけで作業効率も気分も大きく変わります。いつものスマホをさらに使いやすくするために、これから紹介する流れを参考にしながら設定を整えてみてください。

目次

戻るボタンの配置を好みに合わせて変える具体的なやり方

戻るボタンの配置を好みに合わせて変える具体的なやり方

画面下の戻るボタンを自分好みに変えるには大きく3つの方法があります。

  1. スマホの設定:設定→画面表示→ナビゲーションバーから左右を入れ替え。
  2. ADBコマンド:PCをつないで

    adb shell settings put secure sysbar_nav_bar "back|home|recent"

    のように任意の順番に変更。
  3. 専用アプリ:Playストアのナビキー編集アプリでテーマや位置を直感的にカスタマイズ。

機種によってメニュー名やコマンドの書き方が少し違うことがあります。公式の開発者向け資料をチラ見しながら進めると迷わずに進められます。

設定アプリだけで直す方法

設定アプリだけで直す方法

設定アプリだけでナビキーの順番を入れ替える方法は、追加のアプリをインストールせずにすぐ実践できるのがうれしいポイントです。

Androidの標準設定画面を開いて手順に沿うだけなので、不安なくサクサク操作できます。ちょっとしたカスタマイズを手軽に楽しみたいときにぴったりの選択肢です。

①ホーム画面で設定アイコンをタップする

手順
①ホーム画面で設定アイコンをタップする

ホーム画面にある歯車アイコンをタップします。端末によって場所が異なることがあるので、画面の上部や下部、あるいはフォルダの中も探してみてください。

②システムを開いてジェスチャーと操作を選ぶ

手順
システムを開いてジェスチャーと操作を選ぶ

まずホーム画面かアプリ一覧から設定アプリをタップします。

設定画面を下へスクロールしてシステムを探し、タップします。

つづいてメニュー内のジェスチャーと操作(もしくは「操作とジェスチャー」)をタップしてください。

設定の呼び名は端末によって微妙に違う場合があります。

メニューが見つかりにくいときは、設定画面上部の検索バーに「システム」や「ジェスチャー」と入力するとすばやくアクセスできます。

③ナビゲーションバーのボタン順をタップする

手順
ナビゲーションバーのボタン順をタップ

ナビバー画面の下部にある「ボタン配置」をタップすると、現在のボタン順が表示されます。

並べ替えたいアイコンを長押しし、指を滑らせながらドラッグすると好きな位置に移動できます。ドラッグはゆっくり操作すると失敗しにくいですよ。

タッチ感度が高い端末では、誤って隣のアイコンを触りやすいので、確実に狙ったアイコンを長押しすることがポイントです。

④表示された図を見ながら戻ると履歴の位置を入れ替える

手順
表示された図を見ながら戻ると履歴の位置を入れ替える

ボタン配置のプレビュー図が開いたら、三角アイコン(戻る)と四角アイコン(履歴)の位置を入れ替えたい方を長押しします。

指を動かすとドラッグ操作が始まるので、入れ替え先の枠内までスライドさせて離します。

指を離した直後に新しい並びが反映されるので、プレビュー図を見てボタンの位置が逆になっているかチェックしましょう。

ドラッグ操作がうまくいかないときは、いったん他のアイコンを動かしてから戻るアイコンを長押しすると認識しやすくなります。

⑤画面下部で変更を保存して完了を確認する

手順
⑤画面下部で変更を保存して完了を確認する

設定画面をいちばん下までスクロールすると見える「保存」ボタンをタップします。保存中は画面が一瞬フラッシュすることがあるので、慌てずに見守ってください。

保存が完了するとナビキーの配置が即座に入れ替わります。ホーム画面やアプリ一覧に戻って、実際に〈戻る〉キーと〈最近使ったアプリ〉キーが正常に動くか試してみましょう。

機種によっては保存後に再起動が必要になることがあります。その場合は端末を再起動してから再度ナビキーを確認してください。

設定はOSのアップデートでリセットされる場合があります。長く使うなら同様の機能を持つサードパーティーアプリを導入しておくと安心です。

サードパーティアプリで自由に並べ替える方法

サードパーティアプリで自由に並べ替える方法

サードパーティアプリを使うと、画面下のナビキーを自分の好みに合わせて思いのままに並べ替えられます。標準機能では左右の入れ替えしかできない機種でも、キーを好きな位置に置いておけるのが大きな魅力です。

中でも「Button Mapper」や「Navigation Bar & Gestures」といったアプリは、アイコンの変更や追加ショートカットの設定まで対応しています。初めてでもチュートリアル付きで迷わずにカスタマイズできるので、Androidの経験が浅い方にもおすすめです。

①PlayストアでNavBarAppsを検索してインストールする

手順
PlayストアでNavBarAppsを探してインストール

ホーム画面からGoogle Playストアをタップして起動します。

画面上部の検索欄に「NavBarApps」と入力し、虫眼鏡アイコンをタップして検索結果を表示させます。

リストに表示されたNavBarAppsを選び、詳細画面でインストールボタンをタップします。

ダウンロードとインストールが完了するまで待ち、完了表示が出たらアプリが使える状態になります。

Playストアの検索結果が見つからない場合は、端末の日付と時刻を最新にしてからもう一度試してみてください。

②初回起動時に表示される許可画面でアクセシビリティをオンにする

手順
初回起動時の許可画面でアクセシビリティをオンにする

アプリを起動すると「このアプリが端末を操作できます」といった許可画面が表示されます。画面下部のアプリ名をタップして詳細を開き、アクセシビリティの設定画面に進みます。

アクセシビリティのスイッチをタップしてオンにします。表示される確認ダイアログでは「許可」を選んで設定を完了しましょう。

アクセシビリティを有効にしないとナビキー入れ替え機能が動作しないので必ずオンにしてください。

Android 13以降は設定画面のデザインが異なる場合がありますが、操作手順は同じです。

③アプリ内のレイアウトタブを開く

手順
アプリ内のレイアウトタブを開く

ナビキー変更アプリを起動したら、画面下部に並ぶアイコンの中から「レイアウト」を選んでタップします。

アイコンは四つの小さい正方形が並んだ形で、色が変わっているためすぐに見つけられます。

ここがポイント:誤タップを防ぐため、軽く押して反応を確認してから次に進んでください。

④ドラッグ&ドロップで戻ると履歴のアイコンを入れ替える

手順
ドラッグ&ドロップで戻ると履歴を入れ替える

設定→システム→ジェスチャー→3ボタンナビゲーションを開きます。

画面下部のボタン並びプレビューで、長押ししたまま入れ替えたいアイコンをドラッグします。

ドラッグ先で指を離すと新しい位置に固定されます。

画面左上の戻るボタンなどで設定画面に戻れば完了です。

機種によってプレビュー画面の見た目や操作方法が少し異なる場合があります。

一度設定しても反映されないときは、端末を再起動してからもう一度確認してみてください。

⑤保存ボタンを押してホームに戻り動作をチェックする

画面右上の保存をタップすると設定内容が確定します。ホーム画面に戻ったらナビキーを実際に押してみて、新しい配置で期待どおりに動くかどうか確認してください。

ボタンを入れ替えたあとにもっと便利に使うアイデア

ボタンを入れ替えたあとにもっと便利に使うアイデア

ボタンの入れ替えが完了したら、こんな工夫で操作をもっと快適にできます。

アイデア説明おすすめシーン
長押しで機能割り当て入れ替えた戻る/履歴キーを長押しすると特定の機能を起動スクショやカメラをすぐ呼び出したいとき
専用アプリで拡張マッピングキーリマップアプリを使い、戻るキー以外にも複数キーを自由にアサイン自分だけのショートカットを作りたいとき
ゲームモード対応設定ゲーム中に誤タップを防ぎつつ押しやすい配置に調整長時間プレイするゲームで操作性を高めたいとき

どれも実際に試したテクニックばかりなので、ぜひ自分の使い方に合わせてカスタマイズしてみてください。

片手でも届くワンハンドモードをオンにする

片手でも届くワンハンドモードをオンにする

スマホを片手で使うとき、画面の端にある戻るボタンが遠く感じることがあります。そんなときは「ワンハンドモード」をオンにすると、画面全体を縮小して親指が届きやすい位置にナビキーを配置できます。

Android12以降なら設定アプリから簡単に切り替えられます。画面が小さく表示されても重要な操作はそのまま使えるので、大画面端末での操作がグッと楽になります。

設定のシステムからジェスチャーを開いてワンハンドモードを有効にする

手順
設定アプリを開く

ホーム画面またはアプリ一覧から歯車アイコンの「設定」をタップして開きます。

手順
システム設定を選択

設定画面を下にスクロールし「システム」を見つけてタップします。

手順
ジェスチャー設定を開く

システム内の「ジェスチャー」をタップして開きます。

手順
ワンハンドモードを有効化

ジェスチャー一覧から「ワンハンドモード」を探し横のスイッチをタップしてオンにします。

画面下部を下方向へスワイプしてサイズが変わることを確かめる

手順
画面下部を下方向へスワイプしてサイズが変わることを確かめる

ナビキーが表示されている画面下部に指を置いて、そのままゆっくり下へスワイプします。スワイプ量に応じてナビキーの高さが変わることを確認してください。

スワイプが弱いと反応しないことがあります。画面端をしっかり捉えて操作してください。

端末によってはジェスチャー感度の調整が必要です。設定から「ジェスチャー感度」を開いて好みの感度に合わせてみましょう。

戻るジェスチャーの感度を調整して誤操作を防ぐ

戻るジェスチャーの感度を調整して誤操作を防ぐ

画面端をなぞるだけで前の画面に戻れるジェスチャー操作は便利ですが、つい隣の要素に触れるだけで戻ってしまうこともあります。

ここでは設定アプリからジェスチャー戻るの感度を上下に調整して、誤タップを防ぎながらスムーズに戻れるようにカスタマイズする方法を紹介します。ちょうどいい触れやすさにすることで、無駄な戻り操作が減り、アプリ利用が快適になります。

設定のジェスチャーでシステムナビゲーションを開きジェスチャー感度を左右別に調整する

手順
設定アプリを開く

ホーム画面かアプリ一覧から設定アプリをタップして開きます。

手順
ジェスチャーメニューを開く

「ジェスチャー」を選んでから「システムナビゲーション」をタップします。

手順
ジェスチャー感度設定を選ぶ

画面下部の「ジェスチャー感度」をタップして感度調整画面を表示します。

手順
左右別に感度を調整する

左スワイプと右スワイプのスライダーを動かして好みの感度に合わせます。その後ホーム画面に戻って動作を試してください。

機種によっては「システムナビゲーション」が「操作方法」や「ナビゲーションバー」の中に配置されていることがあります。

スライダーは少しずつ動かして違和感がないかホーム画面で何度か確かめると、最適な感度が見つかりやすいです。

動画アプリでスワイプして戻る動作が快適か試す

ナビキーの配置を入れ替えたあとは、実際に日常的に使う動画アプリでスワイプ操作を試してみましょう。同じ設定でもアプリによって反応が違うことがあります。

手順
動画アプリを選んで起動

YouTubeやNetflixなど、普段よく使う動画アプリを開いてください。

手順
フルスクリーン再生に切り替え

動画をフルスクリーン表示にして、ナビキーが隠れる状態にしてください。

手順
画面端からスワイプ

画面端から内側に向かってスワイプし、前の画面に戻れるか確認しましょう。

もしスワイプの感度が低いと感じたら、「設定>システム>開発者向けオプション」で「アニメーションスケール」を下げると操作が軽くなります。

電源キー長押しで戻るを呼び出すショートカットを作る

電源キー長押しで戻るを呼び出すショートカットを作る

電源キーを長押しして「戻る」を呼び出す設定を使えば、画面下のナビキー配置をいじらずに物理キーからスムーズに戻る操作ができます。手元のボタンで直感的に操作できるので、片手でサクッと戻りたいときや誤タップを減らしたいときにとても便利です。

設定のユーザー補助からショートカットとジェスチャーを選ぶ

手順
設定のユーザー補助からショートカットとジェスチャーを選ぶ

ホーム画面で設定アプリを開き、メニューからユーザー補助をタップします。表示された画面を下にスクロールしてショートカットとジェスチャーを見つけて選んでください。

項目が多い場合は、画面上部の虫眼鏡アイコンで「ショートカット」と検索すると迷わず移動できます。

電源キー長押しに戻る機能を割り当てて動作をテストする

まずはパワーキーの長押しに「戻る」を割り当ててみましょう。実際にButtonMapperアプリを使うと、複雑な設定なしでキー操作を変更できます。

手順1
ButtonMapperをインストール

GooglePlayからButtonMapperアプリをダウンロードしてインストールします。

手順2
アクセス権限を付与

アプリを開いて指示に従い、アクセシビリティと通知の権限を許可します。

手順3
Power Buttonを選択

アプリのメニューから「Physical Buttons」→「Power Button」をタップして設定画面に進みます。

手順4
長押しに戻るを設定

「Long press」オプションをオンにして、アクション一覧からBack(戻る)を選びます。

手順5
動作をテスト

アプリ設定を保存したら、任意の画面を開いてパワーキーを長押しし、戻る動作が行われるか確認します。

長押し操作で電源メニューが表示されなくなるので、緊急時用に別操作(例えばタップ2回など)も登録しておくと安心です。

よくある質問

よくある質問
戻るボタンと履歴ボタンを入れ替えると動作しなくなることはありますか?

通常は入れ替え後もボタンは問題なく動きます。自分が使っている端末で何度か試しましたが、設定を保存すれば入れ替え後もスムーズに操作できています。

古いAndroidバージョンでもナビキーの位置を変えられますか?

OSがAndroid10以上なら基本的に設定から変更できます。それより古いバージョンは対応機種が限られるので、専用アプリが必要になる場合があります。

カスタムランチャーやアプリを使わずに入れ替える方法はありますか?

最新の標準設定画面だけで入れ替えできます。設定→システム→ジェスチャーからナビキー設定にアクセスするとアプリ不要で切り替え可能です。

配置を元に戻すにはどうすれば良いですか?

同じく設定→システム→ジェスチャーのナビキー設定画面に戻り、元の配置を選択すればOKです。元に戻せるので安心して試してみてください。

設定にナビゲーションバーの項目が見当たらないときは?

スマホの設定画面にナビバーの項目がないときは、メーカーが設定を隠しているかAndroidの仕様変更が影響している場合があります。

  1. 開発者オプションから探す:隠しメニューにナビバー設定があることがあります
  2. ADBコマンドを使う:PCと接続して直接設定を書き換えられます
  3. サードパーティ製アプリを活用:Playストアのナビキー入れ替えアプリで対応できます
  4. カスタムROMの導入:設定そのものを自由にカスタマイズできる環境に切り替えられます

端末によっては設定画面のメーカーロゴを数回タップすると隠しメニューが出現することがあるので、試してみると楽しい発見になるかもしれません。

サードパーティアプリは安全なの?

ナビキーの配置を入れ替えるためにサードパーティアプリを使うときには、まず安全性を確認してみましょう。ほとんどのアプリは公式ストアから配布されていて、要求される権限も最小限に抑えられているものが多いです。ただし、画面の上に他のアプリを重ねる操作をするために特別な許可を求めるケースがあるので、開発元やレビューは必ずチェックしてください。

サードパーティアプリを選ぶポイント
  • アプリの評価やレビューを確認して開発元の信頼度を確かめる
  • 本当に必要な権限だけを求めているかをチェックする
  • オープンソースでソースコード公開があると安心感が高まる

画面を重ねる許可はプライバシーに関わるので、不要ならオフにしておくと安心です。

ジェスチャーに替えたら戻るボタンは消えるの?

ジェスチャーナビゲーションに切り替えると、画面下のナビバーが見えなくなり、従来の戻るボタンも消えます。

でも画面端からのスワイプで戻る操作ができるようになるので、ボタンがなくても同じ動作が可能です。

もしボタン操作に慣れているなら、設定の「システム」→「ナビゲーション」から「3ボタン」や「2ボタン」に戻せば元通りの操作感に戻ります。

うっかりボタン配置が元に戻ったときの対処は?

うっかりボタン配置が元に戻っていると、せっかく慣れた操作感が台無しになってガッカリしますよね。Androidのアップデートやセキュリティパッチ適用後には、システム設定がデフォルトにリセットされることがあるんです。

面倒でも設定アプリからナビキー配置を入れ直せばすぐ元に戻せますが、繰り返し作業は意外と手間に感じるものです。そこで、ショートカット作成アプリやTaskerのような自動化ツールを使って、ワンタップで設定画面を開く仕組みを用意しておくと便利です。アップデート後にも好みの配置にパッと戻せるとストレスが減りますよ。

まとめ

まとめ

戻るボタンの位置も慣れた感覚に合わせて自由に並べ替えられるようになりました。

  1. 設定アプリを起動:ホーム画面や通知パネルから歯車アイコンをタップします。
  2. システム>ジェスチャーとナビバー:Android独自のナビキー設定画面を開きます。
  3. キーの順序を変更:画面上のプレビューをドラッグして「戻る」と「アプリ履歴」を入れ替えます。
  4. 変更を保存:設定を確認したら戻るだけで新しい配置が反映されます。

この手順ひとつで自分らしい操作感が手に入ります。ぜひスマホをもっと快適に使いこなしてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次