Androidを手にしてからホーム画面の配置に悩み、時計が見づらいままになっているのではありませんか?
ここでは長年Androidを扱うエンジニアの実体験をもとに、標準ウィジェットから個性豊かなアプリまで、手間なく時計を配置し直し、サイズやデザインを好みに合わせるこつを分かりやすく紹介します。
読み終える頃には、朝の支度中でもぱっと時刻と予定を確認できる快適なホーム画面が完成し、毎日の小さなストレスが解消されますので、どうぞ一緒に手を動かしてみてください。
Androidのホーム画面に時計ウィジェットを追加する流れ

Androidホーム画面への時計ウィジェット追加は大きく分けて3つの方法がある。
- ビルトインの時計ウィジェットを使う:OS標準だから動作が安定して操作もかんたん。
- サードパーティ製ウィジェット(Chronusなど)を使う:デザインやカスタマイズ項目が豊富。
- カスタムウィジェットアプリ(KWGTなど)で作る:プログラマーらしい自由度の高い秒針付きやアニメーション付きも実現可能。
どの方法もホーム画面を長押ししてウィジェット一覧を開くところから始まり、数ステップで完了するので安心して試してほしい。
標準ウィジェットを使って時計を置く

Androidのホーム画面には最初から時計ウィジェットが用意されているので、新しいアプリを入れなくてもすぐに表示できます。ウィジェットはシステムテーマに合わせて自動で色や背景が変わるから、画面のデザインに違和感なくなじむのがうれしいポイントです。
標準ウィジェットを使うと、バッテリーや動作への影響を心配せずに使えるのが魅力です。シンプルな設定画面だけでOKなので、初めてホーム画面をカスタマイズする人でも迷わずに配置できます。細かい見た目の調整はできないけれど、手軽さと安定感を重視したいときにおすすめです。
①ホーム画面の何もない場所を長押しする
アイコンやウィジェットがないスペースを画面上で指先に力を入れてゆっくり押し続けてください。誤タップを避けるため、ホーム画面の真ん中付近より端のスペースがおすすめです。
②ウィジェットを選ぶメニューを開く
ホーム画面の何もない場所を長押しすると、画面下にメニューが現れます。
その中からウィジェットをタップして、追加できる時計ウィジェットの一覧を表示してください。
③「時計」ウィジェットを見つけて長押しする
スマホのホーム画面に戻るかウィジェット一覧に移動してリストの中から「時計」ウィジェットを探しましょう。端末によっては似た名前のものがあるのでアイコンやプレビューをしっかり確認してください。
見つけたら指を画面に押し当てるように長押しします。ちょっと固めに感じるくらいがちょうどいいですよ。
④配置したい場所までドラッグして指を離す
選んだウィジェットを長押ししたままアイコンが浮いている状態で、配置したい場所まで指をスライドします。狙いどおりのスペースに来たら指を離してウィジェットをドロップしましょう。
画面が狭くて置けないときは、既存のアイコンを少し移動するとウィジェット用のスペースができやすくなります。
⑤サイズを調整しながら好みの位置に合わせる
ウィジェットをタップして角に出るハンドルを使い、指を広げたり狭めたりして大きさを調整します。時計が見やすいバランスを探しながら、ウィジェットをドラッグしてお好みの場所に動かしましょう。
ウィジェットを小さくしすぎると表示が崩れることがあるので、少しずつ調整して確認してください。
サードパーティアプリで個性的な時計を置く

デフォルトの時計ウィジェットだけじゃ物足りないときはサードパーティアプリにチャレンジすると楽しいですよ。
豊富なデザインやアニメーション、透過設定などを自由に組み合わせられるから、自分だけの個性的なホーム画面が作れます。
- デザインのバリエーション:アナログ風からミニマル、未来的なものまで好みに合わせて選べます。
- 細かなカスタマイズ:フォントや色だけでなく、ウィジェットの大きさや透明度も調整OK。
- 追加機能:天気情報やバッテリー残量を同時に表示できるものもあります。
プログラマー視点だと、Android12以降は権限周りが整理されているから安心して試せますし、気に入った設定はバックアップでサクッと移行できるのも嬉しいポイントです。
①Playストアを開いて「時計ウィジェット」と検索する
ホーム画面にあるPlayストア
アイコンを見つけてタップしてください。アプリが立ち上がったら、上部にある検索バーに移動します。
検索バーをタップするとキーボードが開きます。日本語入力で「時計ウィジェット」と入力して、キーボードのEnter
キーを押してください。
検索ワードは日本語でも英語でも大丈夫です。入力するときは予測変換も活用してみてください。
②評価の高いアプリをインストールする
ホーム画面からGoogle Playアプリをタップして起動します。
上部の検索バーに〈時計 ウィジェット〉と入力して候補を表示します。
フィルタアイコンをタップして〈評価順〉を選ぶと、高評価のアプリが上に来ます。
利用者のレビューで安定性をチェックし、アプリが求める権限も忘れずに確認します。
気に入ったアプリの〈インストール〉を押してダウンロードと設定を始めます。
バックグラウンドで動くウィジェットはバッテリー消費や広告の有無にも目を向けてください。
③インストールしたアプリを開いてデザインを選ぶ
ホーム画面用の時計ウィジェットアプリをタップして開きます。
最初にアクセス許可や利用規約への同意が求められる場合は、案内に従ってオンにしてください。
アプリのメイン画面で表示される時計デザインの一覧から、気になるデザインをタップしてプレビューします。
プレビューで色やフォントを確認したら、強調したいデザインの下にある「適用」ボタンを押します。
デザインによってはウィジェットサイズが異なるため、プレビューでホーム画面とのバランスを確認すると安心です。
④ホーム画面のウィジェット一覧から新しい時計を長押しする
ホーム画面を長押しして表示されるメニューから「ウィジェット」を選択すると、端末内のウィジェット一覧が現れます。そこから時計ウィジェットを見つけ、指を離さずに長押ししてください。
⑤ホーム画面にドラッグしてサイズと位置を整える
ホーム画面に戻り、ウィジェットを長押ししたまま配置したい場所まで動かしてください。最新OSならグリッドラインがガイドになり、ピタッと合わせやすくなります。
ウィジェットを配置すると周囲にサイズ変更用ハンドルが現れます。角をつまむように指でドラッグして、お好みの大きさに調整してください。画面が見やすい範囲に収めるのがポイントです。
サイズを大きくし過ぎるとアイコンや他のウィジェットと重なりやすくなるため、配置後は必ず動作確認をしてください。
時計ウィジェットで毎日をもっと便利にする応用アイデア

お気に入りの時計ウィジェットを活用すると、ホーム画面が毎日の役立ちツールに早変わりします。
応用アイデア | こんなとき役立つ |
---|---|
タップでアラームをすばやくセット | 朝の寝坊予防や時間指定のリマインドに便利 |
複数の世界時計を並べる | 海外の友人と連絡を取るときや出張準備に安心感をプラス |
天気やバッテリー残量を表示 | 外出前に傘の要不要や充電切れをひと目でチェック |
ショートカットと組み合わせる | ワンタップでメモアプリや予定表を起動して即行動 |
ウィジェットのサイズを切り替え | 情報量を調整して、シンプル派もこだわり派も満足 |
これらのアイデアを試すと、時計ウィジェットが毎日の行動をもっとスムーズに後押ししてくれます。
カレンダーと重ねて今日の予定をひと目でチェック

カレンダーを時計ウィジェットと重ねれば、ホーム画面で今日の予定をぱっと確認できます。時計ウィジェットを長押しして「ウィジェットを追加」から「カレンダー」を選ぶだけで、カレンダー背景が時計下に透過表示されます。アプリを開く手間が省けるので、朝の準備や移動中にもスムーズに予定チェックが可能です。
- 透明背景のカレンダーで壁紙と自然に馴染む
- カレンダー設定で「当日表示」のみ選ぶと情報がコンパクト
- 時計カラーと合わせると視認性がぐっとアップ
カレンダーウィジェットを追加して時計の近くに配置する
何もない画面を長押ししてウィジェット一覧を呼び出します。
ウィジェット一覧から「カレンダー」を探し長押ししたまま押し出し、時計ウィジェットの近くまでドラッグします。
ウィジェット枠の角をドラッグして幅を合わせます。プログラマー目線だと、Pixel Launcherはグリッド数を意識して調整するときれいに並びます。
カレンダーが表示されない場合は、アカウントの同期設定をチェックしてください。
両ウィジェットのサイズを合わせてデザインを統一する
ホーム画面の見た目をすっきりそろえるには、時計ともう一つのウィジェットを同じサイズに調整するといいです。ここではグリッドガイドを頼りにぴったり合わせる方法を紹介します。
時計ウィジェットを長押しして配置枠を表示させます。角にあるハンドルを左右にドラッグして、ホーム画面のグリッドで幅を4列分に揃えてください。
別のウィジェットも同じように長押しで枠を出し、先ほどと同じ列数に調整します。ドラッグ中にグリッドガイドが表示されるので、ぴったり重なるまで動かしましょう。
天気情報入りの時計に変えて外出準備をラクに

おしゃれな時計ウィジェットに天気情報をプラスすると、外出前の「今日は傘が要るかな?」の迷いがすっとなくなります。温度や降水確率をひと目でチェックできるから、服装や持ち物の準備がスムーズになりますし、ウィジェット設定画面で好みのデザインやサイズを選ぶだけで切り替えられるので、とってもかんたんです。
天気対応の時計ウィジェットをPlayストアで探す
ホーム画面で使いたい天気対応の時計ウィジェットを見つけるために、まずPlayストアを起動します。
検索バーに「天気 時計 ウィジェット」と入力してEnterをタップしてください。
フィルターアイコンで「評価順」や「最新」を選んで、Androidの最新版にも対応するアプリを絞り込みます。
気になるアプリを開いてレビューやスクリーンショットをチェックしてください。
デザインや機能がお好みなら「インストール」をタップしてダウンロードを開始します。
天気の権限を許可して現在地を設定する
ホーム画面で追加済みの時計ウィジェットを長押ししてください。その後表示される歯車アイコンをタップすると設定画面にアクセスできます。
設定画面に権限リクエストが出ますので「常に許可」を選択しましょう。Android12以降では「アプリの権限」を開き、位置情報を許可しておく必要があります。
ウィジェット設定内の「現在地を自動取得」をタップして有効にします。これで地図アプリと連携し、自動で正しい地域の天気を表示できます。
バッテリー残量表示付き時計で充電タイミングを逃さない

バッテリー残量表示付き時計ウィジェットは、時間と同時に今の電池残りも一目で分かるから、外出前や長時間操作の前に「あ、そろそろ充電しよう」と直感的に判断できます。
純正ウィジェットにないデザインや色を求めるなら、KWGTなどのカスタムウィジェットアプリを選ぶと、自分好みにレイアウトを作れます。プログラマー視点なら、バッテリー%をバーやアイコンで表示させると、数字を追わなくても残量を把握しやすくなるのでおすすめです。
バッテリー表示機能付きの時計ウィジェットを選ぶ
バッテリー残量がわかる時計ウィジェットを選ぶと、見た目も機能性もアップします。デザインだけでなく電池マークの見やすさもポイントです。
Playストアを開いて「時計 ウィジェット バッテリー表示」で検索します。評価数が多くて★4以上のアプリを選ぶと安心です。
ウィジェットのプレビュー画面でバッテリーインジケーターが見やすいかチェックします。背景色に合わせて視認性を確かめましょう。
ウィジェットを長押ししてホーム画面に貼り付けます。実際のバッテリー残量が反映されるか見て、問題なければ決定です。
バッテリー最適化から除外して更新を安定させる
設定アプリを開いて「アプリと通知」をタップします。画面右上の︙アイコンを押して「特別なアプリアクセス」→「バッテリー最適化」を選びます。
表示を「すべてのアプリ」に切り替え、時計ウィジェットを提供しているアプリ名(ランチャーや時計アプリ)を探して「最適化しない」をタップします。
注意点: メーカー独自の省エネ設定では名称や場所が変わることがあります。
ロック画面とホーム画面をおそろいデザインにする

ロック画面とホーム画面をおそろいにすると、端末を開くたびに統一感のあるビジュアルが楽しめます。お気に入りの壁紙と同じ色合いやモチーフを時計ウィジェットにも取り入れると、まるで自分だけのテーマパークみたいにワクワクするデザインに仕上がります。
例えば、夜空の写真を背景に選んだら、ウィジェットの数字やアイコンはシルバー系でまとめると夜の静けさが引き立ちます。こうしたおそろいコーデは一度設定してしまえば、毎日の操作がちょっと楽しくなるうえに、SNSで「おしゃれ!」と注目されることもあります。
端末設定の「ロック画面スタイル」を開く
まずホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップします。画面上部の検索バーに「ロック画面スタイル」と入力すると候補に表示されるので、それを選んで該当画面を開きます。
時計のデザインをホーム画面と同じテーマに変更する
- ホーム画面で時計ウィジェットを長押しして「ウィジェットを編集」をタップ
- 編集画面のスタイルアイコンを選び「システムに合わせる」をタップ
- アクセントカラーやフォントを好みに調整し、ホーム画面の雰囲気に馴染ませる
- 完了をタップして変更が反映されたらデザインを確認
ウィジェットの編集メニューは機種やランチャーによって項目名が少し違う場合があります。画面の指示をよく読んで操作してください。
よくある質問

- ホーム画面に時計ウィジェットが見つかりません
ウィジェット一覧に表示されないときは、使用中のランチャー(ホームアプリ)で非表示設定になっていることがあります。ランチャーの設定メニューから「ウィジェット」を探し、リストを下までスクロールしてみてください。それでも出ない場合は、Androidを再起動するとキャッシュがクリアされて表示されることがあります。
- ウィジェットの大きさをあとから変えたい
ウィジェットを長押しするとサイズ変更用の境界線が現れます。縁をドラッグして縦横に広げたり狭めたりしてください。ウィジェットによってはサイズ固定のものもあるので、変更できない場合は別の時計ウィジェットアプリを試すと自由度が上がります。
- 時計がリアルタイムで更新されません
時刻が止まったままになる場合は、バックグラウンドで動作する許可がOFFになっているかもしれません。設定→アプリ→時計アプリ→バッテリー→バックグラウンドでの実行を許可、の順でONにしてください。それでも動かないときは、アプリを最新版にアップデートすると改善する場合があります。
- 誤って時計ウィジェットを削除してしまった
再度追加するときはホーム画面の空白部分を長押し→「ウィジェット」→「時計」から希望のデザインをドラッグ&ドロップしてください。カスタムウィジェットを使っていた場合は、同じアプリをインストールし直してウィジェット一覧に戻るのを待つと復活します。
時計ウィジェットが見つからないときは?
ホーム画面のウィジェット一覧に時計が見当たらないときは、いくつか試してみるとあっという間に復活します。
- ホーム画面の再起動:長押しメニューからランチャーを再起動してウィジェットを読み直します
- キャッシュのクリア:設定→アプリ→ホームアプリ(ランチャー)→ストレージでキャッシュを削除すると消えたウィジェットが戻ることがあります
- 別の時計アプリを導入:好みのデザインを選べる時計ウィジェットアプリをインストールすると新たな選択肢が増えます
- ランチャーの切り替え:Novaランチャーなど別のランチャーを試すとウィジェット管理がわかりやすくなることがあります
サイズ変更ができないのはなぜ?
時計ウィジェットをホーム画面に設置したあと長押ししてもサイズ変更のハンドルが出ないときは、利用中のランチャーやそのウィジェット自体がリサイズに対応していない場合が多いです。
- ランチャーがリサイズ非対応:標準ランチャーやメーカー製ホームアプリでは一部ウィジェットのリサイズを制限していることがあります。
- ウィジェット側の固定仕様:プリインストールの時計ウィジェットは開発者がサイズ調整を許可していない場合があります。
- OS/端末ごとの仕様差:Androidのバージョンやメーカー独自のカスタマイズで挙動が変わるためサイズ変更不可になることがあります。
- ウィジェットのバージョン古い:アップデート前のウィジェットだと調整機能がそもそも用意されていない場合があります。
どうしても自由にリサイズしたい場合は、Nova Launcherなどリサイズ対応のホームアプリを試すのがおすすめです。
時計がズレて遅れるときの対処法は?
まず「設定」→「システム」→「日付と時刻」で自動日付と時刻を設定に切り替えてスマホを再起動してみましょう。
それでも遅れる場合は「設定」→「アプリと通知」→「時計」→「ストレージとキャッシュ」でキャッシュを削除すると安定しやすいです。
OSアップデートで修正が入ることもあるので、最新バージョンがあれば適用してください。
プログラマー向けにはPC接続後にadb shell date --set "$(date)"
で手動同期すると正確な時刻管理ができます。
バックアップして機種変更後も同じ配置にできる?
端末を機種変更するときホーム画面の配置はGoogleアカウントのバックアップ機能を使えば保存できます。
まず設定→システム→バックアップを開き「Googleバックアップ」をオンにしてください。機種変更後に同じGoogleアカウントで初期セットアップを済ませると時計ウィジェットを含めた配置が自動で復元されます。
さらに細かいレイアウトまでそっくりそのまま残したいときはNovaランチャーなどを導入してランチャー設定をエクスポートする方法がおすすめです。JSON形式で丸ごとバックアップできるため、OSバージョンが変わっても安心です。
まとめ

この記事では、Androidホーム画面に時計ウィジェットをサッと追加する方法を改めてまとめました。
- ホーム画面を長押し:空いているスペースをタップ長押ししてメニューを開きます。
- ウィジェットを選択:ウィジェット一覧から「時計」を見つけてタップします。
- 配置とサイズ調整:好きな位置に配置して、ドラッグで大きさを変えます。
- デザインカスタム:フォントや色を変えて、自分らしい見た目に仕上げます。
これでオリジナルの時計ウィジェットがホーム画面に完成しました。さらにテーマやアイコンと合わせて、あなただけの楽しい画面に仕上げてみてくださいね。