AndroidスマホでノートPCをネットに接続しようとテザリングを使ったものの設定が複雑で通信が不安定になり途方に暮れていませんか?
安心してください。ここではWi-Fi、USB、Bluetoothの各方式ごとに設定画面の場所から細かなチェックポイントまで順を追って説明し、実際に試したときにつまずきやすいパスワード確認や通信量管理のコツも共有します。電池の減りを抑える裏ワザや速度を安定させる周波数選択など現場で得た体験談を交えながらまとめているため、設定が苦手でも短時間で快適なネット環境を作れます。
さっそく一緒に設定を始め、外出先でも職場でもスムーズにオンライン作業や動画視聴を楽しめる状況を手に入れましょう。読み進めながら手元のスマホを操作すれば、数分後にはノートPCやゲーム機があなたのスマホ経由でインターネットに接続されているはずです。
Androidテザリングのやり方をゼロからていねいに

外出先でパソコンやタブレットをサクサクネットにつなぎたいけれど、公衆Wi-Fiはセキュリティが心配…そんなときAndroidスマホのテザリングが役に立ちます。
- Wi-Fiテザリング:スマホを小さなWi-Fiルーターにして複数台を同時接続できる
- USBテザリング:ケーブル1本で安定&高速につなげる
- Bluetoothテザリング:バッテリーを節約しつつ1対1で接続できる
エンジニアの実体験からのアドバイスとして、テザリング中はスマホが熱くなりやすいのでモバイルバッテリーやACアダプターで充電しながら使うと安定感がぐっと増します。
Wi-Fiテザリングを使う

Wi-Fiテザリングはスマホをそのまま無線ルーターに変身させて、PCやタブレットをインターネットにつなげる仕組みです。特別なケーブルいらずで、外出先でも複数の機器をまとめてネットに接続できる便利な方法です。
- かんたんに使える:設定画面を開いてスイッチをオンにするだけでOK
- 安定した通信:LTEや5Gの高速回線をそのままシェア
- 複数台で共有:ノートPCやタブレットを同時接続しても快適
ちょっとしたカフェ作業や出張先のホテルでも、わずかな準備でサクサクネットが楽しめる定番テザリングです。
①設定アプリを開く
ホーム画面かアプリ一覧で歯車アイコンの「設定」を探してタップします。
画面上部から通知パネルを下に引き出し、右上の歯車マークをタップしても開けます。
注意:通知パネルを操作するときは端末をしっかり持って画面を落とさないようにしましょう。
②ネットワークとインターネットを選ぶ
設定アプリを開いたら画面を下にスワイプしてネットワークとインターネットを探します。
見つかったらタップして、次のテザリング設定へ進みます。
③テザリングとポータブルアクセスをタップ
設定画面が開いたら下にスクロールして「テザリングとポータブルアクセス」を見つけます。メニュー名が長めなので、ゆっくり探して優しくタップしましょう。
④Wi-Fiテザリングをオンにする
ホーム画面から設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」→「ホットスポットとテザリング」→「Wi-Fiホットスポット」をタップします。次に画面上部のスイッチを右にスワイプしてオンに切り替えます。
このとき自動で画面オフになると接続が切れやすいので、スリープ解除中の維持設定を有効にしておくと安定しやすくなります。
⑤ネットワーク名とパスワードを確認する
設定アプリを開き「ネットワークとインターネット」→「ホットスポットとテザリング」→「Wi-Fiアクセスポイント」をタップしてください。
表示されたネットワーク名(SSID)とパスワードをメモしておくと、他の端末からつなぐときに迷わず入力できます。
⑥他の端末でWi-Fiを選んで接続する
接続したいスマホやパソコンのWi-Fi設定を開き、先ほどAndroidで設定したSSIDを探してタップします。
表示されたパスワード入力画面に、Android側で確認したテザリングパスワードを正確に入力します。
入力が完了したら「接続」をタップすればインターネットにつながります。
パスワードは大文字・小文字を区別するのでコピー&ペーストがおすすめです。
USBテザリングを使う

USBテザリングはスマホとパソコンをUSBケーブルで直接つなぎ、スマホの通信回線をパソコンで使えるようにする方法です。ケーブルを挿すだけで設定もシンプルなので、外出先でも手軽にネットに接続できます。
- 安定した通信速度:Wi-Fiよりも遅延が少なく大容量ダウンロードやオンライン会議にも安心
- バッテリー消費を抑制:USB経由で給電できるため、スマホの電池切れを気にせず使える
- 開発者向け機能と両立:USBデバッグ(ADB)と同時利用できるので、開発・テスト環境にも便利
①USBケーブルでPCとスマホをつなぐ
スマホ付属のUSBケーブルを使うと接続が安定します。パソコンのUSBポートにケーブルを差し込み、反対側をスマホの充電端子に優しく挿してみてください。
接続が完了するとPC側でドライバが自動で読み込まれます。念のため、通知領域に「新しいデバイスが認識されました」と表示されているか確認しましょう。
②設定アプリを開く
ホーム画面かアプリ一覧で歯車アイコンの設定を探してタップします。機種によっては上部の検索バーに「設定」と入れるとすぐ見つかります。
③ネットワークとインターネットを選ぶ
設定アプリを開いたら画面を下にスクロールしてネットワークとインターネットをタップします。地球やWi-Fiのアイコンが目印です。
設定画面の検索バーに「ネットワーク」と入力するとすばやく項目を見つけやすいです。
④テザリングとポータブルアクセスをタップ
前の画面で表示される項目の中からテザリングとポータブルアクセスを探してタップします。ここからWi-FiホットスポットやUSBテザリングの設定に進めます。
Android 13以降では項目名が「モバイルホットスポット」に変わっていることがあるので、名称が見当たらない場合はアイコンで探しましょう。
⑤USBテザリングをオンにする
スマホとPCをUSBケーブルでつないだ状態で、スマホの設定を開いてください。
「ネットワークとインターネット」からテザリングを選び、その中のUSBテザリングをタップしてスイッチを入れましょう。
USBケーブルはデータ転送対応のものを選んでください。充電専用ケーブルだと接続できないことがあります。
⑥PC側でネットが使えるかチェック
スマホのテザリングを有効にしたら、PCを接続してみましょう。
まずブラウザを開いて、いつも見るサイトにアクセスしてください。
アクセスできないときは、通信状態を確かめるために以下のコマンドを実行してみましょう。
ping -c 3 google.com
応答が返ってくればネット接続は問題ありません。
もし通信が不安定ならスマホのモバイルデータがオンになっているか、機内モードがオフになっているかを確認してください。
Bluetoothテザリングを使う

Bluetoothテザリングはケーブル不要でサクッとネット共有できる方法です。スマホ同士やパソコンとワイヤレスでつながるので、机の上がすっきりして気分も軽やかになります。
省電力性が高いのでバッテリーを長持ちさせたいときや、公共のWi-Fiを使いたくない場面で安心感があります。ペアリングした機器同士だけ通信するのでセキュリティ面でもひと安心です。
ただし転送速度は高速Wi-FiやUSBに比べて控えめです。Web閲覧やチャット程度なら問題ありませんが、大容量ファイルのダウンロードや動画視聴には向きません。
こんなときにおすすめです。外出先でメールチェックやSNS更新を手早く済ませたいとき。ケーブルを持ち歩きたくないとき。屋外でちょっとした調べものをするとき。
プログラマー視点のアドバイスとしては、ペアリング後にスマホ側のネットワーク設定でBluetoothネットワーク(PAN)を明示的に有効化すると安定感がアップします。LinuxやMacではネットワーク設定画面で「Bluetooth PAN」を選ぶのをお忘れなく。
①設定アプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧画面を開き、歯車マークの設定アプリを探してタップしてください。
②ネットワークとインターネットを選ぶ
設定アプリを開いたら、画面上部に並ぶメニューの中から「ネットワークとインターネット」をタップします。地球儀のようなアイコンが目印です。
もしメニューが多くて探しにくいときは、画面上部の検索バーに「ネットワーク」と入力すると該当項目がすぐに表示されます。
③テザリングとポータブルアクセスをタップ
設定のネットワークとインターネット欄にあるテザリングとポータブルアクセスをタップしてください。
ここでモバイルホットスポットのオンオフやパスワードを設定できます。
④Bluetoothテザリングをオンにする
まずホーム画面から設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」をタップします。
続いて「テザリングとポータブルホットスポット」を選び、その中にある「Bluetoothテザリング」のスイッチをタップしてオンに切り替えます。
スイッチが青色に変われば準備完了です。この状態でPCやタブレット側のBluetooth設定画面を開くと、すぐに接続候補としてスマホが表示されます。
⑤PC側でBluetoothペアリングする
Windowsではスタートボタン→設定→Bluetoothとデバイス→デバイスの追加を開きます。Macでは画面右上のBluetoothアイコンをクリックしBluetooth設定を開きデバイスを追加を選びます。
表示されたスマホの名前をクリックしペアリングを選択します。スマホ側に表示されたPINコードをPCの入力画面にも同じ番号で入力し承認をタップすると接続が完了します。
⑥インターネット接続を共有する
- Androidの設定画面を開き「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「テザリングとポータブルアクセスポイント」を選択
- 「Wi-Fiアクセスポイント」をオンにしてSSIDとパスワードを確認
- パソコンやタブレット側でSSIDを選び、パスワードを入力して接続
オープン設定は他人に使われる恐れがあるため、必ずパスワードを設定してください。
テザリングができたら広がる楽しい活用アイデア

テザリングが安定すると、日常がグッと便利になりつつ遊び心も広がります。
活用アイデア | 役立つシーン |
---|---|
ノートパソコンのネット接続 | カフェや公園で資料作りやプレゼン準備がサクサク進む |
スマホゲームのマルチプレイ | 友だちと外で対戦や協力プレイを楽しめる |
ライブ配信・ビデオ通話 | 旅行先から画質シャープな配信やリモート飲み会に活用 |
タブレット学習のオンライン授業 | ネット環境がない場所でも動画講座やリモート授業をストレスなく視聴 |
車載ナビのアップデート | ドライブ前に地図データを最新の状態に保てる |
気になるアイデアがあれば、ぜひ真似してテザリングライフをもっと楽しんでみてください。
ノートパソコンをネットにつないでリモート作業

ノートパソコンをテザリングでつなげると、外出先でも社内サーバーやクラウドにすぐアクセスできます。Wi-Fiテザリングなら手軽に複数台の機器をつなげられ、USBテザリングなら通信が安定しつつスマホのバッテリーも長持ちします。VPNアプリを入れておくと社内ネットワークへの安全な接続も安心です。プログラマー目線では、Gitリポジトリへのpushやサーバーへのssh接続が途切れにくいUSB接続が心強いポイントです。
PC側でWi-Fi一覧からスマホのネットワークを選ぶ
タスクバー(またはメニューバー)のWi-Fiアイコンをクリックして利用可能なネットワークを表示します。
スマホで設定したSSID(例:AndroidAPやPixel5‐Hotspot)を探してクリックします。
パスワード入力画面が出たら、スマホのテザリング設定画面で確認したキーを正確に入力し、接続ボタンを押します。
接続中の表示が出たらブラウザを開き、インターネットにアクセスできるか確認してみましょう。
パスワードを入力して接続を確立する
接続先のデバイスでAndroidのSSIDを選択すると、パスワード入力画面が出ます。テザリング設定画面に戻り、表示されているネットワークパスワードをタップしてコピーしてください。
コピーしたパスワードを接続ダイアログの入力欄に長押しで貼り付けます。「接続」をタップするとWi-Fiリンクが確立します。
パスワードは大文字小文字が区別されます。入力ミスを減らすためコピー&ペーストを活用しましょう。
ゲーム機をオンラインにしてどこでも対戦

外出先のカフェや友達の家でもNintendo SwitchやPS5をオンラインにしたい時、スマホをWi-Fiルーター代わりに使うと場所を選ばず対戦を楽しめます。設定はスマホ側でテザリングをONにしてゲーム機のWi-Fi一覧から接続するだけなので、迷わずかんたんにネット対戦が始められます。
特に5GHz帯を選ぶと周りの電波干渉を避けやすくラグが抑えられるのでおすすめです。加えてDNSキャッシュをクリアしておくと名前解決がスムーズになり、対戦中の待ち時間が短くなります。ただしテザリング中はスマホのバッテリー消耗が速くなるので、モバイルバッテリーを携帯すると安心です。
SwitchやPS携帯機でWi-Fi設定を開く
SwitchやPS Vitaなどをテザリング接続するには、まず本体のWi-Fi設定を開してスマホのアクセスポイントを選べるようにします。
ホームボタンを押してメニューを表示し、歯車アイコンの「設定」をタップします。そのまま「Internet」→「インターネット設定」を選択するとWi-Fi一覧が表示されます。機内モードがオンの場合は先にオフにしてください。
ホーム画面から「設定」アイコンをタップし、「ネットワーク」→「Wi-Fi設定」を選ぶと周辺のアクセスポイント一覧が出ます。ここからスマホのSSIDを探しましょう。
スマホのネットワークを選んで接続する
接続したい機器のWi-Fi設定画面を開き、スマホ側で表示されているSSIDを探します。SSIDはテザリング設定画面に表示されているネットワーク名と同じ名前を選んでください。
SSIDをタップするとパスワード入力画面が表示されるので、テザリング時に設定したパスワードを正しく入力してください。入力後は接続をタップするだけでネットワークに繋がります。
家族や友達とデータシェアで盛り上がる

家族や友達と一緒にお出かけ中、スマホのテザリングでみんながネットにつながると、アプリのインストールや地図検索、ライブ配信までワイワイ楽しめます。カフェや公園でWi-Fiを探す必要がなく、旅行先でも気兼ねなく大画面動画をシェア可能です。大容量プランを使えば、通信制限を気にせず思いきり遊べます。
さらに安定した接続を求めるなら、スマホ側の5GHz帯を選ぶと電波干渉が少なくサクサク動きます。長時間シェアするとバッテリー消費が気になるので、モバイルバッテリーと併用すると安心です。ちょっとした工夫で、みんなで快適なネットタイムを満喫できます。
テザリングのパスワードを共有する
設定アプリを開いてネットワークとインターネットをタップしホットスポットとテザリングを選びましょう。
Wi-Fiホットスポットの画面でQRコードアイコンをタップするとコードが表示されます。直接見せるかコピー&ペーストでメッセージに貼り付けて送ってください。
パスワードは大文字小文字を区別するので正確に共有してください。
同時接続台数を設定で確認する
設定アプリを開いてネットワークとインターネットをタップしてください。
つづけてテザリングを選び、さらにWi-Fiテザリングの設定画面を開くと、画面下部に接続可能な端末数が表示されます。
端末によっては表示が「最大接続数」など異なる場合がありますので、その名称で探すと見つかりやすいです。
災害時のバックアップ回線として備える

災害で固定回線や家庭用Wi-Fiルーターが使えなくなったときに、Androidスマホのテザリングが強力なバックアップ回線になります。
電源を入れてテザリングをオンにするだけで、PCやタブレットがLTE/5G回線につながるので、情報収集や家族との連絡手段が確保できます。USBテザリングを組み合わせるとスマホのバッテリー消費を抑えつつ安定接続できるので、事前に設定を済ませておくと安心です。
事前にモバイルバッテリーを用意する
容量10000mAh以上のものを選ぶとスマホを1~2回しっかり充電できます。USB-Cポート対応かどうかも確認してください。
家で充電する際は付属ケーブルかUSB-Cケーブルを使い、電源アダプターは18W以上を使うと短時間で満タンになります。
持ち歩く前にLEDインジケーターが緑点灯しているか確認しましょう。
緊急時にテザリングをすぐオンにする
画面上端から2回ゆっくりスワイプしてクイック設定パネルを全画面表示にします。
ペン型アイコンをタップしてタイル編集モードに移り、「テザリング」をドラッグして表示領域に追加します。
パネルに戻り、配置したテザリングアイコンをタップするだけで即オンに切り替わります。
通知パネルの構成は端末メーカーやOSバージョンで多少異なる場合があります。
よくある質問

- テザリングをオンにしても接続できない端末があるのですがどうすればいいですか
まずスマホ本体のモバイルデータ通信が有効になっているか確認してください。それからテザリング設定画面で表示されるSSIDとパスワードが一致しているか再入力してみましょう。特に実体験でわかったのは、Wi-Fiの周波数帯を2.4GHzに切り替えると対応端末が安定してつながりやすくなります。
- テザリング中にバッテリーがすぐ減ってしまいます省エネのポイントはありますか
画面を自動でオフにする時間を短く設定したり、不要なアプリはバックグラウンドで動かないようにすると効果的でした。さらに節電モードを入れるとWi-Fiパワーを適度に制限して電池持ちが伸びます。実際に数時間連続で動画視聴した際も、設定を調整すると1割ほど消費が減りました。
- テザリングでどれくらいデータ通信量がかかりますか
実際に計測したところ、Webサイト閲覧なら1時間で数十MB程度です。SNSや軽いアプリ利用なら100MB前後、動画ストリーミングだと高画質で1時間あたり500MBから1GB超になることもありました。必要に応じてデータ使用量をスマホの設定画面でこまめにチェックすると安心です。
通信量はどれくらい増える?
テザリングを使うとスマホが中継役になるためパケットにヘッダ(データの付け足し部分)が少し増えます。でも実際にはごくわずかですから、ふだんの使い方で大きな心配はいりません。
利用シーン | 通常の通信量 | テザリング時の目安 | 増加率 |
---|---|---|---|
ウェブ閲覧 | 100MB | 105MB | +5% |
動画視聴(中画質) | 500MB | 550MB | +10% |
大きなファイル転送 | 1GB | 1.15GB | +15% |
上表はあくまでも目安です。最新のAndroid 14以降では通信効率がさらに改善されているので、普段使いで増加を感じることはほとんどありません。

動画をよく見るならデータ節約モードをオンにすると、ヘッダ増分も含めた全体の通信量をぐっと抑えられますよ。
バッテリーがすぐ減るのを防ぐには?
- バッテリーがすぐ減るのを防ぐには?
-
テザリング中はスマホがWi-Fi電波をずっと飛ばすのでバッテリー消費が早くなります。こまめにOFFにする。画面消灯時間を短く設定する。Wi-Fiバンドを2.4GHzに切り替えるなどで消費を抑えられます。USBケーブルで繋ぐUSBテザリングを使うと無線よりも省エネなのでおすすめです。バッテリーセーバーをオンにしてアプリのバックグラウンド通信を制限するのも効果的です。
接続できないときはどうする?
テザリングがつながらないときは、まずはスマホ側のテザリング設定がオンになっているか確認しましょう。バッテリーセーバーが働いてWi-Fi機能が制限されている場合があるので、オフにしてみてください。
次に、SSIDとパスワードに入力ミスがないか落ち着いて見比べましょう。意外と小文字と大文字の違いで引っかかっていることがあります。
それでも改善しないときは、スマホと接続先のデバイスを再起動してネットワークをリフレッシュしてみてください。ここまでで多くのトラブルがすっきり解消しますよ。
パスワードを変更したいときは?
Androidのテザリングはデフォルトのパスワードでも使えますが、気軽に使える分だけ他人に狙われやすくなります。
パスワードを変更するときは長さや文字の多様性を意識すると安心です。英数字混在で8文字以上にしておくと、自分でも覚えやすくて外出先でもサクッと接続できます。
追加料金はかかる?
ほとんどの大手キャリアや格安SIMでは、契約プランにテザリングが含まれていれば追加料金なしで使えます。
ただしプランによってはテザリングオプションへの申し込みが必要だったり、データ容量を超えると速度制限や追加請求が発生する場合があります。契約中のデータ容量をときどきチェックして、足りなくなりそうなら高速容量のチャージやプラン変更を検討すると安心です。
まとめ


スマホをWi-Fiルーターに変えるテザリングは、設定画面から「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wi-Fiテザリング」をオンにし、接続機器でSSIDとパスワードを入力するだけのかんたんな流れです。
プログラマーらしい視点では、データ消費を抑えたいときに接続台数を制限したり、USBやBluetoothテザリングで安定度を高めたりすると、より快適なネット環境が手に入ります。
これで外出先でもサクサクネットが使えます。ぜひ今日から試して、スマホが頼れるネット回線に早変わりする便利さを楽しんでみてくださいね。