Androidで着信拒否をすると着信側が気づかない間に通話が切れるのか、それともガイダンスが流れるのか、相手にはどう聞こえるのか分からず不安ではありませんか?
実際に2台の端末で発信と着信を試し、流れる音声を確かめたうえで、番号ごとや時間帯ごとにブロックする設定を図解でまとめました。さらに緊急連絡を逃さないコツやキャリア別の音声ガイダンスの違いも丁寧に整理しています。
気まずさを避けながら迷惑な電話だけを静かに遮断したい方は、まずは手順を読みながらご自身の端末で短いテスト通話を行ってみてください。すぐに安心して通話設定を使いこなせるようになります。
Androidで着信拒否を設定する方法をぜんぶ見てみよう

Android端末なら標準機能からキャリアサービス、さらに便利なアプリまでいろいろな方法で着信拒否できる楽しさがあります。
- 標準電話アプリ:連絡先や番号単位でサクッとブロック
- キャリアの迷惑電話拒否サービス:自動でスパム通話を判定して拒否
- サードパーティーアプリ:細かい条件設定や自動応答までおまかせ
プログラマー目線だと、連絡先をグループ分けしてルールを自動化すると管理がグッと楽になります。
まずは自分のスタイルに合った方法を試して、スッキリした着信環境を手に入れましょう。
電話アプリからサクッと番号を拒否

電話アプリから直接番号を拒否する方法は、余計なアプリをインストールせずに、標準機能だけでサクッと設定できるところが魅力です。急にかかってきた迷惑電話や、通知音だけ聞きたくない番号をスマホの通話履歴からすぐブロックできるので、初めての人でも戸惑わずに扱えます。
ブロックした番号は通話アプリの設定画面で一覧表示でき、解除したいときはワンタップで元に戻せるところも便利です。機種によっては通話履歴上のアイコンから直接操作できるため、思い立ったその場で対応できるのも嬉しいポイントです。
エンジニア目線のひと工夫として、通話履歴と連動したブロックリストはログとしても活用できます。いつどの番号を拒否したか履歴からさかのぼれるので、あとで振り返って確認したいときにも役立ちます。
①履歴タブを開く
電話アプリを起動して、画面下部に並ぶアイコンの中から時計マークの「履歴」タブをタップします。これで着信や発信の一覧が表示され、どの番号からかかってきたかひと目でわかります。
②ブロックしたい番号を長押し
通話履歴や着信履歴画面でブロックしたい番号を表示させ、番号部分に指を当ててそのまま1秒ほど押し続けます。背景が少し暗くなってサブメニューが表示されたら操作が認識されています。
このあとに出てくる〈ブロック/着信拒否〉をタップすれば次の設定に進めます。
③メニューから番号をブロックをタップ
通話履歴画面右上のメニューボタン(縦に点が3つ並んだアイコン)を押してください。
表示されたメニューの中から番号をブロックを選ぶと、ブロック設定画面に切り替わります。
④確認ダイアログでOKを選ぶ
着信拒否の確認ダイアログが表示されたら、画面にあるOKボタンをタップしてください。
タップすると相手番号がブロックリストに登録され、次回以降の着信が自動で拒否されます。
OKを選ぶとすぐに設定が反映されます。間違って追加したときは、ブロックリストから削除して調整してください。
⑤迷惑電話として報告にチェックを入れる
「番号をブロック/報告」の画面内にある迷惑電話として報告のチェックボックスをタップしてオンにします。
これでGoogle側へも通報され、同じ番号からの着信に対してほかの人に警告が表示されやすくなります。
プログラマー目線の助言としてテスト用番号や大事な連絡先に誤って報告しないために、番号をもう一度確認してからチェックを入れると安心です。
連絡帳から静かにブロック

連絡帳に登録した相手を静かにブロックすると、着信が自動で拒否されます。相手のスマホには「呼び出し音が鳴り続けたのちに切れるだけ」にしか見えないため、直接断るストレスや誤解を避けたいときにぴったりです。
やり方は連絡帳アプリで対象の相手を開き、「着信をブロック」をタップするだけ。番号を事前に登録しておく手間はありますが、好ましくない相手だけをピンポイントで制御できるのがうれしいところです。SMSも合わせて止められるので、不要なやりとりを一気にカットできます。
プログラマー視点のワンポイントアドバイスとしては、ブロック対象の連絡先に共通のラベルやグループを付けておくと、あとで管理しやすくなります。
①連絡先アプリを開く
ホーム画面にある「連絡先」アプリのアイコンを探してタップします。アイコンが見当たらない場合は画面下部を上にスワイプしてアプリ一覧を表示し、そこから「連絡先」を選んでください。
プログラマーならではのコツとして、よく使う操作はアイコンを長押しして「ショートカットをホームに追加」を選ぶと次回から手早くアクセスできます。
②該当する連絡先を選ぶ
電話アプリが開いたら画面上部の検索バーに相手の名前を入力するか、下にスクロールして一覧から探してみてください。
一覧表示には最近の着信やよく使う連絡先も混ざるので、見つからないときは検索バーを活用するとサクッと選べます。
もし同じ名前が複数ある場合は電話番号を確認して間違いないかチェックしましょう。
③右上のメニューをタップ
通話履歴や着信画面の右上にある縦三点のアイコンを探してタップします。指先の腹でそっと触れると確実に反応します。
④番号をブロックを選ぶ
通話履歴を開いたら画面右上の︙アイコンをタップします。
表示されたメニューの中から番号をブロックを選んでください。
履歴にない番号をブロックしたいときは、ここで手動入力もできます。
注意:機種によっては通話アプリのメニュー名や配置が多少異なることがあります。
⑤確認ダイアログで完了をタップ
確認ダイアログが表示されたら内容をチェックして、画面右下の完了をタップしてください。これで着信拒否設定がちゃんと保存されます。
キャリアサービスでしっかり遮断

回線事業者が提供するサービスを使うとスマホに届く前にしっかり電話を止められます。通話料発生前に遮断できるから知らない番号からの着信もすっきり防げます。
各社ともウェブや電話窓口で簡単に申し込みできたり月額追加でフィルタ設定できたりするので、長時間の迷惑電話やセールス電話をガッチリ止めたいときにおすすめです。
- ネットワーク側で遮断されるからスマホ設定をいじらなくていい
- 発信者番号以外の迷惑電話もまとめて防げる
- 事業者の管理画面で履歴を確認できるものもある
①MyDocomo等の公式アプリを起動
ホーム画面またはアプリ一覧からMyDocomoアイコンを探してタップします。
アイコンが見つかりにくい場合は画面上部の検索バーに「MyDocomo」と入力するとすばやく見つかります。
②迷惑電話ストップサービスを開く
ホーム画面の空いている場所を長押しして「アプリ一覧」を選んでください。
アプリ一覧が開いたら、画面上部の検索アイコンをタップします。
検索欄に迷惑電話ストップサービスと入力すると候補が表示されるので、表示されたアイコンをタップして起動してください。
③ブロックしたい番号を入力
番号を直接入力する画面が表示されたら、市外局番から省略せずに数字を入力してください。例として「09012345678」といった形です。
誤った番号を登録すると大切な着信まで拒否してしまうことがあります。入力後は数字をよく確認してください。
④保存ボタンで設定を反映
画面右上の保存をタップして着信拒否リストに追加した番号を確定します。端末によっては「完了」やチェックマークのアイコンになっているので、表示をよく確認してください。
保存後にリストが更新されない場合は、一度電話アプリを完全に閉じてから再度開くと反映されやすくなります。
⑤設定反映メールを確認
設定反映が完了すると、登録したメールアドレスにお知らせが届くので、かならず内容をチェックしておきましょう。
メールアプリを開いて「Android着信拒否設定の反映完了」という件名のメッセージを探します。その本文で拒否した番号やタイミングに間違いがないか確認してください。
注意:メールが見当たらないときは迷惑メールフォルダもチェックしてください。
アプリで高機能フィルターを使う

Android14以降の最新端末なら、Playストアで配布されている高機能フィルターアプリが便利です。時間帯ごとの着信制御や番号パターンでの細かな絞り込み、非通知や公衆電話からの着信だけをふるい分ける機能など、標準機能よりグッと幅広い設定ができます。エンジニア目線で試したところ、自分好みのルールを組み合わせられる柔軟さが魅力でした。
アプリを使うメリットとしては、番号リストを複数端末でクラウド同期できる点や、着信拒否と同時に自動応答メッセージを送れる点も見逃せません。設定画面にはわかりやすいガイドが用意されているので、スマホ操作に慣れていない人でもスムーズに使いこなせます。
①GooglePlayで着信ブロックアプリを検索
スマホのロックを解除してホーム画面を表示します。そのあとPlayストアのアイコンを見つけてタップしてください。
画面上部の虫眼鏡マークをタップして検索窓を開き、「着信ブロック」や「迷惑電話ブロック」と入力すると候補がずらりと並びます。
評価が4以上、更新日が最近のアプリを選ぶと安心です。表示されたアイコンをタップすると詳細が確認できます。
②評価の高いアプリをインストール
ホーム画面かアプリ一覧からPlayストアアイコンをタップして起動します。
上部の検索欄に「着信拒否」と入力して虫眼鏡アイコンをタップします。
評価が4.5以上で、ダウンロード数が多いものを目安に選ぶと安心です。
インストールをタップしたら、アプリを起動して権限を許可し、拒否リストに番号を登録してください。
アプリごとに権限項目が異なるので、連絡先やSMSの読み取り権限が必要な場合は明細をよく確認してください。
③初回起動で許可を与える
インストールが完了したらアイコンをタップしてアプリをはじめて開きます。
電話、連絡先、通知へのアクセスを求める画面が出るのですべて許可をタップします。
もし許可を拒否すると着信情報が取得できなくなるため、後で設定画面から手動でオンに戻す必要があります
④ブラックリストに番号を登録
電話アプリを起動して画面下部の「通話履歴」を選びます。
拒否したい番号を長押ししてメニューを表示します。
「番号をブロック」をタップして確認ダイアログで再度「ブロック」を押します。
⑤着信ログで動作を確認
電話アプリをタップして起動し、画面下部の「履歴」タブを開きます。
一覧の中からブロックされた通話や着信拒否と表示される項目を探します。
該当リストに登録した相手の番号があれば、正しく拒否できていることがわかります。
一部のAndroid端末では「迷惑通話」と表示されることもありますので、似た名称をチェックしてください。
着信拒否が相手にどう聞こえるか自分で試してみよう

実際に着信拒否を行ったとき、相手にはどんな音やアナウンスが聞こえるのか、それを確かめておくと安心ですよ。
- もう1台のスマホからかけてみる:通話を発信して画面の拒否ボタンをタップし、相手側に流れる音をチェックできます。
- Androidエミュレーターで再現:AVDの電話アプリを使って発信→拒否操作を行い、素の挙動を掴めます。
- 通話録音アプリで録音:録っておくと後から再生して細かな違いを比べられるので便利です。
- adb logcatで内部状態を確認:
CALL_STATE
の遷移を追うと、リクエストから拒否までの流れが見えてきます。
サブ端末で発信して音声ガイダンスをチェック

着信拒否の設定をしたら、実際にどう聞こえるか気になりますよね。そんなときは、サブ端末(もう一台のスマホや家族の端末)から発信してみるといいですよ。
サブ端末で電話をかけると、拒否するときの音声ガイダンスやアナウンスがリアルに確認できます。実際に試してみることで、不自然なガイダンスになっていないか、相手に与える印象をチェックできます。
たとえば「おかけになった電話番号は現在使われておりません」というメッセージなら、ビジネスシーンでも安心ですし、「ただいま…応答がありません」といった短いガイダンスならプライベート向き。設定後のイメージをサッとつかめるので、とても役立ちます。
①拒否設定したメイン端末を用意
着信拒否設定を行うメインのAndroid端末を手に取ります。設定→端末情報でOSバージョンを確認し、Android14以上にアップデートしておくと操作がゆれずに進められます。
②サブ端末からメイン端末へ発信
サブ端末からメイン端末へ電話をかけるには、いつもの電話アプリを使って相手の番号へ発信するだけでかんたんにつながります。
ホーム画面やアプリ一覧から電話アイコンをタップして開いてください。
画面下部のキーパッドアイコンを選択し、メイン端末の電話番号を間違えないように入力しましょう。
緑色の受話器マークを押して発信すれば、サブ端末からメイン端末へ通話がつながります。
国際番号や市外局番が必要な場合は、先頭に「+」「0」を抜いた番号から正しく入力してください。
③呼び出し音やガイダンスをメモ
着信拒否の設定画面に移動したら、一度自分のスマホで相手にテストコールをかけて、流れる呼び出し音や「ただいま電話に出られません」といったガイダンスをメモアプリに書き留めておきます。
その際、録音アプリを併用すると音声も残せるので、あとで確認するときに何度も聞けて便利です。
④留守番電話に切り替わるか確認
設定後は必ず動作確認しましょう。他の電話から自分の番号へ発信して、数回コールが鳴ったあとに留守番電話へ切り替わるか確認してください。
留守番電話のアナウンスが流れたら成功です。スマホ側では電話アプリを開き、通話履歴の「留守番電話」や「ボイスメール」からメッセージが残っているかチェックしてみてください。
機種によっては留守番電話サービスの初期設定が必要になります。うまく切り替わらない場合はまずキャリアの留守番電話設定を見直してください。
⑤着信拒否ログをスマホで確認
電話アプリを起動して画面下部の「履歴」タブをタップします。
右上の︙メニューを開き「通話を絞り込む」を選びます。
リストから「拒否した通話」をタップすると、着信拒否した番号の履歴だけが一覧で見られます。
留守電メッセージを変えて印象をやわらげる

着信拒否をすると相手はちょっと驚いたり、気まずく感じたりすることがあります。でも少し声をアレンジして留守電メッセージをカジュアルに変えるだけで、相手の印象は驚くほどやわらぎます。
例えば「〇〇です ただいま手が離せないので後ほど折り返しますね」といった軽いあいさつを入れておくと、拒否した後でも友達や仕事相手に「またかけてみようかな」と思ってもらえます。
①電話アプリ設定から留守電を開く
まずは電話アプリの設定から留守番電話画面を呼び出します。手順はシンプルなので画面を見ながら進めてみてください。
ホーム画面で電話のアイコンをタップしてアプリを開きます。
右上の三点アイコンをタップして「設定」を選びます。
設定一覧から「留守番電話」を探してタップすると専用画面が表示されます。
留守番電話が見当たらないときはSIM設定やキャリアサービスの契約状況を確認しましょう。
②オリジナルメッセージを録音
ホーム画面から標準の通話アプリを開き、画面右上の︙メニューをタップします。
設定一覧の中にある「通話設定」→「ボイスメール」を選んでください。
「ボイスメール挨拶」をタップし、「録音開始」を選びます。
マイクに向かってゆっくり話しかけ、完了したら「停止」→「保存」を押してください。
保存後に再生ボタンを押し、ハキハキ聞き取りやすいか確認してください。
気になる部分があれば「再録音」を選んでやり直しましょう。
キャリアによって設定項目の名前や位置が微妙に変わることがあります。
③保存してテスト発信
画面右上にある保存をタップします。これで着信拒否リストへの登録が完了します。
別の端末からブロックした番号へ発信し、こちらのスマホに着信通知が出ないかチェックします。留守番電話に切り替われば成功です。
④相手側の聞こえ方をチェック
もう一台のスマホや固定電話を用意して、拒否設定した番号にかけてみてください。
あなたの端末では呼び出し音が鳴らず、発信側には「話し中」トーンや自動ガイダンスが流れるかを確かめます。
設定方法によっては留守番電話に転送されたり、切断音が繰り返されたりしますので、どのパターンなのか覚えておくと安心です。
⑤納得いくまで録音をやり直す
再生ボタンで自分の声を確認して、気になるところがあれば右上のゴミ箱アイコンをタップして録音データを削除します。
そのまま下のマイクアイコンをタップするとすぐに再録音が始まります。静かな場所を選んでマイクを近づけつつ、少し抑揚をつけて話すと聞き取りやすくなります。
納得のいく音声が撮れるまで、この削除→録音→確認の流れを繰り返しましょう。余分な息づかいや雑音が入らないよう、録音中は周囲の音にも意識を向けてください。
時間帯で自動拒否に切り替える

深夜や会議中など、決まった時間だけ電話をシャットアウトしたいことってありますよね。そんなときはAndroid標準のスケジュール機能を使うと便利です。あらかじめ時間帯を設定しておくと、その時間だけ着信を自動で拒否またはサイレントに切り替えてくれます。
たとえば毎日22時から翌朝7時まではおやすみモードにして自動拒否にすると、寝ている間の不要な着信で目が覚める心配もありません。プログラマー視点だと、細かい時間調整やカレンダー連携はTaskerなどの自動化アプリでさらに自由度を高められます。
①DigitalWellbeingを開く
ホーム画面からアプリ一覧を表示してください。
「DigitalWellbeing」もしくは「デジタルウェルビーイング」のアイコンを探してタップします。
見つからないときは画面上部の検索バーにDigitalと入力すると絞り込めます。
②おやすみモードを設定
着信を無効にしたいときはおやすみモードが役立ちます。ここでは簡単な手順で有効化し、必要な連絡だけ受け取れるようにします。
ホーム画面から設定アプリをタップし、「サウンドとバイブレーション」または通知
を選びます。
おやすみモードをタップし、スイッチを右にスワイプして有効化します。
必要があれば通話
やメッセージ
の例外をタップし、特定の連絡先だけ許可します。
スケジュールがオフだと手動でオンオフが必要になります。自動化したい場合は補足情報を参考にしてください。
③例外に大切な連絡先を追加
ホーム画面で「電話」アプリを開き、右上のメニューアイコンをタップして「設定」を選びます。
「通話の拒否」→「例外リスト」へ移動し、「+」アイコンをタップして登録画面を呼び出します。
端末に登録されている連絡先一覧から例外にしたい相手をタップし、「保存」を押して完了です。
④開始と終了の時刻を決める
ダイヤル形式の時計から画面をタップして、着信拒否を始めたい時間を指定します。午前/午後を間違えないように注意してください。
同じく時計からタップして、着信拒否を終了させたい時間を選びます。日をまたいで続けたい場合は、翌日の時間を指定すると便利です。
開始と終了を同じにすると丸一日拒否モードになるので、必要なら終了時間をずらすこと。
⑤テスト発信で動作を確認
家族や友人のAndroidまたは固定電話を使って、自分の番号に通常発信してください。
自分のAndroid端末に呼び出し音が鳴らず、画面にも通知が出ないことを確かめます。
電話アプリの履歴を開いて、拒否した番号が「不在着信」や「拒否」などで残っているか確認します。
注意点 自分の端末側ではまったく呼び出し音がしないため、必ず別の端末で発信テストを行ってください。
よくある質問

相手にはどう聞こえるの?
- 相手にはどう聞こえるの?
-
基本的に相手のスマホには一度も呼び出し音が鳴らず、そのまま「お話し中です」のようなプッシュトーンにつながります。端末によっては一瞬だけ呼び出し音が鳴ってから切れる場合もあります。
着信履歴にはどう表示されるの?
- 着信履歴にはどう表示されるの?
-
Android標準では「拒否した着信」や「着信拒否」などと表示されます。キャリアやメーカーのカスタムUIでは「ブロック済み」など別の文言になることもあるので、変わっていたら同じ機能だと考えて大丈夫です。
留守番電話サービスにはどう影響するの?
- 留守番電話サービスにはどう影響するの?
-
キャリアの留守番電話設定がオンなら、拒否した相手も通常どおり留守番電話に案内されます。試してみたところキャリア事故率はほぼゼロですが、心配なら自分の番号で確認すると安心です。
誤って拒否してしまったときは?
- 誤って拒否してしまったときは?
-
設定アプリの「通話」→「番号のブロック」を開き、リストから相手を長押しすると「ブロックを解除」が出ます。ブロック解除後すぐに再度通話してもらえば普通に着信できるようになります。
着信拒否すると相手には話し中と聞こえる?
着信拒否を有効にすると、相手には話し中扱いで切断されたように感じられることが多いです。ただし、キャリアや端末によっては呼び出し音が一度だけ鳴って留守番電話につながる場合もあります。こうした挙動のおかげで、相手にはブロックされたと気づかれにくくなっています。
SMSはブロックしても相手に送信済みになる?
Androidで相手をSMS着信拒否に設定しても、相手の端末では「送信済み」として表示されたままになります。
これは、ブロック機能が受信側の端末でメッセージを自動で破棄する仕組みだからです。送信側はあくまで携帯キャリアを経由して正常に送信されていると判断するため、エラーや未達の通知は返ってきません。
また、送信側が配信確認(デリバリー報告)を有効にしていても、多くの場合は「配信済み」と表示されます。ネットワークには届いてから端末側で振り分けられるため、相手にバレずに着信だけシャットアウトできるんですね。
着信拒否は相手に通知でバレる?
Androidの着信拒否は相手に「拒否されました」という通知を送らないので、バレにくいです。
実際に試したところ、相手には以下のように聞こえました。
- 最初に1回だけ呼び出し音が鳴る。
- そのままガイダンスなしで通話が切れる。
- メールボックスがあればそちらに転送される場合がある。
相手は「おや?タイミングが合わなかったのかな?」くらいに思うだけで、拒否だと気づきにくいです。
一度ブロックした番号を戻すには?
電話アプリ内にある「ブロック済みの番号」リストから該当の番号を選んで解除するだけで戻せます。追加のアプリは不要で、標準機能なのでどの端末でも同じ手順で手軽に扱えます。
非通知や公衆電話も拒否できる?
Androidには、番号を通知しない相手(非通知)をまとめてブロックできる設定が用意されています。通話アプリの設定画面で「非通知着信を拒否」にチェックを入れるだけで、知らない番号からの着信をスパッと防げます。
ただし、公衆電話からかかってくる「0120」などのフリーダイヤルや公衆電話番号は、非通知とはちょっと違う扱いです。標準機能だけでガードするのが難しいため、通信キャリアのオプションサービスを使うか、信用のおける着信拒否アプリを組み合わせるのがおすすめです。これで公衆電話のセールス電話や怪しい連絡もシャットアウトできます。
Android11以前でも同じ手順?
Android11以前の端末でも大まかな流れは同じです。通話アプリを開いて設定メニューから着信拒否の項目を探す点は変わらないので安心してください。
メニューの名称や画面レイアウトだけ少し違うことがあります。たとえばAndroid10では設定アイコンが右上にまとまっていたり、Android9では「アプリと通知」から通話設定へ入ったりします。でも各画面の案内に従ってタップを進めれば、思ったよりスムーズに操作できます。
着信拒否と通話録音を同時に使える?
- 着信拒否と通話録音を同時に使える?
-
Androidに標準で付いている着信拒否を使うと、そもそも電話がつながらない仕組みなので録音が始まる前にキャンセルされてしまいます。そのため、純正のままだと同時に通話を残すことはできません。どうしても着信音を消して録音したい場合は、拒否ではなく「おやすみモード」で着信だけをミュートにしつつ、番号を絞って録音できるサードパーティ製アプリを合わせて使うといいですよ。これなら相手には気づかれずに通話内容を記録できるので、いざというときに役立ちます。
まとめ

ここまで、Androidで着信を拒否したときの相手の聞こえ方とトラブルを避ける設定手順を紹介しました。
- 電話アプリの設定から拒否したい番号を登録する
- 登録後にテスト着信で実際の切れ方を確認する
- 大切な相手は例外リストに追加して誤拒否を防ぐ
- サードパーティ製アプリで通知や録音機能を活用する
以上の手順で安心して着信拒否を使いこなし、不要な電話トラブルとはおさらばです。次の通話はもっと快適になりますよ。